名大社 スタッフブログ

2019年06月の記事一覧:

数字で考える

こんにちは。水谷です。

会社のお金に関わる数字を扱っている身。

扱っているものの、きちんと数字で考えているのか、その数字を活かしきっているのかとふと思うことがある。

そんなときに、「数字で考える」は武器になる(中尾隆一郎著/かんき出版)を読んでみた。

 

「数字で判断」するためには、その前に「数字を理解」することが必要と書かれている。

順番は、「数字を理解」する→「数字で判断」する。

「理解」と「判断」には大きな壁があるという。

「数字を理解」したけれど、その「数字で判断」しないケースが少なくないといわれている。

報告内容は理解したが、違う要素で判断したり先送りしたり。

思い当たる節がある。

私の場合、数字を組み立て報告したが、その数字に自信がなく、

数字以外の定性的な要素で判断を促したこともある。

その場はしのいだが、結果はどうだったか?

思い出したくない結果もあったような・・・

 

仕事の依頼が来た時の対応について、内容と納期を確認し対応を考え、

現在の仕事の状況を伝え、優先順位を確認していますか?

と問われると、出来ているとは言い難い。

やんわり(場合によってはきっぱりと)断ることもあるが、

基本は受けるつもり、というか受けざるを得ない状況になることも。

そんな状況でも、納期は管理するが、工数管理までは意識してこなかった。

とにかく手を付けて、気が乗らないものは、納期間際になって残業する。

無理やり終わらせる。気合で乗り切ることもよくある。

工数を管理した場合でも、時間を見積もることはできていなかった。

ここに書かれているように、工数見積もりを実施し、時間を見積もり、

その精度を高めることが大事である。

 

儲けのセンスを高める数字力については、日常気にしていることが書かれている。

常に利益で物事を見ているという視点。

売上やコストも大切だと思いますが、それ以上に利益が大事だということ。

損益分岐点のコントロールが重要である。

自社の費用について、変動費と固定費に分類しないしている最中で、

いかに固定費を抑えるかを考えなくてはならない。

変動費をどう定義するかが大事になってくることもよくわかっているつもり。

あとは、わかりやすくまとめ、会社のメンバーにどう理解しもらうのかが今の私の課題になってくる。

 

「数字を理解」し、「数字で判断」することを身に着けていくことが、自分そして会社を高めるの役立てればと感じた。

とりとめのないブログ

こんにちは、重野です。
東海地区も梅雨入りしましたね。

 

雨といえば、
入社したころは、上司に雨の日こそクライアントまわりを
たくさんしろとよく言われたものです。
(心情に訴えるパターンの営業論ですね)
今は営業手法も訪問・電話だけではなくなってきているので、
こういった考え方は古いのでしょうか…

 

クライアントまわりと言えば、
先日、友人と4歳ぐらいの子どもと遊んだ時のこと。
私の仕事は何をしてるかの問いに、
母(友人)が秀逸な回答をしたのに笑っちゃいました。
子:何の仕事してるのー?
母:外を歩き回る仕事してるんだよー
そうそう、歩き回ってる仕事だよ。笑

 

仕事と言えば、
2020年卒企画も継続して行っていますが、
2021年卒企画も徐々にリリースとなっております。
早く企画出してくれ〜
と言わんばかりの名大社の営業たち。笑
ようやくクライアントへ話ができますね。
頑張って提案していきましょう!

 

余裕のあるタイミングはないですね。
バタバタと2019年も半分が過ぎようとしています。

 

余裕ないと言えば、
先日、ノドと頭痛にやられまして。
あたまいたい、あたまいたい。
と唱えながらイベント運営や営業をしていたのですが、
ちょっと耐えられない頭痛だったので、
病院に行ったところ、扁桃炎でした。
お昼休憩に病院へ行ったのですが、
トータル15分で診察から薬の処方まで終わりました。
伏見界隈で、素早く診察を済ませたい方いましたら、
重野までお問い合わせください。

 

暑かったり、肌寒かったりとしますので、
体調管理に気をつけましょう。

 

とりとめのないブログ失礼しました。

ではまた!

さまざまな寿命について調べてみた件

こんにちは、冨田です!

