「名大社スタッフブログ」をスタートして早や5ヵ月。
ありがたいことにあちこちの方からお褒めのお言葉を頂いたりする。
当初は否定的だったメンバーもそれなりに前向きに捉え面白おかしく表現している。
このブログを通して僕自身が初めて知ることもあり、それも新鮮。

何よりも嬉しいのは少なからず一人ひとりの視野が広がっていること。
たかが知れてると言われてしまえばそれまでだが、どんなネタでどんなことを書こうか
とアイデアをひねり出す行為は普段の生活にもプラスになっているはず。
それだけでもこのブログが社員教育になっているのではと愚かな僕は感じてしまう。

それはそれでいい。
しかし、多少慣れてきたことも理由かもしれないが、最初の緊張感がなくなっているのも事実。
今週はルールが守られず掲載を取りやめた日があった。
若手のメンバーがルールを破ったため、僕が掲載を中止にした。

ブログ自体はしっかりと書かれていて面白い内容である。
ルールも些細と言ってしまえばそれまでで、わめき立てるような大きな問題ではない。

だが、大切なのは問題の大小ではなく、またルールの大小でもない。
約束を守ったか、守らなかったかが一番大切なことである。
たかがブログで業務には一切支障をきたすことはない。
だからそこ注意しなければならないし、理解してもらわないといけない。

小さなミスを受け流しておくのは難しくない。
一言注意するだけでいいかもしれない。
アポの時間が2~3分遅くなろうが、寛大な方は何も言わないだろう。

しかし、そこに甘えが生じてしまうと気づいた時には手遅れになると僕は考える。
大きな問題を起こした時に叱責していては、
本人にとっても会社にとっても取り返しのつかない場合も考えられる。
一番小さいところで認識しておくのが重要なのだ。

本人は「なぜあのくらいのことであんな叱られ方をしなきゃいけないんだ・・・」
と思うかもしれないが、そこが大切なのだと気づいて欲しい。
そのために準備という時間があることに気づいて欲しい。

これもいい機会。
となると、そんな機会を与えてくれたブログは社員教育のいい場なのかもしれない。
そんな事をふと思ったりしてみた。