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ちわけんのシューカツ
profile
大学名南山大学
学部名総合政策学部
学科名総合政策学科
希望業種(2007年5月)
流通・小売業界志望

内定先

流通・専門店

内定先に決めた理由

私は就職活動を通じて「人の成長や満足を与えられる仕事」であることを重視していました。それは私が人の成長や満足を支えていくことに充実感を感じる性格であると自己分析を通じてわかっていたからです。百貨店業界は成長と満足の両方を与えることができ、さらにお客様一人ひとりと深い関係を築くことのできる仕事であることに魅力を感じました。また、百貨店は付加価値産業(正直どこで買ってもある一定のレベルで一緒のサービス・商品を提供できる産業のこと)であり、自分の心がけ・工夫次第でいくらでも売り上げやCSを伸ばすことができる、という点にやりがいを感じました。

百貨店のなかでも、この会社に決めた一番の理由はやはり「人」、だと思います。人事の方もおっしゃっていたが、ここの社員はホスピタリティがあふれる人、負けず嫌いな人、チームで頑張っていく姿勢を持っている人の3つをすべて兼ね備えていて、実際に社員の方たちはいわゆる「百貨店」のイメージをいい意味で変えて様々なことにチャレンジし、実績を残している先輩が多いように感じました。この性格は自分と似ている部分が大きいと思い、先輩たちの姿勢と実績に憧れ、こういった人たちと一緒に頑張っていきたいと感じたからです。

また、転勤がないことや、若いうちから広い裁量が与えられるのも正直魅力的でした。小売業につきものの、土日休みがあまり取れないことなどについて不安はありますが、OB訪問をした上で、僕自身は自分なりに納得しています。実際どこまで本当なのかは働いてみないとわかりませんが、社員の方の活き活きした姿を見ていると、ちゃんと公私とも充実しているのかな、と感じています。

就活の期間

2007年4月〜2008年4月

エントリー社数

70社 説明会参加者数 40社 面接を受けた社数 15社
インターンシップについて

まずインターンシップ先として、「この企業に行ったほうがいい」ということはないと思います。どこに行っても学ぶことはありますし、得るものは大きいと思います。でも参加しているのといないのとでは社会に対する姿勢だったり、考え方も大分変わってきたりすると思います。ぜひ時間に余裕があるであろう夏休み中くらいには、どこかの企業に参加することをお勧めします。またインターンは1社しか行ってはいけないわけではありません。できるだけ多くの企業にお世話になりましょう。

私はインターンシップには4社参加しました。

1社は大学の仲介で調査会社に3週間お世話になり、ある1つのプロジェクトのお手伝いをしていました。アンケートを作ったり、実際に調査に参加したりして結構面白かったです。2社目はお世話になっている教育系NPO団体の仲介で建築系コンサル業のベンチャー企業に2ヶ月行きました。そこではプロジェクトを丸々私一人に任せていただき、最終的には社長にプレゼンして企画提案を行いました。大変でしたしプレッシャーも相当なものでしたが、そのときの苦労があったからそこまで就職活動は大変だとは思いませんでした(笑)。3社目は最初の方に書いたとおり内定先の流通・専門店に、2日間だけでしたが参加させていただきました。6〜7人1チームで、企画を一つ作って企画担当の社員さんにプレゼンをしました。百貨店の内部事情が垣間見えたり、従業員食堂でご飯が食べられたりして、個人的には大満足のインターンでした(笑)。4社目は選考中に参加しなくてはいけないある人材派遣の1日だけのインターンに参加しました。そこでは営業さんに同行してクライアント先への営業に行ってきました。そこでの営業さんの謙虚な姿勢に引かれ、一気にその会社の志望度は上がりました。

インターンを通して就活に活かせることは様々あると思いますが、私は中でも自己分析に一番役に立ったと思っています。自己分析はどうしても机上の空論になりがちだと思いますが、実際に仕事をしていく上でどんな仕事が自分に向いているのか考えやすくなったのではないかと思いました。

単に就職活動のネタ作りにもなるので、とりあえず1社参加してみることをお勧めします。

自己分析について

一番無難なのは、本に載っている自己分析方法のどれかに沿って1度試してみることだと思います。ですが、本来自己分析は自分に合った方法で進めるのが一番だと思います。僕はかしこまってあれこれ考えるより、行動してその中で答えを見つけるほうが性にあっているので、「自分ってどんな人間か」を考えた後は、人に話を聞いたり、エントリーシート記入時や説明会を聞いていたりしている最中に思いついたことは、とにかくノートに書き留めていました。書き留めた内容を暇な時間の時につなぎ合わせて、自分自身の深い部分まで掘り下げていました。

