これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「これからを思う」の記事一覧:

ちょっと残念、でも頼むぞ!日本代表

昨日、ブラジルW杯の日本代表の発表があった。以前ほど僕の中の関心は薄らいではいるものの、やはりそこは日本代表、気になるものである。
知り合いの社長はわざわざブラジルまで観戦に行くようだし・・・。
羨ましい~。その財力と時間が欲しい(笑)。
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いろんな報道でもあるように手堅いザッケローニ監督にはほとんどサプライズはなかったようだ。本命の選手がほとんど。強いていえば大久保選手くらいなのもか・・・。
我がグランパスは誰も選出はされなかった。今のグランパスで一番得点能力の高い闘莉王も選考漏れ(そこは求められてないし・・・)。
J2降格が危ぶまれるチームからは余程信頼がない限りは無理な話だろう。なぜこんなにもグランパスは低迷してしまったのか・・・。
ケガ人続出という理由も理解できるがそれだけではないはず。これではどんどん興味が失くなってしまうではないか。
頼むよ、西野監督!
それはさておき、あと1か月に迫ったワールドカップ。イビチャ・オシムも日本には十分チャンスがあると語っている。
楽観的な僕は1勝2分けで予選突破と評論家でもないのに、相手国に全然詳しくないのに勝手に予測している(笑)。初戦をどう乗り切るかだな・・・。
個人的にJリーグが全然盛り上がらない分、ワールドカップはぜひ盛り上げてもらいたい。頼むぞ!日本代表!
でも、一体何時に放映されるのかな。ちゃんと観れるのかな・・・(苦笑)。

さあ、今年のゴールデンウィークは・・・

世間は明日からゴールデンウィーク。今年のカレンダーは休みの設定が難しい。
例年であれば他社を参考にスケジュールを組みのだが、今年はモデルケースが分からなかったので、自社でそそくさと決めてしまった。
多分、お客様にもご迷惑を掛けず、社員にとってもゆっくりできる休暇じゃないかと勝手に満足している。
一番いいのは明日26日から5月6日までの11連休だが、さすがにそれはムリ。というかみんなボケてしまう。
結果的に選んだのは26日~29日の4日間、5月3日~6日までの4日間という豪華中途半端コース(笑)。誰が喜ぶかは全く見当がつかない。一昨日まで、うちの家族は僕の休暇を知らなかったし・・・。
そんなGW休暇に明日から入るわけだが、なぜか僕は今朝、岡山に居る。そして、なぜか徳島に移動する。
その理由については、明後日あたりのブログに書きたいと思うが、そんなわけで今日は会社に行かない。
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しかし、一足早いゴールデンウィーク休暇でもない。かといって、仕事かと言えばそうとも言い難い。何とも微妙だ・・・。誤解を受けそうな表現だが、決して遊んでいるとは思って欲しくない(笑)。
言い訳がましい言い回しになってしまった・・・。
で、肝心の僕のゴールデンウィークだが、ほとんど予定が入っていない。野球観戦や講演参加など単発の予定が入っているだけ。家族サービスもない。それはそもそも求められてなかったり・・・。
「亭主元気で留守がいい」というが、休暇中もそれを望んでいるのではと錯覚してしまうくらい、家族は各々予定を入れている。嫌がる息子を無理矢理連れてスーパー銭湯に行くくらいかもしれない。
かなり寂しい休暇になりそうだが、まとまってゆっくりできる時間が今までなかったのも事実なので、自分の課題に取り組むのもいい。じっくりと考え事でもしようかな。寝ちゃいそうだけど・・・。
その前に今日一日を充実させなければいけない。
天気も良く、いい一日になりそう。間もなくホテルにお迎えが来てくれる。朝食もしっかり食べて、元気に徳島に行ってきます!
(東京のライバルの日記みたいだ・・・。)

