これからも前向きに 名大社会長ブログ

はばたけ!丸の内チルドレン

ちょっと大袈裟なタイトルである。
意味もよく分からないだろう。

名大社が丸の内に移転して6年強。
移転以降、入社してきた社員は「丸の内チルドレン」と呼ばれている。
呼ばれていると言っても、呼び始めたのは今月から。
それも僕が勝手に名付け、勝手に呼んでいるに過ぎない。

しかし、その数は今年の新人も含め12名にもなった。
中には40代のオヤジや30代のオバサン、いや、オネエサンもいるので、
チルドレンというのは語弊があるが、ここはまとめてそうしておきたい(笑)。

現在、その「丸の内チルドレン」の若手を中心に月1回勉強会を実施している。
「若手の丸の内チルドレン」を対象にしていることから略称「若丸チ勉強会」。
略称も僕が勝手に先日決めたのだが、その勉強会を先週木曜日に実施。
勉強会スタート時にその流れをブログに書いた。内容はこちら

勉強会と言っても、読んだ本、選んだキッカケ、印象的な内容、
自分に落とし込んだことを語るだけ。
それを全員で共有し、時折、質問や考えを聞き進行するだけ。
凝ったことはひとつもない。
それでもお互いいい刺激になり学びにもなっている。と思う。

maruti1604

他のメンバーがどんな理由でその書籍を選び、何を感じ、今の自分に活かそうとしているのか。
それを知るだけでもちょっとした感心と尊敬と焦りが生まれる。
僕が何かを教えるよりもよほど本人たちの意欲が高まる。
それがいい。

特に最近は自分に対しての問題意識が生まれてきた。
現在、組織横断、社歴、経験を取っ払った商品会議を定期的に開催しているため、
そこで何かしらのアイデアや考えを述べなければならない。
その際、自分の未熟な点を各々が感じるようで、
それをカバーする意味でも知識や教養を身に付けなければならない。

そのため自分の意思で自分の足りない点、
伸ばしたい点を読書によってカバーしようとしている。
結果としてどこまでプラスになるかは分からない。
だが、その問題意識を持つことにより、徐々に変化していくはず。
その行為を続ければ必ずや成長する。
それを全体共有し、刺激し合えることは全員にとってプラスになる。
僕が主宰しているせいもあるが(笑)、これは大いに意味あることだと感じる。

最近は一人の発表が盛り上がり、時間内に全員回らなくなってきた。
来月からが4月入社の2名が加わる。
とてもじゃないが1回の勉強会で全員発表は難しい。
そんなわけで5月からはこの「若丸チ勉強会」を半分に割り2週続けて行うことにした。
僕の飲みに行く回数が単純に減ったわけですな(笑)。

この「丸の内チルドレン」がいずれ名大社の中心メンバーになっていく。
はばたいてもらいたい。
来月も頼みますよ!

映画「スポットライト 世紀のスクープ」

 

spot16042

この映画にはいろんな捉え方があると思う。

まずはアカデミー賞作品賞&作品賞を受賞した社会派ドラマで
米国の暗部を映し出した秀作ということ。
実話を基に製作された作品で当時のことは話題になっていたと思うが僕にその記憶はない。
日本で大きなニュースにならなかったのか、単純に僕に関心がなかったのか。
アメリカ同時多発テロばかりがクローズアップされていた時期なので、
見過ごしていた可能性がある。

本作の登場人物がカトリック教会の組織ぐるみの隠ぺいを暴き、大罪を暴いていった。
社会派ドラマなので暗くてセリフについていくのに大変な部分があったが、
同時に爽快感も味わえたのも事実。
ジャーナリストのあるべき姿を感じさせてくれた。

そうなると、最近、正義を貫くジャーナリストの存在ってどうなんだろう。
きっと正義感の強いジャーナリストも沢山いると思うが、
最近の国内のニュースを見ると、
どうでもいいことを懸命にスクープするジャーナリストも少なくない。
映画を観ながら、そんなことも感じてしまった。
映画の感想とは全然違いますね(笑)。

違うことといえばもう一つ感じることがあった。
この映画の背景にあるのは神父による性的虐待事件。
映画の中ではその虐待を犯した神父は相当数(確か90人くらい)になる。
なぜそんなことが起きたのか。
それは日本では起き得ることなのか。
そんなことを考えてしまった。

