安田です。

山田さんのブログにもありますが、東京で行われたふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の若手社員研修に出していただきました。

研修レポートは社内でLINE WORKSにて共有していますが、此島さんと安田の分を合わせてA4用紙12ページ分の超大作。

長ければ良いというものでないのは承知していますが、内容量を推察いただけるかと思います。

 

 

 

当日は7時前に名古屋を発ちました。

貧乏性なので、せっかく東京行くなら最大限楽しまなきゃ活用しなきゃもったいないと思い、朝一で東京のお客さんとお会いすることに。

太古の時代からの本能でしょうか、日を浴びないとイマイチ起きてる気がしません。

 

新幹線であちこちへのメールを書き溜めているうちに、あっという間に東京に到着。

これ、リニア開通したら本当に便利になるでしょうね。楽しみです。

 

 

 

朝9時からアポイントいただいていた会社さんは慶應義塾大学の近くの本当にいい立地に本社を構えられていました。

行ってびっくり。

名古屋の気質や、採用活動のあれこれについて情報交換をさせていただきました。

求職者の転勤に対する受け止め方や会社側の状況、運用の現状等々…

東京の会社さんが(←こういう言い方してる時点でナゴヤ根性ですね(笑))名古屋の採用マーケットをどう捉えているのか、大変勉強になりました。

伺ったお客さんというのが、パフさんの職サークルに協賛されており、なおかつ人事の方が前職で研修の営業をされていたそうで、そちら方面でも話が合いました(笑)

とても充実した時間でしたが、30分程度で失礼して研修会場へ向かいました。

 

 

10時半から研修が始まりました。夕方までみっちりです。

講師の先生は、バブル崩壊や金融危機により日本経済がズタボロだった時期に上位都銀で企業再生を手掛けられてきた、とてもとても優秀な方でした。

企業は、結局最後は人がしっかりしていないと、ということで人材業界を志されてキャリアチェンジされたそうです。

言葉の重みに…いちいち説得力がありました。

 

 

最初にやったのがレゴ!自分の頭の中にある、自社で成し遂げたいこと・目指したいこと・理想の職場をイメージして、それをレゴで表現してみましょうという研修。

組み立て終わると、最初は説明なしで、同じグループのメンバーたちが「これは何をイメージしているのだろう」と話し合います。

時間が来ると「これは実はこういうイメージで…」とみんなに説明。

上方向にレゴが広がっている人もいれば、横方向に広がる人、色遣いを気にしている人、枠外に飛び出している人などなど、人によってさまざまで、頭の中を覗き込んでいるようで楽しかったです。

これ、構想力はもちろんですが、相手にしっかり説明できるようにしなければいけません。

自分という人間に関してほぼ背景知識を持っておらず、違う会社に勤める、年次も役割も職種も違う相手に対して、
自分の価値観、仕事(職場)の現状、実現するための算段を、論理的に、段階を追って説明していく必要があります。

アイスブレークにしては実は結構重たい内容だったと思うのですが、私含めみなさんとても楽しく取り組めたので、とても良い企画だと思いました。

 

その後は主に自社の商品がお客さんにどんなサービス・価値を提供しているのかについてお互いに議論し、深めていくワークを行いました。

誰が最初に言い始めたのか、「キャデラック(アメリカの高級車ブランド)の競合は自動車ではない。ライバルはミンクのコートや宝石だ。」という有名な言葉があります。

顧客はキャデラックの移動手段としての能力を気に入って買っているのではなく、キャデラックという高級車に乗るということで得られるステータスが欲しくて買っているのだ、という話です(そういえば、アメリカ大統領専用車もキャデラックです)。

まさしくこれで、「顧客が本当に望むのは何か」をしっかり掘り下げていきましょうというワークでした。

講師の先生が1日目はテーブルごとに年次がばらけるようにしていると仰っていましたが、年次によって「応募者が集まる媒体」から「採ること」「人手不足の解消」「経営課題の解決」まで見事なまでに分散しており、とても面白かったです。

 

社内の社員研修でも似たような話がありましたね。

 

一日目の講義はこれで終わりです。

あとはお待ちかね懇親会。

その場で仲良くなった他社の方が、山田さんが踊っているのをみて「名大社さんの社長、体力ありますね…」と唖然としていました。

マラソンで鍛えてるそうですからね、と(なぜか僕が)ちょっと自慢気に回答。

 

講義を同じテーブルで受けなかった各社のみなさんともお話し、各社の人材紹介の様子について聞ける貴重な機会でした。

ミーティングのやり方など大変勉強になりましたし(早速参考にします)、今後継続的に情報交換していきましょうなんてお話もできました。

 

 

 

あとは(写真ありませんが)、その場にいた6~7人でさくっと二次会へ。

一緒にいた社長や先輩がいない場になって、「あれが辛い」「これが大変」と本音のお悩み共有(笑)

「へぇ~そんな悩みがあるんだ」と聞いていました(他人事?

