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COLUMN 就活応援コラム

人事×就活生!就活必勝法に迫る!~ グループワーク(GW)のニガテ克服!評価のポイントってどこ? ~

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◇この物語は、人事担当者の方の真意を探り、就職活動の本質を紐解いていく、ジモ子とその仲間たちの成長の記録である。

*A大学構内の空き教室にて*

先輩・・・もう私、就職できないかもしれません・・・・涙
ジモ子、そんな悲しそうな顔してどうしたの??
この前、企業の選考で、グループワーク(以下GW)があったんですけど、私、ほとんど話せなかったんです・・・泣
同じチームの子はどんどん発言していてなんだか圧倒されてしまって、もう社会人として向いていないんじゃないか・・・って思いまして・・・
GWか~。僕は、特に苦労した経験はないかなあ。
知り合いと集まって話すことの延長って感じって捉えたらいいんじゃない?何が難しいの?
やっぱり持って生まれた才能なんですかね・・・もう自分に自信をなくしてしまいました。
ジモ子は「ちっぽけな自分」を感じているんだね。それは成長の過程で、絶対に必要なものなんだよ。
就活ハカセ~泣
今さら集団の中で発言するのが苦手だとわかってしまったんです。どうしたらいいかわかりません・・・。
GWは諦めた方がいいんでしょうか?
実際にGWを選考で実施している企業の人事担当者の方に話を聞いてみよう!

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トヨタ部品愛知共販で人事を担当している伊藤さんにお話を聞いてみましょう。

トヨタ部品愛知共販株式会社
トヨタ車の純正部品を中心に取り扱う“専門商社”
トヨタ販売店をはじめ、整備工場・ガソリンスタンド・部品商などのお客様に対して、部品・用品などの販売を行う。

総務人事部 人材開発室 人事グループ 伊藤 圭二さん
同社にて、新卒採用業務に携わる。

よろしくお願いします!
御社ではGWを二次選考で実施しているそうですが、選考でGWを用いる理由はなんでしょうか?
弊社では、二次試験の段階でGWと集団面接を行います。
以前は集団面接のみを実施していたのですが、1人に要する時間が短いですし、面接は事前に対策ができてしまうので、素の部分が見えてこないなあと感じていました。
社会に出てからは、初めて会う人と会話したり、交渉する機会はたくさんあります。
そうした面でも、社会人として求められる素養の一部でもある、集団の中での対応力や周りへの気遣い、観察力を人事としては見極めたいんですよね。
だからこそ、GWを実施しています。
GWで見ている集団の中での対応力や気遣い、観察力が採用する上での必須条件なのでしょうか?
ある程度の基準はありますが、もちろん100%を望んでいるわけではありません。
グループの空気を乱していたり、ほぼ発言がない場合は評価が難しいですが、ほとんどの場合は、もしGWで自分の力を思うように発揮できなかったとしても、集団面接で挽回してもらえると思います。
その人が持っている良さや特徴は、GWで判断できないものもありますからね。
例えば、弊社では採用したい人物像の1つとしていろんな物事に好奇心を持てるかどうかを挙げています。物事への興味・関心は面接で話を聞いてみないと見えてこないものです。
GWはぶっつけ本番という感じが強いため、緊張するかもしれませんが、できるだけ肩肘張らずに臨んでもらえれば大丈夫だと思います。
GWではどんな人を評価しますか?
例えば、周りのモチベーションを高める、鼓舞するような発言や、テーマの定義について問いかけるような発言など、グループの意向に沿った協力が自分なりにできるかどうかだと思います。
自分の意見だけを述べることが正解ではありません。自分の意見を述べつつも、グループメンバーの意見を引き出せるような働きかけができることも重要です。
また、グループの中で、意見を取りまとめるような役割を果たしているのは誰かという部分にも注目しています。
反対に、この子は惜しいな~と思うポイントはありますか?
GWではグループの空気を乱さないように気を使っている方がほとんどなのですが、空気を読みすぎて、惜しいという方も多いです。
グループのメンバーとの話し合いながら、自分の立ち位置を探っていく流れになると思うのですが、だんだんとグループの意向に沿った発言ができるようになる人がいる一方で、周囲に押されておとなしくなってしまう人もいます。そうした方を見ていると、もう少し輪の中に入っていけばいいのにと感じることもあります。
学生の中には、グループの中で発言するのが苦手な人も少なくないと思いますが、どうしたら克服できるのでしょうか?
やはり場数を踏んで、集団の中で話す自信をつけていくしか方法はないと思います。
最近ではインターンシップなどで、GWも多く行われていると思いますので、経験を積もうと思えば機会はいくらでもあるのではないでしょうか。また、グループの中での自分の役割の範囲を狭めすぎないことも大切だと思います。書記やタイムキーパーが自分には合っている、そう感じている方でも司会進行役などの役割にチャレンジしてみると、何かが変わるかもしれません。初めての役回りに、自分では手ごたえを感じられなかったとしても、その頑張りをこちらは評価しますよ。そう考えると、GWは自分の殻を破ってみる勇気が最も問われるのかもしれませんね。
「緊張するけれど、自分なりの意見を発信してみよう!」
「一歩踏み出して新たな役割に挑戦してみよう!」
その一歩が大きな成長につながります。
伊藤さん、ありがとうございました!
ジモ子は今、自信をなくしているかもしれないけれど、何度も挑戦する事が、GWの苦手意識を払しょくする近道だ。練習すれば絶対に自信はついてくる!
ありがとうございます!社会人になる練習だと思ってがんばります!
じゃ、早速GWの練習をしよ!ジモ子に付き合うよ!
就活ハカセもぜひつきあってください!
振り返ると、もう就活はかせはいなかった。そして、また書置きがあった。

やっぱり就職活動の悩みをみんなに共有してよかった!そう実感するジモ子であった。
「就職活動は、周囲の人と二人三脚で挑むものである!」
就活で悩んだ時には、就活はかせやジモ田先輩、企業の人事担当の方がまた助けてくれるのだろう。
そう思うと、自然とジモ子の心は軽くなっていた。