これからも前向きに 名大社会長ブログ

明日からオフィスを改装します!

丸の内にオフィスを移転して早や4年。引越して時はまっさらだった新築ビルも月日と共に少しずつ色も褪せてくる。
それが理由ではない。コミュニティースペースを拡張するために、明日からの3連休でオフィスを改装することにした。
今日まではこのような応接室
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16名収容のセミナールーム
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商談スペースとお客様に入って頂く場所は3ヵ所用意していた。
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それが人材紹介の事業を立ち上げ常時面談が入ったり、セミナールームをクライアントに貸し出したり、自社でセミナーを実施したり、時にはハゲタカ鑑賞会など仕事とは関係のない企画を立てたり(笑)と慌ただしく利用する機会が増えてきた。
その結果、応接室が空いてなかったり、セミナールームも手狭だったりと普段の業務に支障をきたすケースもしばしば発生してきた。
理想としては名古屋駅あたりのインテリジェントビルにド~ンと引越しをしたいのだが、社長がボンクラなためそこまでは難しく、オフィスの一部改装で当面の課題を克服することにした。
応接室を2部屋にし、セミナールームは24名を収容できるようにするのだ。
事務所自体が広くなるわけではない。オフィススペースも現行のまま。オフィススペースも4月から社員が増えるので、一部レイアウトの変更はするが、面積が広くなるわけではない。
ロッカーや倉庫代わりに使用していたスペースを思い切って取り除いてしまうのだ。ここが男子ロッカー。
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ここは全面撤去。写真撮影は禁物の女子ロッカーも必要最小限に収めることに。こうして何とか体裁を整え、週明けには新しいオフィスを迎えることになる。
明日からの3連休は少しだけ顔を出し作業風景を確かめたいと思う。
そして、ここが新たに借りた会社近くのビルの地下にある倉庫。思った以上に広く快適。いざとなれば泊まることもできるぞ(笑)。な~んて・・・。
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応接室が空いている時は社長室代わりに使用して、まったりとした時間も過ごさせてもらった。そう思うと少々寂しかったり・・・。
4年間、よく頑張ってくれました!ご苦労様でした!
週明けには改装後のオフィスの紹介をしようとすぐ気持ちは切り替わっちゃうんだけど・・・(笑)。

藤巻さん、ご冥福をお祈りいたします。

一昨日の日曜に何気なくfacebookを見ていると友人が藤巻幸夫氏の逝去のニュースを取り上げていた。まさかと思い、調べてみると15日夜、出血性ショックのために亡くなられたのがわかった。
僕は病気で入院されていたことも全く知らず、元気な姿しか印象がなかったのに・・・。まだ54歳の若さ。早すぎる。
伊勢丹のカリスマバイヤーから福助社長、イトーヨーカ堂の取締役も歴任され、亡くなられる前までは国会議員として活躍された。まさに飛び回っていた人生だったのだと想像する。藤巻氏が運営していた藤巻百貨店も未だ購入だったが、楽しみなサイトのひとつだった。
今から7~8年前に日経ベンチャーでの講演CDを聴き、すっかりファンになっていた。歯に衣着せぬ話し方も魅力的で、何度も何度もCDを聴き、学ばせてもらった。
そして今から4年前、偶然講演会に出席する機会を頂き、勇んで参加した。その当時のことは以前のブログでも紹介させてもらった。
ブログでも書いたように、たまたま同じエレベーターに乗り合わせたこともあり、勇気を絞って声を掛け、会社のロゴマークについて質問をした。
今から4年前といえば、僕が会社を任されたばかりで業績もどん底、まだ何の自信もない頃だった。
その時に名大社のロゴを誉めて頂いたことは今でも鮮明に覚えており、本当に嬉しかった。会社のロゴを変更すべきか迷っていたこともあり、藤巻氏の言葉は継続させる自信にもなった。
今でもいろんな場で会社のロゴを強調していくのは、少なからずこの時のことが影響している。ほんの数十秒の会話だが、僕にとっては何分にも感じられた貴重な時間であった。
そんな思い出がある藤巻氏の突然の訃報。悲しいのは事実だが、僕は改めて感謝をしなければならない。ありがとうございました。
藤巻さん、ご冥福をお祈りいたします。

