こんにちは、神谷です。

早いものでもう12月。
ここ最近の寒さに、冬の訪れを感じます。
先週末、郡上の実家に帰ったのですが、
こちらはさらに季節が進んでいました。
紅葉が終わった山の木々は寂しくなり、
もうすっかり冬景色。
冷え込んだ日だったので、
床暖とストーブのあったかさが沁みました。

うちの実家のリビングには、
毎年、星野富弘さんの詩画集カレンダーが飾られます。
これは母の趣味ですが、
その影響もあって、私もこの方の詩画は大好きです。

今回帰省したのがちょうど月代わりのタイミングだったので、
カレンダーを11月から12月へとめくりつつ、詩画をパラパラと眺めていました。

やっぱりいいなあ、癒されるなあ。
そう思いながら見ている中で、特に気になる詩がありました。
それがこちら。

『この苦しみ きっと意味がある
いつかかならず わかる時がくる・・・』

先日の50周年記念祝賀会。
会場では過去の写真が時系列で掲示してあったのですが、
その中の1枚、丸の内にオフィスを移した頃の集合写真を見て、
この詩と同じようなことを思いました。

当時の写真に写った社員の数は、今の半分くらい。
記憶がもう薄れかけていましたが、こんなに少なかったんですね・・・

この頃、大変な時期ではあったけれど、
後になってじんわりと、
この時のことは意味があったと思えるようになったり、
今の自分に活きていると感じられるようになりました。
今思い返してみても、やはりそう感じます。

そして、その写真を見て感じた事がもう一つ。
ここ写ってにいるほとんどのメンバーが今も名大社にいて、こうして一緒に仕事ができること。
これは私にとって本当に心強いことだなあと。

なんだかまとまらないブログになってしまいましたが、
星野さんの詩と1枚の写真から感じたことです。
この先も、大なり小なり、いろんな課題にぶつかると思いますが、
後になって振り返った時、その意味をかみしめられるように、
そして乗り越えて良かったと思えるように、
これからも一つ一つ向き合っていきたいと思います。

 

最後に、少し早いですが、私の今年のブログは今回が最後です。
今年も1年間お付き合いいただき、ありがとうございました!