|
経済回復の兆しが見えるものの、2010年度には経済対策の効果が一巡すること、さらに米国経済の見通しも不透明であることなどから、再び景気の停滞感が予想され、雇用環境の改善は到底期待できるものではないと思われる。この様な環境のもと、2010年度は求人社数、求人数の回復は望みようがなく、むしろ減少が見込まれますが、2009年度の厳しい環境下でも有効求人倍率1. 62倍が示すよう、有効求人倍率は1倍を下回ることはまずないと考えられる。すなわち、1人の学生につき1人以上の求人はあると言える。求人先も皆さんが知っている企業は全体の僅かであり、知らない企業がほとんどである。
私はよく講義の話のなかで、「就活」と「婚活」の共通性について触れることがあります。考えてみれば、どちらも限られた条件の中で自分に最適と思われるパートナーを見つけるための「活動」のことですし、実際、就職活動をうまく切り抜けた人は、結婚(恋愛)もうまくいくなどという「伝説」もあります。つまり、ある意味、職探しのノウハウがパートナー選びと共通しているともいえるわけです。(多少、強引ではありますが)「合説」は「合コン」、「履歴書」は「釣書」などと置き換えてみればわかると思います。
さて、時は未曾有の不景気。大幅な採用枠の増加も見込めません。皆さんも、セミナーや説明会に奔走し、面接で落とされることも一度や二度ではないでしょう。そんな中、会社選びで皆さんが気をつけなければならないことをあえて申し上げると、@肩書きや見た目にだまされないこと、A尊敬できる点があること、B十年先を考えて選ぶことこと、です。
とはいっても、なかなかそんな会社は見つからないと思いますし、仮に見つかっても、採用してくれるとは限りません。採用にいたるには、お互いの気持ちが合致しないといけないわけですから。しかし、不景気で、離職率も高いといわれる今だからこそ、大胆に、かつじっくりと「生涯のパートナー」を選んでいく勇気が必要なのではないかと思います。
実は、ここまでお話してきたことは、もう一つの「生涯のパートナー」、つまり結婚相手を選ぶ時に気をつけておきたいこととまったく同じです。そもそも、理想の結婚相手を見つけるためには、・・・っと、この続きは私の講義のなかでお話しさせていただきます。
いずれにしても、皆さんが、最後まで笑顔で「生涯のパートナー」探しができることを心より祈念しています。がんばってください。
|