中小企業が新卒採用を成功させる7つのコツ

昨日のブログでもほんの少しだけ書いたが、今日はキーカンパニー下薗社長の講演ネタ。
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写真では分かりづらいかもしれないが、下薗社長は僕よりも1歳年上だがとてもそんな風に見えない。若々しいしイケメンでよくモテる。
そのため講演内容は「モテる経営者になるための7つの条件」だと思っていたが、人事担当者向けの講演テーマはそんなはずもなく、ブログタイトル通り(当たり前か・・・)。
中小企業が新卒採用を成功させるために必要な「採用活動の独自化」と「採用力向上」を基本テーマに2時間ほど話をされた。
ここで全てを披露するわけにはいかないが、今回の講演は僕が常日頃から感じていることをより分かりやすく具体的に、更により深く切り込んだ内容の濃いものだった。(下さん、いくつかパクらせてもらいますね・・・笑)。
現在、新卒採用市場はまさに真っ最中。市況が回復する中で求人数も増え、会社説明会の総数は昨年の1.5倍に達するという。当然、1社当たりの学生の参加者数は減り、学生確保も厳しくなっているのが現状。
すでに選考に入っている企業も多い。その中で、中小企業がどうやって採用していくのか。はっきり言ってしまえば、大手の採用を模倣しないということ。
大手企業、それも人気企業の選考は大げさに表現すれば落とすための選考。学生に求める条件もハードルが高い。志望理由の強さで学生の優劣を決めるケースも多い。それって中小企業にも本当に必要であろうか?。
また、学生が口下手だったりシャイだったりする。それではコミュニケーション能力不足で不採用になることも考えられる。しかし、それって入社して半年もすれば克服できるかとじゃないか?。
など、大手では当たり前に思われていることが中小にとって本当に必要かどうかを見直してみることを下薗社長は勧めている。その意見に僕も賛成だ。
その他にも会社説明会で学生を引き付けるポイントや本質を見抜く面接の手法、学生に意思決定をさせることの重要性など、7つのネタがてんこ盛りの状態であった。
この講演は最低でも3時間は必要かと思うが、やや強引に2時間で収めてしまったため、出席された人事担当者は相当頭の中が混乱してしまったのではないだろうか。吸収することが多すぎて・・・(笑)。もちろんいい意味です!
その下薗社長、イケメンということだけが魅力ではない。悔しい事にスポーツも万能。一緒にマラソンやゴルフを行うのだが、まず勝つことができない。僕の場合、地道に練習をこなし、ひたむきな努力を繰り返しているのだが、適当に練習をやっている下薗社長に全く歯が立たない(笑)。
おまけに弁も立つ。一昨日のゴルフも途中までは順調だったのに、うまく煽てられ調子に乗ってしまい酷い事になってしまった(それって言い訳??)。
そんな事が言いたいわけでもないが(笑)、今回の講演内容は僕たち東海地区の中小企業にも十分活かすことができる。新卒採用を成功させる7つのコツ。
自分たちがお手伝いするクライアントにも役立てられるよう、よりブラッシュアップをしていきたい。

