これからも前向きに 名大社会長ブログ

ヤバい、ヤバい、7月の目標

う~ん、あまり書きたくない7月のランニング距離。
しかし、人は潔くなくてはならない。
3人のライバルが気にするからなんてどうでもよく、
報告すると決めたのならどんなに無様でも報告するのが男らしいというもの。
そんなわけで7月のランニングについて語りたい。

ちなみに7月は前半は雨ばかり。
そもそも走れる日は少なかった。
東京出張した際も皇居を走ろうと思い、ランニングシューズを持参するもすべて雨。
夜、ホテルで飲むことしかできなかった。

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僕がサボっていたわけではない。

梅雨が明けたらどうだろう。
やたらめったら暑い日が続く。

そして、どういうわけか飲み会も続く。きっとそれは暑さのせい。
月末なんて名古屋でも38度と信じられない気温だ。
いくら早朝でもかなりくたびれてしまう。

言い訳だと思ってほしくない。
すべて事実を語っているだけ。
走ろうという気持ちは強かった。しかし、天候が悪かった。

人は潔くなくてはならない。言い訳なんかしてはいけない。
僕はあくまでも事実を語っている。
そう思えば7月のランニング距離も悪くはないだろう。

はい、7月はちょうど50km走りました。
やっぱ、少ないですか?
はあ~、まあ、いろいろありまして・・・(汗)。
目標の半分だし・・・。

先月は結構フィットネスクラブでのランニングが多かった。
約半分はそうじゃないかな。
外の景色を眺め風を感じながら走る方が好きなのだが、7月についてはそんな状態であった。
全部、天候が悪いのだ・・・。
8月はもっと厳しくなるかもしれない。

そういえば今までサボっていた東京のライバルが走り始めた。
どういう風の吹き回しか・・・。
どうやら東京マラソンに参加するつもりだ。
大して脅威な存在にはならないとは思うので、お手並み拝見としておこう(笑)。

それでもこのままではヤバい、ヤバい。
もうちょっと、なんとかせねばいけませんね。
モーレツに暑い8月も目標に近づけるよう頑張ります!

チャレンジフォーラム2015

一昨日の土曜日はNPO法人G-netさんが主催する「チャレンジフォーラム2015」へ参加。
挑戦を続ける魅力的な中小企業とその中小企業に挑む若手人材の活躍をテーマにしたイベント。
1週間ほど前に代表理事の秋元さんにお誘いを受け気軽な気持ちで参加することにした。
一般参加のつもりでいたがイベントの2日前、この7月で共同代表になった南田さんからTELがあり、
イベントのパネルトークに出てくれという。

よく内容を理解しないまま、勢いで承諾。
今、考えてみればこれがG-netの常套手段(笑)。
別の団体も含めいつも同じような手に引っかかってしまう。
騙されやすい性格なのかもしれない・・・。

会場となるのは岐阜駅前の岐阜大学サテライトキャンパス。

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こんな場所に岐阜大の別キャンパスがあるなんて初めて知った。
会場は意欲的な大学生を中心に中小企業経営者、支援企業、大学関係者ら100名を超える方。

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美濃加茂市長や「ビリギャル」著者で一躍話題の人となった坪田さんも参加されていた。
(美濃加茂市長の藤井さんも一時期話題の人だった(笑))。
このお二方と直接お話ができたのもこのイベントのおかげ。

僕は「中小企業にとっての右腕人材とは?」というパネルトークのゲストとして登壇。

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本当にこんな企画の参加者を2日前に決めていいのか・・・(笑)。
鷲見製材さん、長良製紙さんの社長のコメントに対し、フォローしたり環境分析するのが僕の役割。
偉そうにファミリービジネスアドバイザーらしいコメントもさせてもらった。
中小企業こそがトップを中心に一丸で採用し育成する必要があるという流れ。
それがいずれ右腕と呼ばれる人材に成長していく。
そんなことを持論を踏まえながら話をさせてもらった。
一人でも多くの若手人材が中小企業に興味を持ってくれればいい。

大人が登壇した後は入社2年目の若手と現役の学生さんのトークセッション。
彼らの目の輝きが素晴らしい。
入社2年目の若手代表としてプレゼンした大橋量器の斎藤君はたまたま僕と同じテーブルで向かい側の席。
2年目とは思えないくらい自分の意見をはっきり述べ、仕事への取組みを語っていた。
社長がなんでも任せたくなる気持ちはよくわかる。
これも中小企業だからできること。十分楽しませてもらった。