自己分析を通じて見つけるべきポイントは、「就職においてどんなことを重視するか」です。やりがい、給料、自分の身の丈にあった仕事、チャレンジして背伸びし続けて成長していく仕事、休日、勤務地、世間体、大企業でもまれていきたいか、中小企業でリーダーを経験した上で成長していくべきなのか…挙げ出したらキリがないですが、その中から自分だけの、自分に合った組み合わせを探すべきです。というより探していくことから就職活動は始まるといっても過言ではありません。就職活動で重視したことは将来の自分に関わってくることです、慎重に考えてください。

注意点は、自分にうそをつかないこと。ただその1点のみです。簡単なことですが、これが案外難しいと思います。世間体や周りの友人の考え方、先輩の意見やアドバイスなど、周りには様々な流されやすいものがあります。もちろん参考にすることは結構ですが、それが自分の意見だと思わないでください。本当に自分はそう思っているのか、何故そう思うのかなど常に自分に問いかけ続けることが重要だと思います。

自己分析で気づいたことや考えたことは、自分の親しい立場にある人に聞いてもらいましょう。親や長年親しく付き合っている友人に聞いてもらってください。案外見当違いな意見が聞けるかもしれないし、そうでないかもしません。

自己分析は就職活動の始まりでもあり、活動中ずっと付き合っていくものでもあり、終わりに決め手になるものでもあります。根詰めて考えろ、とまでは言いませんが、あまり軽視はしないほうがいいかと思います。

業界研究・企業研究について
業界研究は業界ごとにページわけされている「業界地図」のようなものを見て最初は勉強しました。ある程度大きい企業はそこで特徴が書かれていますし、業界の現状や今後の見通しなども書かれているので、初期段階では何度も見ながら参考にしていました。その後はネットで自分が興味のあるところを集中して検索して情報を集めたり、就活サイトで業界のキーワードを入れて気になる企業を検索してみたり、人にイメージや噂を聞いていたりしていました。後は10〜12月頃に開催されている仕事理解セミナーとかオープンセミナーとかに積極的に参加していました。この時期に開催されている説明会は業界や仕事の話を詳しく、しかも優しめに教えてくれるので、あまり興味のない業界でもそういった説明会があるなら、エントリーして参加したこともあります。

企業研究については、上場企業の情報はネット検索でも、ある程度獲得できるはずです。未上場の企業の情報は、正直そのテに詳しい人に話を聞くしかないと思います。まずは親や友人、就職課の方に話を聞いてみるのがいいと思います。その後OB・OG訪問をして詳しい話を聞く、というパターンをとるのが正攻法だと思います。業界を絞った人は「○○業界で知っている企業ってあります?」と聞いてみて話を広げていくと色々情報が手に入ると思います。

大切なのは「知らないことを知らない」と正直に言える勇気だと思います。意外と言える人は少なくないと思います。しかし学生の立場から見た企業イメージと、社会人の立場から見たそれとは意外に相違点が多いところもあります。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。
あと注意して欲しいのは人のウワサやイメージを聞くときは、「なぜそう思うのか」を聞いておく必要があると思います。その事実によってはいいか悪いかの印象が事実によって180度変わるかもしれませんしね。

また、企業研究においてはできるだけ多くの、しかも幅広い層の社員の方と会ってみてください。世に出回っている情報よりも、現場にいる方の意見のほうが確実に信頼できます。しかも1人ではなく、より多くの人に会い、共通して感じたこと、話されたことは、おそらくその会社全般に言えることなのだと思います。ネットの情報だけで企業研究をしていると痛い目にあいますので、第一希望の企業だけでも結構なのでOB・OG訪問は絶対にすべきだと思います。

会社説明会について

会社説明会はほとんど大学の講義に出ているのと一緒です。会社説明会=授業、選考=テストに置き換えてみると、自分のとるべき行動は見やすいと思います。

説明会は、まず受付開始時間の5分前くらいには行ったほうがいいと思います。企業によりますが、大半の会社説明会は受付を済ませた順に前から席についていきます。受付開始時間前から待っている人たちは、基本的にその企業への志望度が高い人か、もしくは就職活動を積極的に行っている人なので、説明会開始時間までに隣に座って話すチャンスができるわけです。こういった人たちと知り合って、情報交換をしておくと、結構いい情報を手に入れることができると思います。あとは、たいていの説明会は一番前に設置してあるスライドを利用して話を進めていくので、やっぱり前のほうが見やすいです。

