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「コンプライアンス」とはどういう意味?

コンプライアンス(compliance)は、日本語では「法令遵守」という意味です。とくに企業関連のものはビジネス・コンプライアンスとも呼ばれることもあります。企業が活動するにあたって法令などを守ることをいいます。

コンプライアンスが注目されるようになったのは、企業の不正が相次ぎ、社会問題化していることが大きな理由です。コンプライアンス違反が一旦露見すると、刑事告発や損害賠償訴訟はもちろん、企業イメージの低下、不買運動、株価の低迷など、その企業は多大なダメージを受けることとなります。

そこで最近では、多くの企業がコンプライアンス体制の充実をはかっています。社内にコンプライアンス委員会、社外監査役などをもうけて、各部署の法令遵守に対する意識の向上をはかる取り組みです。

そのポイントは、現場の声が経営陣やコンプライアンス委員会などに確実に届き、即対応策をとれる体制がつくられているかどうか。また、職場の不正を訴えた社員が報復人事などに遭うような不健全な環境を改善することです。

コンプライアンス違反をした多くの企業のほとんどでは、こうした努力を怠っていました。


●「社会貢献」まで枠を広げたCSRが企業社会の常識に

さらに最近では、コンプライアンスからさらに一歩進んだ、CSR(corporate social responsbility)という考え方が注目されています。

これは「企業の社会的責任」という意味で、法令遵守だけでなく、社会・市民・地域の求める社会貢献や情報公開などを積極的に行わなければならない、という考えです。

CSRは法令遵守にくわえて、モラルに反しない企業活動、さらに、環境への配慮、雇用の創出や、消費者・地域住民への誠実な対応や情報提供、個人情報の保護、ボランティア活動や福祉事業への支援、良好な職場環境の維持など、幅広く多岐にわたり、CSR活動に取り組む企業も増えてきています。

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