このイベントを通して感じたことが2つ。
一つは代表の秋元さんにしろ、藤井市長にしろ、「ビリギャル」の坪田さんにしろ、
すこぶる話が上手い。
単に上手いだけではなく、空気を読み全体を巻き込んでしまう魅力的な話し方。
これだけでも大きな収穫。
くだらないネタで笑いを取ることくらいしかできない僕はまだまだ未熟。

もう一つはこんなイベントは残念だけど、うちではできない。
G-netさんならではのコンテンツとサービスだからなせる業。
この距離感を作るのは決して簡単ではない。
この点からも大きく学ばねばならない。
今後、コンソーシアムで一緒に取組んでいくが、お互い刺激し合い吸収できる点があればいい。

イベント終了後は懇親会。
(まあ、いつものことですね・・・)
こちらも楽しい時間だった。
早く失礼しようかと思ったが、いろんな方と話をしているうちにすっかり遅くなってしまった。
岐阜の花火大会から帰る方と重なってしまい、激混みの電車で帰宅することに。
もう少し早く帰ればよかった(笑)。

お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

ちょっとした自慢

可能な限りであるが、何年に一度かは自分にご褒美を上げたいと思う。
最近は何故か腕時計に興味を奪われることが多い。
スマホが当たり前の時代。特になくても問題はない。
夏場は暑く、腕に汗をかく。金属製のベルトは肌が荒れる。
従って、目に入ってくる腕時計は革ベルトかラバーベルトの製品が中心となる。

今年は数年ぶりに新たな一本を購入しようと考えていた。
コツコツとお小遣いを貯め(笑)、その機会を伺っていた。
スイス製もいいができれば日本製がいい。
グランドセイコーもいいが、ほとんどはステンレス製ベルトだ。

そして、今回決めたのがこれ。
MINASEの【 FIVE WINDOWS Power Reserve Indicator 】

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といっても、ほとんどの人が知らないと思う。
僕が知ったのもたまたま藤巻百貨店のWebサイトを見て気づいたのがきっかけ。
しかし、玄人筋に言わせれば、かなりの技術力を持っているという。

協和精工株式会社という切削工具メーカーがドリル製造と金属切削のノウハウを活かし、
手掛けた腕時計なのだ。ほぼ一目惚れに近い。
これも偶然だが、懇意にするヒゲは濃いがアタマは剥げた新米社長がたまたま紹介してくれ、
(失礼な表現ですね。スイマセン)、この時計を手に取った。

「お~、なかなか、いいじゃないか。」
といつもと少しだけ違うチープな表現でこの時計をまじまじと見つめた。

限定100個。回転錘には名前を刻印してくれる。
すなわち世界に一個しかない腕時計なのだ。
よくわからないと思うが、僕の名前がしっかりと刻み込まれている。

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それが先日、僕の手元に届いた。
腕に巻くとこんな感じ。

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ハハ~ン、いいでしょ?
ちょっとした自慢(笑)。

何百万もする時計をいくつも持っておられる方からすれば、
鼻で笑われるかもしれないが、僕にとっては貴重な一本。

触れ込みでは100年後も語ることができるらしい。
息子の代、また、その後も引き継がれていくのなら、尚、嬉しい。

ちなみにMINASEというブランドは、工房のある秋田県の皆瀬(みなせ)の土地から由来している。
職人が一つひとつ手作りで生産している。
ちょっと宣伝っぽく、かつ、ただの自慢ブログになってしまったが、これも日本の匠の姿。
大切に使っていきたい。

これはオマケにもらったフランク三浦。

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う~ん、これはどうするかな・・・(笑)。

大好評につき(?)、8月以降もオンエアします!

