これからも前向きに 名大社会長ブログ

2014年01月の記事一覧:

今回は土日開催!転職フェア

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年明けから3週連続で続くイベントもこれで最後。今週末の土曜・日曜は転職フェアを開催する。翌月曜からも通常通りの仕事なので、かなりハードな2週間だ。名大社メンバーのみなさん、お疲れさまです(笑)。
転職フェアも3か月連続の開催となり、中にはうんざりする方もいらっしゃる方もあるかもしれないが(苦笑)、我々としてはできるだけ多くのキッカケの場を提供していきたい。今回もおかげさまで約80社の企業に参加頂く。
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そして、今回は初の試みとして「住宅・建設・環境関連の業界特集」を行い、19日(日)にはその分野の企業にも15社程参加頂く。同業界でこれだけの企業が参加される合同説明会は少ないのではないだろうか。
また、今春卒業で就職活動を継続されている学生さんにも数少ないチャンスになると思う。今回も40社以上の企業が新卒学生を同時募集。15年卒学生の就活が中心になりつつあるこの時期でもニーズはあるのだ。
イベント初参加の企業も有難いことに多いし・・・・。
転職応援セミナーも開催。こちらは予約不要で参加できる。
<1月18日> 
◆エンジニア対象セミナー~職務経験の伝え方とは~
◆本気で転職!~スタートダッシュに必要なこと~
<1月19日> 
◆業界研究セミナー~業界の魅力を知ることから始めよう~
◆応募書類をブラッシュアップ!~よい評価につながる「職務経歴書」とは~
そしてイベントの詳細はこちら
<日時>2014年1月18日(土)・19日(日)
     11:00~17:00
<会場>ウインクあいち
    名古屋駅より徒歩5分

もちろん入場無料、入退場自由。
今年も名大社では地元で働きたい人をいろんな角度から応援していく。寒い日が続く毎日ではあるが、会場では熱い時間を過ごしてもらいたい。

悔しい~!みのかも日本昭和村ハーフマラソン

昨日はみのかも日本昭和村ハーフマラソン。今年で5年連続の5回目。
僕がこれまで経験したマラソン大会で最も過酷なコースだが、なぜか毎年参加している唯一の大会。いつもキツくてキツくて大変だと言いながら参加している時点で完全なM男であることは理解されるだろう(笑)。
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年明けらしく朝一番で焼餅を3個食し、会場に向かう。いつもながら昭和の雰囲気を漂わせる田舎な風景。
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今年ようやく気付いたが、この大会を案内するナレーターも実に昭和っぽい。昔の百貨店のレストランでアナウンスされたような口調。ずっと同じ女性が担当されているのではないか・・・。。ちょっと小奇麗な50代半ばというイメージだ。
美濃加茂市は全国最年少32歳の市長が引っ張る街。ソニー事業所の閉鎖など暗い話題が多いが、盛り上げてほしい。お会いすることはなかったが、32歳市長もハーフマラソンに出場したらしい。ランナーに肩をたたかれたのかな(笑)。
参加者でエアロビクスを踊り準備を整えた後、スタート。
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この日は最初は飛ばさずゆっくりめのペースで走り始めた。そのせいか10kmを過ぎても、全く息は切れない。厳しい上り坂もそれほどしんどくない。かなり順調な走りで、後半巻き返すつもりでいた。しかし、結果からすればそれが甘かった。
そのペースではちょっと遅すぎたのだ。10km走った時点で55分くらい。相当ペースを上げないと昨年の記録は超えられない。徐々にペースを上げていくものの、後半は3つの上り坂が待ち構えている。どうしてもタイムは落ちる。それでも少しでも縮めるためにスピードを上げた。
最後の1kmはこれまでのハーフでは考えられない5分を切るタイムだった。それでも結果は1時間56分58秒と昨年よりも1分遅かった。
走り終わった後もいつものような死にそうな疲れではなく、結構余裕があった。う~ん、残念。もう少しタイムマネジメントをしっかりさせればいいタイムは出ていたと思う。難しいなあ~、マラソンって・・・。
マラソン終了後は、名古屋の逆方面、中津川へと向かう。一緒に走った大学の先輩が温泉に入れて食事ができる旅館をネットで見つけてくれたのだ。小さな小さな温泉旅館。
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すごく昭和っぽい。天然ラジウム温泉も3人入ればいっぱい。でも、そんなレトロな感じが落ち着きを与えてくれる。
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僕は運転手ではないので、早速ビールを片手にしゃぶしゃぶを食べさせてもらった。マラソンを終えた後の満ち足りた時間。6畳の部屋でまったりと過ごさせてもらった。
そういえば今回の僕のゼッケン番号はこれ。
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会社が設立された年と同じ番号だ。素晴らしい偶然を頂いたというのに結果はあと一歩。申し訳ありません・・・。
多分、来年も走ることになるだろう。次回はいい成績を収めたいものだ。
お疲れさまでした。

