前向きに行こう!名大社社長ブログ

君たちはどう生きるか

ただのミーハーなのかもしれない。
最近、僕の周りでもこのマンガを読んだ方が多く、
いい評判も聞くので、つい手に取ってしまった。
それも電子書籍で・・・。

年末にアマゾンでタブレット「Fire HD」を購入した。
今年はkindleをメインに読書をしようと考えていたのだ。
しかし、なかなか体が反応しない。

まずはお手軽さを求め、本書のkindle版からスタートすることに。
さすがに電車に乗りながらこのマンガを手に読んでいるのは恥ずかしい。
それがタブレットを持ち、難しい顔をしながら読むとなんだかいい感じ。
結構、浅はかな行動だが、そんなふうにしてこのマンガを読み終えた。

大人が読んでも感動するし、初心に返ることができる。
コペルくんとおじさんとの手紙のやりとりをこちらにググッと迫ってくる。
恥ずかしながら話題になるまで僕はこの書籍の存在を知らなかった。

もし、小学生や中学生の時に読んでいたら、
ほんの少しだけ視線が上に向いていたのかもしれない。
今となってはどうにもならないことだけど・・・。
どんなに時代が変わっても伝えることは伝えなきゃいけないし、
守らなければならないことは守らないといけない。

ちょうど読み終えたタイミングでTV番組「サンデーモーニング」を観ていると特集を組んでいた。
たまたま高1の息子も一緒に観ていたので、本書を勧めてみた。
普段なら面倒くさそうな態度を示すだけだが、なぜか今回は食いついてきた。
kindle版に興味を示したこともあるだろうが、なんと読み始めた。
親の穿った見方かもしれないが、自分の将来に期待と不安を抱き、
このマンガの存在に響いたのかもしれない。

読み終えた後に感想を求めても「別に」とか「まあまあ」としか答えないだろう。
それでいいと思う。
自分の頭で何かを考える機会があればいいし、そのきっかけが少しでもできればいい。

僕はこれまでマンガはほとんど読んでこなかった。
しかし、昨年から「三国志」を読み始めたことで、マンガでも学べることが理解できてきた。
このタブレットで歴史ものあたりを読むのはいい息抜きかも。
気づいた時にタブレットの中はマンガばかりの可能性もあるけど・・・。
気をつけながらタブレットにも向かっていこう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その44

伏見に戻ってきました。
やはりホームタウンは大切です。
毎日過ごす街を大切にしなければなりません。

ランチも圧倒的にこの界隈で食べるわけですが、
どうやら誤解を多いようです。
これまでの食べ物ブログの影響もあるのでしょう。
毎日、ご馳走を食べていると思われています。

決してそんなことはありません。
ブログは人気食べ物ブロガーとして無理をしているのです。
そこで普段の生活を見せる必要も出てきました。
先週は東京で日替わりランチでした。
だとしたら、今週もその路線を歩まねばなりません。

会社から伏見駅に向かった途中にある「かみのほ」さんへ行ってきました。

お店はちょっと分かりずらいかもしれません。

こちらは夜は居酒屋ですが、お昼は日替わり定食を提供しています。
それも1本もしくは2本勝負。
余分なメニューはありません。
お客さんが「え~っと、どうしようかなあ~」
なんて、考える余地はありません。
席に座った瞬間、オーダーが通ります。
オプションでな生玉子や納豆を注文することは可能です。

「すいません、ランチをお願いします。」
「お待たせしました、どうぞ!」
一瞬でランチが提供されます。
「お待たせしました。」
なんて、言葉は不必要。
あっという間なのです。