ここからは素人発言なので、間違っていたらごめんなさい。
そもそも日本は信仰心が薄いため、
キリスト教のように毎週教会に通うような機会はない。
僧侶も神様のような存在ではないし、天皇も神ではない。

最近、「古事記」の勉強をしているが、
日本が誕生する際、登場する神は絶対的な存在とは言い難い。
過ちも犯す。
それがかえって日本人の他の宗教に対しての許容範囲の広さ、懐の深さ、
適切な表現が浮かばないが、うまく適応しているのではないだろうか。

絶対的存在であるべき側と絶対的存在を受け入れる側との構造が
このような事件を生み出したのではないのだろうか。
読む方によっては意味不明かもしれませんね。
すみません・・・。

この映画を観ながら、日本人でよかったと思ってしまった。
これも「古事記」の影響だろうか(笑)。
これも映画と関係なくて、すみません。

先日観た「マネー・ショート」といい、本作品といい、
最近、アメリカのネガティブな真実を描く映画が多いと思う。
それは僕のたまたまかもしれないが、
何かのメッセージと感じるのはただの勘違いだろうか・・・。

「電通とFIFA」を読む

den16041

名作ドラマ『ハゲタカ』のオープニングに
「人生の悲劇は二つしかない。
ひとつは金のない悲劇、もうひとつは金のある悲劇。」

というナレーションが流れる。
『ハゲタカ』は企業買収をテーマにしたドラマなので、本書とは全く関係がない。
しかし、読み終えた時、なぜかこのナレーションが頭に浮かんだ。

ワールドカップが悲劇の方向に向かうとは思わないが、
結局、お金に振り回され、物事が進み、
ある種の悲劇を生んでいることは間違いないのだろう。
サッカーはスポーツでありビジネス。
大きなお金が動かなければ、
メッシやロナウドにあれだけの報酬が支払われることはない。
ここに描かれている電通の役割が大きな貢献をしているとも言える。

だから僕にはどこが正しいのかは分からない。
多額の裏金が重要案件を左右するのは明らかにおかしいが、
すべてを否定することも難しい。
しかし、ハゲタカたちが群がれば、
冒頭の金のある悲劇に繋がるわけだ。

こういった書籍を読むと、
自分にとって正しいビジネスとは何かと考えさせられてしまう。
売上を上げ、利益を残すことは重要だが、人の道を外してはいけない。
当然あるべき姿だが、
こういった事象を見ると正しさが霞んでしまうのも事実。
どう倫理観を自分の中に持ち続けるがが大事なんだろうな。

あとがきにも書いてあるが、著者は天下の電通を敵に回し、
よく書けたものだと感心してしまう。
出版社もそのリスクを抱える勇気も必要か。
それともこの程度では何の影響も与えないってことか・・・。
別世界すぎて、全くイメージできない(苦笑)。

本書の中では元日本代表監督のジーコ氏が数少ないまっとうな人。
全うすぎると世の中を上手く渡れないのを証明しているけど・・・。
何事にもオモテとウラがある。
それを知っておくだけでもいいかもしれない。
そうでもないかな・・・(笑)

西川塾はまだまだ盛り上がる

12日(火)に西川塾二期生会第15期総会が行われた。

nisi16041

西川塾とはユニーの創業者である故西川俊男氏が創られた経営者向け私塾。
塾主である西川氏が昨年の元旦に亡くなられ塾の存続も危ぶまれたが、
僕らは塾主の想いを反映させ継続。
(新たな決意をした昨年のブログはこちら

この一年は塾生だけで活動を行い、いろんな取り組みをしてきた。
宿泊研修や東海経営者フォーラムなど派手なイベントはなかったが、充実した一年だった。
講師でありシンボルである塾主の存在がなくなったことで、
むしろ自分たちに課せられた責任が明確になったと言える。

ほとんどの塾生が退塾せず、全体での取り組み、
各班での取り組みを積極的に行った。
以前よりも塾生同士の一体感は高まったし、
お互いのことをより理解しあえる間柄にもなった。
木下事務局長のリーダーシップに寄るところも大きかった。

僕は何もしない副事務局長、何も働かない副班長と
役職だけはそれなりに立派な立場。
それについてはほとんど機能しなかったが(苦笑)、
全員の力で盛り上がったのは確か。