かなり嬉しい出来事

先週、何気なくfacebookを眺めていたら、友達があるイベントページをシェアしていた。一瞬目を疑った。
イベントは『沢木耕太郎さん講演会「旅人として生きる」』
えっ、ホントに???。
僕が一番好きな作家は誰ですか?と聞かれれば、真っ先に答えるのが沢木耕太郎氏。よくブログに取り上げる伊集院静氏でも池井戸潤氏でもない。
最近はそれほど著書を出されているわけではないので、頻繁に読むわけではないが、僕が最も影響を受けた作家で一番憧れる作家だ。
インチキ臭いが僕の書棚には沢木氏の本がズラッと並ぶ。
(実際に写真を撮るために並び替えた・・・笑)
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出版された本は数冊を除いてほとんど読んでいるはず。20代後半に文庫で出版された「深夜特急」をたまたま手にした。それではまってしまった。多分、僕と同じような人は数知れないだろう。影響を受けてアジア一人旅に出掛けた人も多いだろう。
深夜特急で出会ってから、過去の作品をむさぼるように読んだ。
「若き実力者たち」「敗れざる者たち」「テロルの決算」「一瞬の夏」・・・。古本屋を頻繁に覗き、過去の作品も買い漁った(そんな大げさでもないな)。
スポーツノンフィクションに目覚めたのも沢木氏のルポルタージュの影響が強い。映画のコラムやエッセイも好きだ。時々、文体を真似するが、これはマスターベーションに近い(笑)。彼のNHKのドキュメンタリーも録画したり・・・。
まさかそんな方の話が聞けるとは全く予想だにしていなかった。考えもしなかったというのが正直なところ。
早速、その友達に招待してもらえるようにお願いし、講演を申し込んだ。これはかなり嬉しい。毎日ありがたい日々を過ごしているが、その中でも突出している。
日付はゴールデンウィークど真ん中だが、この日はどんな予定が出ようともこちらを優先する。家族サービスもごめんなさい。
いやあ~、本当に嬉しい。どんな話をされるか全く予測できないが、そんなことはどうでもいい。今から当日が待ち遠しい。
Tさん、いい機会を作って頂き、感謝!楽しみにしています!
テーマである旅のことは全然語れないけど・・・。

「本業消失」にならないために・・・

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先週の東洋経済の特集は「本業消失」。
富士フィルムの事業を通して、勝ち残るための経営をリポートしていた。今、写真はスマホで撮る時代。デジカメの存在ですら、もう古いと感じてしまう。
速い。本当にスピードが速い。ほんの10年前に当たり前だった存在や定番の商品がパラダイムの変化であっという間に無くなってしまう。
写真のフィルムの存在がまさに代表格。サザエさんではまだフィルムを現像している場面があるが、うちの息子はフィルムを入れるカメラの存在を知らない。カメラといえばデジカメでありスマホ。こちらの方が圧倒的に便利なのだから仕方ない。
未だにフィルムを現像する時代であれば、facebookはこれだけの盛り上がらなかっただろう。
このブログで僕が言いたいのはそんなカメラの現状ではなく(苦笑)、その時々に訪れる危機をどうトップが決断を下し、あるべき方向へ導くかということ。
危機は予測でき、兆候は表れるというが、自分たちにとって都合よく考え、結論を先延ばしにすることはよくあるケース。また、誤った選択をすることもあるだろう。そう考えるとトップの責任は重い。最悪の事態を招くことも十分にあり得る。コダックなんかはその例だと思うし・・・。
現段階で僕はその判断を迫られているわけではないが、確実にその時代がやってくると予測する。今の事業はどう考えても10年、20年持つとは考えにくい。
事業における課題はもっと手前にあるので、そんな事よりやらねばならないことは盛り沢山だが、短期的な視点と長期的な視点を併せ持つことが重要(どちらもできていないという話もありますが・・・汗)。
他社をケーススタディにさせて頂いて、自分なりに考え抜いていくしかない。
今回の特集では勝ち残る法則として、戦略を5つに分けられていた。
法則1.「悪い数字」から逃げない
法則2.自社の強みを棚卸し
法則3.M&Aで時間を買う
法則4.改革の痛みを恐れない
法則5.決断に時間をかけるな

もしかしたらうちのようなちっぽけな会社でもM&Aを仕掛ける時が来るのかもしれない。
そして、改革には痛みが伴うという。富士フィルムが大胆なリストラを行ったようにそれが生き残るための苦渋の決断になるのだろう。それは避けて通りたいところだけど・・・。
そんなことをしたら名経営者から「その流した血を汲み取ってやれるのか?」と詰められそうだ。
本業消失。いつ来ても耐えられるような準備と覚悟は持っておかなければならない。

