言い方はよくないが、書籍広告と書籍の帯にうまく騙された感じだ(笑)。
帯にはこんなことが書かれている。
「GAFAはもはや脅威ではない!」
「『小さくても輝く企業』に生まれ変わるための『たった一つの勝ちパターン』とは?」
そして書籍の中央にも
「成熟企業を再成長させる、シンプルな処方箋」。

単純で素直な性格な僕はその言葉に惹かれ、ついポチと押してしまった。
これまでどれだけ本を読んでいるというのか。
どんな本を選んできたというのか。

都会に初めて出てきた田舎者のように客引きの巧みな言葉につい連れていかれた感じだった。
こう書くと本書を全面否定しているようだが、そうではない。
僕が期待しすぎただけのことである。

やっぱりGAFAは脅威だし、たった一つの勝ちパターンなんてない。
本を読んで学ぶべきことは無限にあるが、すべての回答が書かれているわけではない。
それは幻想に過ぎない。

しかし、ついついそれを求めてしまうのは単純で素直、
いや、短絡的で思考停止なだけかもしれない。
やはり読むべき書籍は手に取り香りを嗅いで選ぶべきなんだろう。
ちょっと大袈裟に言いすぎかな(笑)。

著者の神田昌典氏のファンは多いだろう。
著作も多い。
今回僕は著書を初めて読んだことになる。
20年の集大成とも書かれている。
それは正しいことかもしれないし、そうではないかもしれない。
読み手の理解次第だ。
それは読み手である僕の力不足ともいえるだろう。
評価もそこそこ高いわけだし・・・。

ウルトラマン世代とポケモン世代の違いも面白かったし、
フィーチャーマッピングも参考になった。
PASONAの法則も使えると思う。
十分、元は取れているじゃないか(笑)。

実用書としてもっと活用すべきなんだろう。
きっと読者のターゲットはズレていないはず。
僕らのゾーンだと思うんだけど・・・。
なんとなく消化不良のブログになってしまった。
たまにはいいかな(笑)。