日替わり定食 680円

この日のメインは海老の天婦羅のみぞれ掛けです。

他にも刺身、ポテサラ、がんもどき、茶碗蒸しも付いてきます。
ご飯は大盛り無料、当然ですが味噌汁もセットです。

これが人気食べ物ブロガーの普段です。
どうですか?庶民的でしょ?
その上から目線の聞き方がイヤな感じです(笑)。

お値打ちであることは間違いありません。
相席もいうまでもありません。
席に着いてから確実に15分でお店を出れるので、
相席も気になりません。

それでもこちらは出来立てのランチを出してくれるので、安っぽさはありません。
ちゃんとした和食を食べている感じです。
こんなお店が会社に近くにあるのは重宝します。

本当は部下を連れて食べるのがいいのでしょう。
しかし、ここにはこっそり一人、誰にも気づかれないように来ます。
これもなんかイヤな感じです。

ごちそうさまでした。
ご飯は普通盛で十分です。

モチベーション革命

随分と本棚に寝かせていたが、ようやく読み終えることができた(笑)。
読了後、
「なるほど~!」と感心したと同時に、
「これは講演ネタとしても使えるな。ヒヒヒ・・・」
と越後屋のような笑みを浮かべてしまった。

それは何か。
最近、ありがたいことに新卒採用の手法について講演依頼を頂くことが多い。
その際に今どきの若者像について話をするのだが、
ここ最近は「つくし世代」の話をするケースが多かった。

本書を読んで、その今どきの若者像を明確に表しており、
それを紹介することで若者の気質をはっきりと認識させることができると感じたのだ。
凄く的を得たいい表現だと思う。

本書では今の若い世代をこう表現している。

「乾けない世代」

僕のようなバブル世代を含め、上や下の世代も物欲が旺盛な「乾いている世代」。
常に何かを渇望している。
それが今の若者は違う。
生まれた時から必要なものは何でも揃っていて、物や地位を欲して頑張ることはないという。
埋めるべき空白がそもそもないと言うのだ。

だから、頑張らせるためには明確な目的が必要になる。
著者は「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」だと言っている。
詳しくは本書を読んでもらえれば理解できるが、
昨今の若者とあてはめると十分納得できる面が多い。

僕の学生時代はバイト代で、車を買い女の子を乗せ、ちょっとお洒落なお店にいく。
それが稼ぐ目的だった。
それをガムシャラにやっていた。
仲間と競っていたような面もある。

しかし、今はそうではない。
車はなくてもいいし、あっても軽自動車で十分。
お店もサイゼリアでOKという。
「そんなオトコでどうする!ダメじゃないか!!」
と憤るのは既に古い世代。
そういった価値観を持つ若者をうまく活用する企業が今後成長していくと考えられるのだ。

僕は偉そうにそんな実態をいろんな場で話すわけだが、
すべて理解しているかと言えばそうではない。
自らがその価値観とせめぎ合っている状態。
分かりやすく言えば、頭では理解しているが、体は拒否反応を示している状態。
それでは自分がイケていないので、無理矢理、体をこっちに向けようとしている。
そんな感じだ。
ある意味、自分がそれだけ年を取ってきたわけ。

高校生の息子は気付いた時にはスマホを当たり前のように触っているわけだから、
固定電話が掛かってきてもレアなケースとしか思っていない。
平凡な日常は20年前と大きく様変わりしている。
毎日1ミリずつの変化で気づかないだけだ。

それを相手に求めるだけでなく、いかに自分自身が向き合えるかが重要だろう。
本書でも「VUCA」の時代に突入したと・・・。

今どきの若いヤツは・・・と思っている方は読むべき1冊である。

映画「嘘を愛する女」

いい意味で裏切られた映画。
僕が想像していた展開とは異なり、結果的にそれがよかった。
予告編にうまく騙された。

ネタバレになるので多くは語らないが、とてもステキな恋愛映画。
今年に入って何故か恋愛ものばかり観ているな。
ロマンチックを求める年頃なのだろうか(笑)。

先日観た「勝手にふるえてろ」を松岡茉優100%の映画と書いたが、
本作は長澤まさみ100%の映画。
全てが彼女中心に回っている。
最初から最後までずっとだ。

決して可愛らしいヒロインではない。
キャリアウーマンだが自分勝手で自己中心的。
人を傷つける言葉を平気で言う。
申し訳ないと思っても素直に謝らない。
酔ってくだを巻く。
美人じゃなければかなり嫌われる存在だろう。

そんな書き方をすると長澤ファンを敵に回してしまいそうだが、そうではない。
そんな役柄だからこそ彼女の魅力が高まるし、味方にもなりたくなる。
その純粋な気持ちを応援したくなるのだ。
ラストシーンに近い長回しはその象徴。
あれでやれらてしまった男性諸氏は多いだろう。

