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仕事を持つことで、誰でも望むのは、自分のしたいことができる、ということでしょう。
これを忘れた就職活動は、ある意味では、自分を忘れた不純なものだといえます。
誰もが「自己実現」を願います。それは「仕事のもたらす満足、仕事からつかみとった喜び」が、
核となって生活の隅々まで拡がり、充足感を 持つことです。
「自己実現」は、職業を形成している価値的側面、いわば本質ともいえるものだと思います。
職業を単に生計の維持と考えることは当然のことですが、しかし、それだけでは何かが欠けていないでしょうか。
それは、皆さんが何を求めて大学に進んだか、ということと全く同じ問題です。
「何になりたいか(自己実現)」ということは、進学もそうですが、就職のキーワードだということを忘れず、
就職活動をして欲しいと思うのです。
世界的な不況の回復は遅く、また大震災の求人への影響も懸念され、負の情報が氾濫する中、 自分の考えは正しいのか、別の選択をした方がいいのではないか、といった迷いが生まれることもあるでしょう。 もちろん柔軟な思考は大切です。しかし一方で、胸の中の奥にある自分の気持ちとしっかりと向き合い、 その思いの深さを掘り下げていくことで、自己実現への思いがいよいよ深くなってくるはずです。 そんな思いを持った人は、いつの時代の風にも、どんな環境にも振り回されない、揺るがない芯の強さを持っています。 自分と向き合うことで、生涯を通して持ち続ける仕事への"志"を手にして下さい。
皆さんが今、大学で学んでいる学問は、必ず「自己実現」を可能にするための力となります。
それを追求していくことが、迷っても自分自身を信じ、苦しさを乗り越えた先にある未来に期待して前進することができるはずです。
そして、厳しい環境の中で現実に立ち向かうことの大切さや、辛い中にも喜びや楽しさがあることが分かってきます。
私達は、不透明な時代に生きてはいますが、毎日が、明日の新しい人生への一歩です。
"志"と"希望"を持って就職活動に取り組んでほしいと思います。応援しています。