これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「酒を飲む、肴を食らう」の記事一覧:

食べ物のはなし 特別編 高山料亭

一年に一度くらいは贅沢をしたいものです。
普段は伏見界隈で700~800円でまとめる人気食べ物ブロガーですが、
たまに遠出でもいいでしょう。

向かったのは岐阜県高山市。
いつぶりでしょうか。
ブログを探ってみると出てきました。

高山で講演の仕事でお邪魔したのが2018年、2019年。
それ以降はコロナ禍で声が掛かることもなく静かにしていました。
当時、お邪魔したのは地元の居酒屋や高山ラーメン。
そんなこともブログで披露していました。

ヒマな方はこちらをどうぞ。
食べ物のはなし 特別編 高山その1
食べ物のはなし 特別編 高山その2

他にも探ると出てきますが、紹介はここまで。
ここでは成長姿を見せるのです。

お邪魔したのは「料亭 洲さき」さんです。

創業228年を迎える高山の老舗料亭で岐阜県では最古だそうです。
もちろん同族経営。
ファミリービジネスアドバイザーとしても理解しておく必要はあるでしょう。

格式を感じさせる佇まい。
ピーンと背筋も伸びます。
リラックスして食事やお酒を楽しみたいですが、呑気な居酒屋とは違うのです。

お品書きも丁寧に作られています。

懇意にする経営者仲間と乾杯し、食事が始まります。
いろいろと説明を受けましたが、緊張のあまり忘れてしまいました。

玉子豆腐とか湯葉とか抹茶の何とかとか。

お酒はもちろん高山の地酒。
まずは氷室。

え~っと、アマゴの甘露煮ととうもろこしの天ぷらとあれとそれ。

お酒は久寿玉に移ります。
高山では一番有名でしょうか。

そして鮎の塩焼。

これは絶品。
子供のころから鮎に慣れ親しんだ身だから違いが分かります。
多分・・・。
頭からすべて頂きました。

そうなるとお酒は山車上澄です。
キリっとした美味しさです。

飛騨牛笹巻寿司。
贅沢な食べ方ですね。

丸茄子の揚げ出し。
上品な味わい。

お酒は鬼ごろしに変わりました。
どこの酒蔵だったかな?

え~っと、なんとか団子。

こちらはトイレから写した写真。趣があります。

飛騨のこしひかりは美味しいですね。

そしてデザート。
素材勝負です。

真面目に働いていると時々いい事が訪れます。
こんな空間を味わうのは滅多にありませんが、幸せなひと時を過ごさせてもらいました。

二次会は前のブログにも登場した「甚五郎らーめん」。
〆のラーメンもいいですね。

ごちそうさまでした。

続・家飲みはまだ続くのか・・・

やはり1回で全て紹介することはできなかった。
下手をすれば3回に分けなきゃいけない・・・。
家飲みシリーズのアップが遅かった。

では、5月以降の家飲みを紹介していこう。
ここはあくまでも日本酒のみ。
ビールやワイン、焼酎、ウイスキーも飲んでいるが、
ここは僕が仕事として力を入れていく日本酒。
なんのこっちゃ。

定期的に飲みたくなる風の森。
微発砲が家人にも好評。

こちらは三重の鈴鹿川。
作と同じ酒蔵ですね。味も近い?

これは息子の帰省のお土産。
招徳酒造の花洛。
お土産屋さんで勧められたとか。

こちらも同じく息子の京都の土産。
純米吟醸花洛。嬉しいね。

講演のお礼で頂いた甲州純米吟醸富士山農鳥。
山梨の日本酒って初めて?
感謝!