といっても、この作品が公開されて今日で2日目。
僕は初日の朝一番の上映で観たのだから、
試写を除けば日本でこの映画を最も早く観た一人。
お客さんは数人しかいなかったし・・・。

この素敵なブログのおかげで観客動員がグーンと伸びる匂いがする。
そろそろ東宝さんからお礼を言われてもいいと思うが、
残念ながらそんな予感はしない(笑)。

本作には時々マジンガーZが登場する。
映画を観ながら、
「東宝は上手いな。映画マジンガーZへ誘導しているな・・・。」とニタニタしていた。
こんな宣伝手法もあるのかと・・・。
しかし、それはどうやら偶然。
映画マジンガーZの配給会社は東映さんだった。
深読みも禁物(笑)。

そして、相手役は最近やたらと出演している高橋一生氏。
僕が彼の存在を知ったのは大河ドラマ「軍師 官兵衛」。
官兵衛の家臣九郎右衛門を演じていた。
家臣の中では知的でクール。
はまり役だった。
僕が思うには彼が多くの番組に出るようになったのはここからじゃないだろうか?
えっ、周知の事実?
今回の役もいいが、一番似合っているのはあんなちょっと冷めた役柄だと思う。

先日、2017年のキネマ旬報年間ベストテンが発表された。
日本映画のベストテンのうち僕が観たのはたったの3本。
これでは映画コラムニストとして失格である。
最低2/3は観ておきたい。
となると今年は日本映画を観るペースをもっと上げなければならない。

これも大事な仕事。
もっと頑張らねば・・・。
違うか(笑)。

中小企業でもできるブランディング術

10日前の話。
今年最初の西川塾の例会はゲスト講師を招いての講演。
今回は叩き上げブランドプロデューサーの安藤竜二さん。
名古屋では結構有名なブランド仕掛人。

以前から一度お会いしたいお一人だったが、
今回、ようやく願いが叶った。
石黒事務局長、見直しましたよ。
やる時はやるじゃないか(笑)。

見た目はロックンローラーのようなので、
(イマドキそんな表現はしないのかな?)
イカツイ方かと思っていたが、挨拶をさせて頂くと物腰も柔らかいすごく礼儀正しい方。
見た目で判断しちゃあ、いけませんね。
ロックンローラーというと、どうしても「完全無欠のロックンローラー」を思い出すからね(笑)。

今回のテーマは「中小企業でもできるブランディング術」。

安藤さんの半生から、これまで手掛けられた仕事を分かりやすく話していただいた。
安藤さんのブランドの定義は「消費者との約束の証」。
これがブランドだという。

ふと、自分に問いかけてみる。
うちの会社はブランドとして成り立っているのか?
常に問い続けることも大事になるだろう。
きっと忘れちゃうからね・・・。

安藤さんはいかに価値を提供するかを重きに置いている。
そして、現場を大切にしている。
そのため価値が見出されれば思い切り値段もアップさせてしまう。
正しい戦略だろう。
価値ある物は消費者が必ず理解してくれるという理屈。
そのためのブランディング。
そこには企業の大小は関係ない。

特に中小企業をメインとする安藤さんの仕事は名大社と考え方が近い。
この取り組みは採用のシーンでも役立っていくことは多いはず。
どんどんやれる可能性は広がると感じたし、
なんだかワクワクしていきますね。

講演終了後は懇親会。
お店は最近、ちょくちょく利用する「Trattoria Golyat」さん。
ここでも楽しい時間を過ごさせてもらった。

もちろん安藤さんにも参加いただき、
お酒を酌み交わしながらいろんな話題に花を咲かせた。
僕より少し年下だが、学ぶべき点は多い。

最後は定番の名古屋ナモ締め。
安藤さんが初めてとは驚き。
そして、全員で記念写真。

いい時間を共有できました。

そうそう、著書も購入。

今の読んでいる本を片付け、早く読まねば・・・。
いい機会を頂き、ありがとうございました。

食べ物のはなし 番外編 日替わりランチ

またまた伏見を離れます。
新しい年になり僕もいろいろと仕掛けなければなりません。
実際は人気食べ物ブロガーの肩書だけではないのです。
正直なところ、人気食べ物ブロガーだけでは食べていくことはできません。
稼ぐ必要があるのです。
そのためにはせっせと出稼ぎにも出るのです。