各班の取り組みも勉強になった。
僕は公私ともに懇意にする堀さんの班に所属し、
(一年を終えた堀さんの挨拶
塾生の会社にお邪魔して事業や経営方針を学んだ。
異業種の経営を知るだけでも吸収すべきことは多い。

先月の班活動は弁護士塾生が幹事だったこともあり、
名古屋地方裁判所に出向き、民事と刑事の裁判を見学。
これも普段の生活では経験できない貴重な機会。
大いに勉強になった。
民事の裁判はインパクトが強く、人のふり見て我がふり直せって、感じ(笑)。
いや、そうではないが、ちょっと怖かった。
詳細は言えないけど・・・。

その後は弁護士事務所で弁護士間の競合についても教えてもらった。
世の中知らないことが多すぎる(笑)。
無責任な言い方だが面白かった。

そんな一年を過ごしてきたわけだが、先日の総会でこれからの一年の方針が発表された。
前年よりバージョンアップした行事日程。
班ごとの活動は研修要素を強くし、塾生全体に学びを提供する。

堀班長は交代したが、メンバーは変わらず新班長の下、新しい活動を行う。
僕は相変わらず何も働かない副班長のようだ。
新班長に文句だけ言って、盛り上げていきたいと思う。
何もしない副事務局長も更迭されることなく継続とのこと(笑)。

根底になるのは西川塾主の教本「ロマンへの道」だが、
塾生仲間でまたこの一年学び合い、語り合い、酔っ払っていきたい。

nisi16042

これが総会終了後の懇親会。
これからもどうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その38

円頓寺商店街中央をほんの少し北に入ったところに
店を構える「ぽろ」さんに行ってきました。

poro1644

こちらはおばんざいがメインの飲み屋さんで日本酒が多数揃っています。
全国あちこちの日本酒を飲むことができます。
酔っ払って飲みに行くと本当に酔っ払います。
一体何を言っているのでしょうか。
当たり前なことです。
二軒目、三軒目に行く場合は気をつけましょう~(笑)。

ランチタイムにお邪魔しました。
仕事中でもビールぐらいであれば屁の河童。
全然問題ありません。
しかし、日本酒の場合はそうはいきません。
コップ一杯くらいであれば問題ないでしょうが、きっとそれでは終わりません。
二杯、三杯と進み、気づいた時には仕事がどうでもいい状態になっていると考えられます。
そんな社長は失格です。

気持ちを抑えながら、
「日替わりランチをください。飲み物は要りません!」
キッパリと聞かれてもいないのに答えます。
経営者はいつも重要な場面で決断を求められます。
常にキッパリといかねばなりません。

店内を見渡すと一升瓶とかき氷製造マシーンが並んでいます。

poro1643

こちらは年中、かき氷を提供してくれるようです(多分・・・)。
真冬にも食べたい方はどうぞ!

日替わりランチ 880円

poro1642

メインが2種類とおばんざいもセットのため、写真に納まりません。
こちらはご飯のお替りが自由です。
20代であれば三杯くらいは食べていましたが、もう間もなく50代を迎えます。
もう若くはないのです。
お替りなんてする気にもなれません。

こちらは一品一品、手間をかけ優しく作られています。
ご飯も味噌汁も出し巻きも美味しいです。
気づいた時にはお替りを頼んでいました。
頑張ればもう一杯くらいはいけそうです。
ろくでもない50代を迎えそうな予感がします(笑)。

天井からこんなものがぶら下がっています。

poro1641

「いるんだよな、そんな奴。勘弁してほしいよ。まるでSさんだな。ハハハッ」
と一人でウケていると背後から声が聞こえてきました。
「それはオマエだろ。笑ってる場合か!」
振り返ると誰もいませんでした。
少しだけ背中に寒さを覚えました。
気をつけなければいけないのは僕の方でしょうか・・・。

ごちそうさまでした。
酔っ払いには気をつけたいものですね(笑)。

面接対策は必要か・・・。

先週木曜、金曜は18卒向けの合同説明会「企業展」を開催。
就活生は今、積極的に企業の会社説明会に参加している時期。
早い企業は既に選考にも入っているので、
何とも全体感が読みづらい年ともいえる。