映画「麦子さんと」

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小さな小さなこじんまりとした映画。
年末年始に「ゼログラビティ」や「永遠の0」というスケールの大きい映画を立て続けに観たので、余計にそう感じてしまったのかもしれない。
別の見方をすれば、女優堀北真希のアイドルムービーと言えなくはない。そんなチープな表現だと一時期流行ったアイドル映画のように思われてしまうが、本作を否定しているわけではない。
それほど興味のなかった堀北真希が可愛らしく愛おしく(同じことか・・・)思えてしまうのだ。公開されていることもあまり知られていない地味な作品だが、これを観るとファンが増えてしまいそうだ。
そういうと「翔んだカップル」の薬師丸ひろ子的な「惚れてまうやろ~」映画と思われがちだが、恋愛のシーンなんて一つもないので、それとも違う。(何を言っているかだんだんわからなくなってきましたね・・・笑)
幸せか不幸かは観客判断となる親子を描いただけの物語。それもとてつもなく小粒。そんな映画。だからこそ田舎のシーンが懐かしく、登場人物が温かく、人と人とのつながりを感じることができる。
失礼な言い方だが、大ヒットはしないと思う。抜群の評価は得られないと思う。時代と共に忘れさられてしまう可能性もあると思う。
それがいい。何気ない日々を暮らす自分たちの生活の中に、大切なものがたくさんあるはずなのに、それに気づかず過ぎていく。それを立ち止まらせてくれる良さがこの映画にはある。
聖子ちゃんの「赤いスイートピー」が流行ったのは、確か高校の頃だった。その当時、修学旅行のバスの中で同じクラスの女子がマイクで唄っていたな。今度、誰かカラオケで唄ってくれないかなあ~と思わせてくれる映画。
何のこっちゃ(笑)

誰も気づいていないだろうが・・・。

今週からスタートした今年の仕事。
新たな気持ちで臨むために、ひとつのことを変えた。何を変えたかはこれ。
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エッティンガ―のIDケース。昨年末まではブラウンのケースだったが、今年からは気持ちを切り替えネイビー。写真はブラックにしか見えないかもしれないが、渋いネイビーにしたのだ。
最初のIDケースのことは以前のブログにも書いたように僕にとっては貴重であり意味深いものであった(このブログは思った以上に検索に引っ掛かった。気になる人が沢山いるんだ)。
しかし、僕の雑な使い方が悪かったせいか、表面のプラスティックのカバーも破れボロボロになってしまった。
本当に使い方が悪かったのです・・・。申し訳ありません・・・。
以前のものは僕の宝物のひとつではあるので引出しの中に大切に保管。今回のものは使い方も大切にしながらずっと使用していきたい。
仕事をスタートして今日で5日目になるが、誰もこのIDケースを変えたことを気づいていないと思う。誰も僕をしっかりと見ようとしない現実はあるにせよ(涙)、誰にも指摘されないし、おやっと表情が変わることもない。控え目な性格なので、自分から言い出すこともない(笑)。
それが理由ではないが、こうして変えたことをブログにアップするのだ。
些細な事柄ではあるが、こうした行為は結構あるんじゃないだろうか。何かのタイミングに持ち物を変える。縁起を担ぐ。
僕は僕自身が一皮むけるために自分の身を引き締める行動をする。首から掛けるだけで僕の気持ちは引き締まるのだ。
まだ皮は硬く体に馴染むまでには時間はかかると思う。馴染んだ時には少しだけ成長しているんじゃないかな・・・。
そう願いながら、これからの日々を過ごしていく。そんな甘くはないだろうけど(笑)。