この日は東京、飯田橋でした。

この爽やかな天気。
雲一つありません。
いくつかの仕事をこなし、気がつくとこんな状態になってきました。
「あっ、腹が減った・・・。」
これもAmazonプライムを年始に観た影響でしょうか(笑)。

「これはいかん、急がねば店が満席になってしまうぞ・・・。」
時間は11:45。
12時を回ると評判のお店には行列ができるはず。
混雑する前に入店する必要があります。
あちこちを歩きながら、美味そうなランチのお店を発見しました。
飯田橋から九段下に向かう途中にある「キッチン アオキ」さんに入りました。

昭和の香りが残る洋食屋さんです。
どうやら人気店のようです。
すでにほぼ満席に近く空いていたカウンターに案内されました。

ボードを眺めます。

写真を中心としたメニューにも気持ちが揺らぎましたが、
ここは日替わりランチです。
東京気取りで「日替わりで!」ときっぱりと注文します。

日替わりランチ 920円

先ほどの写真にあった通りです。
牛肉コロッケ、海老フライ、カレールウの盛合わせ。
それに冷奴、味噌汁も付いてきます。

洋食に和食が加わった何ともステキな組み合わせです。
ご飯は普通盛りですが、結構ボリュームがあります。
まずは牛肉コロッケ、海老フライをおかずにワシワシと食べ始めます。
洋食屋さんらしい味のこだわりを感じます。
コロッケと海老フライをたいあげるとご飯が半分くらいになっていました。

これはキャベツをメインにした写真ではありません。
右にあるカレールウを映し出しています。
おもむろにこのカレールウを茶碗に注ぎます。
あっという間にカレー丼の出来上がり。

このカレーはピリッとした辛さの中に甘さも感じとても美味しいです。
フライ定食を食べた後にカレーライスを注文した状態に襲われます。
とてもお値打ち感のある日替わりランチです。

ごちそうさまでした。
やっぱり日替わりランチはお得ですね。
これからしばらく日替わりランチで攻めたいと思います。

悪人の作った会社はなぜ伸びるのか?

何ともブラックなタイトルである。
著者の曽和さんは『就活「後ろ倒し」の衝撃』をきっかけに知り、
その後、お会いする機会を頂いた。
講演ネタでも使用させてもらった(笑)。

本書も含め過激なタイトルの書籍が多いので、
人物的にも毒舌を吐く方かと思っていたが、実際は温和で紳士的。
採用に対する考え方も理に適った説得ある話をされる。
インパクトあるタイトルで人物が誤解されることはないだろうが、
あえて話題性を作るための戦略なんだろう。

こんな表現をすると自分がいかにもできる人間みたいで恥ずかしいが、
本書には僕が普段、思っていることがズバズバと書かれている。
僕は気が弱い人間だし、炎上もさせたくないので、
オブラートに包んだ表現で誤魔化しているが、
実際はここに書かれていることに大いに賛同する。
まあ、会社を守る立場としてはあまり敵を作るのはよろしくないので、
気は弱くなくてはならないのだ(笑)。

ただ社内を見渡せば、いい意味で同じ解釈が浸透している。
パワハラ発言なんて日常茶飯事なような気もするが、
(ウソです)
それを受け止めるメンタリティは各自が持ち合わせている。
「良いダメ出し」も「はっきりストレートに話す」こともうちの文化だとも思う。
それが健全性を生み、逆にギスギスした関係性はなくなる。
それは「悪人」を各々が理解し、自らも少なからず「利他的な悪人」として存在しているからこそ。
まだまだ「部下の相談をスルーする」厳しさは持ち合わせていないので、
真の悪人にはなりきれていない。
だから離職率も低いのだろう。

