これからも前向きに 名大社会長ブログ

2019年02月の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その79

会社より南方面、分かりやすく言えば広小路通りより南は大体のお店を制覇しました。
といっても8割くらいでしょうか。
まだまだ北方面、分かりやすく言えば錦通りより北は未開拓のお店が多いエリア。

先週の新しいお店はグッドでした。
人気食べ物ブロガーとしては調子に乗ることなくチャレンジするまでです。

長者町繊維街を北に向かいます。
しばらくすると見えてきたお店がこちら。

東京ではあちらこちらにある「ゆで太郎」さん。
最近、名古屋でもオープンしこの周辺に2店舗を構えています。
とてもリーズナブルです。

「たまには行ってみるかな?」
とお店に入ろうとした瞬間、ある思いが頭をよぎりました。

こちらの場所は同業他社D社のすぐそば。
D社の社員さんのことはほとんど知っています。
万が一店内で見つかると
「名大社の社長って意外とセコイな。いや、会社って大丈夫か?」
と思われる可能性があります。
きっと笑顔で挨拶しても心の中ではそう思っているでしょう。

思いとどまり体の向きを左に90度を変えます。
通りを挟んだ隣にある「ぎんぶた」さんに入りました。

ここは昨年の夏にオープンしたお店。
以前は何があったかは覚えていません(笑)。
ランチは6種類ほどあり全て700円です。

「ここだったらセコイとは思われないな・・・」
丼物が中心ですが注文したのはこれ。

豚バラ肉のつけ蕎麦 700円

どうやら頭の中は蕎麦で占領されていたようです。
「この蕎麦にご飯なんて合わないんじゃないか。」
と思いながら食べ始めるとこれが普通に食べれます。

生たまごをつけダレに投入します。
しばしかき混ぜそこに蕎麦を絡ませ食べるのです。
なんとこれが立派なおかずに変身。
蕎麦好きには叱られるかもしれません。

しかし、ここはやきとん屋さん。
お許しいただきたく。
人気食べ物ブロガーが許しを請う必要はありませんが・・・。

まだまだ未知の世界が多いことを改めて発見しました。
ごちそうさまでした。
次はそうはいっても「ゆで太郎」さんですかね(笑)。

25年

昨日は記念となる一日。
建国記念日、父親の三回忌。
そして、結婚記念日。
結婚して早や25年。

ということは銀婚式というわけだ。

僕をよく知る人であれば、
「奥さん、よく頑張ったね!よく我慢したね!」
と褒め称えるだろう。
否定するつもりはない。
客観的にみればそう思うのが当たり前。

かといって、何が酷いことをしてきたわけではない。
お金を使い込んだわけでも、DVをしたわけではない。
至って健全で温厚な生活を送ってきた。

しかし、夫としてどうか、父親としてどうかと問われると全く自信はない。
家庭人としてはあまり機能していなかったのも事実。
ここ10年近くは社長業が忙しいと毎晩のように飲みに行き家を空けていたし、
サラリーマン時代も忙しい毎日だった。

今でこそ「働き方改革」で残業時間も制限されているが、
当時は時間なんて関係なく働いていた。
休みも家で仕事をしていた時も多かった。
最低限の家族サービスはしてきたが、最低限だった。

家のことは全部任せてきた。
家事も子育ても近所付き合いも家内任せ。
年に1~2回に勢いで作る料理もキッチンを汚すばかりだった。
(でもセンスはあると思う・・・笑)
できたことは生活面で不自由させないことくらい。
瞬間的に給与が半分になり大変な時期はあったけど。

おかげさまで二人の子供もすくすくと育ち親を困らせることはない。
身体も丈夫だ。
これも家内のおかげだろう。

「何か欲しい?」
と聞いたが、先月の誕生日祝いで買ったピアスで十分だという。
旦那に関心がないと思うが、プレゼントも期待していないようだ。

昨日は父親の三回忌でもあった。
会食の場で施主として挨拶。
父親の功績を支えた母親に感謝すると共に自分を支えてくれた家内にも感謝の言葉を述べた。

何事もないように時間は過ぎていった(笑)。
感動はなく、クスリと笑う程度。
それが健全でいい。

銀婚式は「磨けば光るいぶし銀のような奥深い美しさ」
と例えられることもあるようだが、そんな大袈裟なものでもなく。
光らなくても奥深くなくても普通の銀でいい。
普段の生活に存在する銀でいい。