ひとり一本購入限定だった楽器正宗2022ession3。
これも好きなタイプ。

またまた風の森。
今回はより爽やかな酸味の小町807。

広島の酒蔵巡りシリーズ.
賀茂鶴酒造のunder30。
ワイン酵母で作った純米酒。
ファンを増やしていく戦略も必要だね。

広島県竹原市の酒蔵巡りで購入した竹鶴純米にごり酒。
かなりクセはある。
ウイスキーも飲みたくなる。

ここからは退任祝いか、会長就任祝いか・・・。

日本酒通の愚か者副本部長が贈ってくれた大倉。
奈良のお酒は美味しいね。

娘と息子からのプレゼント。
誕生日祝いも兼ねて・・・。
涙が出る。

こちらも子供たちから名前入りのお酒。
黄桜純米吟醸。
すっと取っておきたい。

竹原の酒蔵巡りで購入した純米大吟醸龍勢。
全然知らないお酒だったが美味しかった。
いい値段だった・・・。

ここからは頂きもの。
オシャレなボトル。純米大吟醸黄桜S。

こちらは黄桜生元山廃。味わい深い。

黄桜生本醸造。飲みきりサイズがいい。

そして、黄桜純米吟醸祝米。すっきりと辛口。

元上司からの贈り物。
愛知県代表に醸し人九平次純米大吟醸。
こちらはワイングラスがおススメ。いいグラスが要るよね・・・。

はい、ここまでが7月までに家で飲んだ日本酒。
後半はほとんど頂きものばかり。

いやあ~、本当に感謝。
酒飲みであることをアピールしておくといろんな方がお酒をくださる。
これもブランディング。

6月、7月はかなり外飲みが増えたが、こうして家飲みが充実するのもシアワセ。
次回は10月のアップかな。

日本酒通を目指して、頑張らねば!

家飲みはまだ続くのか・・・

2月にこんなブログを書いた。
「家飲みは続く」
「続・家飲みは続く」

2月に書いた家飲みシリーズ。
この時期はマンボウで行動が限られていた。
それは3月まで続いたが、マンボウ解除以降は外飲みが増えたので、
家飲みは少ないと思っていたが、チェックしてみるとそうでもない。

基本的に外飲みしない日は家飲みなので、さほど減ったわけではない。
気づいた時にはかなりの日本酒を頂いた。
備忘録的に前回以降の日本酒を報告しておきたい。

最終報告は2月9日になので、それからのこと。
もう随分昔のことだし、何を飲んだかも忘れてしまった。

京都酒蔵のまつもと。微発砲が美味しい。

まだまだ寒いので賀茂鶴本醸造。
そういえば5月に西条まで出掛けたね。

家では初めて飲む鍋島。
こちらも好みの味。

たかちよの限定流通品。
どのあたりの味が異なるか、残念だが分からない。

こちらも定期的に飲むAKABU。
純米酒はぬる燗もいい。

雑誌で知ったkamosumori。スイスイ飲める。

初めてお邪魔した千種区の酒屋で購入した久保田のにごり。

まだまだ3月は寒いので蓬莱泉で熱燗。

こちらも美味しい三重の酒。
作。

息子の四国旅行のお土産。
お店で一番高かったという道後酒蔵。
気持ちが嬉しい。

あ~、これも嬉しいお酒。
シアワセなカップルからの義侠よろこび。

日本酒通の友人が一番美味しいという大倉 陽の光。
おススメの言葉に間違いなし!

こちらも定期的に頂く楽器正宗。
好きなタイプ。

そうそう、こちらも定期的な風の森。
微発砲が爽やか。
4月に入り暖かくなってきた。

岐阜のオススメのお酒津島屋。

茨城にお邪魔したので太平海。
買ったのは東京駅だけど。

こちらも好きなみむろ杉。
たまには華やかな背景。
奈良のお酒が好きですね。

懇意にする方から頂いた愛知県代表、醸し人九平次。
美味い!

外で飲む機会があっても、家飲みは初めての陸奥八仙。

春らしい雰囲気。
ワインっぽいラベルもいい笑四季。

これが2月中旬から4月までに飲んだ日本酒。
まあまあのいいペース。
時々振り返らないと日本酒通にはなれない。

次回は5月から7月までを紹介したい。
では!

ご縁も続く・・・

再びコロナ感染者が増えてきて、他にもざわつく事件も起き、
落ち着かない日々だが、行動は止めてはならない。
僕の日常もいい意味で時間に追われている。
それはそれで有難いこと。

そんな中でにわかに夜の活動が活発になってきた。
それは単純に愚か者活動が増えただけではない。
とてもいいご縁を頂く機会も多い。
人によってはどうでもいい事かもしれないが僕にとっては重要。

先週を振り返ってもいいご縁を頂いた。
月曜の夜は大学の授業でゲスト講師として招くビジネスマン。
毎年のようにキャリアを変えながらも自分のやりたいことを貫く。
授業を一緒に進めるニシダと共に久々に親交を深めた。
自分の専門性を生かしながら、新しい仕事にチャレンジする姿は刺激を受ける。