創造と革新の必要性

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先週末は3日間の東京出張。金曜は先日のブログでちらっと触れた株式会社にんべんの高津社長による講演。
テーマは「老舗企業の社長に聞く、繁栄と永続の秘訣」。
にんべんは鰹節の老舗メーカー。創業が元禄12年(1699年)というから315年の歴史を有する企業となる。創業45年となる名大社の7倍の歴史。そう考えるとうちの会社なんてまだ子供みたいなもんだ(笑)。
恥ずかしい話だが、僕はこのにんべんという企業名を知らなかった。これまで全く接点がなかったわけではないと思う。多分、普段の生活の中で食していたこともあるはず。知らず知らずの間で使っていたのは間違いないだろう。気づかなかっただけのこと。
身近なことに関心を向けないと愚かになるだけだなと話を伺いながらも反省・・・。
今回の講演は14代当主。今はまだ克幸さんという名前で、まだ若い経営者。だが、いずれ伊兵衛の名を襲名し引き継ぐという。先祖代々当主は伊兵衛。これが企業の伝統。老舗企業には当主が名前を襲名するケースは多い。それが企業を背負う覚悟にもあたる。重みのある名前だ。
会社を存続させるのは伝統を守るだけでは成り立たない。創造と革新を繰り返す必要がある。それは家業と事業を明確にすることも必然だが、時代と共に変化することが求められる。
315年の歴史はいかに危機をチャンスに変えてきたかに過ぎない。にんべんの背景はその事業の継続性を示すロールモデルとして学ばせてもらった。鰹節やだしという日本の伝統文化を守りつつ、どう攻めに転じるのか。
上の写真にある「日本橋だし場」というだし専門店も新たな試みのひとつ。トライ&エラーを繰り返しつつ、マーケットを切り開いていく。
今回の講演はファミリー企業の永続の秘訣を学ぶだけでなく、マーケティングの勉強にもなった。
企業の歴史や文化は大切にしなければならない。しかし、それだけでは生き残りることはできない。創造と革新もワンセットにすることが繁栄し永続する企業の重要な要素なのだろう。
いい学びとなりました。ありがとうございました。

息子の入学式

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今日は息子の中学校の入学式。これから大きく成長することを期待して、制服はかなりデカいサイズを注文。制服に着せられている状態が当分の間、続くだろう。それはそれでいい。
肉体的にも精神的にも、そして人間的にも成長するのがこの中学の時期。一日一日を前を向き真っ直ぐ過ごしてもらいたい。
最近は入学式に父親が出るケースも多いという。子供の成長を自分の目で確かめ、一緒に感動のシーンを体験するのもいいだろう。
しかし、僕は普段通り仕事をする。息子の入学式には出席しない。特に大きなこだわりがあるわけでもないが、僕の役割は別と考える。
それが理由の一つで、もう一つは娘の入学式も卒業式も一切出ていないので、どちらかに出るのは不平等。どうでもいいことかもしれないが、そこには自分なりのルール。(ほんとどうでもいいね・・・笑)
今や中学生にスマホは当たり前の時代になった。息子にも小学校卒業のタイミングでスマホを持たせた。使い方次第で賢くもなれば、バカにもなる。便利なツールであるのは間違いないが、人として大事なものを見失う可能性もある。
そのためには一定のルールを持たなければならない。最初に決めたルールは夜9時以降、使用しないこと。自分の部屋に持ち込まないこと。まずはここからスタートし、今後、どんな使い方をするかで新たなルールを作っていく必要はある。
何事においても小学校の頃は、何か間違いが起きればその都度、叱ればよかった。それが正しいのか正しくないのか、その場で教えればよかった。
中学生になった今はそれでは足りない。予め何が良くて何がダメなのかを決めなくてはならない。規則で縛ることが全て正解ではないだろうが、世の中は規則で成り立っている。
規則がある以上、どんな解釈や正論があってもダメなものはダメ。改善を求めるのであればその主張をし理に叶った具体案を出せばいい。ただ従うだけでなく考えて意見をいえばいい。
偉そうに言って、あんたできてるの?と問われればきっとできていない。子供にそれを求めるのは酷じゃないの?と言われればそうかもしれない。しかし、そこも含め親の責任だと考える。
すっかり何のブログかわからなくなってきたが(苦笑)、今日は息子の入学式。天気もよく素晴らしい一日になりそうだ。
入学おめでとう。思い切り中学生活を満喫しなさい。それが君の仕事だ。
(最後は伊集院静調になってしまった・・・)

