こんにちは!名大社の加藤賢治です。

12月27日(日)から東大阪市花園ラグビー場で、全国高校ラグビー大会が開催されます。

今年は100回の記念大会になるので、出場校が例年より12校多い63校が参加するそうです。

出場校が増えることで盛り上がる大会に期待したいですが、予選を参加した高校数を調べると年々参加する数が減っていることが分かりました。

過疎化が進む高校ラグビー。部員数は10年で5,000人減少→https://rugbyhack.com/2018/08/13/high/

このコラムによると2003年から2018年の15年間でラグビー部のある高校は232校、部員数は8,717人減っているそうです。

そこで僕が考えるラグビー協会に期待したいことが2点あります。

1点目…地域スポーツ(ラグビースクール)の発展強化

2点目…日本全体でエリート選手を育てる体制

1点目については現在各地域にあるラグビースクールの発展の為、予算をつけて拡大してほしいと思います。

現在ラグビースクールは主に小・中学生を対象としていますが、高校・大学・社会人まで年齢問わず対象を広げる事や年齢別のラグビースクール全国大会を開催することで裾野を広げることができると思います。

学校教育の中でラグビーを体験する機会が失われている状況であるので週末に気軽に参加できるスクールを強化することでラグビー人口を広げる事になるのではないでしょうか。

本格のラグビーだけでなくタグラグビー等、子供からお年寄りまで気軽に楽しく参加できるスクールが全国の地域に発展していけば良いと思います。

2点目については学校・企業での選手強化・発掘だけではなく、エリート選手を育てる体制を確立してほしいです。

例えば、ラグビー選手養成専門学校立ち上げ、各地域の小中ラグビースクールから将来性ありと判断された子どもたちを発掘してエリート教育を行っていくことで、日本代表のラグビー強化が今以上に増すと思います。

学校・企業での強化はそれぞれ自分たちのリーグのことを優先し、日本全体でエリート選手を育てる体制ができていないと感じます。

日本のラグビーは大学ラグビーを起点として発展をしましたが、2点の課題解決をするには学校スポーツの限界があります。

これからの強化体制に期待したいです~