こんにちは。

9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいですね・・・

先日、27歳になりました、宇佐見です。

 

夏休みのブログが続いておりますが、、、

私にも、夏休みの話をさせてください!!!

 

今年の夏は思い切って遠くまでいってきました!

目指したのは、北海道!(また北海道ブログかよ!というツッコミはご勘弁を)

先日の小鹿さん、梅原さんに続き、名大社社員、北海道好きが多いみたいです。

 

どうせ、宇佐見は食べ物を目当てに北海道に行ったんだろうな~と

言われそうですが(笑)

 

夏休み前に名大社社員には、「富良野あたりに行きます!」と言いふらしていたものの、

実は本当の目的は別にありました。

*富良野も行きました。青い池もきれいでした!

メインの行先は、北海道紋別市。

新千歳から旭川を拠点に、紋別まで3時間。(札幌からだと5時間くらいかかります)

結構遠い!!

紋別といえば、流氷を割って進むガリンコ号で冬は有名な観光地です。

夏に行った本当の目的は、私が愛してやまない動物、

あざらしに会うためでした!

紋別には、あざらしに出会えるあざらし専門の施設が2か所もあるのです!

 

■オホーツクとっかりセンター

国内でも他にはない、あざらしだけを飼育している施設です。

あざらしの保護・繁殖を目的として誕生している施設なので、

漁の網にかかったり、衰弱して保護されたあざらしが、ここにきて療養しています。

■アザラシシーパラダイス

初めてこの施設をTwitterで知ったのが2年ほど前。

紋別空港路線の維持・利用と着地型観光の促進を目的としてつくられた観光施設です。

こっちはより観光目的なので、あざらしとのふれあいがメイン。

 

ほか、旭川に来たので旭山動物園にも行ってきました!

以前小倉のブログで、旭山動物園の行動展示のすばらしさは伝わるかと思うので、割愛。

 

当日は夏休みということもあり、かなりのお客さんでにぎわっていましたが、

大学生の研究発表の展示がしてあり、眺めていると、

動物のショーよりも、園長インタビューに目が留まりました。

 

動物園の環境は、自然ではない。

そんな動物園での繁殖に取り組むということは、その環境に適応してくれたということの証明を得ること。

そんな言葉を見て、

 

いつも楽しい動物園だけど、何か違う。そんな気がしてきました。

 

「伝えるのは、命」というコンセプトのもと、展示運営されているのが旭山ですが、

飼育動物の「死」についてもちゃんと看板を出して知らせています。

動物園のニュースは、「誕生」については大きく取り上げるものの、

その「死」について取り上げるのはなんだかタブー視されているような気がします。

動物が「どう生きるか」は「どう死ぬか」ということ。という考え方が、

旭山動物園の考え方で、「●●の理由で、いのちが終わりました」ときちんと伝えているそうです。

人間の社会の中で、生きている動物たちへの責任を感じてとのこと。

職員さんたちの、「動物園で仕事をする意気込みと想い」に圧倒されます。

 

畜産農家に生まれ、日々、うまれ・命をいただいていた自分の幼少期を思い出しました。

 

えさの時間を使った動物の解説も、なかなか刺さるものがありました。

たとえばあざらしの紹介をするときは、

「北海道では、アザラシは漁の魚を食べる害獣ともいわれる」

漁業被害や環境問題とも結びつけて紹介をしていました。

 

ただ、それだけでは言い表せれないことも多く、

実際にとっかりセンター等で保護されたあざらしは、

漁師さんが保護してくれることも多いのだそう。

実際に、保護あざらしたちは助けてくれた漁師さんの名前をもらって、

新しい環境で過ごしています。

 

私たち一人ひとりが、環境と動物と、命を考えるきっかけをくれるのが

動物園でもあるのだなと気がつきました。

 

楽しいばかりの動物園も、大人になるとまた別の視点があって、

考えさせられた休暇となりました。

 

帰りは台風で飛行機が欠航になり、

1日延泊したうえ、陸路で仙台まで行く羽目になりましたが、

またその話はいつか・・・

ちなみに、海鮮丼はシッカリ食べました笑