 

先日、家の洗濯機が壊れました。

その前も炊飯器が壊れ、色々と家電の寿命が来てるなと・・・

そこで今回は色々な寿命について調べてみました!!

 

液晶テレビ

寿命:6~7年

1世帯あたり1.89台保有しているそうです。

最近は、若年層はテレビを見ないと言われていますが、

それでもほとんどの家にあるのではないでしょうか。

 

 

 

洗濯機

寿命:6~8年

我が家も7年目で壊れました。

ただ、洗濯機は年数よりも使用回数で考えたほうがよいそうです。

2500回~3000回使用すると寿命になるそうです。

それを考えると我が家の洗濯機も役目を全うしてくれたと思います。

 

エアコン

寿命:13年

エアコンが活躍する時期になってきました。

久しぶりにつけたら異臭が・・・という方も多いのではないでしょうか。

あの臭いの原因はカビだそうです。

 

電子レンジ

寿命:10年

そんな寿命期間の中、実家の電子レンジは自分が生まれる前から使用し、いまだ現役!!

30年以上も同じ電子レンジなんてコスパがスゴイ!!

 

 

 

妻or夫:「大好き」or「愛してる」

寿命:???

ここはあえて無回答(笑)

みなさんはどうでしょうか?

ちなみに、うちは平穏無事です。

 

 

新人だからすみません。わかりません。

寿命:半年~1年

自分も営業を始めたての頃は、

「もし、お客さんに聞かれてわからないことがあれば、素直に聞くか、会社に持ち帰ってこい」

と先輩方から言われていました。

ただ、それに甘んじてはいけないということも同時に学びました。

 

 

 

さすが○○さん!と先輩社員を尊敬する

 

寿命:3~5年

入社間もないころは、先輩が遥か遠くの存在に感じていましたが、

自身も色々な経験を積むことで、先輩の存在が時に近くに、また時に遠くに感じるようになります。

尊敬から目標になり、目標からライバルになる。

先輩たちにライバルと言える、言ってもらえる存在になると成長したなーと実感します。

 

 

先輩社員に奢ってもらう

寿命:なし

いつまで経っても後輩はかわいいものです。

そんな後輩には、ついつい財布のヒモも緩くなってしまう。

そんな先輩社員がたくさんいる会社 ”名大社

 

今日は、誰にお昼おごってもらおうか・・・と毎日考える冨田でした!

たまにはこんな本も

こんにちは、神谷です。

今日は、最近読んだこちらの本のことを。

「クマのプーさん」 「プー横丁にたった家」

仕事の本じゃなくてすみません・・・

なぜ今、プーさんなのか?
そのきっかけとなったのがこちらです。


『クマのプーさん展』(公式HPより)

ディズニーのイメージが定着しているプーさんですが、
もともとは、作者のA.A.ミルンが、自分の息子のためにプーの物語を作り、
E.H.シェパードがそこに挿絵を描くことで生まれたものです。

その原画がイギリスからやってくる!というこの企画。
シェパードの絵(クラシックプー)は以前からけっこう好きで。
原画が見える機会なんてそうそうないだろうと、
先日大阪まで行ってきました。

それに先立って読んだのが、先ほどの2冊です。
実は今まで原作をしっかりと読んだことはなく、何となくのイメージがあっただけ。
せっかくだし、どんなお話なのかも知っておこう!と手に取りました。

 

プーといえば、ハチミツ大好き、おっとりしていておっちょこちょいなクマ。
そんなイメージがあったので、本の中でもほんわか楽しい話が繰り広げられるのかと思いきや、
読み進めてみると、これがなかなか深い!

