これからも前向きに 名大社会長ブログ

2019年04月の記事一覧:

コミュ障のための面接戦略

就活中の娘に渡したら、「失礼な!」と言われるかもしれない。
そんな大胆なタイトル。

「コミュ障」とは「コミュニケーション障害」のことで、
一般的には他者とうまくコミュニケーションが取れない人のことをいう。
著者の曽和さんも思い切った本を出したものだ。

就職活動する学生が60万人として、
そのうちコミュ障の方が5%だとするとそもそも読者ターゲットは3万人しかいない。
そのターゲットに対してどれだけ売れるというのか・・・。
曽和さんは売れることを想定していないのか(笑)。

あっ、そうそう、本書は自分で購入した一週間後、曽和さんが送ってくれた。
ありがとうございます。
タイミングが一週間早かったらよかったですね(笑)。

ターゲットがそもそも少ないようなことを書いたが、実際はそんなことはない。
一般の就活生が読んでも参考になるし、できれば企業の採用担当者にも読んでもらいたい。
きっと最初からターゲットにしていると思うけど・・・。

面接は僕も毎年行っている。
最終面接で学生さんと1対1のガチンコで1時間面接をする。
面接といっても面談に近いが、学生さんにしてみれば緊張を強いられる時間なのは間違いない。
面接する側として書かれていることは大体はクリアできているが、反省すべき点も多い。
そんな点では僕自身が本書を読んでいい勉強になった。
まだまだ面接官としてのスキルが足りないですね。

本書はこんなふうに袋とじになっている。

書店で立ち読みしても大事な部分は読めないわけだ。
イヤらしい大人はすぐに反応するが、不安を抱く就活生も反応してしまうだろう。
僕はこの破り方をミスし、他のページまで破ってしまった。
テープで修正したが、この後、会社の本棚に置かれることを考えるとちと恥ずかしい。

著者の曽和さんは企業向けの人事コンサルではあるが、ここはあくまでも学生目線。
そこには大きな愛を感じる。
あとがきにはこのようなことが書かれている。

昔、私がしてもらったことを、今度はまだ見ぬ誰かに「恩返し」ができればと。

これが本書を書いた理由のようだ。

ディスコさんの調査によれば、4月1日時点の内定率は26.4%。
この数字を聞いて愕然とした学生さんもいるだろう。
そんなことは何も気にしなくていい。
あくまでもアンケート結果にすぎない。
今、面接が上手くいっていなかったとしても落ち込む必要はない。

これからが本番。
本書も活用しながら、これからチャレンジしてもらいたい。
そう思うのだった。

僕は一体何者なのだろうか

今週も一週間が早い。
瞬く間に過ぎていった。
ここ最近は土曜日もパンパンだったが、ようやく今日はゆっくりできる。
のんびりする一日にしたい。

振り返ってみると今週もかなり忙しかった。
5日のうち1.5日は新人研修。
火曜日は丸っと一日研修だった。
初々しいメンバーと一日過ごすことは決して悪くない。
むしろいい時間。

しかし、一日話し続けるのは結構疲れる。
名大社の場合、新人研修は外部への派遣もあるが基本は社内でみっちり教える。
講師は日替わりで社員が担当。
僕もその一人で、会社の理念、行動指針や歴史、仕事の取り組み方、
名大社モデル、評価制度などなど。

とても大切な事なので手を抜くわけにはいかない。
かといって、真面目に話過ぎてもつまらないので、時折くだらない話も・・・。
くだらない話の方が多いとは言わないでもらいたい(笑)。
これもトップとしての役割。

水曜日はクライアントの会社説明会で講演。

午前午後の2回、学生にこれからの就活に必要なことを話す。
クライアントにメリットがあるかは不明。
60分のネタを40分で話すので、最後はマキの状態。

木曜日は大垣共立銀行さんの「中小企業のための多様な人材セミナー」。
経営者及び幹部の方が70名ほど参加。

僕は第3部の講師として中小企業の採用戦略について講演。
90分だと思っていたが持ち時間は60分だったので、最後はマキの状態。
それでも釘崎さん、伊達さんの新刊を相当宣伝した(笑)。

