大学の就活担当者が語る 就活アドバイス

東海地区の大学担当者から学生への応援メッセージ、
独自の指導方法や理念、就職活動のポイントを
アドバイスしています。

名城大学

http://www.meijo-u.ac.jp/

キャリアセンター 課長

犬飼 斉

東海地区の学生たち!!奮起せよ!

2016年卒業・修了予定の学生から、就職活動の解禁が3ヵ月後ろ倒しになりました。企業の広報活動の開始時期が大学3年生の12月から翌年3月に、選考は4年生の4月 から8月に遅くなりました。

しかし、3月広報開始といっても、関東・関西地区の学生は、2月以前に積極的にインターンシップへ参加しています。参加者数は、東海地区の学生の比ではありません。「東海地区の学生は意欲の面で負けている」と、就職情報会社の担当者は言います。

そもそも関東・関西地区は有名大学が多く、就職活動の激戦区です。採用を見据えた企業の取り組みも早く、学生たちもそれに応じて活動を早期から始めます。 その状況を大学1年次から見ている関東・関西地区の学生たちと、のんびりムードの東海地区の学生たちとでは、面接試験で迫力に差が出てしまいます。

また、九州・中国・四国・北陸・東北・北海道地区は、その他の地区と比較すると企業数が少なく、有効求人倍率も低くなっています。こちらも就職活動の激戦区です。地元以外も視野に入れ就職活動をせざるをえない状況です。

 東海地区以外の学生は厳しい就職環境に免疫があります。東海地区の学生は、「何とかなる」ではなく、「何が何でも何とかする」という気構えを持って就職活動をしてください。

最後に、就職氷河期であっても、現在の就職売り手市場であっても、内定が出る学生と内定が出ない学生に分かれます。現在、学生のみなさんにとって有利な、就職売り手市場といえますが、気持ちを引き締めて、最後まで諦めずに取り組んでください。困ったら、所属大学のキャリアセンターやハローワーク等へ相談してください。皆さんを支援します。