火曜の夜は岐阜。
玉宮町の「おせん」さんというおばんざいのお店に出向く。

ここでは数年ぶりに会う「ふくおか食べる通信」を運営するカジさんと一献。
こちらの女将さんと仕事を通じたご縁で初めてお邪魔したとのこと。
そこに僕も加わった。

「おせん」さんは岐阜の食材を使い、岐阜の郷土料理やお酒を振舞う。
本当は人気食べ物ブロガーとしてお店を紹介したかったが、なぜか写真はピンボケばかり。

いつものように撮っていたのになぜ?
鹿、イノシシのジビエ料理も美味しかった。
同級生でもあるカジさんとは仕事の話はもちろんのこと、
若者論やこれからの夫婦のあり方にも意見交換。

カジさんが福岡に帰るタイミングで登場したのが弁護士のニシムラさん。
サシ飲みは初めて。
とても人間味のある優秀な弁護士。
ブログも読んでくれているので会話も弾む。
結局、こちらのお店に5時間近く滞在。

水曜はjazz inn LOVELY。

10何年ぶりだろうか・・・。
この日は大西順子カルテットのLIVE。
盟友櫻山さんに誘ってもらい、経営者仲間であるカワハラさんと参戦。
初めての大西さんのLIVEにも感動したが、ここで大切なのは飲食タイムでの会話。

カワハラさんは名古屋よりも東京、福岡が拠点になりつつある。
新規事業や支援している企業について情報交換。
斬新な発想は大きな刺激。
いやいや、凄い。

こんな日が一週間毎日だとさすがにしんどいが、週3~4日なら十分楽しめる。
ありがたいことにお誘いも多く、
またお誘いすることもあるがしばらくはそんな時間が続く。

ちなみに土曜は昼は母校短大同窓会の総会。
こういった場にも参加が必然となってきた。
これもご縁か・・・。

劇団四季所属の天野陽一さんのパフォーマンスも良かった。

夜はいとこ夫婦との飲み会。
子供の話が中心になってしまうね。
それも大事。

こうしたご縁が続くことは僕にとっては貴重であり有意義な時間。
財布とにらめっこすることもあるが、まあ、何とかなるでしょう。
第7波の心配もあるが、こんな活動は絶やさず自分の糧にもしていきたい。

今週は老舗企業の経営者との懇親からスタート。
ご縁が人と人を繋いでいく。
大切にしていきたいね。

食べ物のはなし 番外編 鯖寿司

遠征シリーズは続きます。
広島から京都にやってきました。
直接、移動したわけではありませんが、ブログ的にはそんな感じです。

京都には美味しいお店は山ほどあるでしょう。
祇園や先斗町、これからの季節は鴨川沿いで川床もいいですが、
遠征続きの身としては節約が求められます。

庶民に愛されるお店に行きたくなります。
またもや京都通の副本部長が教えてくれました。
ここは出町柳の商店街。

庶民感覚が大切なのです。
この商店街に佇む「満寿形屋(ますがたや)」さんに行ってきました。

鯖寿司の人気店として有名なようです。

気合を入れて臨まねばなりません。
お店のオープンは12時。
10分前に到着すると長蛇の列。

これは覚悟をしていました。
開店と共に並んでいるお客さんの半分くらいが店内に案内されました。
お店のメインはうどんと鯖寿司。

人気食べ物ブロガーは百戦錬磨。
瞬間的に待ち時間を計算します。
うどんだから回転率は早い。
せいぜい20分の待ち時間と計算しました。

ところが計算通りにはいきません。
京都らしいおもてなしなのか、
のんびりと味わってもらうことを目的としているのか、
お客さんは回転しません。

一人客でも相席はありません。
4人テーブルに一人のお客さんがいくつもあります。
「う~ん、これは待つしかないな・・・」
あまり時間を気にしてもイライラするので、空間を楽しむことにしました。

家族で並ぶ僕らの後ろには老夫婦が待っていました。
暇を持て余し世間話が始まります。

「よく来られるんですか?」
「いえいえ、初めてで名古屋から来たんです」
「そうなんですか、ここの鯖寿司は絶品ですよ。」

こんな時に家人は最大限の力を発揮します。
いつの間にか、全国五大鯖寿司のお店を聞き出していました。
結果的に1時間近く待ち、席に案内されました。
老夫婦は僕らの5分後に入店。
常連さんなのか、親しげに女将さんらしき方と喋っています。

