今年40歳になるキャリアコンサルタントの臼井です。
2月もラストバッターとなりました。

本来は新卒採用解禁日と言われる3/1(日)に開催
される(明後日やん!)上場企業が集結した新卒イベント告知を
するべきなのだろうが、今回は趣味に走りました。

そして今回も長い!です!

来週3月7日(土)はJリーグが開幕。
23年目の今年は、なんと10年ぶりに2ステージ制に
戻し。チャンピオンシップを再開する。

観客の平均年齢が40歳を超えたと新聞の記事で読んだが
新規ファンの取り込みに苦戦しているらしい。

なんとか新規ファンを取り込みたいところだ。

そんな2015Jリーグの各チームの選手を見てみると
J2とかJ3に元日本代表の選手が意外といる事に驚く。

今期ワールドカップを経験した元日本代表のビッグネームが
3名J2への移籍している。

玉田圭司(35)名古屋(J1)→C大阪(J2)
稲本潤一(36)川崎(J1)→札幌(J2)
坪井慶介(36)浦和(J1)→湘南(J2)

昨年からJ1以外のチームで活躍している人たちで
W杯出場経験のある有名な選手もかなりJ2、J3にまでいる。

川口岐阜

(FC岐阜HPより)僕と同じ年の川口能活選手(昔は似ていると言われたこともありました)

小野伸二(36)札幌(J2)
鈴木隆行(38)千葉(J2)
高原直泰(36)相模原(J3)
伊東輝悦(41)長野(J3)
松井大輔(34)磐田(J2)
駒野友一(34)磐田(J2)
川口能活(40)岐阜(J2)
大黒将志(35)京都(J2)
茂庭照幸(33)C大阪(J2)
加地亮 (35)岡山(J2)
岩政大樹(33)岡山(J2)
巻誠一郎(35)熊本(J2)

そしてワールドカップに出場してないがレジェンド
KING KAZUこと
三浦知良(48)横浜FC(J2)

サッカーは激しいスポーツだ。年齢とともに
どうしったて衰えてしまう。
30歳をすぎるとベテラン扱いだ。

「人間、もう必要とされなくなった場所に居てはいけないんだよ。
だからそんな場所とっとと捨てて、新たに必要とされる場所を探したほうがいい」

前回のブログで「君たちに明日はない」という小説の
話を書いたが、この本実はシリーズ5作まである。
その4作目「永遠のディーバー」の中でモデルは山一証券だと思われる、元社員の言葉だ
会社が自主廃業して放り出されたサラリーマンとはもちろん一緒ではないと思うけど。

元日本代表、ワールドカップ出場経験がある。実績もプライドもある

そんな彼らでも居場所を失う事はある。

彼らはしがみつくのではなく、とっとと辞めて新天地に移籍したのだ。

若い力を欲しがるのはサッカークラブも企業も同じだ。
しかしベテランにはベテランの味がある、強みもある。

中には多くのクラブを渡り歩いた選手もいる。

カズはブラジルを6クラブ、Jリーグ4クラブ 欧州2クラブ
合計12クラブを渡り歩いている。

そんな彼らの力を借りてJ1へ上がろうとしているのだ。

一方で転職市場でも若い人、転職回数を少ない人を求める傾向は根強い。

しかし30代半ば~40代後半くらいまでの人材は年齢相応の
経験値があり、組織に落ち着きをもたらすかもしれない

転職回数が多くても、いろいろな企業を体験し、失敗も
成功もしているので、見識は広く、いろいろ還元してくれる
かもしれない

もちろん全員が全員ではないですが・・・。

さすがにビジネスマンの世界では、30代半ば~40代半を
ベテランと呼ぶには若すぎるが まだ動けて、経験値もたまり
油がのってくる年齢だ。

30代半ば以上の中堅世代を採用することもぜひ前向きに検討して欲しいと
思っている次第です。