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本書には、こんなことが書かれている。
人々から愛されるサービスになるには、偉大な哲学が必要だ。
それは、古今東西すべての企業や商品に共通していえる。

ましてや、グローバルを追求するIT企業は、
世に放つサービスの哲学をより一層問われることになるだろう。

グーグルやフェイスブックが成功した一つの要因には企業としての哲学が備わっているという。
では、LINEはどうなんだろう。
本書の疑問もここにフォーカスされているが、あまり見えてこない。
ベールに包まれていることが多い企業の一つがLINEでもあるのだろう。

僕もLINEを使用するユーザーの一人だが、使っても1日1回程度。
嫁さんに「●●に帰ります(^^)v」と超シンプルなメールを送るくらい。
もしくは入っているグループから飲み会の案内が送られる程度。
積極的に自らメールを打ったり、スタンプを購入することはない。
無料スタンプはたまにダウンロードするが、コインが必要なものは一度も購入したことがない。
やり方も知らない。
ITリテラシーが足りないと言われてしまえばそれまでだが、そこまで重要だと思っていない。

一方、娘や息子はLINEのない生活は考えにくい。
想像するに友達とのやりとりは全てLINE。
部活の情報もLINEで共有されることが多い。
便利なツールであることは間違いないが、あくまでも表面的なやりとりで効果を発揮するツール。
長文は似合わないと思うし・・・。

だから、僕の使い方としてはその程度で十分だが、
利用者が国内だけで5000万人を超えると複雑な問題も生じるのも事実。
企業としての成長スピードが速すぎて、コンプライアンス含め追いつかない面も考えられる。

LINEが与える悪影響について書くつもりもないし、そんな立場でもないので、
不都合な真実を披露することもないが、その実態を知っておいて損はない。
また、反面教師的な意味合いで企業を理解しておくことも大切。
決して悪い見本としているわけではないけど(笑)。
本の帯はちょっと挑発し過ぎだな。もしくは韓国を意識し過ぎだな・・・。

LINEの未来を語る箇所にはこんなことが書かれている。
映画「スパイダーマン」よろしく、「大きな力には大きな責任が伴う」のだ。

これからLINEがユーザーとの信頼関係を継続するためにはまさにここが重要だと思う。
ファンを増やすも減らすも自分たち次第。
それは自分に対しても肝を銘じなけれないけないこと。
その意味でも学びの材料にはなるのかな・・・。

LINEがどんな会社なのかHPを確認してみた。
職業病的でつい採用情報をみてしまう(笑)。
大卒初任給の標準年棒が技術職で460万。
う~ん、高い。すごい。
標準年棒という曖昧な表現なので、実際は同じ新人でもかなり差は出るのだろう。
そういった意味でも先端を走っていることか。

上場しても株を購入することはないと思うけど、その企業姿勢は見ておく必要があるかもしれない。