本書は逆説的に表現されていることが多い。
しかし、そこに愛を感じるし、組織の全う性も感じるので嫌悪感は一切感じない。
表向きに美しい制度や職場を作るだけでなく、
本音でぶつかり合う環境がいい職場になっていくはず。
本書を読んで、自分の考え方に自信を持ったのと同時に未熟な点にも気づかされた。

帯にあるようなハゲちゃびん社長になるつもりはないが、
もっともっと「利他的な悪人」になるべきかもしれない。

おススメの一冊である。

慌ただしいくらいがいいのさ

名大社では昨日までの3日間、「転職フェア」を開催。
天候の不安もあったが好天に恵まれ、無事に終了。
多くの方に来場頂き、満足のいくイベントといえるだろう。
クライアントを始め、ご来場頂いた方にも感謝申し上げます。
また、連続出勤となったスタッフにも改めて感謝。
今週は順番に休みを取り、身体を労わって欲しい。

僕も休みをもらいたいところだが、
少しずつ予定が入ってしまったので、休めそうもない。
まあ、大して役に立ったわけでもないし、
ずっとイベント会場にいたわけでもないので、
それほど疲れがあるわけでもない。
もっと働けということですね(笑)。

では、この忙しいイベント日に何をやっていたのか。
12日(金)は「ふるさと就職応援ネットワーク」のイベント振り返り&幹事会&例会。
イベント会場には行かず、朝からずっと東京で缶詰状態。
今後の方向性を議論したり、各社の年頭挨拶を共有したりとかなりマジメな時間。
同時に別会場で若手社員の研修も行っていたので、夕方からは全体で懇親会。

ディスコさんのスタジオを借りての開催。
加盟会社の若手も参加し、総勢60名ほど。
名大社はイベントが重なっていたので、誰も参加できず。
他社との交流も大切なので、次回は参加させ学ばせたい。
僕は無責任に飲んでいただけだった(笑)。

13日(土)は開始前と終了前にイベント会場へ。
日中は社内で打ち合わせを含めデスクワーク。

詳細は改めて紹介するが、今年の秋から大学の授業を受け持つことになった。
これまでは授業といっても90分の講座を受け持つ程度だったが、
今回は3カ月間みっちり。
なんと大学の先生・・・。

そのシラバスの提出期限が今日なので、あーだこーだと何をやるか話し合い。
学校の先生なんて一番遠い存在と思っていたので、
まさか自分がそんな存在になるとは・・・。

そして、昨日14日(日)は岡崎で「転職フェア」。
名大社として初めての開催。
初物はやたらと緊張する。
どれだけの来場があるのか、予約数はあるものの蓋を開けてみないと何とも言えない状態。
特に地方開催は動員が会場で左右されるので不安がつきまとう。

結果、杞憂に終わってよかった。
予想を上回る方に来場頂けた。

ここでも僕は会場に顔を出しただけで何をしたわけでもない。
みんなが懸命に動き回っている姿を満足気に見ていただけ。
それでいいんだ。
と自分に言い聞かす(笑)。

そんな感じでこの週末を終えたわけだが、
今日から通常通りの一週間が始まる。
多分、週末はフラフラになりそうな予感。
それでも充実した毎日が送れるのはありがたい。
慌ただしいくらいがちょうどいい。

今週も張り切っていきましょう。

映画「勝手にふるえてろ」

この年齢になると恋愛映画には興味がなくなる。
若い頃はそんな映画を観ながら胸をときめかせていたが、
自分自身が大人になり汚れてきたことでそんな感性も失ってしまった。
もうどんな恋愛映画を観てもと心を揺さぶられることはない。
そんなふうに思っていた。

しかし、である。
まだまだ僕の恋愛に関する感性は錆びついてはいなかった。

主役である松岡茉優さんに惚れてしまったわけではないが、
(実際、この主人公に惚れる客はいないだろう・・・笑)
彼女の魅力には打ちのめされた。

ある意味、松岡茉優100%の映画。
少し前まで名前すら知らなかった女優さんだが、
彼女の存在が僕の中でググッと大きくなってきた。
いやあ、凄くいい。
とてもキュートな女優。
あの愛くるしい笑顔に翻弄される輩はきっと多いはず。