日本型モノづくりの敗北

日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ (文春新書 942) 日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ (文春新書 942)
(2013/10/18)
湯之上 隆

商品詳細を見る

「技術立国ニッポン」とか「世界一の技術力を誇る国」なんていう言葉は自信を持って表現する言葉ではなく、単なる自己満足に過ぎないのかもしれない。
著者の書かれていることを素直に100%信用する必要はないかもしれないが、僕らが思い当たるふしもある。テレビを購入する際、値段の高さによって画像の鮮明さが違うという。
家電量販店の大型テレビが並んだ売り場で見れば、ほんのわずかだがその違いがわかるかもしれない。それも説明されて分かる程度。自宅でそれを見た時にどこまで満足度が上がるかは正直分からない。
今、家のリビングにあるソニーのBRAVIAも購入した当初はその画像の美しさとディスプレーの薄さが売りだった。特に薄さはどこまで優位性があるかはわからない。しかし、そこにこだわる日本の電機メーカーも多い。
技術者出身の著者はその姿勢をあっさりと切り捨てる。それがサムソンを中心とした海外のメーカーにあっさりと敗れる原因だと・・・。それは完全否定することではない。そんなことが求められる時代があったわけだし。
著者の表現を借りれば、「世界シェア1位、世界最高品質の製造技術、世界最高の高画質技術、世界最先端の技術を持っていても、パラダイムシフトの前ではまったく無力であることがわかる。」ということ。
国内のマーケットはもちろんのこと国外をマーケティングしないと、そのパラダイムシフトは理解できないのだろう。
それは技術を要するメーカーに限らない。自分たちのビジネス領域においても当然のようにいえること。何にこだわるのかを見極める目を持っていないと簡単に排除されてしまう。反面教師だな・・・。
そして、常にイノベーションを起こさなければならない。イノベーションを起こすために重要なのは模倣と著者はいう。
1.模倣の心構えを万全とする
2.模倣対象を参照する
3.情報を探索し、標定し、選択する
4.対象の脈略を理解して深く潜り込む
5.自らに適用し、実践する

この5つのプロセスが重要のようだ。これなら何の創造力も持たない僕も少しならできるかもしれない(笑)。
本書の正式なタイトルは「日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ」。零戦の記述が全くなかったような。僕が見落としただけかな・・・(苦笑)。

駆け上がれ!今週末は企業展&理工系企業展

一昨日は体育会系学生イベント、今週10(金)日は企業展PART1、11日(土)は理工系企業展、来週18(土)・19(日)は転職フェアと名大社では3週連続のイベント。年末年始休暇を除いて考えるなら4週連続のイベントとなる。
正月気分は否応なく吹き飛ぶ。なまった体も激務と共に筋肉質に変わるのではないだろうか(笑)。
決して社員イジメをするのではなく、健全に真面目に仕事を行うこの1月。かなりハードな1ヶ月にはなるが、全員の総力を結集して仕事に取り組む。一年の後半にバテないようにしなければ・・・。僕はそのために走っているので、全然問題はないけど(笑)
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その今週末は15卒学生向けの企業展&理工系企業展を開催。
既にイベント疲れの声も聞こえなくはないが、名大社としては学生がじっくり話を聞ける場を用意して、できるだけ企業の魅力がダイレクトに伝わるように配慮する。
今回のイベントではこの地区を代表する食品メーカーや絶好調のTV局もあれば、今年から本格的に新卒採用を行う地元企業にも参加頂く。
イメージだけで会社選びをしてしまうそうな時期ではあるが、この時期だからこそ業種を絞り込むことなく自分の固定概念にこだわらず動いてもらいたい。新しい発見はあるはず。
昨日の日経新聞には「就活は3Sで絞れ」なんていう記事も掲載されていた。その見方を活用するのであれば、自分の知らない企業がどんな取引先を持っていて、どんなサービスを提供しているかを確認するのもいいだろう。
事業内容とは必ずしもリンクしないかもしれないが、そんな見方で興味が湧いてくることもあるはず。最終製品に興味を持つだけでなく、その途中段階でも興味を持てることは山ほどあるはずだから・・・。
企業展&理工系企業展の詳細はこちら
<日時>企業展PART1
    2014年1月10日(金)
    11:00~17:00
    理工系企業展
    2014年1月11日(土)
    11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 7階
    名古屋駅より徒歩5分