時々、物事の本質をつくような、ハッとするシーンや言葉があったり、
心をつかまれるような、ステキな表現が出てきたり。

プーと仲間たちのキャラクターの設定も秀逸です。
みんなそれぞれに強さと弱さがあって、お互いにそれを認め合っているし、
ある意味、足りないところを補い合っている。
ただの仲良しではなくて、それぞれが個として尊重されている印象です。

読んでいて癒されるような、それでいてちょっと考えさせられるような・・・
素直で無邪気な子どもの世界に、ほんの少し大人っぽさが見え隠れする、そんな感じでしょうか。

ただ、これはあくまで私が感じたことで、読む人によって感じ方は変わるのかなあと。
子どもは子どもの目線で、きっと全く違う世界に入り込めそうな気がします。
大人でも、また違ったとらえ方をする人もいるかもしれません。
そんなところも、この物語の魅力なのかも。

ちょっと堅い感想文になってしまいましたが、
お話そのものはとても微笑ましくて、プーの愛らしさにも癒されました!
個人的にはコブタも好きです。

そんな物語の中に挿絵として描かれたシェパードの絵。
展示会では、その魅力をたっぷり感じることができて、大満足!
いっそう好きになりました。
観に行けてよかったです。

仕事で固くなった頭と心が、いい感じにほぐされた本と展示会でした!
たまにはこういうのも必要ですね。

プーさん展は今月末まで開催していますので、気になる方は是非行ってみてください。

タピオカと行列と同期と

おはようございます。

名古屋もついに、梅雨入りしましたね・・・

この季節は天パな髪の毛がうねうね広がる季節です。

毎朝、ケープで固めて出社しています!

宇佐見です!

 

守山区在住の私は、
名鉄瀬戸線が生命線。
栄まで乗り換えなしで行けるので、
通勤も休日のお買い物もとっても便利です。

そんな栄の地下街に、、、
イマドキなものが現れました・・・・

名古屋初出店だそうです。
流行りのタピオカドリンクのお店。
「ノナラパール」
GW中にオープンして1カ月以上経ちましたが、
その行列は少なくなるどころかどんどん伸びてきているようです。

連日、長蛇の列!
平日だろうが、休日だろうが、
朝も昼も夜も、どの時間帯に前を通っても列がのびていて、
余りにも長すぎて、途中で列が切れて地上へとつながる階段まで伸びています・・・
こんな感じ↓

人間が行列に並ぶ心理としては、
「認知的ケチだから」だそうです。

飲食店の行列を見ると、
「たくさん並んでいるから、ここはきっとおいしい店だ」
と一度は考えますよね。

人間は、興味のないものや、情報や知識を十分に持っていないこと対して、
「少ない労力で判断しようとする」そうです。

「みんな○○だから、○○にしよう」という
同調行動も合わさっているとも感じます。

 

ある意味、自分で考えることをやめる、「認知的ケチ」
仕事においては特に思考停止にならないようにしたいですね。

就職活動をしている学生さんや、
これからインターンシップ等で就活の準備を進めようと
している方には陥ってもらいたくないですね(*_*;

*タピオカドリンクだけはちょっと気になってしまうので、
空いたタイミングでまた行ってみたいと思います(笑)

 

話は変わりますが、
先日のブログでもありましたように、
今月末で私の同期入社の尾関くんが退職します。

同じ営業として入社してからの2年間は、

電話を取った数も、

アポイントを取った件数も、

契約した数も、

 

どこかで気にしていました。

けどそれは、強烈なライバル意識があった訳ではなく、

 

「同期が頑張っているから自分も頑張ろう!」

という気持ちのほうが強かったような気がします。

嫌い合うライバルではなく、切磋琢磨できたことは、
今思うと、とても良い環境で仕事に取り組めていたんだなあ、と。

尾関くんの人柄のおかげかもしれません。
感謝です。

 

私の担当企業のご担当者さまにも好かれていた彼は、

持前の人懐っこさと器用さで、

きっと次のステージでも輝くことでしょう。

また、退職後に会う機会があれば、

私自身も、今よりももっと、
成長した姿でありたいと思います。

お世話になりました。

みなさんこんにちは。尾関です。

今年で5年目になりますが、6月末をもちまして、

丸4年お世話になった名大社を巣立つことになりました。

 

関係の浅い方にとってはつまらない内容になるかもです。(すみません。)

長くはなりますが、振り返りを・・・。

 

