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エネルギー(電力・ガス・水ビジネス・社会基盤)   エネルギーの未来に注目集まる 日本の高い技術は活かせるか

 2011年は日常当たり前に使っていたエネルギーの重要さがいままでになく注目された年となった。原子力発電の先行きはいまだ不透明で、自然エネルギー導入も当面は手探りが続く。電力供給は家庭だけでなく産業にも大きく影響するため、メーカー各社も注視している。
 太陽光・風力・地熱など自然エネルギーでは、日本メーカーは高い技術力を持っている。しかし国内では普及を支える制度が確立しておらず、残念ながら国外での販売の方が大きい。今後国内市場の拡大も期待されている。
 そのような状況下、ITを駆使したスマートグリッドが注目されている。電気・ガスも含めて多様なエネルギーを使用状況に応じてバランスよく使い分ける”賢いエネルギー供給”。一般での実用化が待たれる。

21世紀のカギは「水資源」 日本はやや出遅れ感

 21世紀の最重要資源となるのは、石油でもウランでもレアメタル、レアアースでもない。「水」だ。
 水資源が豊富な日本ではほとんど意識されないが、海外の多くの国では水資源の確保は重要課題で、「水を制す者は世界を制す」といわれるほど。水ビジネスが市場規模100兆円の巨大産業として台頭している。
 日本は上下水道の水処理技術で7割のシェアを誇り、海外の水インフラ市場への進出が期待されている。しかし上下水道の運営や管理に秀でた英仏の水メジャーが市場を支配、日本は技術面で勝りながら、”商売上手”の水メジャーにワリを食わされている残念な状況だ。
 日本が海外市場で打ち勝つには技術だけでなく、ソフト面の上乗せが必須。そこで官民が連携して海外市場への食い込みをはかっている。