以前のブログで7月末までラジオ番組の提供をすると書いた。
朝の通勤時間帯はラジオではゴールデンタイム。
クルマ社会の東海地区では朝7時台に車を運転する方は多い。

月曜から金曜の平日に番組提供をしていたわけだが、金曜日は僕が出演し好き勝手に喋っていた。
好き勝手といってもお酒や映画の趣味の話ではなく、マジメなこと。
企業を探すポイントであったり、会社を辞めない方法であったり、
同族企業の魅力であったり、長時間話されるとちょっとくたびれてしまう内容。
5分番組だから退屈せずに聞くことができる。

「いきなり山田さんの声が聞こえてきてビックリしたよ。」とか
「学者みたいに偉そうな喋ってるね。」とか
「やっぱり顔も頭も悪いけど、声はいいよね。」
というような周りの方からコメントも頂いたりした。
意外と多くの方が聞いているようである。
肝心なターゲットの効果はもう一歩というところだが(笑)、
会社の認知をアップさせるにはそれなりに評価できる。

また、名大社のクライアントにも何社か登場頂き、会社の魅力についても語ってもらった。
思いのほか反響はあったようだ。

当初は7月末までの予定であったが、せっかくの機会でもあるので番組提供を継続させることにした。
@FM Brand-New RADIO内「明日へのグッジョブ! suported by 名大社」を来年3月までやります!
当面、毎週金曜日は僕が引続き担当することに。
いずれ飽きられると思うので、その時はプログラムを検討し直すが、しばらくは僕が登場。

先日、パーソナリティの山口千景さんと収録。

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またまたデレデレオヤジになっている。
金曜日に限らず、他の曜日もぜひ聞いてください!

番組終了後、スタジオ内で談笑していると、@FM(エフエム愛知)の本田社長が挨拶に来られた。
本田社長は僕が入社1~2年目の頃の名大社の営業担当されていた方。
当時、若造だった僕にいろいろとご指導を頂いた。これもご縁。
せっかくなので記念撮影。

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いかん、緊張のせいか目をつむってしまった(笑)。

それはともかく8月以降も名大社は番組提供していきます。
どうぞよろしくお願いします。

名大社 納涼会2015

昨日は毎夏恒例となった会社の納涼会。
今回は珍しく丸の内から矢場町へ移動。
名古屋パルコの上にあるクレストンホテルでの開催。

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名大社通の方であれば、「お~、なるほど!なかなか、やるじゃないか!」
と思われるだろうが、まず皆無(笑)。

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会場が会場だけに落ち着いた雰囲気でスタート。
みんなで仲良くブッフェ形式の料理を楽しむ。

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夏らしく冷麦もあったり・・・。

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僕は食べなかったけど。

いつもはバカ騒ぎのような宴会ばかりだか、今回はそうでもなさそう。
和気あいあいの雰囲気で日頃の疲れをみんなで癒しあう。

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笑顔あふれる飲み会。
なかなか、いいじゃないか。
と思っていたら、やっぱりそうはいかない。
お酒が進むにつれ、様子が変わっていく。

どうしても脱ぎたいヤツ。

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「おい、場所を考えろ!」。

ひとりライザップを披露するヤツ。

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「おい、場所をわきまえろ!」。
他のお客さんもおらず、誰にも迷惑を掛けなかったから、まあ、よしとするか・・・。
いや、ホテルに迷惑を掛けているぞ。
すみません。

それでも全員で楽しく盛り上がり終了。
僕は連日の飲み会続きで帰ろうと考えていたが、そんな意志はお酒と共に消えていた。
やはり愚か者からは抜けられないようだ。

そして、二次会。

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ワインとピザですっかりいい気分に・・・。
さすがに三次会は失礼したが、若い連中はどこかへ消えていった。

夏の暑さをぶっ飛ばせ!。
この納涼会でそんな感じになればいいのだが、それより今日をぶっ飛ばすことができるのか。
二日酔いで働けませんなんてことは勘弁してもらいたい(笑)。

お疲れさんでした。
はい、これからも盛り上がっていきましょう~。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その15

毎日、暑いです。
そんな日は冷たいものが食べたくなります。
「ざる蕎麦か冷やし中華を食べたいなあ~」
と少し前と全く同じことを考えながら、円頓寺商店街を歩きます。
この日は織田信長公に呼び止められることもありませんでした。

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円頓寺本町にある「こさく亭」さんに行ってきました。
冷やし中華ののぼりも気になります。
ちょうどピークの時間を越えたこともあり、店内は空いたラーメンどんぶりでいっぱいでした。

娘さんらしき女性が「いらっしゃいませ!すぐ片付けますので、そちらにお掛け下さい。」
と元気よく話しかけてきます。
席に座り店内を見渡し、「う~ん、どうしようかなあ~」と悩みます。

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この冷蔵庫のシールはどんな意味があるんだろうと考えていると、
壁に貼ってあるメニューが目に飛び込んできました。
僕は指を指しながら「汁有り冷やし坦々麺をください。」と勢いに任せて注文してしまいました。
坦々麺は汁ありも汁なしも大好きです。
しかし、冷やしは食べたことがありません。