静岡にて。

一昨日、昨日は静岡に出掛けた。まずは沼津で名大社のパートナーでもある就職情報センター(SJC)さん運営するセミナーに参加したのだ。
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セミナーの講師はキーカンパニーの下薗社長。この講演も大変参考になったたので、この内容については明日のブログで触れたいと思う。
セミナー終了後はSJCさん始めふるさと就職応援ネットワークのメンバーと一緒に伊豆にある湯ヶ島ゴルフ倶楽部&ホテル董苑に出向いた。
情報交換を兼ねた慰労会。ただの遊びじゃないの?と思われるかもしれないが(笑)、温泉にゆっくり浸かりながら、お互いに今期の一年を振り返ったのだ。
伊豆の中でもこの湯ヶ島温泉はかなり細い道を抜けていく。演歌で有名な天城越えも近い。宿泊したホテルの見た目はゴージャス。バブル期の遺産と思われるような作りをしていた。
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一昨日の晩も和洋折衷の料理に静岡のお酒を飲みながら、会話を楽しんだ。
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そして、翌日はゴルフ。山の頂上付近にあるため、コースは傾斜が結構激しい。
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こういった場所では日頃マラソンで鍛えた足腰がものを言うのだが、スコアとの相関関係はないようだ。この日もお粗末な結果で終了してしまった。センスがないのかな・・・(苦笑)。
ゴルフ場&ホテルを出て向かったのは、沼津港。ここで美味しい海の幸を食べることになったのだ。SJCの秋山社長はかつて沼津に住んでいたこともあり、周辺情報に詳しい。ありがとうございます!
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この日も有名店丸天に連れて行ってもらった。生ビールを飲みながら、ボリュームある品が次から次へとテーブルに並ぶ。名物かき揚げは一人で食べきるのは無理だろう。
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この写真にある刺身の盛り合わせを頂いただけでもお腹がいっぱいになってしまう。
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他にもまぐろのテールシチューやかさごの唐揚げなど頂き、結果的にはお寿司に辿りつくことはできなかった(笑)。いやあ~、大満足。
こうして、あっという間の静岡の時間は過ぎていった。静岡県は愛知県の隣にあるにも拘らず、意外と馴染みがない。特に東部の地域はお邪魔することも滅多にない。まだ魅力を知らないままだ。それが約2日間の行動で、少しだけ理解ができた。特に東部は風情があるような・・・。
お疲れさまでした。
次にお邪魔できるのはいつだろうか・・・。その際はどうぞよろしくお願いします。

Jリーグチェアマンの勇気ある決断

昨日のNHKニュースウォッチ9でもトップに取り上げられていた浦和レッズ横断幕のニュース。
その差別的な行為に対する制裁措置が当然のように報道されていたが、僕はこの判断は相当悩んだ結果下した判断であったのではと勝手に思っている。
許されない表現であるのは間違いないのだが、無観客試合を実行するまでの判断は勇気のいる決断だと思う。浦和レッズと言えばJリーグの中でも最も熱いサポーターを持つチーム。観客動員数でも他チームを圧倒しており、我らグランパスも全く足元にも及ばない。Jリーグにもたらす収益も格段に違う。
いろんな視点からの見方があり、結論を出すのは簡単ではないはずだ。それでも最も厳しい判断をしたことに対して、僕は素直に感服するしかない。
Jリーグチェアマンの村井満氏はつい先日、このポストに就任したばかり。リーグ全体を把握しマネジメントを行うには途中段階であるはず。
僕だったら「おいおい、就任早々、勘弁してくれ~」と逃げたしたくなってしまうだろうが(苦笑)、真摯な態度にはその人間性を感じることとなった。
村井氏には昨夏、一度お会いしただけで多くを知るわけでもないが、その人を想う講演内容や僕のようなハナタレへの接し方も一流であった。フラットで偉ぶることなく、自然体で挨拶をし会話をされる。
その村井氏は埼玉県出身で浦和レッズの熱烈なファンという。チームやサポーターは自分の子供のような存在のはず。自分の子供だからこそ躾は厳しくしなければならない。曖昧にするのではなく、思い切り張り倒し、叩き直さなければならないのだ。
東京オリンピック開催を意識した対策を講じたかどうかはわからないが、僕が言っているちっぽけな問題ではないと思うけど・・・(笑)。
今回の決断は賛否両論あると思う。やりすぎだという声も出てくるだろう。しかし、この勇気ある決断はチェアマンの覚悟とも受け取り、これからのJリーグに期待していきたい。

会社説明会も変えてみたのだ!