文科系学生は10日だけだが、理工系学生は両日とも参加できるぞ。
学生さんも正月ボケを解消する動きを見せて欲しい(笑)。

さあ、どんな一年になっていくのか・・・。

本日から名大社では仕事始め。
そうは言っても、昨日はアスリートプランニングさんとの共催で体育会学生向けのイベントを実施し、一部のメンバーにはイベントスタッフをお願いした。
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おかげさまで予定数を上回る来場数があり、ホッと一息。
年明け第1回目のイベントが順調な滑り出しで幸先がいい。いくつかの課題も見つかり、そこは次年度以降、見直しを図っていくことに。
毎年初出社日は朝一番から全体会議を行う。
本年の標語、本年の方向性と目標、各個人の反省と抱負など、てんこ盛りの内容を一気に進めるのだ。正月ボケを吹き飛ばしてもらう(笑)。全員に一定の時間を与え発表をしてもらうが、役割的にどうしても自分の出番が多い(当然か・・・)。
そのため昨日までの正月休みはその準備に追われる。普段から緻密に考えてアウトプットしておけば問題ないが、漠然と考え、小さな脳の中にプアプア浮いてる状態なので、それを捻りだすのは結構苦労する(笑)。
そんな中で本年のキーワードとなるのは「変化」。本年に限らず毎年求められることではあるが、特に本年はこだわっていきたい。比較的、業績も順調に推移し危機感が欠如しそうな今だからこそ、求めていきたい。
それは自分自身に対してであり、周囲に対してである。その前にプアプア状態の頭を何とかしろと言われるかもしれないが、守りに入りそうな状態や安定を求めてしまう状態に「変化」という喝を入れていきたい。
そんな事を思い描きながら一年がスタートする。さあ、どんな年になっていくだろうか・・・。
変化を愉しむ気持ちも併せ持ちながら、この一年を過ごしていきたい。

今年も大須を歩く

年明けの2日間はそれぞれの実家に挨拶に出向き、昼間からご馳走を頂き、優雅にお酒も飲ませて頂いた。体が元通りになるか心配である(笑)。
昨日は毎年恒例の初詣を大須観音へ。
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9時半の段階ではそれほど行列はできていなかったが、30分ずれただけでもその列は商店街近くまで延びていた。
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商売繁盛、健康第一を祈願し、商店街を歩く。
正月らしい飾り付けと共に多くの人で賑わっていた。大須の象徴と言えばコメ兵。
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前を通った時はまだオープン前だったが、昼前に再度通りかかった時は物凄い繁盛ぶり。石原社長率いるコメ兵!今年もよろしくお願いします(笑)。
営業をしていた頃は頻繁に大須商店街を歩いていたが、最近は滅多なことがないと通らない。街を眺めてみると微妙な変化に気づく。
なんて唐揚げ屋さんが多い事か・・・。あちこちに店ができており、どこも結構な人盛り。
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我が家もその看板に引き寄せられつい買ってしまった。
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ちょっと濃いめの味付け。ノーマルにしとけばよかった。ビールかご飯が欲しい・・・。
唐揚げを食べたばかりだが、昼時はどこも混雑すると予測されるため、早めに食事をすることに。大須の名店、久々のキッチントーキョー。
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開店5分前に並んだため、すんなりと入ることができた。洋食屋さんの定食は落ち着きますね・・・。
名古屋の商店街に活気があるのは嬉しいこと。中でも大須は歴史や伝統の中に流行が入り混じり、いいコラボレーションとなっている。
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会社に近い円頓寺商店街もここまでとは言わないが、近い雰囲気になってくれるといいのだけれど・・・。
串カツを食べる人、クレープを食べる人、ケバブを食べる人、鯛焼きを食べる人、いろんな匂いが入り混じり混沌とする感じもまたよかったり・・・。
街には笑顔が溢れている。そんな風に過ごす正月。たった3時間程度だが、素敵な時間を作らせてもらった。

体育会系向けのイベントを行うのだ!