しばらくすると注文していない品が運ばれてきました。
「あちらのお客様からです」

水ナス

ご縁だからと季節のオススメを老夫婦が振舞ってくれました。
京都人は粋だなあ~と感じた瞬間。

きつねうどんセット 1300円。
多くのお客さんが注文しています。

きつねうどんは京都らしいやさしさでしょうか。

鯖寿司は全国で5本の指に入るのに相応しい、
また、1時間待った甲斐があった美味しさでした。

こんなご縁にも感謝。
次回は教えて頂いた福井の鯖寿司屋さんにも行きたいですね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 美酒鍋

食べ物ブログは遠征が続きます。
酒蔵巡りで動きまわりました。
水の代わりに日本酒を飲みいい気持ちにもなってきました。

そうなると、腹が減った・・・。
井之頭五郎さんように棒立ちになり、カメラが段々と引いていきます。
あれっ、逆だったかな?

急がねばなりません。
近くのお店を探すのです。

いやいや、そんな必要はありません。
遠征先の事前調査は完璧にしておくのです。
人気食べ物ブロガーは何もしていませんが、気の利く先輩がお店を予約していました。

賀茂鶴酒造さんの経営する「佛蘭西屋(フランス屋)」さんに行ってきました。
店内に入るとずらりと並ぶお猪口。

体が勝手に吸い込まれていきます。
2階の個室に案内されました。
どうやら予約のコースは決まっているようです。

佛蘭西屋ランチ 3300円

珍しく日本酒カクテルを食前酒として注文します。

こちらは賀茂鶴トニック。
日本酒+瀬戸内レモン+トニックウォーター。
これなら日本酒が苦手な女子もスイスイ飲めます。

前菜

サラダ

これは日本酒ではなくお水。
これで酔っぱらう人がいたりして・・・。

そしてこちらが美酒鍋。

お酒の入った美酒鍋の発祥は賀茂鶴酒造さん。
元祖だそうです。
真上から眺めるとこんな感じ。

この鍋を食べても酔うわけではありません。
ほんのりと香りを楽しめばいいのです。
美酒鍋はもっと全国に広がってもよさそうですが、名前を聞くことはありません。
コスパが合わないのか、面倒なことがあるのか、知らない方がよさそうです。

そうなると樽酒が飲みたくなります。
当たり前のように飲みます。

しばらく鍋をつついたところでご飯と一緒に頂きます。

ここでお替りをすれば一流の愚か者でしょう。
まだ一流の道は険しいようです。
〆はデザートとコーヒーですが写真は必要ないでしょう。

お腹も満たされ、心地よく酔い、これ以上幸せなことはありません。

ごちそうさまでした。
たまの贅沢は許されますね。

食べ物のはなし 特別編 伯方島

今回は遠くへ遠くへ足を伸ばします。
気がついた時には伯方島に着いていました。
といっても、分からない方は多いでしょう。

MAPだとここになります。

ここに訪れる前は生口島にいました。
そこは広島県。
それが隣の大三島から愛媛県に入ります。

この伯方島も愛媛県。
今治市になります。
伯方の塩で有名ですよね。

瀬戸内海に浮かぶ島が広島県と愛媛県に分かれている。
この地域の方は当然の知識かもしれませんが、名古屋人はちょっとした感動を覚えます。
「隣島は別の県なんだ・・・」