お酒飲みながら話しても解決しませんが、全国で頑張ってる仲間がいると分かっただけで十分だったのではないでしょうか。

痛みや辛さの半分は孤独感からくるって言いますし。

 

宿への道中、トヨタの東京本社に出くわしました。どんなだろうと楽しみにしていたのですが、

「TOYOTA」と書いてなかったら本当にただのビルです(失礼)。

全く奇をてらうことのない、長方形のビル。ナゴヤっぽさがにじみ出てるように感じるんですよね。

いや、トヨタは三河ですけど。まあまあ。

 

 

道すがら、いい画が撮れました。

 

朝の道中にとった写真です。

よその町に住んだこともないくせに心底ナゴヤが一番だと思っていますが、東京のこういう雰囲気は結構好きです。

東京駅や品川駅正面の高層ビル街のイメージが強い東京だからこそ、「東京なのに、こういう雑多な雰囲気がある」というところに心惹かれるのかもしれません。

 

 

さて、二日目で印象に残っているワークがあります。

いくつかの評価項目から、グループメンバーそれぞれがどのタイプか判別していこうというもの。

僕は右上(感情表現度が低く、自己主張度が高い)ですが、半分以上が右下の「表出型」(感情表現度も自己主張度も高い)に集まっています。

自己主張度が低い人(左半分)は全体の25%しかいません。笑

人材業界はこんな感じになるとか。

さすがいろんな業界とお付き合いがある皆さんですね、「これ、違う業界の人にやってもらったら、全然違う結果になりそうで、面白そうですね」なんて話していました。

 

これをやった目的は、「相手(上司、部下等)のタイプに合わせた対応をする」ため。

カテゴライズして、それぞれのタイプに対する対応の仕方を学びました。

ただ、いきなり相手に合わせましょうと言われても難しい。

第一歩は、「自分の傾向を自覚して、そこから離れること」だそうです。

それ、キャリアコンサルタントの講座でさんざんやったじゃん!

とはいえついつい自分の傾向が出てしまいます。

 

そういえば、いつも上司(臼井さん)がかなり気を使って僕に合わせた指導をしてくださってるなあと。

臼井さんおそらく表出型ですから、僕は表出型に寄せていこうと思います。

(そういえば、キャリアコンサルタント受かりました。2月終わりごろには正式に登録されていると思います。皆さん応援ありがとうございました。)

 

 

この研修で苦労し、また学んだのが、「相手にわかる言葉で、相手にわかるように話すこと」。

ある程度前提を共有できていれば良いのですが、どこまで共有できているか微妙なとき、理解度を探りながら、「言いました」で終わらないよう、しっかり「理解してもらえる」よう、話すこと。

いろんな人、いろんな性向を持った方と接する中で、難しさを実感しました。

 

 

 

最後に、恥ずかしいので写真はご勘弁ください。

「上司からの手紙」というサプライズコーナーがありました。

上司から手紙を預かっています、と。

えええっ

 

封筒を見てみて思ったこと。

この「安田洋平」って字、絶対臼井さんの字じゃないよね。

これはあれか、まさかの直属上司に手紙を拒否されて、誰かほかの人が仕方なく書いてくれたパターンか?!

 

一抹の不安がよぎりました。

開けてみると、臼井さんのお手紙(ほんとによかった笑)と山田さんからのお手紙が。

他社の皆さんは大体直属上司の方などからの1枚でしたので、2枚いただけたというのもちょっと嬉しかったです。

 

 

 

行く前、山田さんに「なぜ僕が行かせてもらえることになったのですか」と伺いました。行きたくないとかではなく、自分が何を背負っているのか知るためです。

・人材紹介やっている会社多いから、参考になるものを得てきなさい
・勉強好きだろうから、きっと得られるものがあるはず

というわけで、社内でしっかり還元していきたいと思います!!

また、せっかくのご縁ですから、これで終わりにせず、各社の若手メンバーと関わっていきたいと思います!!!

今後ともよろしくお願いします!