初めまして、名大社でキャリアコンサルタントをしている臼井といいます。

初めての投稿ということもあり、一番好きなサッカーの話を無理やりキャリアコンサルタント的

視点で語ってみようと思います。

みなさん今年のワールドカップはご覧になられましたか?

名大社でも会社でパブリックビューを無理やり設置し観戦しました!!

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日本代表無念でした!

この時の問題になっていたのが、主力選手のコンディション。

特に本田圭祐選手と香川真司選手の調子が上がってこなかった事。

その要因として試合勘の欠如という言葉がありました。

所属チームで出場機会を失っていたことが要因とされていました。しかし怪我明けの内田篤人選手のパフォーマンスは決して低くなかったので、この問題は試合に出れていないという事に加えレギュラーで無くなっていことの影響が大きいかったのではと個人的に思っています。

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(出典 Number 週刊文春 7/15臨時増刊号 )

今回はその中でも香川真司選手の話をケースに転職、就職の話をしたいと思います。

 

9月1日のスポーツニュースなど見ると香川真司 古巣ドイツのドルトムントへ復帰決定!というニュースが飛び込んできました。

この記事と連動するかのように9月1日日本経済新聞朝刊でこんな記事が出てました。

大手から転職組が中小に新天地を求め、中小企業の成長を後押ししているそうです。サッカー界の大手企業のマンチェースター・ユナイテッドから、中小というには失礼ですが、ドイツの名門でもあり古巣のドルトムントへ移籍という話と重なる部分があると思います。

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http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76408080Q4A830C1TJE000/

彼はいわゆるサッカー界の超大手企業イングランドのマンチェスター・ユナイテッドの当時の監督から評価されヘッドハンティングされ、移籍1年目は徐々に慣れ、それなりに活躍し、優勝の貢献。次のシーズンは飛躍の年になると思われた。

しかし評価してくれた上司(監督)が突然の退任。梯子を外された格好の香川選手の翌シーズンは暗転してしまう。

求められ、評価されていたことと、新監督が求めるものが真逆に近いものがあり、出場機会を失い、それまでの自信と余裕を感じさせるプレースタイルが影を潜め、精彩を欠き、そのままワールドカップ本番を迎えてしまった。

今季の新監督のシステムや哲学とも相性もよくなさそうで、前シーズンの実績とワールドカップの成績もあり評価が下がり、昨年以上に出場機会が危ぶまれていた矢先だっただけに古巣からのオファーはこれ以上ない朗報と言っていいと思いますし良く決断したなと思いました。

たとえ強豪チーム(大手企業)にいたとしても、主力で出場する機会が少ない場合はどこか他社に依存してしまっり、レギュラーでなければ、まずはアピールすることに意識をとられ、チームを引っ張るという自覚や自信は生まれにくくなってしまうリスクが高い。まして一度ついた低い評価からのし上がるのは、強豪チーム(大手企業)であればあるほど難しい。

それよりも自分を高く評価してくれて、自分の良さをしっかり評価して、起用してくれそうなチームに移籍することは、もう一度レギュラーとしての自覚、自信を取り戻してキレや輝きを取り戻すことができる可能性が高くなると思う。まして香川選手はここボルシア・ドルトムントで飛躍し、リーグ優勝の原動力として現地で高い評価を獲得し欧州中にその名を轟かせた。しかも当時の監督がまだいるので、輝いていたころを取り戻すいいきっけになることを期待したいと思います。

大事なのはただ試合に出ている事が重要ではなく、レギュラーとして自覚を持ち、チームを勝利に導くためにどうしたらいいかを考え、チームメイトへ影響を与えられる存在で試合に臨み、日々過ごしているかということだと思います。

そのような状態で取り組むことで、心も体も研ぎ澄まされ高いパフィーマンスを発揮しやすくなると思いますし、成長スピードも格段に違うと思います。

このレギュラーとして期待され、自覚をもって試合にでれるかどうかというのは、企業を選ぶうえでも重要になってくると思います。

早く成長したい人にとっては大手に比べると、中小企業のほうが、人材が多くいるわけではないので、若いうちからどんどん実戦に投入され、経験を積み、リーダーであったり部門の責任者に抜擢されサッカーで言うトップ下(司令塔)に近いポジションになれる可能性が高いことがあります

もしくは大手で経験を積んで、歯車ではなく中小企業に移籍することで経営に近いポジションで採用され、経営感覚を身に着け飛躍し、自分が会社を動かしているという醍醐味を味わえるケースもあります。

転職にしても就職にしても自分が活躍できるスペースというかそういうチャンスがありそうな企業を選ぶことは経験が積めて成長できるチャンスがあると思います。

僕の好きな言葉に鶏口牛後という言葉がありますが、小さくてもいいので自分が中心として、主力としてやることで、リーダー的な素養を身につけ、どこからも求められる人材になれるチャンスが広がると思います。

香川選手も当然レギュラー争いが待っていますが、自分のいい時、レギュラーとしてチームを支えているのは自分だという自覚とプライドを取り戻して、もう一度輝いてほしいし、もう一度ビッグクラブから、それこそレアルマドリードからオファー来るくらいになってほしいと思います。

ジャイアントキリングを起こしましょう!

次回は笑顔がステキな小川さんです!