■入社

-新卒で入社した22歳の当時は、

何も知らないまま「名大社で社長になりたい!」と大口を切ったのを覚えています。

その時の山田さんにはあきれた笑いで「それはどうかなぁ。<次の>っていうわけにはいかないかもなぁ。」

と言われたことも記憶に新しい。

「社長と呼ぶのは禁止。」をはじめ、新オフィス移設の時には【社長のイス】を廃止。

お客さんや大学の先生たち、パートナー企業の方々と話しても、

肝臓の強い気さくで立派な社長として有名でした。

どん底(平成入社世代には想像もつかない時代)から増収増益を続けられる手腕は、

間違いなく名大社の大黒柱なんだなぁと今になって改めて感じます。

 

-同期入社は宇佐見さん

今でもバリバリ大食いの営業として活躍中。

真面目で愛されて仕事もそつなくこなすので、

同期ながら先輩のように頼らせてもらいました。

 

■営業時代

-1~2年目には営業として働かせてもらい、

社会人として働くということを学ばせてもらいました。

初めての上司は二村さんでした。

ブログでも何度か紹介されている通りで、

想いの強さがあふれて伝わってきて、

お客様に対する真摯な姿勢は今でも日本一だと信じて疑いません。

部下に対して、上司に対して、会社に対して、クライアントに対して、もちろん家族に対しても、

全てに対して親身になって向かい合う姿勢は、本当に尊敬しています。

社会人になって二村さんの部下になれたことは一番の誇りです。

これからも自分にとって一生の師であることは間違いありません。

 

-そして当時直属の先輩だった渡邉さん

大学担当として一緒に仕事ができて本当によかったです。

戻ってきてくれなかったら、自分は挫折していたかも。

何より見習うべきは責任感。

この人一倍強い責任感が、信頼感につながっているんだなぁと一緒に働いて実感しました。

 

■ソリューション時代

まさかここに自分がいけることになるなんて。

年末に突然の異動。2年目の終わりから退社までは、ソリューション事業本部就職支援グループに所属していました。

かねてから大学関係の仕事がしたかった自分は、希望を叶えてもらえたことがすごくうれしかったです。

高井さんには何度も大学関係での仕事がしたいと話しをしていたので、

希望を叶えるために動いてくれたのかなと思っています。

名大社が新しいことを始めたり、時代に追いつき取り残されずにいられるのは、

間違いなく高井さんの先見力や知識のおかげです。

尾関の理解力の弱いところや優柔不断なところに何度もイライラされたと思います。

一番迷惑をかけたなぁと思うのも高井さんです。

ビジネス感・働き方についても学ばせてもらいました。

 

語り始めれば全員にエピソードがあって、

卒論みたいにレポート提出できそうなもんですが、

ブログでこれ以上語るのも迷惑なのでこのくらいにしておきます。

 

何が言いたいかというと名大社はとても

『人の良い会社』

なのです。

 

いわゆる体育会系のようにウオオオ!という雰囲気ではなく、

一見ドライなように見えて、実はお互いを気にし合っていて、

 

困ったことがあれば、すぐさま手を差し伸べてくれるし、

社員の調子の良し悪しにはとても敏感だったり。

 

嫌いな人はひとりもいなくて、尊敬できない人もいません。

別のステージで活躍できるように頑張りますが、

【名古屋の名物 名大社】のことは、これからも末永く応援しています。

 

自分のわがままな旅立ちを受け入れて背中を押してくれて本当にありがとうございます。

いつかどんな形かはわからないけど、名大社に貢献できる人材になって顔を出せたら嬉しいです。

 

お世話になったクライアントの皆様や大学の先生方、パートナー企業の皆様にもこの場を借りてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

以上、アイドルオタクの尾関でした!

2020年卒就活は企業も学生も終わらない!?

おはようございます!
本日は営業の近藤が担当します。

今週空けから、ジメジメした気候になってきて社内でも半そで・クールビズ姿で仕事をしている社員が増えてきました。

がっつり、クールビズ姿の僕と、大先輩の奥田さん。

最近、業務中奥田さんの席にある飴を食べるのが、楽しみになってきました。

 

6月に入って各企業に訪問すると、「暑くなってきましたね~」という挨拶で商談が始まるようになってきました。

それと並行してこの時期話題に上がるのが、2020年新卒の内定状況。
5月1日現在の内定状況が51.1%と、4 月時点(26.4%)より 24.7 ポイント上昇しているとのデータも出ています。(キャリタスリサーチ 5月1日時点の就職活動調査より)

