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COLUMN 就活応援コラム

<20代のジモト視点#2>名古屋のイベント企画制作会社で大学生を応援する彼の場合

自分が愛着の持てる“ジモト”を見つけて、そこで暮らす、働く、活動する。
そんな人たちは、どうしてその場所を“ジモト”だと思えたのでしょう?
どんな魅力を見つけたのか。どうやって魅力と出会えたのか。
東海地方を“ジモト”として、地域で活躍する20代の声から、ジモトを振り返るヒントを探してみませんか。
村瀬 慶さん
愛知県名古屋市出身。名城大学理工学部建築学科卒業。イベント企画、制作会社で勤務。
各種イベントの運営に携わるほか、名古屋市が地域の大学を応援するために設立したコミュニティスペース学生共同活動拠点「N-base」(エヌベース)の運営に携わる。

1年目にスタートさせた名古屋の学生を応援する場づくり

栄の駅からすぐの名古屋市教育館内にN-baseという施設があります。そこは様々な活動に取り組む大学生を応援する場所です。
学生たちがミーティングや作業の場として利用でき、連携コーディネーターと呼ばれる専門家の大人たちから活動のアドバイスももらえます。
名古屋は全国的にも大学生が多いまち。N-baseには、地域で活動する意欲的な学生たちが集まっています。

私は、このN-baseの管理・運営に携わっています。きっかけは、社会人1年目でした。名古屋市が、N-baseを運営する事業者を募集していたんです。
「やってみたい」と社長に直談判し、名古屋市に企画書を提案しました。
そして、立ち上げから今日まで、受託業社としてN-baseを任せていただいています。
入社間もなくして、チャンスをつかめました。自分自身、大学生時代に名古屋でいろいろなチャレンジをしてきたので。
同じように「なにかしたい」と熱のある学生のサポートができるのは嬉しいです。

学生時代の経験とつながりを財産に

大学1年生の終わり頃からNAGOYA学生キャンパス「ナゴ校」という団体で活動しました。
この団体もまた名古屋市の事業のひとつで、学生の力で名古屋を盛り上げようというもの。
NAGOYA学生EXPOやCandle Night Nagoyaなどのイベント運営、学生によるメディアの企画、地域企業との連携など、学生の力で多彩な取り組みを行ってきました。
もちろん今も現役の学生たちががんばっています。

大学生の名古屋に対する意識調査をして名古屋市に提言を出したり、名古屋まつりでブースを企画したり、私もたくさんの活動に関わりました。
「小さい時、おばあちゃんと遊びにきた名古屋まつりで企画ができる。それって面白そうだ」。
そんな感じで興味を惹かれたことに飛び込んできましたね。
名古屋まつりのブースでは、だまし絵を作ってみようという話になり。
名古屋の専門学校へ提案に行って、学生ながらにすごい腕を持った人たちと企画を作り上げました。
人を巻き込みながら企画をするいい経験だったと思います。

他にも、広報を担当してマスメディア向けのプレスリリースも作りました。
どう伝えるか考えて、外部に発信していく。
社会人の方と関わる機会も必然的に多くなって、情報発信だけでなく、コミュニケーションやビジネスマナーについてもたくさん学びました。

企画のリーダーとして人を巻き込む。広報のような事務局の役目を実践的に学ぶ。
「やってみたい」と思ったら、どんどんチャレンジできました。
ナゴ校でのつながりから、N-baseの運営に協力していただいている方もたくさんいます。
今の大学生も「やってみたい」ができる場所があるなら、まずやってみたらいい。経験値もつながりも、きっと自分の将来につながっていきます。

村瀬さんのジモト視点

名古屋は生まれ育ったまちで、いるとやっぱりホッとします。
でも、もともとジモトにこだわりがあったかといえば、そうでもありません。
大学受験の時も、「名古屋か、外に出るなら東京かな」くらいのノリで選びました。
父親が建築設計の仕事をしていたので、自分も同じ道を目指して建築学科に進みました。
そんな私が、今、イベント企画会社に就職して、N-baseの運営に携わりたいと思ったのは、やはり学生時代の経験があったからです。

ナゴ校でたくさんの人たちと出会う中で、私の世界は広がりました。
建築で学んだ知識が、建物をつくるだけでなく、イベントの企画でも役立つことにも気づけました。
ナゴ校と、ナゴ校でつながった人たちが好きになりました。だから今、学生時代からつながりのある人たちと働ける日々に、面白さもやりがいも感じています。
ジモトの学生、ジモトの人たちと、行政と一緒になって、N-baseももっともっと成長させていきたいですね。