どっちの講演も全然時間が足りなかった。
単にタイムマネジメントができていないという話・・・。

昨日は午前中、新人研修を行い、午後からは中部学就連の総会&講演会に出席。
講演会は南山大学名誉教授の津村俊充先生。
以前もお世話になったので、講演前に挨拶をさせてもらった。
ナラティヴ・アプローチを学んだが、グループワークを含めいい気づきとなった。

こうして一週間を終えるわけだが、ふと僕は一体何者なのか?と考えてしまう。
会社にとって大切な仕事をしているつもりだが、
こう毎日違うことばかりしていると何をやっているのか不思議になる。
これが正しい役割なのだろうか・・・。
社長元気で留守がいいとか、貧乏暇なしという言葉はピッタリだけど・・・。

ただこうして各方面から声を掛けてもらえるのはありがたいこと。
その繋がりがその先へと繋がっていく。
僕はヘラヘラしながら、あちこちに顔を出していけばいい。
もしかしたら会社に迷惑を掛けているかもしれないが、ここは前向きに捉えておきたい。

お疲れ様でした。

名古屋ファミリービジネス研究会 記念セミナーを開催!

たまにはちょっと宣伝。
来る6月5日(水)にセミナーを開催します!

人材採用のセミナーではなく、同族企業の経営者、後継者向けのセミナー。
僕が事務局を務め、全体を通してコーディネーター役でもある名古屋ファミリービジネス研究会が
3年目を迎えるため記念セミナーを開催するのだ。

第3回名古屋ファミリービジネス研究会はこの7月から半年間実施。
昨年よりバージョンアップして開催するので、詳細は改めて紹介したい。

今日は6月5日の記念セミナーの告知。
本セミナー第1部の講師は株式会社コメ兵の石原卓児社長。
僕自身は公私ともにお世話になっているが、それ自体がとても光栄。
名古屋を代表する企業のトップとして活躍すると共に
最近は毎日のようにメディアに紹介され注目を浴びる。
つい先日も日本経済新聞の特集で取り上げられていた。

そのあたりの話も紹介されるかもしれないが、
今回はあくまでもファミリービジネス向けであるため、4代目の取り組みについて語ってもらう。
伝統や文化を継承しつつ、変革をし続ける姿は参加者にとって間違いなく参考になるはず。
もしかしたら必要ないかもしれないが、講演終了後は僕との対談も行う。
ファシリテーターとしての腕に見せどころですね。
ただの質疑応答だったりして(笑)。

このセミナーはこれだけでは終わらない。
第2部はファミリービジネスの後継者に話を頂く。
こちらの方も名古屋ではマスコミの露出が多い。
美しすぎる後継者と言われる寿商店森朝奈常務から後継者の覚悟を伺う。
こちらも楽しみな講演。

興味のあるファミリービジネスに関わる方は是非、参加頂きたい。
そして、7月から開催される第3回名古屋ファミリービジネス研究会への参加も検討頂きたい。

今回のセミナーの詳細はこちら
日時/2019年6月5日(水) 15:00~17:00
会場/名大社セミナールーム
   ※定員を超えるような場合は会場を変更します。
定員/40名
会費/講演会 5000円
   講演会+懇親会 10000円
懇親会/魚屋の台所 下の一色 ニシキ店
申し込み方法/こちらからお申込みください。

第1回、第2回の名古屋ファミリービジネス研究会を通して感じたこと。
毎回のテーマに沿った学びもあるが、その後に開催される懇親会での交流。
これがとても大切。
お互いに利害関係がないために、会社のマイナス面もプラス面も遠慮なく話せる。
その関係性がいい。
もちろん秘密は守っています。

まずは6月5日の記念セミナー。
ご参加をお待ちしております!