8月選考開始から6月選考開始に前倒しになり、
新卒採用を行う企業は会社説明会の時期を早め、
回数を増やし慌ただしい状況。
3月の解禁からまだ1カ月しか経っていないが、
母集団形成の企業間格差はかなり生まれているようだ。

圧倒的な売り手市場の中で企業側が焦りを感じるが、
学生が余裕をかましているかと言えばそうではない。
中にはそんな学生もいるとは思うけど・・・(苦笑)。
焦りや不安を感じている学生も多い。

そんな学生さんのために(そうでもないか・・・笑)、
先週の企業展では「面接対策」のパネルディスカッションを行った。
初日は「内定ロードへの第一歩!これを聞けばこわくない!面接で伝えるべきポイント」
2日目は「最終面接対策!最終面接官がみているポイントとは?」と題して、
それぞれ4名の人事担当とのディスカッション。

なぜかこういう場合、ファシリテーターは僕。
イベント会場で一番ヒマそうにしているのが理由だと思うが、
スタッフは調子よく
「これはテツさんに盛り上げてもらわないと困ります。」
と持ち上げる。

僕もまんざらではないので、素直に引き受けることにした。
これがなかなか面白く、自分でいうのもなんだが、結構盛り上がった。
地元の大手、中堅、中小とバラバラな規模、業種の方に出席してもらったのだが、
結果的に企業が学生を見るポイントはほぼ同じ。
いかに自分自身を正直にだせるかどうか。
上手に話す必要性なんてないことが明らかになった。

men1604

中には15年以上も採用に携わり、3万名を超える学生と面接されたベテラン担当者は、
一目見た瞬間でどんな学生がわかるとキッパリ言われていた。
それは予知能力があるのではなく、
どれだけ準備をして何を気をつけているかが瞬時に理解できるということ。
その姿勢が大切が重要とされるわけだ。

翌日の最終面接対策も楽しかった。
僕は話を振り、担当者から本音を引き出しながら、
一定の方向性を導き出す。
もちろん相手の了解を取りながら、まとめに入っていくわけだが、
結果的に「最終面接対策なんてするな。」という結論に至った。

これはあらかじめ僕が用意した答えではなく、
あくまでもディスカッションの流れから出たこと。
しかし、これは僕にとっても素晴らしい結論を導き出したと思う。
一次も二次も最終も関係ない。緊張もすればいい。
それでいいんだ。

自分たちでテーマを決めておきながら、
それを否定するなんておかしな話だがそれが学生に少しでも伝わればいい。
詳細を何も語っていないので、どんな内容かはわからない。
適当に想像してもらいたい。
いやいや、いい話でしたよ(笑)。

混沌とする就職戦線だが、お互い真っすぐいこうじゃないか。
その方が一緒に働いて楽しいはずなのだ。

もうファシリテーターはやらしてもらえないかもしれないけど・・・(笑)。

シャープ崩壊

sharp164

最近、何かと騒がしい。
先週のセブン&アイ・ホールディングス鈴木会長の突然の引退も世間を騒がせた。
あまりにも強いカリスマは身の引き方も難しい。
さらに難しいのがリーダーシップのあり方。
鈴木会長の実績は言うまでもないが、
後継者を育成すべきリーダーシップはどこまで持ち合わせてたのだろうか。
僕のような未熟な経営者が語るべきではないが、
あの年齢まで続けてしまうのは正しいのだろうか。

企業は人で成り立っている以上、どう組織をまとめるか、どんな人事を行うかが重要。
その中でどうリーダーシップを発揮するかで、会社なんてコロッと変わってしまう。
それは会社の大小は関係ない。
うちのような小さな会社であっても簡単な事なんてひとつもない。

本書もまさにこれに当てはまる。
液晶事業への巨大投資が今のシャープの騒がしさの原因だが、
権力者による人事抗争も大きな要素。
本書を読むまで表面的な人事しか知らなかったが、
こんな道で企業が崩壊していくのだとよく理解できた。

しかし、この手の話って、よく耳にしたり。
ビジネス小説でもありそうだったり・・・。
会社がダメになっていくパターンって、そんなに多くないのだと思う。
今回のシャープの一連の流れもレアなケースではなく、ありがちなケースじゃないのかな。