「一体どんなものが出てくるんだろう・・・」と独り言を呟きながら待ちます。
他のメニューも眺めます。

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「おっ、冷やしシリーズか。なかなかやるじゃないか。」
メニューの多さにいつものセリフが出てしまいます。
辛口にすればよかったか、大盛にすればよかったか、
小ライスをセットにすればよかったか、と優柔不断な気持ちが揺れ動きます。
そんな時間を過ごすうちに運ばれてきました。

汁有り冷やし坦々麺 750円

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「思いっ切りかき混ぜて食べてください。」と元気のいい娘さんが話しかけてくれます。
「はい。」と素直に答え、しばし眺めます。
「普通の冷やし中華に見えるな・・・」

言われた通り思い切りかき混ぜます。

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「う~ん、見た目はいいとはいえないな・・・」どんなまぜそばも同じでしょう。
かき混ぜて美しい麺はないでしょう。
ズルズルと勢いよく食べ始めます。
結構なボリュームです。
大盛りにも小ライスセットにもしなくてよかったです。

「いいぞ、いいぞ、美味いぞ。」と機嫌よく食べていましたが、
途中に「あっ!」という悲鳴に近い声を上げてしまいました。

この日は白の麻のシャツに薄い色のパンツ姿でした。
坦々麺の汁が飛びかかったのです。
よくある風景です。
この手の麺類を食べる時を気をつけなければなりませんが、
僕のパンツに赤い斑点がいくつもついています。

「これはヤバい。」
おしぼりを水にぬらし、パンツを拭きます。
「う~ん、困ったな・・・」
午後からの予定を思い出し、恥ずかしい姿を見せねばならないことを後悔します。
「まだまだ子供だな・・・。」
と自分に言い聞かせ、お店を出ることにしました。
向かいに座っていたお客さんは黒っぽい格好をしていました。
さすが、大人です。

ごちそうさまでした。
来週は服装も考えて食事をしようと思います。

映画「きみはいい子」

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途中まで観るのが辛かった。
映画館を出たくなってしまった。
ジャンルは違うが、なぜか「闇の子供たち」を思い出してしまった。
子供の描かれ方に共通点を見出してしまったのかもしれない。

しかし、この2本の作品は根が深い問題を抱えていることは一緒だが、根本は全く違う。
本作は手を出す側も被害者と言えるからだ。
どこまでいっても親の責任は重い。
自分の振舞いや生活環境が与える子供への影響力の強さは果てしなく恐ろしい。
子を持つ親としては痛感するだろう。

自分の家庭さえよければいいという短絡的な回答はできないが、
自分の子供の成長を眺めながらつくづく母親の偉大さを感じた。
「亭主元気で留守がいい」を実践する僕が子供に与える影響力は皆無に近い。
父親としては無能。
暴力をふるったり、仕事をせずブラブラしたりしないだけマシなくらい。

天津欄間に育てられた母親は子育てにおいてもプラスの力を発揮している。
今でも中学生の息子を抱きしめる姿を見るとゾッと体が震えてしまうが(笑)、
それはお互いにとっていいこと。
きっと息子はいろんな人に対して優しくなっていくのだろう。

日本ハグ協会のさとちゃんが積極的にハグを推奨していく理由も改めて理解できた。
回りだけでなく自分自身も好きになっていく、元気になっていく。
そんな人が少しでも増えればいい。
池脇千鶴さん扮するお母さんが、主役の尾野真千子さんを抱きしめながら
「自分のこと嫌いでしょ?」と慰めるシーンは象徴的。
人に優しくするためには、自分自身を抱きしめることも必要。

そういえば、この映画、池脇千鶴さんと高橋和也さんがいい味を出している。
この二人は多分、夫婦役。
それが証明する場面はひとつもなかったが、観客はそうイメージする。
呉監督の前作『そこのみにて光輝く』では愛人関係にあり、役柄は180度違う。
彼女の作品には欠かせない俳優として、いずれ呉組なんて呼ばれてしまうのではないか(笑)。

本作は瞬間的にドキュメンタリーを思わせるシーンがあった。
全編通して丁寧な演出で作られている映画だが、
子供たちが先生から出された宿題を回答するシーンは演出がなく、そのまま撮影したように思える。
それは抱きしめられて、どう感じたかを答えるシーン。
子供たちが感じたありのままを映したように思えた。
みんないい笑顔だった。