Jリーグチェアマンの勇気ある決断

昨日のNHKニュースウォッチ9でもトップに取り上げられていた浦和レッズ横断幕のニュース。
その差別的な行為に対する制裁措置が当然のように報道されていたが、僕はこの判断は相当悩んだ結果下した判断であったのではと勝手に思っている。
許されない表現であるのは間違いないのだが、無観客試合を実行するまでの判断は勇気のいる決断だと思う。浦和レッズと言えばJリーグの中でも最も熱いサポーターを持つチーム。観客動員数でも他チームを圧倒しており、我らグランパスも全く足元にも及ばない。Jリーグにもたらす収益も格段に違う。
いろんな視点からの見方があり、結論を出すのは簡単ではないはずだ。それでも最も厳しい判断をしたことに対して、僕は素直に感服するしかない。
Jリーグチェアマンの村井満氏はつい先日、このポストに就任したばかり。リーグ全体を把握しマネジメントを行うには途中段階であるはず。
僕だったら「おいおい、就任早々、勘弁してくれ~」と逃げたしたくなってしまうだろうが(苦笑)、真摯な態度にはその人間性を感じることとなった。
村井氏には昨夏、一度お会いしただけで多くを知るわけでもないが、その人を想う講演内容や僕のようなハナタレへの接し方も一流であった。フラットで偉ぶることなく、自然体で挨拶をし会話をされる。
その村井氏は埼玉県出身で浦和レッズの熱烈なファンという。チームやサポーターは自分の子供のような存在のはず。自分の子供だからこそ躾は厳しくしなければならない。曖昧にするのではなく、思い切り張り倒し、叩き直さなければならないのだ。
東京オリンピック開催を意識した対策を講じたかどうかはわからないが、僕が言っているちっぽけな問題ではないと思うけど・・・(笑)。
今回の決断は賛否両論あると思う。やりすぎだという声も出てくるだろう。しかし、この勇気ある決断はチェアマンの覚悟とも受け取り、これからのJリーグに期待していきたい。

新たな価値を生み出すために何をすべきか

先週の話である。21日(金)に元アップル日本法人代表取締役の前刀禎明氏の話を頂く機会を頂いた。
前刀氏は1958年生まれなので、僕よりも8歳上。とても見えない。服装も立振る舞いも話し方も若々しい。そして男前。こんな55歳は卑怯だと思わせてしまうような方。
経歴も華やか。ソニー、ウォルトディズニー、ライブドア創業、そしてアップルと名だたる企業を渡り歩き、カリスマトップと共に仕事を経験。アップルではiPadminiの販売で大きく貢献された。
そんな経験をもとに講演をされたのだが、スクリーンに見せるスライドも超クール(僕には似合わない表現だ・・・笑)。そのテンポの速さやBGMの音量についていけない参加者もいたのではと想像してしまうほど。
実際、僕も小難しい英単語が次から次へと出てくる展開にはやっとの思いでついていっただけだけど・・・。
テーマは「新たな価値を生むセルフ・イノベーション」。
自分らしくあるためや新たな価値を生むために常に心掛けなければならないことがある。それは、感じること(感性)、創造すること(創造力)、行動すること(行動力)の3つ。これを日々意識しながら生活することで、未来を創っていくのだ。簡単そうで簡単ではないが、決して難しい事でもない。
特にこれからはアナログ思考が大切という。毎日、外に出て五感で感じながら、自分を磨いていけばいい。それに気づくか気づかないかで自分の未来の価値も変わってくるのだろう。
僕自身も理解しているつもりでも、かなりの割合で守りに入っていたり、固定概念から抜けきらない点がある。その時は大真面目に考えていても、少し視点を変えてみると全然つまらなかったり・・・。A型っぽいB型だからダメなのかな。全然関係ないか(笑)。
そして、正解を求めないことも大切なようだ。僕らは日々の仕事や生活の中で、何が一番正しいのかと常に正解を求めている。現実をみれば、価値観は多様だし、正解なんて人によって違うのは当たり前。
頭で理解してても、自分の考えが一番だと思ってしまったり・・・。そのことを否定できるようにならないと新たな価値を生み出すこともできないのだろう。
ライフネット生命の出口会長の話にもあったけど、本を読んで賢くなる、人と会って賢くなる、現場を体験して賢くなる。これに通じる面が多分にあるのだろう。やはり感性の鈍い僕はもっと人に出会わなければならない。
だから、より多く飲みにも行かなければならない。
何となく自分を正当化させているような気もするが(笑)、きっとこれが自分を改革していくために必要なことなのだろう。う~ん・・・。

息子よ、卒団、おめでとう!