食べ物のはなし 番外編 串カツ

たまには伏見を離れます。
かといって、東京や海外ではありません。
名古屋駅から徒歩10分程度の場所です。

名古屋人なら一度は訪問しているはず。
しかし、なんと人気食べ物ブロガーは初めてお邪魔します。
今までご縁がなかったのが不思議なくらい。
高級店ならいざ知らず、B級グルメはほぼ制覇しているはず。
まだまだ未開拓のお店は多いようです。

則武方面に向かったところにある「のんき屋」さんに行ってきました。

まだ明るい時間でしたが、店内は既に満席。
外で立って食べているお客さんも多いようです。

お店の前で串カツを揚げ、串ものを焼いています。
今回は僕が加盟する団体の懇親会でした。
1階の店内ではなく階上に向かいます。

あまりお客さんを迎えるに相応しくない階段を上ります。
2階ではなく3階。
さらに急な狭い階段を上ります。

酔っ払ったら転げ落ちる人が出てくるでしょう。
そのためが手すりが設置されていました。
少しだけ安心した人気食べ物ブロガーです。

どんどん串ものが運ばれてきます。

串カツ 1本90円

きもやき 1本100円

おでんは一品130円のようです。

メニューは至ってシンプルです。
串もの以外にあるのは枝豆と浅漬けのみ。
ご飯類も一切ありません。
同じような串ものがどんどん運ばれてきますが、不思議とどれだけでも食べられます。
残念ながら写真は取り忘れました。

串カツ二度付け禁止的なソースをつけるか、味噌おでんの中に突っ込んでみそ串カツにするかです。
飲み物も凝ってはいません。

ハイボールは缶で提供されています。
(これは3階だからでしょうか?)
みなさんが酔いが回ってきた状態の部屋がこんな感じ。
普段は紳士な方ばかりですが、時には雑多な感じで酔い語り合います。

名誉のため写真はボカシておきます。

間もなく「平成」が終わり「令和」の時代へと移ります。
しかし、こちらのお店はザ・昭和。
和室のエアコンも昭和を感じさせてくれました。
果たして動くのでしょうか?

たまにはこういったお店でワイワイガヤガヤやるのもいいですね。
さすがに人気店だけあって、どれも美味しいです。

次回お邪魔する時は早い時間から飲み始め、この周辺のお店を制覇したいですね。
ごちそうさまでした。

改めてリーダーシップを学ぶ

先週金曜日は中部経営塾4月例会。
毎年この時期に開催され、講師も定番の鬼澤慎人氏。
最近は名大社のセミナールームで開催するのも定番になってきた(笑)。
ちなみに昨年と一昨年もブログで報告している。

「シンギュラリティに備えるリーダーシップ」とは
新時代に求められるリーダーシップ

偶然だがこの日は鬼澤氏の誕生日。
気づいた方は少ないが、こんな看板にしてみた。

誕生日おめでとうございます。

当日は約40名の方が参加。
僕はドタバタで、若干遅刻しての参加。
名大社からはカミヤ、ケンジ、シゲノ、ニシダが参加したが、
こちらも当日イベントで一部メンバーは若干遅刻。
ご迷惑お掛けしました。

鬼澤氏のテーマは基本的にリーダーシップ。
毎年バージョンアップされているので、新たな気づきも多い。
例年同じことを継続的に仰られていることもあるが、悲しいかな忘れてしまっていることも多い。
いかに学んだ気になっているか。
実践を伴わなければ意味はない。
う~ん、反省は尽きない・・・。

特に今年は「場づくり」に対して時間を割かれることが多かった。
健全な組織にはいい空気が流れ、お互い何でも言い合える環境がある。
それは僕がいつも意識していることであり、あながち間違ってはいない。
そんな雰囲気もあるだろう。

ただまだまだ出来ていないことも多い。
ひとつは「声掛け」。
どれだけ公平に全体的に出来ているかといえば、全然だ。
「社長にランチをたかる日」をやっているとはいえ、
順番が回ってくるのはせいぜい3か月に1回なので、話す機会はもっと設けてもいいだろう。

スタッフブログをやっているおかげで趣味は理解しているし、家族のことはある程度は把握はしている。
誕生日はそもそもあまり関心がないため、1月18日の3人組くらいしかはっきり言えない。
それも一日間違えていたけど(笑)。
そこに関してももっと関心を持たねばならない。

