暇を見つけては楽天マガジンを覗く。

先週末は結構時間があったので、いくつかの雑誌をパラパラとめくった。
これだけいろんな雑誌が並んでいても見ないものは見ない。
ゴルフ雑誌も相当数読めるが一度も読んだことがない。
そのあたりが問題か(笑)。

贔屓にしているのが「Pen」。
そのセンスに惹かれるのが単純な理由だが、今月は”WORK AT HOME”というテレワークの特集。
ビジネス誌が掲載するテレワークとは一線を画する。
まあ、それはそれとして、興味深く読んだのが前回号。

“中田英寿のニッポン文化特別講義”
僕は現役時代から彼のファン。
ペルージャへの移籍を描いた「鼓動」は好きな1冊でもある。
しかし、どうだろうか。
今、中田氏がサッカー選手だったと覚えている人はどれだけいるだろう。
すっかり別の分野の人になってしまった。

最近の彼の活躍を見れば、
(といっても多くは知らないけど)
そう感じる人は多いはず。

特集では中田氏が特別講義として日本酒、発酵、工芸、日本茶、農業を紹介。
中田氏が日本酒に造詣が深いのは以前から知っていたが、
ここでも彼のこだわりを感じることができた。

単に日本酒を楽しむだけではない。
今や日本酒を世界に売り込む、
それに限らず日本文化を売り込む橋渡し的な役割も担っているといえる。

詳しく紹介するとPenの編集者から叱られるので止めておくが(笑)、
「十四代」蔵元の高木社長との対談は面白く、中田氏の貢献度は高い。
美味しい日本酒はこう作られるわけね。

日本酒の市況や輸出状況も学ぶことができた。
十四代の他にも紹介されていたり・・・。
そういえば先日の日本酒の会で頂いた黒龍の「無二」も紹介されていた。

値段を聞くとビックリ。

僕の周りにも日本酒好きが多いので、そこから学ぶことも多い。
「菊正宗」一辺倒の名誉本部長はともかく、
副本部長はかなりの通なので教えてもらうことも多い。
飲んですぐ忘れちゃうんだけど・・・。

これからの季節、日本酒が益々美味しくなる。
いろんな飲み方も楽しめる。
冷やもいいが熱燗もいい。

コンパクト酒燗器を買おうと思ったが、家人に却下された。
ついつい飲みすぎちゃうからね。

飲むばっかりじゃなく、僕ももう少しうんちくを語れるようにならなければ・・・。
この特集で日本酒の魅力を改めて知ることできた。
中田氏に感謝ですね。