この辺りの地域性は何かと違いを見せるのでしょう。
やはり街を訪問し、初めて理解することも多いようです。

向かったのは地元の有名店。
本当かどうかは分かりませんが、紹介してくれた先輩はそんな話をしてました。
それが「魚常 梅が花」さんです。

狭い坂道を上った先にあるお店で、その周辺には何もありません。
このエリアの唯一の飲食店かもしれません。
ちょっと失礼でしょうか・・・。

窓からの眺めも格別。
こんな雰囲気で食事ができるのは幸せの証になるでしょう。

お昼のコース 3300円

この景色。
運転手でない人気食べ物ブロガーは飲まないわけにはいきません。

付き出しと刺身の盛り合わせ。
ビールはスイスイ進みます。
昼から飲むビールはサイコーです。

次は鯛の煮つけ。

ここは四国と本州の違いでしょうか。
広島は薄味でしたが、愛媛はかなり濃い目。
これはこれでお酒が進みます。

そして揚げ物。

カキフライと蟹の爪です。
カキフライを食べれない友人から譲ってもらい、写真映えしています。

最後はお寿司盛合わせ。

初めてかなりのボリュームなのを知りました。
それも肉類は一切なし。
あくまでも魚勝負。
その向かう姿勢が気持ちがいいですね。

このまままったりと飲んでいたい気持ちに駆られましたが、
分刻みのスケジュールで動いています。
簡単にはいきませんね。

ごちそうさまでした。
とっても美味しく頂きました。

来年は愛媛県から攻めたいですね。

広島は酒蔵巡りなのだ

「広島で海を感じる」の続き・・・。

先輩のお祝いが目的といいつつ、本当の目的は広島の酒蔵巡り。
今回の参加メンバーは大の酒好き。
昼から正々堂々と飲めるのが旅行の醍醐味。

それさえあれば何も要らない。
そんな大袈裟でもないが、これを楽しみにしていたのは事実。
広島は日本酒も有名だしね。

2日目、午後に向かったのは竹原市。
こちらには3軒の酒蔵がある。

前日に飲んで評判の良かった幻の中尾酒造は既に閉まっていたが、
他の酒蔵は何とか間に合った。

竹原市の町並み保存地区は歴史を感じさせる通り。
なんとなく高山にも似ている。

ここはウイスキー竹鶴を生んだ竹鶴政孝氏の生家。
こんな銅像も・・・。

その竹鶴酒造。

ずらりと並んだお酒を試飲させてもらった。

竹鶴正孝氏との関係性等も詳しく教えてもらう。
結構、特徴的なお酒。

そして、東海地区に馴染みは薄いかもしれない藤井酒造。

酒蔵交流館としてお酒に絡む品が多く並んでいた。
ここでも試飲。

その特徴を伺いながら飲ませて頂いた。
竹鶴酒造も水野酒造も無料で試飲。
あれこれ飲んで何も買わずに帰るわけにはいかない。
気が弱いののか、優しいのか、つい購入してしまった。

3日目も酒蔵巡り。
広島を代表する東広島市の西条酒蔵通り。

ここは日本酒好きには堪らないだろう。
酒蔵ごとに特徴がある。
全部回ったらベロベロになるな・・・。

こんな感じで記念撮影をして勢いをつける。

まず向かったのは賀茂泉酒造。

こちらが運営する酒泉館は有料の飲みくらべセットがある。
前日は無料だったので気持ちの優しさが前面に出てしまったが、
ここは有料なので堂々と飲むことができる。

僕は賀茂泉飲み比べセット5種。
ちなみに5種で550円。

先輩はプレミアム飲み比べセット4種。

少しずつ回しながらほとんどのお酒を頂く。
同時に飲み比べることで始めて味の違いが分かる。
別の日に飲んだら、僕のような素人は比較のしようがない。

次に向かったのは賀茂鶴酒造。

この地区では最大。
僕も毎年冬場には必ずお世話になっている。
さすが商売上手と唸らせる施設。
日本酒の製造工程を理解しながら、つい買いたくなる流れ。

それに踊らされる僕のような意志の弱い観光客。
こちらでは純米大吟醸とゴールド賀茂鶴を試飲。
それぞれ100円。

今や食品会社の専務となった先輩は一番高いお酒を試飲していた。
さすがですね・・・。

西条酒蔵通りには、亀齢酒造や福美人酒造など魅力的な酒蔵もあるが、
時間の関係で伺うことができなかった。
朝一番に入って終了ギリギリまでいるのが理想だろうね。

こうして気持ちよくなりながら広島旅行は終了。
久々に会う気の置けない仲間と楽しい時間。
そして美味しいお酒と食事を頂くことでできた。

これも広島の先輩のおかげ。
ありがとうございました。
来年も企画されるようなので、よろしくお願いします。

食べ物のはなし 特別編 シンスケ

ゴールデンウイークも終盤です。
みなさん、どんな休暇を過ごされているでしょうか。
大して予定のない人気食べ物ブロガーはせっせとブログを書いております。
休暇中も仕事をしているということですね。

