大学の就活担当者が語る 就活アドバイス

東海地区の大学担当者から学生への応援メッセージ、独自の指導方法や理念、就職活動のポイントをアドバイスしています。

四日市大学

http://www.yokkaichi-u.ac.jp/

キャリアサポート課 課長補佐

伊藤 直司

後輩たちへ届いた一通のメッセージ

彼女は友達がいるような様子でもなく、キャンパス内ではいつも一人でいる姿を何度も見かけました。このままだと就職活動で苦労するだろうなと心配していました。

しかし、彼女は被災地へのボランティア活動など様々な活動に参加することで心身共に磨かれ教職員や保護者までもがビックリするほど変わりました。そんな彼女から就職活動中の後輩たちへメッセージが届きました。

『自分を変える』

就職活動は自分自身のためのもので、満足のいく結果を掴み取るためには一人で頑張らなければなりません。しかし、そうは言っても、ただ一人で走り回っていても、うまくいかないときが出てきます。

例えば、悩んでいるとき、進む方向が分からなくなったときなどです。私は地元のために働きたいと思い、地元を中心に就職活動をしていました。なかなか内定がもらえずに、思い悩んでいた時期もありました。

しかし、その時期を乗り越えられたのは、側で見守っていてくれる先生方や人生の大先輩、そして友人たちの力がとても大きいと感じています。先生方には何度もエントリーシートや履歴書の内容を添削していただきました。そして、納得がいくまで相談にものっていただきました。人生の大先輩こと地元の方々にはたくさんの人生経験を伺い、就職活動やこれからの道の歩み方のヒントとしていました。そして、友人たちとは励ましあったり、情報交換をしていました。私には、どれも力強い心の支えでした。側で見守っていてくれる方々に感謝しています。

そういった方々、仲間と出会えたのは、被災者の方への支援ボランティアや防犯ボランティアなどの活動を行っていたからです。学生時代は、新しいことなど様々なことに、進んで挑戦していくと良いと思います。そうして、たくさんの繋がりをつくり、大変な就職活動に挑んでください。どんなときもあなたは一人ではありません。