一昨日の日曜日は息子(小学6年)の少年野球の卒団式。小4から3年間続けた野球チームを卒業した。つい先日始めたばかりと思っていたが、月日の経過するのは早い。他の仲間がどんどん背が伸びていく中、置いてきぼりを食らっていたが(笑)、野球自体は厳しくも楽しめたようだ。
弱音を吐いたのは入団初日くらいで、あとは朝早くとも暑くとも寒くとも休むことなく出掛けたのは、親の立場としても嬉しく思う。たまには褒めてやるのもいいだろう。よく頑張りました!(笑)。
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写真にもあるようにポジションはキャッチャー。
本人が希望したのではなく、チーム事情でそのポジションを任されたようだが、地味な割には大変な役割をよくこなしたと思う。
体が小さい割には肩が強かったので、試合で盗塁を阻止した時はチームとしてもかなり盛り上がった。最終学年にはピッチャーのリードも安心して見ることができた。僕はたまにしか観戦に行けなかったが、活躍した時なんかは小さくガッツポーズをしたものだ(笑)。
所属チームのメンバーは愉快な連中ばかり。いい意味でも悪い意味でも仲がいい。試合に負けて監督やコーチに叱られている時はシュンとしているのだが、5分と絶たないうちにゲラゲラ笑いながら追いかけっこをしている。ふざけ合っていることが多い。
夏の合宿も鍛えているのか遊んでいるのかわからない写真がほとんど。その分、チームとしての一体感や盛り上り感は間違いなかった。
そして何より監督やコーチ、また保護者のおかげで礼儀正しさや基本の大切さを学んだ。罵倒されることも多かった。これが一番の経験で本人たちの成長かもしれない。
結果としてチームは昨年のドラゴンズのように負け越しでシーズンを終えてしまったが(そんなところは見習わなくていいのに・・・)、当初のレベルから判断すれば納得できる成績で、むしろ健闘したくらい。
いや、甘えちゃいかん・・・。
僕に心残りがあるとすれば、先々週行われた最後の親子大会に仕事で参加できなかったこと。参加したとしてもブザマな姿で息子をガッカリさせたと思うが(笑)、それが残念に思う。先日、キャッチボールをした時も最早息子の方がボールも速いし・・・。
試合に負けて悔しさは見せても泣くことはなかったが、日曜日の卒団式では全員が泣いたようだ。もちろんそんな演出もあっただろうが、この3年間の思い出が凝縮され感情に表れた瞬間だろう。
息子は中学生になってもキャッチャーをやりたいという。それはそれでいい。やってきたことを継続することも大事だ。
卒団、おめでとう!これからも頑張ってくれ!

20年なんだ。これからもどうぞよろしく!

早いもので結婚して20年。今日がその記念日となる。無理矢理意識しないと忘れてしまうので、このブログでもきちんと報告しておきたい。
あっという間ともいえるし、長い道のりだったともいえる。どちらが辛抱したかといえば、間違いなく嫁さん。家庭内では全く機能しない僕の面倒をよくみてくれた。これは大げさでもなく事実。
嫁さんがいないと家では何もできない。どこに何があるかもわからない。ほんと頼りっぱなしだ。そして、よく叱られる。会社で叱られることはまずないので、自分を叱ってくれる数少ない存在は貴重。
僕も対抗して刃向うが感情的な面を含め(笑)、まず勝てない。家庭内はほぼ100%牛耳っている。
その分、僕は仕事に打ち込めた。安心して外に向かうことができた。役員降格になった時も社長に就任する時も普段と全く変わらない態度で接してくれた(単に僕に関心がないという話もありますが・・・)。
一姫二太郎という理想的な子供にも恵まれた。健康ですくすく育ってくれたのもありがたい限りだが、いつ外に出しても恥ずかしくない(そうでもないか・・・笑)礼儀を教えたのも嫁さん。子育てに関してもほとんど任せきり。僕はカッコつけて言えば背中を見せていただけ。
時に信じられないような罵倒する言葉に僕まで恐れおののいてしまうが(笑)、そんな厳しさがあるからこそ、健全に育ってきたのだろう。これについても感謝である。
それにしてもこれまで結婚記念日は何のお祝いもしてこなかった。10年を迎えた時も何もなかった。今年も今のところ、具体的な計画があるわけではない。旅行でも思うが、多分、僕と二人では嫌がるだろう。たまには夫婦水入らずでとも思うが、それは勘弁してほしいようだ(笑)。
それでも今年については本人の望むものをプレゼントしようと思う。たまには感謝をカタチにしないといけない。思い切り奮発します!
これからどんな年の取り方をしていくかはわからないが、お互い空気のような存在で暮らしていければいい。「酒臭いからあっち向いて寝て」と嫌われながらも、隣にいながら・・・。
面と向かっては恥ずかしくて言えないので、この場を借りて・・・。
これまで支えてくれてありがとう。これからも見捨てずによろしくお願いします。