大学の就活担当者が語る 就活アドバイス

東海地区の大学担当者から学生への応援メッセージ、独自の指導方法や理念、就職活動のポイントをアドバイスしています。

名古屋学院大学

http://www.ngu.jp/

キャリアセンター課長

伊深 大示

視野を広く

みなさん、就職活動真っ只中にあると思いますが、とにかく納得いくまでとことんやりきってください。

大学生活もあと1年で終わり、大学院等に進学しない学生の多くは就職をすることになります。多くの学生は、3年の後半から業界・企業研究を進め、対象企業を絞って活動していると思いますが、是非、視野を狭めず、幅広い業界や多くの企業を対象に活動していただきたいと思います。働くイメージがし易いから、名前を知っている企業だから、ただ何となくというだけで企業を選択していませんか。偏向気味になっていませんか。この大学新卒時の就職活動ほど多くの業界や企業を見て吟味できる機会はまたとありません。これでもかというくらい、色々な企業の会社説明会に出向き、その企業の業務内容や仕事内容、働く環境を聴き取って比較検討をしてみてください。汗を流し、靴底を磨り減らし、足が棒になるまで活動すれば、必ず自分にとって「これだ! この会社だ!」という企業に巡り合えます。当然、企業側にも採用者を選択する権利があるわけですから、必ずしも相思相愛になるとは限りません。それでも、就職活動を意欲的にやれる学生は、必ず評価されるものです。自分を信じて一意専心で取り組んでください。

これから、梅雨、真夏とスーツでいることが苦痛な時期を迎えます。健康管理に気を配り、万全の体調で乗り切ってください。結果が伴わず落ち込むこともあると思います。そんな時は、気晴らしや気持ちを切り替える時間をしっかり取り、精神をリフレッシュすることも大切です。また、活動が進めば、悩むことや対応に困ること、行き詰まってしまうこともあると思います。そんな時は、大学のキャリアセンターを大いに利用してください。君たちに寄り添い、親身に相談に応じ、適切なアドバイスをしますよ。