昨日は三重大学で行われた「東海グローバルサミット」に参加した。

mie1651

付き合いのある意識の高い学生らが企画したイベント。
伊勢志摩サミットのタイミングに合わせ、
若者たちの意見を社会に発信しようというもの。
「難民」「保健衛生」「教育」「環境」と4つの分科会を中心に学生らが議論を行う。
全国から意欲的な学生が集まり、自分たちの考えを述べ合っていた。
僕は協賛企業として参加したに過ぎないが、
このような連中がこれからの社会を支えていくのだろう。
僕の学生時代からは考えられない問題意識。
2050年の日本は期待できるのかもしれない(笑)。
50歳を過ぎリーダーとして活躍している時期だろう。

50歳といえば、今日は僕の50歳の誕生日。
早いもので半世紀を生きたことになる。
論語だと、五十にして天命を知るということ。
迷いっぱなしの40代を振り返れば、自らの使命を知るには早すぎる。

それに正直なところ、実感がない。
世間的にそれでは困ると思われるだろうが、そのレベルに達していない。
残念だが、相応しい50歳とは言い難い。
もっと深く考えるべきだが、一つ年齢を積み重ねたに過ぎない。
自分自身にあまり緊張感がないのだ。

もっと自分の中で沸々を湧き上がる想いが溢れ出るのかとも期待したが、
そんなことはなかった。
年末年始の神聖な気持ちや
年度末、年度初めのヒシヒシとくる緊張感とは比べ物にならない。
僕としてはそちらの方が大きな価値に値する。

20代の頃、50歳なんてもっと立派な存在と思っていた。
30代の頃は50歳はもっと貫禄があり知識も豊富にあると思っていた。
しかし、その当時と比較すると大して変わっていないのが実情。
確かに見かけは老けてきたし、頭も少しずつ薄くなっている。
その程度のこと。

体力はあまり変わっていないと思うし、食欲も旺盛。
本気になれば若い奴には負けないだろう。
常に腹は減る。大盛を注文したいが我慢しているだけだ。
睡眠時間を確保し、健康管理に注意しようと心掛けているだけ。
いずれガクッと落ちる時が来るだろうが、今は変わらない。
自分自身はまだまだ若いと思っている。
毎日飲みに行っても平気だ。
(週7日はさすがにしんどいけど・・・笑)。

自分の決めたルーティンに従うことが若さを維持すること。
そう今は信じている。
しかし、世間はそんな風には思わないだろう。
年齢に相応しい振る舞い、
年齢に相応しい発言、
年齢に相応しい身なり、を求めてくる。
そうしなければと思う一方で、どうでもいいと思う自分もいる。
今のままでいいじゃないかと。
年齢なんか気にせずに今の延長で行動しようと。

すみません、期待に応えらずに・・・。

それでも今日から50代がスタートする。
どんな10年になるだろう。
とてつもない荒波が襲ってくるかもしれないし、
ノーテンキな毎日を過ごすだけかもしれない。
もっと計画的に、もっと戦略的に、もっと家族の事も考え生活すべきだろうが、
僕のやっていけることをやっていくだけ。

何の宣言もしない誕生日ブログになってしまった。
それでも呆れることなく、お付き合い頂きたい。
今後ともどうぞよろしくお願いします。