頂いたのはこちら。

毎年、ロータリーから届く結婚祝い。
そして娘にお願いして、内緒で買ってきてもらったケーキ。

少しばかりの感謝の気持ち。

いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

ステキな夜は続く

昨日、一昨日もドタバタとした時間を過ごした。
金曜日は午後からパネルディスカッションのパネラーとして登壇。

人事評価制度の取り組みについて、
株式会社あしたのチームのセミナーでパネラーとして喋らせてもらった。
普段はファシリを行うことが多いが、パネラーとして参加するのは珍しい。
ついつい余計なを話し、その逆で肝心なことは話さず終わってしまった(笑)。

夕方からは東京。
仕事をこなした後、向かったのは神保町にあるライブハウス「楽屋」。
ライブハウスといっても食事も美味しいライブレストラン。
そのライブレストランで行われた「山と川と海と空」のLIVEの参加したのだ。

正式名称は違ったかな・・・。
確か「山と鼓と葉」だったと思う。

株式会社パフの釘崎社長を筆頭にほぼ身内で固められたグループ。
ただの趣味の世界と思うかもしれないが、それがすこぶる達人ぞろい。
バイオリンもチェロもトランペットも本格的。
素人の僕にはプロとの違いが分からない。

新人アクネさんもソロで歌っていた。
小さなライブハウスだが、その分、一体感も醸成される。
みんなで盛り上がる楽しい会であった。

リーダーの釘崎さんはピアノも弾いてみたり・・・。
多分、どこかで間違っただろうが、こっちもよく分からない。
パフ社外取締役として、そこは目をつむろう。

東京に泊まり、昨日の午前中は釘崎さんと打ち合わせ。

ここでは明かせないが、2社にとってプラスの話ができたはず。
その件はいずれ・・・。

東京は雪だったので新幹線は30分程度遅れたが、無事に帰ることができた。

そして、夜は研修講師で活躍する有冬典子さんの出版記念講演会&パーティー。
つい先日、「リーダーシップに出会う瞬間」という著書を出版。
これはおススメ。
すでにAmazonでは1位になっているとのこと。

そのお祝い会が開かれ僕も出席。

発売前に作品について僕も書評を書かせてもらった。
その書評はどこで読めるのかな?。

美しい女性が沢山参加されていた。
みんな何かが赤色だった(笑)。

こうして金曜、土曜とステキな夜が続いた。
僕は飲むために参加しているような気もするが、こういった時間が心地いい。
そこに十分な価値もある。

ステキな夜をありがとうございました。

「キネマ旬報」変わった?

僕は名大社を引退したら映画コラムニストとして生計を立てていこうと考えている。
実際はあり得ない話だが、それが叶えば理想。

このブログでもちょくちょく映画評論をして、
業界からのオファーを待っているが、一向にその気配はない。
そもそも作品の内容に触れずに終える映評が多いので、評論なんていえないのかもしれない。
しかし、僕個人としては真剣に書いている。

そして、僕のセンスのバロメーターとして対象としているのがキネマ旬報ベストテン。
つい先日、2018年のベストテンが発表された。

それが今年は例年とちょっと異なる。
昨年前までは1月中旬あたりにマスコミに披露されていたが、今年はそれがなかった。
HPを確認しても1位しか発表されておらず、2位以下は10日に発表するという。
雑誌は2月5日の発売なので、雑誌を確認しなければ順位は分からない。

それは何か意図があることか。
販売部数を伸ばすための戦術か。
そんなことを考えてしまった。

そんな僕も例年であれば順位を確認してからこの特別号を買うのだが、
今年は特別号を見てその順位を初めて知った。

順位は以下の通り。

日本映画
1.万引き家族
2.菊とギロチン
3.きみの鳥はうたえる
4.寝ても覚めても
5.孤狼の血
6.鈴木家の嘘
7.斬、
8.友罪
9.日日是好日
10.教誨師