昨日はバタバタした一日。
朝7時からは出身大学の経済人が集まるクラブ愛知の朝会に出席。そして、夕方18:30からは西川塾の例会と懇親会。どちらも刺激を頂ける場。
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それとは別に僕にとって大切な一日。名大社の来年卒向けの会社説明会に出席したのだ。時間は朝9時と夕方5時の2回。今年の会社説明会は昨年までとやり方を180度異なる内容にした。
採用担当(兼務ですけど・・・)に、「今までの会社説明会は飽きたから、全然違うものにしてくれ。もっと少人数で学生が双方向で参加でき、うちの会社がより理解のできる中味にするんだ!」と言いたいことだけ言って、任せることにした。
それに対して出てきた案は「若手社員とトコトン話ができる会社説明会」「女子社員とトコトン話ができる会社説明会」「中堅社員とトコトン・・・」「ベテランとトコトン・・・」「キャリアチェンジと・・・」とトコトンシリーズを並べて出してきた。
「学生は何度でも参加できます。いろんな社員と話をすることでうちの会社を十分理解してもらうことができます。」
「いいじゃん!オレは?」「あっ、テツさんですか・・・。じゃあ、最後に入れておきますね・・・」と嫌がらせのように(笑)最後の説明会に組み込まれた。その説明会が昨日。
参加してくれた学生さんは、そのほとんどが複数回参加。昨日で4回目というありがたい学生さんもいたりする。前半の話はどの回も同じなので、代わりに説明できるレベルになってるんじゃないのかな?(笑)。
一通りの話の後は、席を囲んで僕と双方向のやりとり。基本的には学生さんの質問に答えていくスタイル。いろんな質問が飛び交ってきた。
「16卒採用に向けた御社の対策は?」「同業他社とどうイベントを差別化しているのか?」など、事業に関わる質問から、「山田社長は社長になられたのはどんな理由があると考えられるか?」「社長の仕事の一番の喜びは何か?」「会社が今後目指す方向はどこか?」とトップにしか聞けないような質問も多く浴びせられた。
僕のわけわからない回答にガッカリした学生さんは多いかと思うが(笑)、それでも笑いを取りながらも真剣に答えた。瞬く間に時間は終了し、オーバーしてしまった。
僕が伝えたありのまま姿をどう受け取るかは学生さん次第だが、何回も繰り返してきた説明会で会社のギャップはなくなっていくと確信はしている。特に中小企業の場合はお互いが認め合う場が大切になってくる。
そんな意味では今年のうちの会社説明会は、今後、クライアントに提案するにしても意味があったのではないだろうか・・・。
あくまでも僕は一番後回しだけど・・・。まあ、それも、よしだな(笑)。

「マーケティング教室」を読む

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(2014/02/28)
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僕のオンとオフの師匠である松林さんが深く関わった本書。先日、ブログで紹介した「次世代共創マーケティング」に続き立て続けに読んだのだが、順番で言えばこちらを先に読むべきであった。その方がよりマーケティング3.0の理解も深まっただろう。
本書ではフォードが車を売り出したマーケティング1.0の時代から、ビジネススクールでも学んだハーレー・ダビットソンとホンダの戦略の事例を使ったマーケティング2.0の時代へと、その変遷が分かりやすく書かれている。モノの選択が必要なかった時代はプロダクトアウトだけで十分だった。
それが消費者目線のマーケットインの時代になり、現在のどっちも大切だけど何が大切かよくわからない(笑)時代へと移ってきた。
それは自分たちのビジネスにおいても本当に難しくなってきた。以前の考えであれば、マス媒体をフル活用し、認知度を上げさえすれば十分成果は上がられた。
今もそれが残っていないわけではないが、TVCMをバンバン流したところで、ユーザーが我々を支持してくれるとは限らない。ユーザーがアクションを起こすための興味を持ってもらうこと自体かなり難しくなってきている。単純ではないのだ。
反対に、ユーザーの希望に合う魅力的な商品を作ればいいのかといえば、それもそんな単純な話ではない。魅力的な商品がたやすく作れれば、そんな苦労はしないのは当然のことながら、仮に作ったとしてもそれを伝える手段には大きな労力がかかる。
自分たちが勝手に作ったポジショニングを相手はどこまで理解してくれるかはわからない。だからこそ、共創という考えが必要なのだろう。
本書にも、「プロモーションとリサーチの領域のボーダーがなくなってきている。つまり会話をするなかで、お互いに商品や企業活動の意見を言いあって、もっとこのような考えが入ったものだといいね、といった対話から、たとえばブランドに対するロイヤリティが高まる」
「顧客の『楽しい状況』をイメージでき、それをメタ認知的なレべルで『世界観』として構築し、それをベースに具体的に伝えられる」
など、書かれている。
これだけ読んでも何のこっちゃと思われてしまうだろうが、本書を読み通してみると腑に落ちて納得できる面が多い。
これからもっとマーケティング3.0を学び、実践していかなければならない。