説明会中も授業と一緒です。まず積極的に聞こう、とする姿勢を保つことが大切です。質疑応答は最後にまとめて行われることが多いので、ノートの端に自分が聞きたかったことをメモしておいたりすると、最後まで忘れずに質問できると思います。その際に注意しておいてほしいのが、質問をする場合は、まず「自分が社員だったらどう答えるか」を考えてみてください。例えば「御社のライバルと思う企業はどこか」知らなくて気になったとしましょう、自分が社員ならまず「自分で調べようよ…」と思いませんか?実際に質問したら、その時はちゃんと答えていただけることのほうが多いと思いますが、せっかくの質疑応答の時間なのですからもっと有意義に使うべきだと思います。どうしてもわからないことは何なのか、とっさに書いたメモから真剣に考え、説明会の話を聞きながらの同時進行は大変ですが、慣れてくると、とても有意義に説明会を活用できると思います。そういったロスを防ぐためにも、説明会での情報をアテにしすぎるのではなく、最低限の情報はあらかじめ自分で獲得するようにしておくのが理想です。

会社説明会は、参加しておいて損なことは何一つありません。面倒くさがらずに、早い時期から積極的に様々な説明会に参加するべきだと思います。中盤以降になると正直説明会からスタートすることが面倒になり、その時に選考が進んでいる企業の中から自分の行きたい企業を探すようになります。会社説明会に行かないと選考に進めない企業が大半なので、たとえ最初はそこまで興味がない企業が多かったとしても、数多く行っておくべきです。

情報収集手段

大学ではガイダンスや業界・職種研究会、就活講座、先輩の体験談などを活用していました。中でも大学側が公開している先輩の体験談は、かなり重宝しました。採用スタンスが毎年異なる会社は少なく、例年通り行う企業が多いので、何を意識して選考に望めばいいのかなど参考にしていました。

後は、同じ大学の就活仲間と、色々な情報を交換し合っていました。その他にも 、同じ企業説明会で意気投合した人や、志望業界が近く何度も顔を合わせていた人など、いろんな人と話す機会がありました。説明会や選考会場ではなかなか深い話はできなかったですが、終了後に一緒に喫茶店などで話をして、正直で中身の濃い話を聞けたと思います。

やっておいて良かったこと

「やっておいてよかったことは何」という風には言えません。どの経験も就職活動には活かせましたし、今後の生活にも反映できると思っています。

あえて言うのであれば、2つです。積極的に動き、どんなことでも自分に活かそう、吸収しようと心がけていたことです。自分の殻に引きこもって、どんどん暗くなっていくより、私は多くの人と接して、楽しくポジティブに乗り越えていったほうがいいと思います。

失敗談、反省点、辛かったこと

私が就活中一番苦労したことはタイムマネージメントでした。積極的に動いていた分、1日2社訪問することは当たり前で、3社4社訪問する日もありました。ピークになる2月3月の手帳はもう2度と見たくないほど黒いです…。時間を詰めているばっかりにちょっとでも電車が遅れたり、道に迷うと遅刻ギリギリになってしまったりしたことが多々あり、「あそこまでやらなくてもよかったかもなぁ」とも思います。またどうしても時間が足りない時は食事の時間を削っていたので、就活を通して5、6キロは痩せてしまいました…ちょっとうれしいことでもありますが、友人曰く「痩せた、というよりやつれた」と言われていたので、親御さんに心配をかけないためにもしっかりご飯は食べましょう(苦笑)

あとは睡眠時間をしっかりとること。どうしても日中は就職活動で遊べないので、徹夜で遊んでしまっていた日が何日かあり、次の日の朝から面接に行くと全く頭が回らず落ちた会社が何社か…。不安で眠れないこともあるかと思いますが、なんとかして睡眠時間は6時間以上確保しておくべきです。