賛否が分かれる映画だと思うが、僕ら大人は見ておく必要があるかもしれない。
それは社会を知ることと同時に自分を知ることでもある。
最近、抱きしめることも抱きしめられることもしていない僕はどんどん冷めてしまうかもしれない。

誰か抱きしめてくれないかな・・・(笑)。

すべては会社をうまく回すために・・・

こんなタイトルのブログを書くと会社内、会社外から多くのクレームがくると思う。
いや、間違いなくくるだろう(笑)。

昨日は名大社のゴルフコンペ。

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一昨年あたりから急に盛り上がり、若い連中も揃ってゴルフをやり始めた。
年1~2回ペースで開催し、これで4回目。昨日は第4回名大社カップとなった。
この詳細は来週のスタッフブログでオガワが書いてくれると思う。
自分のスコアはともかく面白おかしく取り上げてくれると期待したい(笑)。
だから、僕は違うことを・・・。

一般的な会社の場合、こんな社内コンペを行った場合、周りが気を遣い、
社長を優勝させるケースが多いと思う。
第1回でなくても早い段階で出来レースのように優勝に導いてくれるだろう。
淡い期待を持っているのだが、残念ながら第3回まではなかった。
そろそろくるのかな?と思うのが、一般的な会社の社長の心情だと思う。
僕のことを言っているのではない。あくまでも一般的な話。

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さて、昨日のゴルフコンペはどうだったか・・・。
僕はどうでもいい8位という順位で終了。
(ちなみに参加者は12名です・・・涙)
ハンディ上限なしのダブルぺリアというとんでもないルールで行い、クソ暑い中、プレーした。

きっと周りが社長に気を遣うと気にしながら、僕は周りに気を遣っていた。
多分・・・。
若い奴と同等のスコアで回り、ドラゴン賞もニアピン賞も無縁の世界で通してみた。

結果、大先輩は3位。

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先輩も順位はともかく表彰され、

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後輩は優勝。

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僕は8位というどうでもいい順位で終了させてみた。
周りが社長に気を遣うはずが、僕が周りに気を遣う気配り。
(写真が暗いのは気のせいだ・・・。)

うん、いいんだ。
こんな態度を僕が示せば、きっと会社はうまく回る。
若い奴が僕にライバル心をムキ出しにし、先輩は優越感に浸り、後輩は責任感を持つ。
そうさせるために僕は8位というどうでもいい順位に位置する。

いいんだ。いいんだ。これでいいんだ。
みんなが楽しく一緒に回れればそれでいいんだ。
僕のスコアや順位なんて、どうでもいいんだ・・・。
会社が上手く機能すれば、僕のゴルフの技術は何ら問わない。
ゴルフなんて下手くそでいいんだ。

なぜなら、それは会社のためだから・・・。
なんて素晴らしい社長なんだろう。
ハハハッ、自画自賛。

このブログを読んだ方は感動の嵐に包まれているかもしれない。

一部の方はクレームを言いたいかもしれないが、それは受け付けませんよ。
それは会社内、会社外であっても。

うむ・・・。

長く続く企業とは・・・

今週は時間的余裕もできたことから2つのセミナーに参加した。
一つは株式会社マルワさん主催の
「創業130年!5代目継承社長が語る『長く続く経営継続、会社存続の極意とは?』」
もう一つがトーマツイノベーションさんの
「100年続く企業を目指して、中小企業のための長続きする会社の理念と戦略」

二つともタイトルが長い(笑)。
お気づきの方もあるいかもしれないが、先週、うちの会社が主催したセミナーにテーマが近い。
いや、ほとんど同じといってもいいかもしれない。
違うとすればファミリービジネスに限定しているかどうかくらい。
名大社の場合、それを前面に押し出していることが特徴にもなるわけだ。
今回の二つのセミナーはファミリー(創業家)やオーナー(株主)に関しては
ほとんど触れられないまま終了した。あまり関心ないのかな(笑)。

同じようなテーマでも主催者の考え方で打ち出すメッセージは大きく変わる。
どっちが正しいと言えることではない。
ただこの二つのセミナーは細かな内容は違えども、共通するテーマは同じ。
会社の理念(考え)と戦略がテーマの中心だった。
簡単に言ってしまえば、会社の文化や伝統、理念は変えるべきではない。
(厳密にいえば維持かな・・・)
顧客や商品、サービスは時代によって変えていくべき。
変えないものと変えるものをキチンと両立させることが企業を存続する上で大切になる。

