本日、明日と開催される転職フェアは115回目の開催となる。
僕が入社した年からスタートしたので、既に22年の歴史。気がつけば、随分長い間開催していることになる。第100回時は記念のイベントとも考えたが、リーマンショック直後の雇用環境も名大社自体も最悪の時期であったため、何事もないようにイベントを開催した。
(今思えば本当に大変な時期だった。今も大変だけど・・・。)
初回からイベント名は同じ。基本的な内容も同じ。
それでもマイナーチェンジを繰り返し、軌道修正をしながらここまでやってきた。振り返ってみると感慨深いものだ。同業他社の参入が激しい時期もあったが、何とかここまで継続できてきた。
その転職フェア。今回の開催分は何年か振りに締め切りを待たずして営業活動を終了。会場となる吹上ホールはMAXの状態で行うこととなった。実にありがたい話だ。
先日、発表された愛知県の有効求人倍率も4ヶ月連続で前月を上回る数字。5年前の環境とは比較にはならないが、ここ2年の数字で比較すれば大幅に改善しているのは事実。
求人倍率が経済の状態を反映するともいえるので、このプラスの数字は地域経済にとっては意味がある。
(最近のタイの洪水や欧州の金融危機など不安要素は尽きないのも事実だが・・・)
今回の転職フェアにおいても、初めて参加頂く企業もあれば、3年振り、5年振りの企業も多い。求職者には新鮮な情報も提供できることになるだろう。
エンジニアの募集を中心に即戦力を求める企業も多いが、来春卒の学生を同時募集する企業も40社近く存在する。この機会をいいチャンスとして捉えてもらいたい。
(決して転職を勧めているわけではないです・・・)
そして、少しでもこの場を通して、人と企業の役に立てればと願う。