外国映画
1.スリー・ビルボード
2.ペンタゴン・ペーパーズ/最高秘密文書
3.シェイプ・オブ・ウオーター
4.ファントム・スレッド
5.ボヘミアン・ラプソディ
6.15時17分、パリ行き

7.顔たち、ところどころ
8.1987、ある闘いの真実
9.ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ
10.判決、ふたつの希望

太字は僕も観た作品。
昨年は映画館で30本の映画を観たが、ベストテンに入っているのはたったの6本。
そのほとんどが観ていない映画。
作品名さえ知らない作品が多い。
これでは映画コラムニストとして商いをするのは無理。

上位に食い込まないだろうが結構面白かった「祈りの幕が下りる時」や
「コーヒーが冷めないうちに」は1点すら入っていない。
僕の感性が先端すぎるのか、センスがないのか(笑)。

このベストテンのうち名古屋で公開されていない作品も多い。
いや、気づいていないだけか?。
まだまだ観るべき映画を観ていないのが実態。

今年はまだ3本。
もっと映画コラムニストとして腕をもっと磨かねば・・・
と改めて思うのであった。

たまにはね・・・

年末年始も遠出はせず、年明けも結構休日出勤が続いた。
たまには夫婦二人で出掛けようと思い、昨日は休みをもらい遠出をした。

京都にしようか迷ったが、今回は伊勢神宮。
もう20年以上、お邪魔していないんじゃないか・・・。
記憶がないくらいである。
それでは日本人として失格。
皇室の祖神として特別な存在の神宮を参拝することにした。

伊勢神宮に行くのであれば、その周辺も伺っておきべき。
そんな時、ありがたいのが信頼できる友人の存在。
そのジャンルに造詣が深い愚か者本部副本部長の櫻山さんにいくつか場所を教えてもらった。
そんな時は全く愚か者ではない。
尊敬すべき存在なのだ。
親切にありがとうございました。

まず向かったのは夫婦岩と二見興玉神社。

こちらは伊勢参りをする前に心と体を浄化すべきのようだ。
夫婦円満のお守りが売っていたがそれは買わず、商売繁盛のお守りを購入。
心配はあるんだけど(笑)。

その後は腹ごしらえ。
こちらも櫻山さんのおススメのお店。
伊勢神宮・外宮の近くにある「ちとせ」さん。

こちらで肉伊勢うどんを頂いた。
真っ黒のつゆが有名な伊勢うどんだが、全然くどさはない。
もっちりして美味しい。
こちらは地元の食堂のようなお店でカレーライスやかつ丼もメニューに並んでいた。
食べ物ブログではないのでこれくらいにしておこう。

そして、ようやく伊勢神宮へ。
時間の関係上、外宮には行かず内宮へ。
近くまで行っていたのに。
古いしきたりは外宮から参拝するらしいんだけど・・・。

2月にも入り、伊勢神宮の参拝も落ち着いているかと思ったが考えが甘かった。
駐車場は満車。20分ほど待って入ることができた。

宇治橋を渡り皇大神宮へ向かう。

アマテラスオオミカミが祀られている。
かなり忘れているが古事記を勉強しておいてよかった(笑)。
この空間に立っているだけで心が洗われるような気がする。

こんな木々に歴史の重みを感じたり・・・。
いくつかの宮社を参拝し、おはらい町通りへ。

とても平日とは思えない賑わい。
これが土日なら混み合い方も相当なもの。
休みをとって正解だった。
向かったのはおかげ横丁。

こちらも若いカップル、おばちゃんグループらで溢れていた。
最初はおかげ横丁でお寿司でも食べようと思っていたが、その考えも甘かった。
もしそうしていたらかなりの時間待つことになっただろう。