就活グッズ
◆ノート(できるだけページ数の多いもの)◆
就活を通して感じたことや自己分析のための紙、説明会の内容や面接の内容とフィードバックなど全部を1冊にしてまとめていました。どうせ人に見られることはほとんどないので、自分にあったメモの仕方を身につけたほうがいいと思います。
◆クリアファイル(ノート型に出来るタイプのものです)◆
エントリーシートのコピーなどをまとめて入れてありました。この形でしまっておくと、電車や待ち時間のときに見ていても見やすかったですし、全部まとめてもそこまで値段の張るものではないので、お勧めものです。
◆手帳と付箋紙◆
手帳はお勧めというよりは必須アイテムです。2〜4月は1日に2社以上選考を受けることもあるので、できるだけ1日1日の書くスペースが大きいものをお勧めします。また、私は手帳をきれいに使いたいタチだったので、選考結果など(○日までに電話で連絡、など)は付箋紙にその旨を書いて手帳に貼り付けて、結果が来次第はがして次の予定を書き込むようにしていました。
◆DSソフト『最頻出!SPIパーフェクト問題集DS』◆
SPI対策は正直に言えば「思い出す」作業なので、いかに面倒くさがらずに問題に取り組めるかが鍵だと思っています。かしこまった気持ちでやることなく、自然に勉強ができたと思います。分厚い問題集とメモ帳を持つくらいなら、私はこっちを持ちます。本2冊買うくらいの値段はしますが、その価値はあると思います。問題集と内容はほぼ変わらないレベルだと思います。
◆名刺+名刺入れ◆
説明会であった人に名刺をもらうことが時々あるので、名刺入れは必要かと思います。高いものでなくていいので、アルミの名刺入れでも結構です、用意しておくと無難かと思います。自分自身も作れることならいざというときのため名刺は作っておくことをお勧めします。私は個人で名刺を作ってくれる会社にお願いしました。自分の気に入ったデザインで作ってもらえるのでなかなか気に入っています。

◆電車乗り換えの検索サイト(ナビウォーク)、時刻表◆
名古屋でも結構色々な場所で説明会や選考は開催されるので、登録しておくとかなり便利です。1日2〜3社訪問したい人はこのサイトを利用して時間帯を決めていくとスムーズにいけるかと思います。

◆記入済み履歴書(写真つき)、印鑑◆
就活も中盤以降にさしかかると、うっかりミスも増えてきます。「今日履歴書持ってこないといけなかったの?!」とビックリしてもすぐ対応できるよう、1枚くらいは予備で書いておいて持っていたほうがいいと思います。

就活グッズ

・『人を動かす』(D.カーネギー、創元社)

人間関係について様々な本を出している有名な著者です。もともとこの人の考え方が好きで、就活を始める前から読んでいた本だったのですが、就職活動を始めてさらに著者の伝えたいことの意味に気づき、共感しました。人事の人と話をしていて、何かのきっかけでこの本のことについて語っていたら、その方曰く「ビジネスパーソンの必須本だよね」といわれました。暇があればぜひ。

・『内定者の発想2009』(上原隆、ダイアモンド社)

就活中に出てくるであろう不安や悩みに対して、応援や励ましが書いてある本です。準備から内定後のフォローまで幅広く網羅してあります。就活中一度は不安になったり気分が落ち込んだりする時期があると思うので、そういったときには必見の本です。最初の項目に書いてある「10勝0敗である必要はない、1勝9敗でいい」という言葉には就活中何度も救われました。

・『お客様はなぜ「伊勢丹」を選ぶのか』(溝上幸伸、ぱる出版)

・『百貨店地図が塗り変わる日』(川嶋幸太郎、ぱる出版)

・『百貨店サバイバル 再編ドミノの先に』(田中陽、日本経済新聞出版社)

百貨店の業界研究に使いました。伊勢丹について取り上げている本と、業界再編についての本は比較的どこの書店でも置いてあると思うので、自分の気に入った本を探してみてください。

就活でかかった費用
交通費 約7〜8万円 スーツ代 3〜4万円 書籍代金 約1万円
食費 約4〜5万円 その他 -円
コメント 合計:約18万円くらい

交通費は大阪への交通費がほとんどです(東京へは縁がなく行きませんでした…名古屋からなら大阪のほうが近いですし)。学割を使ってもなかなか辛かったです。スーツは大学の入学式や成人式のときにもともと就活で使えるようなものを買っていたので、それを使っていました。スーツ代にコートやカバンなどを新しく買ったものも含まれます。。書籍代は自己分析やエントリーシートについて実例が載っているものを買いました。食費は昼食代が主にですが、時間が空いたときの喫茶店での時間つぶしのために使った食費もあるので、馬鹿にできませんでした。

最後に一言

「人生七転び八起き」ということわざがあります。どんなに転んで落ち込んでも、最後に立ち上がり前を向いたものにしか成功は与えられません。就職活動は落ち込むことの連続です、自分が何をしたいのかわからない、筆記や面接が大変、行きたかった企業の選考に落とされた、毎日が辛い…そう思うことは、おそらく1回や2回ではないと思います。でもそこで落ち込んで、自分を卑下して何になるというのでしょう?ポジティブかつ前向きに乗り切っていけば、自ずと次の道は拓けてくるはずです。やらないで後悔するくらいなら、やって後悔したほうが自分のためになります。

頑張らなくてもいいので、自分のペースで、前を向いて、地に足をつけて、進んでいってください。

みなさんが自分の満足のいく就職活動を送れることを、心より祈っております。


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