こんにちは、神谷です。
今年もあと20日ほどですね!

先日、今年の寺社の巡り納めとして、
平等院鳳凰堂の夜間特別拝観(ライトアップ)に出かけてきました。
ここに限らず、夜間にお寺を拝観するのは初めてのこと。
ツアーの案内には「懐中電灯をご持参ください」とあり、
どんな感じなのだろうかと少し不安でしたが・・・

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この日の気候はとても穏やかで、水面にはお堂と仏像がくっきり。
紅葉とのコントラストも素晴らしかったです。
締めくくりにふさわしい、期待以上の参拝となりました!
みなさんは、どんな「●●納め」をされているのでしょうか?

 

さて先日、ある講演を聞き、とても印象に残った言葉がありました。

「守破離」
・道を極める上では、まずは師匠の型を「守る」。
・その後、自分なりの型を確立していくことで既存の型を「破る」。
・そして、その型から自由になり「離れていく」。新たな型を創造する。

武道などを極める上での成長段階を表したもので、世阿弥の教えとも言われているそうです。
(諸説あるようですが・・・)
その講演では、人が成長する組織とはどういうものか、その例えの一つとして、
この言葉を用いられていました。

この視点は、個人の成長やキャリアに置き換えて考えることもできるように思います。

”一つの道を極める過程と同じように、
目標に向かって地道に積み重ねることが、
自分自身のキャリアにとって大きな力になり、成長につながっていく”

そう考えると、このステップを意識することはとても大切なことのように感じます。
ですが、日々の業務に追われる中では、成長の過程を認識しないままに過ぎてしまったり、
目標を達成できたかどうかの振り返りで終わってしまったり・・・

名大社での私の社歴も、2ケタが近づいてきました。早いです!
自分自身、積み重ねてきたことがたくさんあり、それが今の大きな力になっているはずです。
ただ、それを改めて言葉にしようとすると・・・簡単ではありません。

この年末年始のお休みには、
自分のキャリア(道)という広い視点で自分自身を振り返ってみる、
そんな時間を持ちたいと思っています。