こんにちは!梅原です!
日中は、コートが必要ないくらい暖かい季候の時もあり、春の到来を感じるようになりましたね。

 

就活の解禁とともに少しずつ仕事も落ち着いて、自分のこれからについて考えなければならない季節になりました。
今後、自分がどんな働き方をして、会社の一員としてどんな役割を担っていくべきなのか・・・

同じ頃、最近本屋の店頭にずらりと並んでいる村上春樹の最新作、「騎士団長殺し」という小説を読みました。
実をいうと、中学校にノルウェイの森を読んで若干のトラウマを覚えて以来、あまり村上春樹の小説は積極的に読もうとは思わなかったのですが・・・(大人すぎて)
今なら読めそうかも・・・と思って手を出してみました。

 

内容は伏せますが、謎が解決しそうで解決しないという、あの感じはやはり健在でした。
本質的な部分は、明言されず、未解決なまま。
ヒントを与えて読み手の判断に任せるといいますか。

騎士団長殺し

体系的に学べるマニュアル本、ノウハウ系の本など、答えがしっかり示されているものも好きです。
ただ、考える余韻を楽しむというのも時には必要かもしれません。
自分自身、思考することが求められる年齢に来ているのではないか、とも思います。

 

社会人になって4年が経過して今思うのは、○か×か、白か黒か、それは人の判断によって異なるということです。

社会は正解のあるものの方が少ないのだと思います。

かえって学生時代の方が異例だったのかも。
学生時代は用意された正解を見つけるための練習として考えることが求められていた。
対外的に正解を求めることは、他人に選択を委ねていることになるのかもしれません。

 

正解のない世界で自分の最終的なゴールとは何か、組織の一員として共に歩んでいくための道筋はどこにあるのか・・・
自分のキャパシティと照らし合わせてみると、漠然と考えていても仕方がないこともありますが、その中でも存在意義を見つけていかなければなりません。
正直言って、まだわからないことばかりですが、だまってそこに存在し続けることができるものなんてないんだと思います。

 

4月からまた新しい1年の幕開けです。
様々な判断の中で、わたしらしい選択をして、何かをつかむことができればいいなと思います。