有名な豚捨でコロッケ、若松屋のチーズはんぺんと立ち食い。
そして、伊勢に来たなら寄らねばならない赤福と定番の行動。

奇をてらうことなくオーソドックスな行動が夫婦円満の秘訣かな・・・。
せっかくの平日休みを充実した時間で過ごすことができた。

お土産のビールも買ってきたことだし。
たまには平日の家族サービスも必要。

これでしばらくは安泰な日々を過ごせるだろう(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その78

先週は美味しい味噌煮込みうどんを紹介したつもりでした。
それは間違いありません。
しかし、1800円という高い値段が食べ物ブログではいかがなものかという声もありました。

確かに味噌煮込みうどんの値段が1800円というのは間違いなく高い。
どう値段の適性を見出すかもこれからの人気食べ物ブロガーには求められること。
嗅覚のまま美味しさを伝えるだけでは納得されません。

迷います。
彷徨います。
人気食べ物ブロガーと呼ばれ、その気になっていた自分を反省します。
ここは原点に返り行動せねばなりません。

会社を出て錦通りを越え、
長者町方面に向かったおんぼろビルの前に一枚の看板が出ています。

ふと目にすると嗅覚だけでなく視覚にも訴えかけてきます。
どうやらお店はビルの地下にあるようです。

怪しげな雰囲気が漂うものの思い切って入りました。
「コプラ」さんというお店です。

「いらっしゃいませ!」
小奇麗な中年女性が一人で切り盛りしています。
カウンター席7~8席のこじんまりとしたBARのような店。
入店したのは11:40頃。
一人のお客さんが食べているだけでした。

「お好きな席にどうぞ」
と言われ、やや右寄りの席に座ります。
メニューを眺めながら「味噌鍋焼きうどんをお願いします。」と注文します。
無意識ながらリベンジの気持ちを抑えられません。

「夜は普通の飲み屋さんですか?」
「夜は主人がBARをやっています。お昼は私ですね。」
さりげない会話をしながら料理を待ちます。

味噌鍋焼きうどん 820円

ご飯と小鉢、漬物がセットです。
鍋の中には卵、鶏肉、白菜、えのき、人参、ネギ、油揚げなど
味噌煮込みの必須アイテムというべき具材が入ります。

「でもな、本来はBARだよな・・・」
と疑いながら食べ始めると
「おっ、なかなか、やるじゃないか。」
久々の言葉を発します。

そのあたりのうどん屋さんと遜色ありません。
むしろ、美味しいと言えるでしょう。

12時には満席。
食べ終わる頃にはお店に入れず、渋々帰るお客さんが多くいました。
「そうだ、僕はこんな店に行かねばならないんだ。」
穴場のお店を見つけた喜びと共にこのシリーズの本来の姿を思い出しました。

ごちそうさまでした。
これからの食べ物ブログも期待できますね。

カズの秘訣。

昔、よくNumberを買っていた。
特に日本代表の特集は欠かさず、買っていた。
スポーツライターの書く硬派な記事が好きだった。

それがいつごろか全く買わなくなってしまった。
なぜだろう?。
やらねばならないことが増えてたからだろうか。

楽天マガジンを契約して随分と時間が経つ。
ここでは250誌以上の雑誌が読むことができる。
Numberも含まれている。

気になる特集も結構多いので読めばいいのに現実はほとんど読んでいない。
そもそも目的としていたビジネス誌もあまり読んでいない。
いつでも読めるとなると案外読まないもの(笑)。

そんな中でバーンと目に入ってきたのが、今回のNumber。

「カズの秘訣。」というタイトルでベテランのサッカー選手の特集が組まれていた。
そこには先日引退した我がグランパスの楢崎氏の記事もあった。
彼のストイックな生き方も共感するところ。

そうではあるが、ここではやはりカズ。
今シーズンも現役を続行することになったカズ。
カズは今51歳。
間もなく52歳となる。
早生まれで僕とは10カ月違うが同級生。

同級生がいまだにプロサッカー選手なのだ。
それだけで勇気づけられるが、カズはあと一年、一年と引退を引き延ばしているのではない。
一生、現役を続けるような気持ちで練習にもゲームにも臨んでいる。
よくベテラン選手が感じさせる悲哀なんて微塵もない。