悔し楽しい!名古屋シティマラソン

毎年参加している名古屋シティマラソン。ナゴヤドームに移って今年で3年目。マラソン人気も手伝って、どんどん盛り上がっていく。
地下鉄は朝の東山線の通勤ラッシュ並み。時間帯によっては乗り降りするのも難しい。
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会場に到着した時は既にフルマラソンを走る美ジョガーらがアップを繰り返していた。
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ナゴヤドーム内もドラゴンズのオープン戦よりは賑やかな観客席(笑)。
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昨日、僕は東京のライバル パフの釘崎社長と大学時代の仲間と一緒にハーフマラソンに出場。名古屋の市街地を走るため、会社の宣伝も兼ね、当然のように名大社Tシャツを身に纏う。
無理矢理、釘崎社長にも着てもらうが、どうやらあまり宣伝したくないよう様子。写真もこの通り。
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社名を隠していた。きっとレース中も背中を手で押さえて走っていたのだろう(笑)。
な~んて・・・。宣伝活動のご協力、ありがとうございました!きっと今日から電話がバンバン鳴るかと・・・。
スタート付近にはタレントらがランナーを盛り上げる。
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河村たかし名古屋市長も会場を笑いに(?)包んでいた。僕の並んだスタート地点には偶然にも名古屋のライバルが・・・。負けるわけにはいかない!
そして、目の前には誇り高き仲間である金シャチマンも登場。
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地元の大会は多くの知り合いがあちこちにいてそこで挨拶をし、健闘を称え合い握手をする。気持ちも昂ってくる。実に楽しく気持ちいい。昨日は絶好のマラソン日和だったし・・・。
最初に2キロほどは選手が重なり合ってしまうので、思うように走ることはできないが、それ以降はフラットなコースと周りの声援に後押しされ、気持ちよく走ることができる。
今回の壮大な目標は1時間50分切り。昨年のタイムが1時間51分51秒。この一年の練習の成果で記録更新といきたいところ。しかし、どこまで練習をしてるんだと言われると返す言葉がない。
実際に順調に走れたものの、最後に追い上げる体力もなく、手元の時計では1時間51分53秒。昨年とほぼ同タイム。この一年間、全く成長しなかったわけですね・・・(涙)。う~ん、なんてこった。悔しい・・・。
それでも実に楽しい大会であった。僕らがハーフを終了する頃、まだまだフルに挑戦するランナーは倍の距離を走る。やはりフルって大変。
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マラソン終了後は会場近くの名古屋クラウンホテルへ。日頃からお世話になっているホテルで、今回も温泉に入り、部屋を借りて打ち上げをすることに。
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ビールで乾杯。実に美味い!。すっかりいい気分になってしまった。名古屋の大会のフルコースと言っていいだろう。
走っている最中も知り合いの方に声を掛けて頂いたり(あっさり抜き去られましたが・・・)、応援団の方に名前を呼んで声援いただいたりと、地元の大会でこうした時間を過ごせることを幸せに思う。
来年もぜひ、参加したい!来年こそは目標達成したい!毎年、同じことを言って説得力はないけど・・・。
参加されたみなさん、応援頂いたみなさん、昨日はお疲れさまでした!