対象となる学生はこのブログを誰も読んでいないとは思うが(笑)、明後日5日(日)は体育会系学生に就職情報を提供する株式会社アスリートプランニングと共催でイベントを実施する。
「アスリート就職セミナーin東海」という体育会系学生を対象とした合同説明会を開催。名大社としても初の試みのイベント。それも正月ボケが抜けきらない5日に行うのだ。
部活動に忙しい学生は年末年始も関係ないかもしれないが、企画する側は年明けの初っ端の仕事がこのイベント。ボーッとはしていられない(笑)。
最近の傾向としてクラブやサークルに所属している学生は減少傾向。特にゆとり教育の中、バリバリの体育会系学生の数は限られてくる。
昨日、今日の箱根駅伝のように学生生活のすべてを一日二日に賭ける学生は少ないといえる。昨日も学生の走りを見ているだけで感動してしまった。1km5分ちょっとで走るのがやっとのオッサンからすると1km3分前後で走るアスリートは信じ難い対象だ。凄いねえ~。
往路は東洋大。さて、復路はどこが優勝するのかな。こちらも楽しみ・・・。
だからこそ、その懸命さに対して支援する場を設ける必要があるし、そんな学生にエールを送る企業の存在もある。必ずしも参加する学生はレギュラーを張る選手ばかりでない。試合に出れず悔しい思いをする選手、もがき苦しく選手も多い。
しかし、そんな学生が必要とされるケースも多い。挫折を味わい、悔し涙を流す学生は企業側から見れば美しかったりする。それが頼もしかったりするものだ。
どんなイベントになるのかは蓋を開けてみないと何とも言えない。ただ既に相当数の予約も入っているので、盛り上がる一日になりそうだ。
詳しいイベントはこちらから
<日時>2014年1月5日(日)
     12:00~17:00
<会場>ウインクあいち
    名古屋駅より徒歩5分

当日は元気づけるための事前セミナーもあるとのこと。
「気合だ!気合だ!気合だ!」と言うかは不明だが(笑)、期待できるイベントとなるだろう。

「次の30年」を生き抜く経営

新年早々の日経トップリーダーの特集は、『「次の30年」を生き抜く経営 理念を貫き、変化し続ける』。
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「次の30年か・・・。さっぱりイメージできない」というのが情けないけど僕の素直な感想。現在、名大社は創業44年。いまから30年前、現在の状況がイメージできていたかと言えば、間違いなくゼロだろう。イメージを持っていたといっても今の姿になっているとは誰も分からなかったはずだ。
変化の早い昨今であれば、それは更にいえること。5年後すら予測できないのに、ましてや30年後なんてわかるわけはない。当然の話。しかし、今回の特集はそんなことを言いたいわけではない。
大切なのは理念。そこに基づいて、どう日々自分たちを変化させ、成長していくか。表現は悪いが、中小企業はどう生き抜く、生き残っていくかだ。うちの会社も同様。
僕が30年後、経営に関わることはないと思うが、まずは存続させること、そして、新たな市場を切り開くことはやっていかねばならない。その積み重ねが30年後という近くて遠い未来に繋がっていく。そのためにはまず今年、どんなアクションを起こすかが重要なわけだ。
本誌30年を振り返り、名経営者がそれぞれの時期に貴重な言葉を残している。
「全ては経営者に責任がある」(松下幸之助 86年10月号)
「競争しなければ進歩はない」(本田総一郎 90年1月号)
「サービスは先、利益は後」(小倉昌男 95年11月号)

これらの言葉は不変だ。今、この瞬間でも自分の身に置かなければならない。
今月号は堀場製作所最高顧問 堀場雅夫氏とリブセンス社長 村上太一氏の対談も掲載されていた。62歳差のあるこの対談、思わず笑ってしまった。
堀場氏はPPK(ピチピチコロリ)運動を推進しているという。老人は皆、夜な夜な若い女性とお酒を飲んで、ピチピチ元気に暮らしてもらう。そうやってはしゃいでたら、コロリと逝く確率が高まる。それは家族も喜ぶし、国も助かる。年寄りに無理をさせたらあかんという人は国賊だとのこと。
それは素晴らしい。理想的な生き方かもしれない(笑)。
その前にやらねばならないことが山ほどあるわけだけど・・・。