そして、常に感謝の気持ちを持つこと。
一日の始まりは希望で始まり、一日の終わりは感謝で終わる。

この言葉は僕だけではなく、名大社の全リーダーが意識せねばならない。
今年もいい学びをありがとうございました。

例会終了後はいつものように懇親会。
この場でも新たな出会いもあり、有意義な時間を過ごさせてもらった。
そして、なぜか最後は名古屋ナモ締め。

僕は中部経営塾の幹事でも事務局でもない。
一参加者に過ぎない。
なんとなく流れでやってしまうのだが、果たしていかがなものか(笑)。

まあ、盛り上がればいいのかな?
あの締めが盛り上がるのかは定かではないけど・・・。

それでも今年も貴重な学びの時間でした。
ありがとうございました。

映画「バイス」

アメリカの懐の深さを感じた作品。
実在の人物を描く場合、本人が亡くなった後に作られるケースが多い。
それはその人物に対する遠慮もあるだろうし、誤解も生む。

しかし、本作はそんなことにお構いなし。
ここに登場する人物のほとんどはまだ健在。
最近だと映画「ソーシャルネットワーク」でマーク・ザッカーバーグ氏を
面白おかしく描いていたが、本作の舞台は政治。
政治家を否定するのは簡単ではないと思うのが一般的。
だが、そんなことは関係ないようだ。

自由の国アメリカを象徴し、あ、映画もね、表現の自由も当然にように許されている。
同様の映画を日本国内で制作するのは難しいだろう。
どこかから圧力も掛かりそうなものだ。

僕はアメリカの政治には疎い。
(日本の政治にも疎いけど・・・。)
その点では大いに勉強になるし、最近のアメリカを知るにはうってつけ。

それでもブッシュ元大統領やパウエル氏はリアルタイムで見ているので、
その描き方には唸らされてしまう。
同時に笑わせてくれる。
僕がブッシュ氏だったら、絶対にクレームをつけ公開中止にするだろう。
それだけでもこの作品は観る価値がある。なかなか衝撃的。

ジャンルでいえば社会派ドラマ。
昨年公開された「ペンタゴン・ペーパーズ」の部類だが、それとは180度異なる。
ウイットに富み、コメディーの要素もある。

そして、なんといっても実在の人物を演じる役者のソックリ度。
ブッシュ氏やパウエル氏の役にも感動するが、
当時の副大統領ディック・チェイニー役を演じたクリスチャン・ベールはさらに感動もの。
とてもバットマンとは思えない。
年齢の積み重ね方も含め、役者魂を感じざるを得ない。
お見事!

実はこの作品、50歳を過ぎたオジサン3人が映画館で仲良く並んで鑑賞。
男3人で映画を観るなんて、僕の人生で初めてのこと。
映画評論仲間である(いつからそんな仲間が・・・笑)
ヤブさんとコヤマさんと一緒に観たのだ。

わざわざ滋賀と東京から名古屋に駆け付けてもらい、
鑑賞後はお酒を飲みながら映画を語り合うという初めての企画。
これがとても楽しかった。

本作の感想もそうだが、最近観た映画などいろんな映画について語り合った。
他の分野にも話は飛んでいくが、結局は映画に話は戻り花を咲かせる。
ヤブさんもコヤマさんも年間50本は映画を観る。
ちゃんと映画館で・・・。
僕はせいぜい30本。

それだけでも凄いと感じるが、その造詣の深さには素直に尊敬。
映画コラムニストを語る自分が少々恥ずかしい。
ただこのような時間を共有できるのはありがたいこと。
今後も定期的にこんな会を行っていく予定。

映画は作品以外にも多くのことを教えてくれる。
あらためて映画に感謝ですね。

たくさんお祝いを述べた一週間

4月に入り、早や一週間が過ぎようとしている。
年度明けがスタートしたわけだが、なぜか年度末のようにドタバタとした毎日。
もう少し落ち着いて仕事をしたいもの(笑)。

慌ただしい一週間だが、それでもとても晴れやかな気持ちになる一週間だった。
月曜日には3名の新たな仲間が入社。
新卒採用のオギウエ、オノ、中途採用のシバサキ。
いずれ写真でも紹介したいが、今日のところは名前のみ。

改装されたオフィス内で爽やかな挨拶。
社内がさらに華やいだ雰囲気になった。
緊張しながらも明るく前向きに話す姿を見ているだけで、ついホロっとしてしまう。
僕も冒頭にお祝いめいた挨拶だけさせてもらった。

ようこそ、名大社へ!
ともにいい職場を作っていきましょう。

今週はそれだけではない。
他にもお祝いを述べる機会が沢山あった。

なんと5回。
母校の入学式に出席し、来賓代表として祝辞を述べたのだ。
昨年は名古屋国際会議場で2500名の新入生を前に1度、挨拶しただけだが、
今年から学部ごとの入学式となったため、一気に回数が増えた。