何よりとても達者な女優さん。
あれだけ表情を変え、早口で小難しいセリフを言いまくり、嫌な女へと豹変する。
その演技が素晴らしい。
そして、頭の回転が速い女優なんだろうとイメージさせる。
これだけ妄想の世界を演じ切る想像力は監督の演出を超えているのではないだろうか。
と、なんだかベタ褒め状態。
そんな意味では久々に胸がときめいた女優さんだ。

当然のように原作は読んでいないし、ストーリーもほとんど知らずに観た映画なので、
想像と全く異なる世界に最初は戸惑った。
下手したら途中で席を立ってしまうかもしれないと思わせるような導入だった。
それが徐々に引き込まれ、気づいた時には主役ヨシカの一挙手一投足が気になって仕方なくなり、
その揺れ動く感情に気持ちを持っていかれてしまった。

決して可愛い正統派なヒロインの描き方ではない。
偏屈でわがまま。
ピュアなラブストーリーとは程遠いが、結果的にほのぼのとする恋愛映画。
50歳過ぎのオヤジでも十分楽しめる。
新しいタイプのアイドル映画といってもいいのかもしれない。

たまにはこんな映画も観て、感性が鈍るのを食い止めるべきですね。
松岡茉優、注目です。

もう注目してる?
ちと遅いか・・・(笑)。

琥珀の夢

サントリーを表現する言葉としてよく知られているのが「やってみなはれ」。
本書の中にも何度となく出てくる。
その言葉自体は、単純明快で分かりやすく感動めいたものがあるわけではない。

ところが下巻の最終章あたりで鳥井信治郎が息子・佐治敬三に投げかける言葉で何故か涙が出た。
しごく普通の場面である。
しかし、その言葉が会社を全面的に任せ、
息子に全幅の信頼を置いた言葉のように刺さり、思わず涙が出てしまった。
著者である伊集院静氏にそんな意図があったかどうかは分からないが、
僕の中では最も感動するシーンであった。

本書は日本経済新聞にも連載されたサントリー創業者鳥井信治郎氏の生涯を描いた小説。
新聞紙面は気になっていたものの読まずに終わってしまった。
著者の伊集院静氏も何の疑いも持っていなかったが、
読み終えてからその関係性についてハッと気づいた。
成人式や入社式の日には必ずサントリーの広告があり、
送る言葉を書いているのが伊集院氏。

今年はこんな感じだった。
なかなか、いい。
娘にも送ったしね。

以前でいえば佐治敬三と開高健の関係に近いのではないか。
サントリー宣伝部的な役割。
執筆の背景にそれがあるとしたら、とても美しい話。

鳥井氏の生涯はどんな経営者が読んでも夢やロマンに溢れ憧れる存在。
僕のようなちっぽけな凡人は参考にすることもできず、
ただただその行動力を唖然としながら見ているだけ。
自分に置き換えて考えてみることはできようもない。
人間的度量の大きさや描く未来は壮大。
だからこそ日本を代表する洋酒メーカー、
いや飲料メーカーを創り上げることができた。

普段、エラそうに17年物のウイスキーを飲み、
何のためにもならないウンチクを語っている身が恥ずかしくなった(笑)。
当たり前の話だが、初めてウイスキーを作る場合、先行投資以外何もない。
回収できるのは数年後で、それまでは全て投資。
恐ろしく博打に近い。
それを笑顔でやってしまう。
今さらながら凄い人物ですね。

そして、ファミリービジネスとしてもお手本のような企業。
亡くなってしまったが長男・吉太郎、次男・佐治敬三。
(本書は佐治家のことは一切触れていない。このあたりのことはこちらですね・・・笑)
また、その息子たち。
有能な後継者を続々と育て、その伝統や理念をきっちりと継承している。
企業と同時に同族企業としてのロールモデルであるのも間違いない。
いい勉強になりました。

本書を読み終えるとウイスキーが飲みくなる。
早速、会社の地下のBARに行って、飲んでくるかな。
いかん、置いてあるボトルは余市じゃないか。
まあ、竹鶴氏も登場することだし、それもいいかな(笑)。

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