 

私が担当する企業の多くが、昨年(19卒)の課題として「内定辞退」を口にしていました。
地元の中小・中堅企業だけでなく、大手企業でも内定辞退を採用の課題として挙げられていたのではないでしょうか。

その為、早期からの学生への接触を通し、早め早めの選考を行い内定提示まで4月中に1クールを終える企業が多くなったのではと思います。

直近で開催した5月29日ジモト就職フェア×キャリタス就活フォーラムでは、多くの学生の皆様にご来場いただきました。
その中で、留学等で就活のスタートが遅くなってしまったと話す方や、人気業界を中心に就活を進めてきて地元への就活に切り替えたと話す学生の来場がありました。
その一方で、既に内定を持っているが、まだ活動を継続するといった学生もちらほら。
内定を一社持っていても、就職活動を継続する学生が多いのは昨今ならではの傾向かと思います。

 

地元企業に話をすると、地元の企業はこれから再度動き出しと話す企業担当者様も多くいらっしゃいます。
私としては、継続して採用活動をする企業の後押しになる存在として提案を続けていきます。

就活中の学生の皆さんは、名大社が開催する6月以降も開催していくジモト就職フェアに是非足を運んでいただ来たいと思います!

それでは、本日はこの辺で!明日はラストのブログ投稿となる尾関君です!☆

声の文化と文字の文化

こんにちは、安田です。

 

最近映画の話が多かったので、最近読んでいる本の話をしようと思います。映画が一番の趣味なら、読書は第二の趣味です!

 

W-J.オング著『声の文化と文字の文化』(藤原書店)。

(ブレているように見えるのは、こういうデザインです。笑)

 

声の文化とは、文字誕生以前の伝達・共有法を指します。

つまり、広場で集まった聴衆に対し、演説をする。

話し手は、相手の反応を見ながら話しをする。

聞き手は納得いかなければ反論するし、話し手はさらにそれに対して反論をする。

お互いに影響を及ぼし合う、とても有機的で人間的な関わり方です。

 

それに対して文字の文化は、文章や書籍が普及した後の世界に存在します。

声の文化が「その場にいる人たちの納得感」をとにかく重視するのに対して、文字の文化は普遍性を大事にします。

つまり、”誰が見ても納得できる”ための論理的な構造づくりです。

もし「この話のポイントは3つあります。一つは〇〇で、内容は□□です。想定される反論として△△が唱えた××という論がありますが、これは●●を前提にするとこの観点から間違っていて……次に……」なんて口頭で話したら、最初のほうの話はだれも覚えていません。が、文章であればこうした精密な論理的構造を構築しても、人々はそれを見て、しっかり理解し、それをもとに考えることができます。

思考が精密になっていきます。

 

ところが、文章で気になることがあったとしても、読み手がいくら文章に対して語り掛けても反論は来ません。その場での対話は不可能なのです。

これをプラトンは非人間的だと非難しました(論文に書いてしまったあたりからむしろ彼の危機感を感じます)。

 

ただ、この話はおそらく「どっちがいい」という話ではありません。

一度論理的に書き始めると、話し方も論理的構造を意識したものに変わってきます。

 

東欧にいまだ存在する吟遊詩人たちのなかで、優秀な方々はみな、文字をかけないのだそうです。

かえって目の前の人に対する意識、自分の身の周りに対するセンスが非常に長けているのではないか、と。

 

例えば、[ハンマー・丸太・のこぎり・手斧]から仲間外れを選んでくださいと言われた場合、彼らは例外なく「ハンマー」を選ぶのだそうです。

「丸太」を選んだ方は「道具(人工物)」と「木(自然物)」という抽象的なカテゴリー分けをしているのだと思いますが、

彼らは「自分はこれをどう使うか」にフォーカスしている。

どちらが良い、悪いではないというのです。

それぞれ長所短所の問題で、現実的には「使い分け」と「バランス」の問題だと思います。

状況と相手に応じてバランスよく使い分ければいいことです。

 

 