愛知県唯一のファミリービジネスアドバイザーとしてはガッテン承知の話だが(笑)、
いろんなケースもあり、表現するテクニックも異なるため、学べる場は学ばなければならない。
当然のことだが、100年前と同じことをやっていたら会社なんて存続するわけがない。
これは誰にも理解できること。

では、5年、10年はどうだろうか。
10年はともかく5年の間にはほとんどサービスが変わらないことも多い。
名大社の場合もそう。少しずつ変化はしているが大きくは変わっていない。
この少しずつの変化が20年経過すると全く違うものになっていることは考えられるが、
それは意識しないとできない。
常に変化を意識する必要があるわけだ。

老舗の虎屋さんにしても両口屋是清さんにしても同じ和菓子でも発売当初とは全然違うはずだ。
(あくまでも推測ですが・・・)。
顧客の視点に常に合わせているはず。
そうでなければ何百年も続くはずもないない。

僕がファミリービジネスアドバイザーとして相談に乗る場合も同じことを言うだろうし・・・。
基本は一緒。

そこを確認することができただけでもセミナーに参加したことは価値があるのかもしれない。
自社の繁栄のためにも、または顧客のサポートのためにも学ぶことはまだまだ多い。
やるべきことをやっていくしかないですね。

今週の仕事は今日で終わり。
さて、どうしていくかな・・・。

経営者の責任

普段、平日はほとんどテレビを観ない。
家にいないのが大きな理由だが(笑)、これを観たいという欲求がないのも事実。
そんな中、一昨日、放送された「ガイアの夜明け」は興味をそそられ観ることにした。

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「プロ経営者は会社を変えるか?」というタイトルで、
玩具メーカー”タカラトミー”と地方の中小企業”天竜精機”を取り上げていた。
共に後継者問題に悩む企業が外部から人材を招へいし経営を任せるというもの。
各々環境や立場は異なるが、プロ経営者として手腕を発揮していくストーリー。

なんとなく欧米のドラスティックな経営手法を取り入れるイメージもあるがそんなことはなく、
日本従来の従業員や組織を大切にし会社を前進させていく。
当初、疑心暗示に感じる面もあったが、
社内でのコミュニケーションの場を見ていくうちに納得感の強いものへと変わっていった。

同族企業であれば創業家の後継者、
非同族企業であれば生え抜きの社員が経営を任されるのが理想だと思う。
それが会社の理念や文化を継続する大切な要素。
しかし、それはあくまでも理想。理想と現実は異なる。

現実的には外部からプロ経営者を招くことも必要だし、
今後はその数は間違いなく増えていくだろう。
僕個人としては、社内で育成していく考えは変わらない。
僕のレベルの問題もあるが、後継者を育てられるかが大きな仕事になる。
できてもできなくても経営者の責任であるのは間違いない。
仮に外部のプロに経営を任せるような場合、
オーナー、トップとして一抹の寂しさもあるだろうがその現実を受け止めねばならない。
と思うと社内体制を整え、育成を強化しなきゃいけない。

社内でプロパー社員を育成することは重要だが、それはいいことばかりではない。
内向きの組織になってしまうととんでもない方向にいってしまう。
毎日のように新聞を賑やかす東芝の不正問題。
完全に内向きで自己保身にしか走っていないように感じる。
利益を上げることを追求したと言えばカッコいいが、それは自分をよく見せたいだけ。
自分が経営を任される2期4年かどうかは知らないが、そこしか見えてないように写る。
会社の評価よりも自分の評価しか気にしていないように思われる。

利益を上げられないのも経営者の責任。
そこを素直に認められないのは、そもそもヒューマンスキルに欠けるのではないか。
東芝のような超大手企業で、優秀な人材の集まりなはずなのにこんなことになってしまうとは・・・。
エリートだからプライドが高すぎるのか。
だったら、エリートである必要はないな。
プライドはもっと別の場所にあるはずだし・・・。
と思ってしまう。

経営者の責任って、なんだ?
責任を取って辞任することは最終手段だが、そんなことだけではないはず。

常に経営者の責任を考えながら、日々過ごさねばならない。
番組やニュースを見ながら、ふとそんなことを考えてしまった。