体力の衰えをカバーするのではない。
真剣に体力を技術をアップさせようとしているのだ。
ある種、バカである。

しかし、その姿に感銘を受ける。
応援したくなる。
そして、何かと年齢のせいにする自分を責めたくなる。

カズにとって歳をとる事なんてどうでもいいのだろう。
50歳を過ぎて、気力が落ちたとか、目が見えないとか、すぐ疲れるとか、すべて言い訳。
やれる奴は関係ない。
いつまでもやれるのだ。

今回のNumberを読み、改めて自分を恥じた。
守りに入ろうとしていないか。

この特集に登場する松井大輔も中村憲剛も長谷部誠も他の一流選手もカズをリスペクトしている。
その存在だけで日本サッカーが強くなっていく。

同級生の山ちゃん、キミは一体、何をやっているのかな?。
カズが見たら、きっと鼻で笑うよ。

映画「七つの会議」

誤解を恐れずにいおう。
この映画に登場する人物はほとんど仕事をしていない。
実際は時間に追われ、上司に叱責を受け、
忙しそうにしているがはっきり言って仕事はしていない。

それはあくまでも僕が思うこと。
一部の大企業に勤める人は「いやいや、メチャ仕事してるぞ。」
と反論するかもしれないが、これは仕事ではない。

これが仕事として正当化されるなら日本の生産性は低いに決まっている。
ドラマハゲタカのキャスター三島由香なら
「あなたたち、一体、何をやってるんですか!!」と叫ぶはず。
あちこちで不毛な戦いが行われている。
そんな映画だ。

こう書くと本作を批判しているように聞こえるがそうではない。
以前、小説の書評をアップした時も同じようなことを言っていた。
その時に書いた6年前のブログはこちら

僕は公開2日目に本作を観たのだが、映画館はほぼ満席。
先日まで放送された「下町ロケット」の影響も大きいとは思う。
しかし、あのドラマの爽快感や仕事への熱い想いは感じることはない。

感じるのは会社の闇。
絶望的な気持ちにもなる。
それは本作の狙いでもあるし、映画の面白さでもある。

実際に次から次へと進む展開に観る者は飽きることなく、映画に吸い込まれていく。
そして、自分をOL役の浜本優衣にオーバーラップさせる。
映画のカギを握る浜本優衣を演じるのは朝倉あきさん。

まだ有名ではないと思うが、池井戸作品が好きな人は気づくはず。
ドラマ「下町ロケット」でエンジニア加納アキ役の女優さん。
確かに可愛らしい。

きっと福澤監督のお気に入りなんだろう。
その関係でいえば、この映画には池井戸ドラマに出演した役者がいやという程、登場する。
片岡愛之助から役所広司まで(笑)。
阿部ちゃんはいないけどね。
そんな中でも、やっぱり、香川照之は流石だね。
でも、あんな生き方はイヤだなあ~。

そして、ここで登場する経営者にはなりたくない。
自己保身の塊じゃないか。

そんな意味でも、サラリーマンにも経営者にも観てもらいたい映画である。

思うようには・・・。ランニング日記1901

2019年がスタートし、早や一カ月。
今年もきっちりランニングし、体調管理と体力維持をしていこうと密かに気合を入れていた。
今年は年末年始休暇が10日間あり、十分すぎるほど休養を取ることができた。

その10日間の中で走ったのは7日間。
年明けは元旦から走り、6日間のうち4日も走ったのだ。
幸先のいい一年の始まり。

このペースでいけば月間ノルマ100kmも難しくはない。
きっとライバルはグダグダと走っているはず。
そんな怠慢を気にすることなく、自分のペースで走ればいい。
まあまあ余裕な気持ちを抱いていた。
途中までは・・・。

第2週の頭までは調子が良かった。
しかし、そこからがいけなかった。
乾燥で喉が痛く、また食欲は減らないものの咳が止まらなくなってきた。
2~3日、ぼんやり過ごせば治るかと思ったが、
一向に止むことはなく調子は上がらない。