火曜日は豊橋のアイプラザ豊橋にて。
木曜日は笹島の名古屋キャンパスにて。
木曜日は1時間の入学式を4回まわすという結構ハードな一日。

1回の入学式を終えると控室に移動し、しばし休憩。

控室からの眺めは最高で名古屋城も拝むことができる。
(アップして見てください。)
だが、さすがに1日4回は疲れる。
学長の告辞もほぼ覚えてしまった(笑)。

僕はあえて祝辞らしくない祝辞をしようと準備し場に臨んだ。
何も書いていないお祝い文を読むふりをして、あるタイミングでその白紙を学生に披露。
僕をこの場に巻き込んだ交友課の課長さんが撮ってくれた(笑)。

大学には失礼かと思ったが、これには僕なりのメッセージが込められている。
高校までの生活と大学からの生活の違いが・・・。
詳しくは割愛するが、その後、知り合いから知り合い(学生の保護者)が入学式に出席し、
「自分も子供も山田さんの挨拶に感動した」と聞き、ホッとした。

基本的な流れは同じだが、その場の思いつきで学部ごとにお祝いの言葉も変えてみた。
これは同席する大学関係者や来賓に好評だった。
何度も聞いてますからね(笑)。

こういった場ではできるだけ何も見ず自分の言葉で語るようにしている。
その分、準備したことをぶっ飛ばしてしまったり、
全然関係のないことを話すこともあるが、その方が伝わるんじゃないかと・・・。
これは僕の勝手な思い込みでしかないけど・・・。
まあ、粗相なく無事に終えることができてよかった。
他にもラジオに出演したりと話す場を多く頂いた。

入社や入学式でお祝いを述べれば、就活生を応援もする。
昨日、今日はジモト就職フェア
昨日も多くの学生さんが参加してくれた。
僕は応援するといっても全く役立たずの状態だが、
ここはうちのメンバーがしっかりサポートするだろう。
僕はそれを眺めているだけ。

お祝いを沢山述べた一週間。
さすがに今日はそんな日じゃないと思うけど・・・。

あともう少し、ランニング日記1903

振り返ると昨年は結構走っていた。
2月も3月もノルマである100kmをクリア。
しっかりと頑張っていたのだ。

僕のようなポテンシャルのない者にはそれが単純に成績に反映する。
単純にそう思う。
昨年2月は熊本でフルマラソンを走ったため、距離を稼ぐことはできた。

昨年3月は名古屋シティマラソンと穂の国・豊橋ハーフマラソン。
今年3月も全く同じ。
昨年同様同じ大会に出場した。

雨と風。
コンディションの違いはあるにせよ、どちらの大会も昨年より大幅にタイムは落ちた。
年齢や体力など言い訳できる理由はいくらでも見つかる。
しかし、走った距離はごまかせない。

3月の結果は93.5km。
ノルマに届かず。
ハーフマラソンを2回も出ているというのに・・・。

まあ、これが当然、タイムにも影響してくる。
地道な努力が結果として証明される分かりやすいスポーツがマラソン。
同じ記録を出そうと思ったら、少なくとも昨年は上回らなければならない。
それができなきゃ、落ちるのは当然のこと。

3月の記録はコンディションのせいではなく、走った距離のせい。
すなわち努力不足ということ。
目標まであと6.5kmとはいえ、未達は未達。
この2~3月は経営者仲間の練習も一度も参加できなかった。
それも残念だった。

2つの大会を終えて共通するのは、後半バテバテだったこと。
体力面も大きいが、もう一つは体重もあるだろう。
少なくともあと3~4キロは落とさないと一定のペースで走ることはできない。
走り方から学ぶ必要もあるとは思うが、そんなことを体重計に乗るたびに思う。
体重を落とす努力をしていないんだけど・・・。

ライバルが全く走っていないのは何の影響も与えていない。
それも間違いなくいえる。

さて、この4月はGWにぎふ清流マラソンに出場する。
今シーズン最後の大会。
きっと暑い日になるだろう。
昨年もかなりキツかった。

それでも平成最後のマラソン大会。
ベストコンディションで臨みたい。
スケジュール的にノルマ達成は難しいけど…(笑)

