まず初めに、御社の業務概要をお聞かせください。

当社は、クラウドインテグレーション事業、人工知能・機械学習事業など、最先端分野の技術を駆使したビジネスを推進するITベンチャーです。新しいテクノロジーで社会にインパクトを与えるような仕事を進めています。主事業はマイクロソフト社が提供するクラウドコンピューティングシステム「Microsoft Azure」の導入から運用・保守を一貫して行う「cloud.config（クラウドコンフィグ）」というサービスを提供しながら、多彩なクラウドソリューションをお客さまに提供することです。2009年設立以来、「Microsoft Azure」の導入実績や普及活動が高く評価され、「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」の「Microsoft Azureパートナーアワード」最優秀賞を2013・2014年と連続で受賞。また、「Microsoft Azure」に対応したサービスを提供する企業として、マイクロソフト社からクラウドソリューションプロバイダーの日本第1号認定も授与。さらに、「Microsoft Azure」を提供するリーディングカンパニーが集結した「一般社団法人Azure Council Experts」の代表理事を務め、「Microsoft Azure」の普及ならびに技術者の育成、ノウハウの共有を有機的にコラボレーションすることで、「Microsoft Azure」市場の拡大を牽引しています。

私たちには、進化し続けるこのクラウド
市場の拡大を牽引していく使命がある。

クラウドという言葉がようやく世間にも浸透してきました。市場の拡大は順調でしょうか？

大手リサーチ会社の発表によると、近年、伸び続ける国内のクラウド市場は、毎年500億円を超える成長が予想されています。2018年には1兆8000億円に到達すると言われ、2013年から比較すると、約2.9倍も成長。年平均成長率は、23.6％と驚異的です。また、2020年までにクラウドを使わない企業は、インターネットを使わない企業と同じくらい珍しい存在になるとの予測も立てられています。
この進化し続ける業界の中で、さらなる競争力の獲得に向けて、日々新しいテクノロジーを駆使することはもちろん、働き方の改革や生産性の向上など、企業の意識改革も同時に必要とされています。また、クラウドサービスはこの分野でも一翼を担っています。

世界最先端のクラウド技術で、
日本最先端の地方創生にチャレンジ。

急成長市場となると、技術者不足が考えられますが、この点についてはどのようにお考えですか？

一億総活躍社会と言われる現代で、どの業界や職種においても人材不足は叫ばれ、IT業界の技術者についても同様です。そこで当社では積極的な人材の採用と、入社したスタッフの個々の力を引き出せるワークスタイルと、やる気を高める社内制度を整備しながら、働きがいのある環境を整えることを重視しています。

東京創業の御社が、三重県津市に開発拠点であるクラウドセンターを開いた経緯と狙い、また、名古屋事業所が担う役割についてもお聞かせください。

2015年10月は三重県津市に、翌年4月に名古屋の伏見に新拠点を新設しました。三重県については、2014年に開催された自動車産業セミナーにて、代表が次世代の自動車産業の進化の未来像を語ったところ、知事に企業誘致の熱烈なオファーをいただいたことがきっかけでした。当社の開発拠点としての位置づけで、優秀な技術者集団の形成を目指しています。また、名古屋事業所の役割は、東京に次ぐ重要な営業拠点であり、プロジェクトのマネジメント機能を持った拠点としても拡大を図ろうという考えです。東海エリアのモノづくり力に、世界最先端のクラウド技術をかけあわせ、日本最先端の地方創生にチャレンジします。

新しいことにチャレンジする、
肯定的思考を持った方に出会いたい。

2018年卒生への就活メッセージをお願いします。

クラウド時代が幕開けした今、当社が求める人物は、新しいことにチャレンジする肯定的思考を持った方。未知なる最先端テクノロジーの開拓は、先人がいない分、毎日が新発見です。その中で壁に遭遇することもありますが、諦めるのではなく、逆境を楽しんでしまうポジティブなパワーを発揮してほしい。そして、スピード感を意識し、周りを巻き込みながら共感を得て、チームワークを大切に考えられるような人物を求めています。名古屋・三重でグローバルに評価される仕事ができる、AI・Fintechなどの最新技術にかかわるエンジニアを目指すなら最高のステージ！それがFIXERです。