大学の就活担当者が語る 就活アドバイス

東海地区の大学担当者から学生への応援メッセージ、独自の指導方法や理念、就職活動のポイントをアドバイスしています。

愛知淑徳大学

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キャリアセンター事務室長

堀江 浩

縁ある企業と出会うために

企業を取り巻く環境については、技術革新、グローバル化、産業構造、働き方等、日々大きく変化する一方で、これまで一流、大手、ブランドと言われた企業が、ひとつの不祥事や大災害等によって転落の憂き目に遭うといった先行き不透明な要素を常に孕んでいます。

しかしながら、本年度も経団連が掲げる採用選考に関する指針のもと、短期決戦といわれる就職戦線において、「売り手市場」の追い風は学生に吹いております。

就職活動で奮闘中の皆さんには、それぞれの大学で学修してきた専門分野に加え、キャリア教育やインターンシップ体験を通して気付いた価値観とそこから醸成した高い就職意欲を十分にアピールしてください。最初の大きな壁となる性格・能力適性検査には、時間をかけて行ってきた実力を存分に発揮し書類選考や面接試験には、「主体的に行動に移す」「課題を見つけて考え抜く」「チームで協調して目標を達成する」といった企業社会が求める社会人基礎力を十分に受容し意識しながら、「自分の考えをもち」、「言葉を選んで」「しっかり相手に伝える」ことを常に心がけ、自信を持って取り組んでほしいと考えます。

皆さんが思い描く理想的な将来設計に少しでも近づくための大切な選択を支援するため、大学の先生やキャリアセンターのスタッフはこれからも皆さんを温かく見守っています。

これまで頑張ってきたのに「何をすればいいかわからなくなった」「不合格続きで心が折れた」「就活に疲れた」等、不安と失望に押しつぶされそうになっても、縁ある企業には必ず出会えると信じて最後まで諦めず頼ってきてください。