他人の事は無責任に言えてしまう。
自分が当事者だとそんな客観視はできないだろうけど・・・(苦笑)。

ここにも企業内における権力抗争が描かれているが、大きな問題はリーダーシップのあり方。
強すぎるリーダーは権力を持ち過ぎワンマンに陥る。
弱いリーダーは決断ができず求心力が下がる。
本書にはシャープの歴代の経営者の人間性が書かれているが、
それを読むだけでもリーダーシップ研修を受けているよう。
ケーススタディとしては怖すぎるが・・・。

本書は今年の2月までの事が描かれている。
鴻海(ホンハイ)に買収されるのか、
産業革新機構の出資を受け国有化になるのか、ここで終わる。
結果はニュースの通り。

先週の日経に掲載されていた記事「シャープの選択」は続編なのだろう。
そこには「俺たちは外資系なんだぜ。」なんて皮肉っぽく書かれている。
これから一体どうなるんだろう。

10年後、笑い話として語られるのか、
シャープなんていう会社があったな、なんて懐かしく思われるのか。
僕には分からない。

自分たちがそんな存在にならないよう反面教師としてみるしかない。

「古事記」を読む。

kojiki1604

今回、初めて「古事記」を読んだ。
マンガだけど・・・。
それも漫画家は里中満智子さん。
名前は存じ上げていたが、レディースコミックの大御所。
代表作も全然知らない。
これまで読んだことがないから当然とも言える。

そもそも普段、マンガを読むことはほとんどないので、
自分自身の中でもレアな体験だ。
では、なぜ、今回そうなったのか?。

今日9日に「古事記に学ぶ集い」という勉強会に参加することになったため。
それも主催者として・・・。
名大社のセミナールームを使用し約20名の方にお越し頂き、
勉強会を実施することになったのだ。

僕はこの分野には疎い。半端なく疎い。
日本史において戦国時代や明治維新ならまだ何とかついていけるが、
日本が誕生した頃の話になると何も語ることはできない。

「古事記」や「日本書紀」も日本史で習っただけで、
書物を読んだことは一度もなかった。
日本を知る上で必要だとは感じていたが、手は全く動かなかった。

今年1月に開催した「次世代のファミリービジネスを作る会」の懇親会で、
たまたま八咫烏の話題となり、古事記が取り上げられた。
何かとご一緒する経営者仲間の櫻山氏がその分野に精通しており、
勢いに乗って勉強会を行うことを決めてしまった。

伝説の「ハゲタカ」上映会に続く久々の企画。
伝説のシリーズをご存じない方はこちら・・・。
雨の第1回ハゲタカ鑑賞会
ハゲタカとサキアテジョーグー
ハゲタカとサキアテジョーグー 2
いよいよ最終回!ハゲタカ鑑賞会
出会えてよかった。「ハゲタカ鑑賞会」
ハゲタカ会in名古屋

そのため主催者の一人となる僕も何も知らないでは許されない。
かといって、難解な古事記をこの多忙なタイミングで読む自信もない。
櫻山さんが推薦してくれた分かりやすくハードルが低いこのマンガを読むこととした。

う~ん、自分は日本のことを何も知らない・・・。
これが正直な感想。
神がどう生まれ、天皇がどう生まれ、身近である熱田神宮や伊勢神宮はどんな存在なのか、
これまで考えなかった自分自身が情けない。
そんな感想を持ってしまった。

今日の勉強会は遠くは京都からも参加者があり、関心度の高い強者が熱く語ってくれるだろう。
僕はダンマリで懇親会の設営だけに集中する一日となりそう。
僕が鍛えさせてもらういい機会になればいい(笑)。
と前向きに解釈しておく。

このマンガ「古事記」も1回読んだだけではモノにならない。
勉強会前にもう1回読むことができるかな・・・。

2年目に突入!「明日へのグッジョブ!」

昨年からスタートした名大社がスポンサーを務める@FMの「明日へのグッジョブ!」。
4月以降も継続し、2年目を迎えることになった。
パーソナリティの山口千景さんも佐井祐里奈さんも引き続き担当してもらう。
月曜日から金曜日の7:52からオンエアです!
これからもよろしくお願いします。