ちなみに、大学院で残る論文の「口頭試問」は、筆者曰く「声の文化」の名残なんだそうです。

大学の先生たちは論文書くのが仕事で完全に「文字の文化」じゃないかと思っていましたが、これは伝統なんですね。

 

 

ただ、文を読むこと、本を読むことには別な良いこともあります。

メアリアン・ウルフ著『プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?』(インターシフト)

たしかこの本に書いてあったと思うのですが、いかんせんどういうわけか手元にありませんでして記憶曖昧ですが…

 

それは「安全に他人の経験や思考を追体験できる」ということ。

ともすれば自分で考えないことにつながる危険もありますが、知らない分野や違う価値観を持つ人がどういうことを考えているのか、どういう体験をしてきたのか、自宅にいながら触れることができます。

 

 

例えば…打越正行著『ヤンキーと地元』(筑摩書房)。

ヤンキーのことを自分で知ろうなんて、僕には怖くて絶対できませんが(笑)、そういう研究をした人がいるので安全に読めます。

どうしても沖縄の若者の研究をしたかった社会学者が、

暴走族のパシりから始めて、一緒に遊び歩き、建設現場で働き…と仲良くなって間近に観察した記録です。

自分では全く想像もできない、違う世界が存在するのだと実感しました。

 

 

 

また、先日は今上陛下の著書を読みました(即位前後にはアマゾンの地理学?分野でNo.1になって、品薄になっていました)。

 

↓国家元首ではなく完全に学者なプロフィールですが。笑

 

「水」が専門の陛下ですが、本書ではアマゾンの科学、瀬戸内の経済史、東日本の交通史、ロンドンの水運史、津波の対策などなど縦横無尽に駆け巡って様々な話題に触れています。

基本は講演録ですのでとても読みやすい語り口で書かれていますが、自分の見ている視点とは全く異なる視点から、世界を覗くことができる。

好奇心が刺激されますし、何よりも「自分の知らない世界がまだまだたくさんある」ことを知ります。

そして、書物を読むことは、「知らない世界を自分なりに整理して捉える(多少なりとも見えるようにする)」鍛錬になるのではないかと思います。

 

ではまた。

●月●日の日記。

こんにちはクマガイです。

こう見えて3年目。。

 

 

仕事に慣れてきて

今が一番楽しい時なんじゃない?と

いろんな方に言われるようになりました。

楽しそうに見えてるなら何よりです。

 

 

悩みもあります。

他の人より荷物が多いことです。

仕事もプライベートも、カバンが重たい。

けど、気持ちは軽くいたい。

そんな今日この頃です。

 

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社内ではラーメン好きで有名なわたし。

一番好きな食べ物はスパゲッティですよ、ちなみに。

最近脂っこいものを身体が受け付けなくなってきたので

控えめにしてますが、

時には行きたくなる日だってあるんです。

 

 

ある日の昼休憩。

5月某日。

味噌ラーメンって文字が目に入ったら

吸い込まれちゃいますよね。

気づけば入店してました。

 

味噌蔵 麺四朗(愛知県安城市)

https://tabelog.com/aichi/A2305/A230503/23061767

(食べログ)

 

 

シンプルに北海道味噌ラーメンを注文。

じゃがいも入ってました。ほくほく。

美味しかったです。

味噌は濃い方が好き。

 

 

 

 

 

あー。

今日はなんだかむしゃくしゃ。

もっと仕事できるようになりたい。

資料を5分で作れる魔法があればいいのに。

悔しい。

何か食べよう。

パスタ食べたかったのに

行きつけの店は定休日じゃないか。

そんな日は、目に付いたラーメン。

 

 

札幌ラーメン みそ吟 (名古屋市中区)

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23056917

(食べログ)

コーンバターめし食べたくなったけど太るから我慢。

ちょっとだけ元気になったから、

一駅分歩こう。

そういえば、冷凍庫にアイスがあった。

帰ったら食べるか。

弾きたい曲もあるからさっさと帰ろ。

 

 

あ。。

1日のうちの二食はラーメンなんてそんな大胆なこと、もうしてないですからね、ヤマゾエさん。

業務を追うより追われている私ですが

自分らしく、真剣に、

日々の業務に向き合っています。

 

 

 

明日も頑張るぞおおお