会社をどう盛り上げていくか

昨日、今日は企業展&転職フェア。3月とは思えない寒さの中で、多くの方に来場いただいた。雪が降らなくてよかった。今日も素晴らしい出会いのある一日になってもらいたい。
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そんな寒い3月を過ごす毎日なのだが、年度末の今月は何かと慌ただしい。普段、ヨダレ垂らして昼寝している僕もそんなわけにはいかない(実際、ヨダレは垂らしてませんよ・・・笑)。やるべき仕事が山のようにあるのだ。
来期の戦略や組織の体制作りも今が詰めの段階。今後の成長戦略を描いていくためにも今月固めておけなければならないことがいくつかある。
ひとつはオフィスの改装。もうひとつは組織再編。
「何だ、大したことないじゃん!」と言われるかもしれないが、我々のようなこじんまりとした会社ではこれが結構、肝なのだ。
そのために僕は悩みに悩み(そうでもない?)、考えに考え、七転八倒しながら今後の戦略を練っていく。「仕事してるフリだろ!」という声も聞こえてきますが・・・(笑)。
セミナールームを現在の16名収容から24名収容へ拡張。応接室(個室)については倍の数に。といっても2つだけど。コミュニケーションスペースを大きくしていく。
オフィス自体が拡張するわけではないので、その分、どこかにしわ寄せがくる。社員数だって増える。うちの規模にしては大人数が・・・。
(この件は近いうちに発表します。)
だだでさえ狭いオフィススペースを削るわけにはいかない。となるとどこを削るのか。今、会社の中で一番ムダになっているスペースはどこかをよく考えてみる。
あっ、そうだ。社長の机だ。仕事してないくせにあんなデカい机は必要ない。処分してしまえ~。と大勢の声が占め、そんなわけで僕の机がなくなり、何とかオフィススペースは維持された。
というのは冗談だが(笑)、工夫を重ねて収まるようにレイアウトを組むことができた。あとは改装を待つのみ。まだ、こちらは楽な仕事。
もうひとつの組織をいじるのはかなり気の遣う仕事だ。誰かと誰かをくっつけることによって、上司も部下も成長する。組織も活性化する。そうでないと意味がない。
どんな組み合わせがいいのか、どんな配置がいいのか、どんな領域まで仕事を任せるべきか。昇格はどうするか。相手が人だけにそこは慎重に考えなければならない。
社内で予想の範囲を越えない人事では一定の活性化しか望めない。更に成長させるためには大胆さも必要となる。そんなことをグルグルと考えながら進めているのが昨今の仕事。
会社をどう盛り上げていくか。どう成長させていくか。それも楽しみながらどう実行できるか。その仕組みを作り軌道に乗らせるのが僕の仕事。面白おかしくも真面目に取り組んでいく。来週あたりが詰め。
最終的にはみんなが笑顔で過ごせるようガリガリとやっていきたい。

真のリーダーの姿とは・・・

録画していたNHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」を観た。実に久しぶりのこと。すっかり「ガイアの夜明け」も「カンブリア宮殿」もご無沙汰の中で・・・。
出演はアイリスオーヤマ社長 大山健太郎氏。恥ずかしながら初めて素顔を拝見。次々に新商品を発売する企業体に興味は持っていたが、社長が行動する姿は今回が初めて。番組を観終わった時にはこれが真のリーダーの姿だと素直に感じてしまった。
僕自身がこんなリーダー像だったら、どんなに会社は素晴らしく、社員は幸せだろう。それがないから行ったり来たりしている悲しい状況なんだけど・・・。
国内の家電メーカーが苦戦する中、アイリスオオヤマは次から次へと新商品を販売し、ヒット作を作っていく。売上の約半分は新商品が構成という。それをリスクと感じることもなく、当たり前のように突き進む姿勢こそ経営者、そして会社の強さだといえる。毎週月曜日に繰り広げられるプレゼン会議がその象徴。
僕が観ていて感じたのは、社長を目の前にしても、何ら臆することなく堂々とプレゼンする社員の姿勢の清々しさ。何とも気持ちの良さそうなプレゼン会議なのかと感心してしまう。
ボロカスに言われる場面も多い。しかし、社員はそれが楽しそうなのだ。
そんな緊張を強いられる場面で、社員のイキイキとした姿を作りだす大山社長に真のリーダーシップを感じた。常にヤル気のある組織つくりを行う。
そんなムードを社内に醸成させる。普段厳しい言葉ばかり発せられる大山社長が社員を褒め、ハッパをかけた時のその社員の何とも嬉しそうな表情。何気ないシーンだが思わず涙が出そうななってしまった。
意図的な面もあると思う。50年の社長経験の中で培ってきたテクニックも多いと思う。
それでも尚、突き進む力強さは、「会社の目的は永遠に存続すること」という信念に基づいている。素晴らしい。
上辺の生き方ではない。その信念に共感する者として、僕ももっと力を発揮せねば・・・。
「リーダーは火種(ひだね)になれ」と言う言葉も反映させながら・・・。