昨日は祖母の十三回忌。実家で法要を行った。

僕は両親が忙しかったころもあり、
幼少の頃は一緒に住む祖母にかなりお世話になっていた。
とてもパワフルな女性で兄弟喧嘩した時は追い回され叱られた。

山田家直系の祖母は3人娘の長女でお婿さんをもらい7人の子供を育てた。
7人兄弟の長男が今年2月に亡くなった父。
すなわち僕は山田家の跡取りということになる。

祖父を戦争で亡くしたことは知っていても、それ以前のことはあまり知らない。
先祖代々続く山田家のことを意外なほど知らないのだ。
母親が知っているのはせいぜいその前の一代のこと。

生前の父に教えてもらうべきだったが、後の祭り。
父の兄弟に教えてもらうくらいしか方法はないのか・・・。

会社に沿革があり社史があるように、家についてもそれを残して置かねばならない。
(会社もないのでこれから作るんだけど・・・苦笑)
せめて家系図くらいは僕の段階で作って置かねばならない。

そんなことを考えている時に
懇意にしているお寺の住職が山田家の先祖のことを調べてくれた。
250年前まで遡る。

それ以前については資料が残っていないということだが、
これだけ残っているだけでもありがたいこと。
いやあ~、さすが。

田舎のちょっと大きな百姓くらいと思っていたが(笑)、
お寺との繋がりで江戸時代まで遡ることができた。
住職の話では江戸時代に為吉さんか小三郎さんが西本願寺まで歩いて出向いたとのこと。
その資料は解読が難しい状態にあるようだが、そんなことも判明したらしい。
山田家は小三郎とか七三郎とか同じような名前が多いですね。

ここからある程度の家系図を作っていくのは可能。
一応、僕はファミリービジネスアドバイザーでもあるので
ジェノグラム(家系図)の作り方も知っているのだ(笑)。
この資料を基に家系図を作ってみたいと思う。
そして、時間を見つけてはもう少し詳しいことも調べてみたい。
僕のルーツが出てくるかもしれない。

伝統があるわけでもなく、名家でもない家系だが、
こうした繋がりで今の僕があり、娘や息子がいる。
そう考えると改めて先祖に感謝せねばならない。
山田の名を汚さない行動をしないといけない。

そんなことを感じた十三回忌だった。