結果的に風邪を引いていた。
会社を休むまではなかったが、その間のランニングは中止。
約2週間、走ることができなかった。

東京出張の際もランニングシューズを持参したが、利用することなく名古屋に戻ってきた。
せっかく皇居に近いホテルだったのに・・・。

そんなわけで1月の走行距離は60km。
しょぼい記録で終えた月となった。
ロケットスタートのはずだったのに・・・。

正月休みは回数は多かったものの、1回あたりの距離が短かったのは今となっては反省。
今週火曜に名城公園を走った11kmが距離としては最高だった。
昨年は1月みのかも日本昭和村ハーフマラソン
2月熊本城マラソンと大会に出場したが、
今年は3月の名古屋シティマラソンまで大会はない。

この緊張感のなさが風邪を呼び込んでしまったし、
楽な距離しか走らない結果を生んでしまった。
瞬間瞬間、全力を尽くさなかったのは反省するところ。

この2月も大会がないだけにモチベーションを維持するのが難しそう。
しかし、この2月をどれだけ真剣に取り組むかで、3月の大会記録が変わってくる。
1月のような体たらくな記録では話にならない。
目標達成はともかく継続的な距離を伸ばした走りをしていきたい。

まずはこの今朝からだな(笑)。

「ジモト発見&インターン」から始まること

昨日は年明けの大型イベント「ジモト発見&インターン」。

120社の企業に参加頂き、多くの学生を迎え、無事に終了することができた。
まずはご参加頂いた、また、ご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。
あいにくの天候だったけど・・・。

当日は僕は10時過ぎに会場入り。

11時からスタートするイベントだが、既に多くの企業が準備を終えていた。
準備万端、いつでもOKという雰囲気が今年の採用戦線を物語っていた。

入り口付近ではこんな学生がお出迎えしていたり・・・。
イベント前の事前セミナーも満席。

スタート開始を待つ学生さんの行列もできていた。

売り手市場を反映し、昨年以上に企業側の熱量が高い。
一方で学生はのんびり感があったが、それがようやく腰を上げ動き始めた感じ。

年がら年中、イベントを手掛けている名大社だが、今回から初の試みも。
学生の企業へのイベントエントリーをスマホからQRコードを読み取ることにした。

企業側はこのような形でORコードを提示。

それを学生がスマホで読み取る。
混乱を想定し、いざという時の対策を練ってはいたが、杞憂に終わる。

学生も企業もスムーズな対応。
もう当たり前の時代なんだと改めて実感。

学生にはこんなサービスも・・・。

パスコさんにご協力いただき、就活パンを用意。
これを食べて元気になってもらおうというもの。
こちらも概ね好評。

「おい、食べすぎだろ!」
という学生がいたとか、いなかったとか・・・。

地元のTV局も全局取材に来てくれた。

それだけ関心が高いニュースなんだろう。

このイベントはうちの制作も人材紹介のスタッフも駆り出され、ほぼ全員で対応。
万が一を想定し、余裕のある人員体制で役割分担をしている。
そんな中でも僕の役割はなく、マスコミ対応や関係者への挨拶くらい。

時間が合ったので、久々に就職相談ブースに座ってみた。
たまにはキャリアカウンセラー的な仕事もいい。

何名かの学生の相談を受けた。
その大半が2月の過ごし方だったので、プロとして素晴らしいアドバイス(笑)。
「実は僕は名大社の社長なんだよ。ガハハ・・・」
と少々面倒なことも言ってみたが、みんな素直に驚いてくれた。

出口では次回の開催告知を入れた特製カイロ。

昨日のような一日を終えると就活シーズンが本格化したと実感する。
のほほんとした学生も話を聞くと多くの不安を抱えている。

この期間を通して、もがき大人になっていく。
そして、自分ですべてを決める「決断」が求められていく。
それが成長ということ。

今日から2月。
今月が肝心。
悔いのない1ヶ月を過ごしてもらいたい。