食べ物のはなし 伏見シリーズ その85

新年度も始まりました。
この伏見シリーズも新たな気持ちで臨みたいところです。
となると、それに相応しいお店にお邪魔するのが人気食べ物ブロガー。

会社横の電気文化会館を抜けていきます。

そこから見える景色もあります。
ここは常にラーメン屋さんなのです。
しかし、気がつくとお店が変わっています。
なかなか定着することはありません。

3月にOPENした「ラーメン横綱」さんに行ってきました。

言わずと知れたチェーン店。
郊外店舗がメインかと思っていましたが、どうやら都心にも出店はしているようです。

実はOPEN2日目にお邪魔しました。
「あれっ?いつもの味と違うな・・・」
正直言って、あまり美味しさを感じることはありませんでした。
激混みとオペレーションが理由でしょうか・・・。

それからしばらくして再度訪問。
前回と同じような味であれば、二度とお邪魔しないつもりでした。
テキパキと働く女性スタッフに注文します。

味玉ラーメン 780円

どうやらネギはどこでも自由に使えることができます。
定期的な食べたくなる味に戻っていました。
ランチタイムはお値打ちなメニューもあります。

チャーハンセット +180円

あきらかにメニューの写真と違います。
味も・・・。
う~ん、どうなんでしょうか?。

値段だけみれば納得の価格。
しかし、それに甘んじる人気食べ物ブロガーではありません。
ラーメンを食べ進めていくと丼にはこんな文字が・・・。

「あれ?これじゃあ、ヨコデュナじゃないか・・・」
これが正解なのかと目を疑いました。
再度確認するのも人気ブロガーの仕事。
丼の文字はこのように変わっていました。

「こっちの方が気持ちがストンとするな・・・」
さすが横綱です。

ただこのブログを書きながら入力しているのはyokoduna。
う~ん、微妙な感じ・・・。

どちらが正しいのでしょうか?
新年度初日には相応しいお店でした。
ごちそうさまでした。

仕事と心の流儀

丹羽宇一郎氏の著書は結構読んでいる。
拝聴した講演を含めこのブログでも4本書いている。
少し前の著書だと「危機を突破する力」

当時のブログを読むと理解できるが、基本的に丹羽氏の言われることはいつも同じ。
本書も目新しい内容ではなく、以前読んだ著書の内容に近い。

本来は作家ではなく経営者。
そんな方が本を書くと同じような中身になってしまうのはやむを得ない。
出口さんも同じだし・・・(笑)。

それでも構わない。
僕は丹羽氏は尊敬する経営者の一人だし、その堂々とした生き方は理想的な存在。
多分、同じようなことが書かれているだろうと予測しながら、つい購入してしまった。

ある意味、期待は裏切らなかった(笑)。
ただ自分の立場として勇気づけられるし、
大切にしなければならないのは何なのかを再認識させられる。
そして、本書は目線の高さも求められる。
それは僕らのような経営者やリーダーだけではない。
企業で働くすべてが対象になっているように思える。

読み進めながら、むしろ若手に社会での生き方、働き方、考え方を問うているとも感じた。
働き方改革が進む中で、辛い仕事とか、がむしゃらに頑張ることが減っているのが現状。
それで世の中が、企業が、大袈裟に言えば日本が上手く立ち回れればいい。
果たしてそんなに都合よくいくのだろうか。
時々、不安に陥る時がある。

それは僕が逆境の中で成長したんじゃないかという実感から言えること。
大きなお世話なのかもしれない。
そんな状況に陥れば、自分たちで立ち向かっていく力を見せていけばいいだけのこと。
意外としぶとさや忍耐力を持っているのかもしれない。

ただそれには基礎体力もいるし、それなりの経験も必要。
大きなお世話だがそんなことも考えてしまう。
そんな想いを丹羽氏はストレートに表現し、ハッパを掛けている。

読み手によっては年寄りのお節介と思ってしまうかもしれないが、
世の若手にも読んでもらいたい。
もちろん、うちのメンバーにも・・・。

これまでの作品と違うのはAIについて触れていたことかな。
丹羽氏らしいAIの捉え方だと思うけど・・・。