せっかくの休暇中。
伏見シリーズなんて行動範囲の狭さは止めにして、
ど~んと特別編で大きく外に飛び出しましょう。

向かったのは東京上野。
上野というよりは湯島と言った方が正しいでしょうか。
正統派の居酒屋を知る年齢にもなってきました。

名古屋でいえば大甚。
あの雰囲気も日本を代表する居酒屋。
東京ではどこになるのでしょう。
食通が超おススメする「シンスケ」さんに行ってきました。

お店の面構えからその雰囲気が伝わってきます。
庶民的でありながらも上品さが漂ってきます。
粋な東京人がサクッと飲み、一言語って店を出ていくのでしょうか。

無駄な会話はしない。
長居もしない。
そもそも酔わない。
そんな格を醸し出しています。

カウンターには一人客、
または秘書を連れた会社役員(そんなふうに思える・・・)、
品のいい老夫婦が愉しそうに飲んでいます。

見習わなければなりません。
ビールは3種類。
ここはハートランドからスタートです。

メニューもシンプルでありながら、東京だから堪能できる品々。
いい食材が集まってくるのでしょう。
ひと手間かける丁寧さも伝わってきます。
季節ごとにメニューも変わるのでしょう。

セリの胡麻和え

この優しさが嬉しいです。
焼津の初かつを

からしで頂くのがシンスケ流。

そうなると日本酒が飲みたくなります。
こちらは両関一本勝負。

本醸造、純米酒、大吟醸。
飲み方もお客次第。
常温で飲んでいるお客さんも多い。
我々は燗酒。

そして、鰯の岩石揚げ。

表面の硬さと中身の柔らかさが絶妙。

やりいかのやわらか煮。

温かさを感じます。

肴をつまみ、しみじみと日本酒を頂く。
決して騒いだり、大声で笑ったりはしない。
ここでは静かに日本の文化や歴史について語り合う。
それを自社の事業に結びつけながら・・・。

普段とは違った角度で会話を楽しむことも大切です。
お店の雰囲気がそんな会話に色をつけてくれます。
注文もし過ぎない。
お酒も飲み過ぎない。
適度の量を頂きお店を出ました。

こんなお店が名古屋にもあるといいですが、
やはり土地に相応しいお店なんでしょうね。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 番外編 じか重(上)

明後日からゴールデンウイーク。
長い方は10連休になるのでしょうか。
名大社は4月29日~5月5日までがGW休暇ですが、
6日に有給を取り10連休にするスタッフも多いようです。

どこか遠くへ旅行にでも出掛けるのでしょうか。
充実した休暇を過ごして欲しいものです。
休暇を前に参考となるブログをお届けしましょう。

今回は番外編。
千葉県香取市佐原まで行ってきました。
初めて訪れる土地。
狭いようで広い国内。
まだまだ知らない土地は多いです。

佐原と聞いてどんな料理を思い浮かべるでしょうか?
は~ん、なるほど・・・。
えっ、何も思い浮かばない。
人それぞれだと思いますが、名古屋人はほとんど思い浮かばないかもしれません。

はい、佐原といえば鰻。
鰻を食べなければいけません。
本当かどうかはわかりません・・・。

佐原で有名な「うなぎ割烹山田」さんに行ってきました。

遠い親戚と思った方も多いでしょう。
まったく関係ありません。
「そんなことわかっとる」
とツッコミが入りそうですが、ここはフリとしてご理解ください。

こちらは地元の人気店。
すぐに順番待ちになるので、最新のシステムで登録します。

手書き、チラシの裏を利用、ピンで刺す。
スマホに慣れた身としては最初どう使いこなすか迷いましたが、
地元の方が親切に教えてくれました。

開店前にお店に到着しましたが、すでに5番目。
しかし、この最新システムは今、自分がどのあたりにいるのか一目瞭然。
さすがの機能といえるでしょう。

まずは肝煮からスタート。

東海地区で肝といえば肝焼きですが、こちらは肝煮。
そのまま食べるわけにもいかず、やむを得ずビールを注文しました。

そうなると刺身盛合わせも食べたくなります。

せっかく鰻屋さんにお邪魔したので、白焼も食べることにします。

これが関東風の鰻。
ふっくらとした食感がたまりません。
そしてメインに入ります。

じか重(上) 4000円

立派なうな重です。
しかし、こちらのお店ではじか重と呼びます。
メニューにはうな重もありますが、うな重はいわゆる長焼定食になります。
じか重というメニューをみて、
ご飯の間に鰻が挟まっていると思ったのは僕だけでしょうか。

かなり濃いタレにみえますが、しつこくはありません。
表面はカリっと、中はフワっとした状態。
何の工夫もない表現ですが、それが一番伝わるでしょう。
肝吸いもついて、とても美味しく頂きました。

普段、うな丼の並しか食べれない身分としては最高の贅沢。
それも遠い地。
番外編だから許されますね。

GWに千葉に行かれる方はぜひ!
ごちそうさまでした。