僕は15年度は山口さんの曜日ばかりに顔を出したが、
今年は佐井さんの曜日にも顔を出したい。
まだお目にかかったことがないし・・・。
こんな感じの癒し系の方。

fma16042

山口さんがチャキチャキした方なので、タイプは全然違うかもしれない。
それもまた楽しみ・・・。
あっ、もちろん山口さんもステキです(笑)。

番組内容は一部変更して、よりビジネスに役に立つネタを提供していく。
ビジネス用語や名言、社会人としてのルールなんかも柔らかめに伝えていくつもり。
そして、金曜日は引き続き僕が出演することとなった。
個人的にはあまり出たくないのだが、
出演要請の電話やメールがラジオ局に殺到したため、やむを得ず出演する。
(真っ赤なウソです・・・笑)

正直に言えば僕ばかりでは飽きられてしまうので、
ちょくちょく他のスタッフにも協力してもらう。
また、他の曜日にはクライアントも登場する予定。
いい宣伝の機会を提供できるかな。
それとは関係なく番組に出演したい方は僕に交渉してください。

先日も番組の収録を行ってきた。
新人研修も兼ねていたので、ちゃっかりと記念撮影。

fma16041

山口千景さんとエラそうな態度のおじさん、新人のヤマゾエ、オグラ。
まだまだ表情が硬いですな。

そうそう、今日は金曜日。
ということは今朝の7:52から僕の美声が流れるわけだ。
このブログを読む大半の方は8時過ぎなので、
気づいた時にはもう遅いかもしれない。
きっと今日はとってもステキなことを言うはず(笑)。
聞けなかった人は残念!
昨日、今日開催の企業展の「ならでは情報」をお届けするはず・・・。

それはさて置き、朝、ラジオを聞く余裕のある方は是非、@FMに合わせてもらいたい。
2人のパーソナリティの喋りも心地いいですよ。
2年目を迎えた「明日へのグッジョブ!」
どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その37

春です。どんよりした天気ですが、いい季節です。
円頓寺本町に隣接する小学校でも桜が咲いています。

saka1643

近くによるとこんな感じです。
プライムセントラルタワーがバックに写ります。

saka1642

大好評の「円頓寺シリーズ」も気が付けば一年を過ぎることになりました。
ネタ切れで連載の危機が訪れたり、
文体が彷徨ったりといくつかの苦難を経験しましたが、
なんとか乗り越えて今日まで来ました。
これも食べ物ブログを愛してくれる全国30万人の読者のおかげです。
改めて感謝申し上げます。

今回は円頓寺本町の南側に店を構える「創作和食さかきばら」さんに行ってきました。

saka16041

桜を眺めながらブラブラするうちに辿り着いたのです。
以前は安く魚を提供する居酒屋でしたが、
雰囲気が180度異なるお店に変わりました。
魚というキーワードは同じなようです。

「日替わりにするか、天重にするか、穴子にするか、どうしよかな?」
とランチメニューを見ながら悩みます。
日替わりランチは1200円もするので止めにしました。
人気食べ物ブロガーのランチは1000円までと暗黙の了解があるようです。
「すいませ~ん、あなごの玉子丼をください。」と注文します。

あなごの玉子丼 1000円

saka1644

いつも丼物を注文する時は、カツ丼!親子丼!うな丼!
となんとも豪快な感じがします。
丼=オトコの食べ物、そんな図式がピッタリです。
しかし、あなごの玉子丼は違います。
優しさとやわらかさと上品さを感じるのです。
「そうか~、この感じか~、腹が減っていない時にしっとりするにはいいかもな~。」
と美味しく頂きながらも、男らしさに頼りなさを感じます。
穴子も小さく切り刻まれてます。
豪快にかぶりつくことはできません。

「まあ、4月だし、たまにはいいのかも・・・」
と意味不明なことも呟いてみます。
もう一度、メニューを見直します。
天丼には海老、穴子、季節の野菜三種と書かれています。
頭に浮かべると豪快なイメージです。
「こっちにすればよかったかな。はっきり言って腹ペコだし・・・。」
人気食べ物ブロガーらしくないひ弱さをさらけ出してしまいました。

まだまだ修行は続くようです。
ごちそうさまでした。
円頓寺シリーズの2年目もどうぞよろしくお願いします。
いつまで続くかは分かりませんが・・・。