こんにちは、不破です。
めちゃくちゃ久々に着物を着たので、今回は、着物について書こうかなと思います。

相変わらずお能のお稽古は続けている私ですが、普段のお稽古の時は「普段着に足元だけ足袋」というスタイルなので、着物を着るのはいわゆる本番、発表会の時だけです。
学生の頃はそんな発表会が年に2-3回、社会人になってからも少なくとも2年に1回はそう行った機会に恵まれて、その度に着物を着ているので、それなりに着慣れてはいると思うんですが、
たまーに美容室などで着付けをしてもらうと、足袋を履いた瞬間に「あ、着物着慣れてますね!」と言われたりして「いいえ!足袋履き慣れてるだけなんです!」と思ったりします。

着付け教室に通った時期もありましたが、先生と助手さんの仲が険悪すぎて嫌になり挫折…。
結局、祖母に教えてもらって、ひとりで着れるようになりました。
お能の時は袴も履くので、袴の着付けとそれ用の帯の結び方は自分の師匠に教えてもらいました。

↑袴を履くと中が多少綺麗じゃなくてもなんとかなるので楽です

そんなわけで、一般的な女性の着物の帯は適当にしか結べません。
そこをちゃんと結べるようになりたいところなんですが、実践しないと忘れちゃうのでなかなか覚えられない。
覚えるくらい着物を着て出かけると良いんですが、実際着物を着て行く先は無いんですよね…。

着物って、めちゃくちゃ合理的なんですよね。
まっすぐな布からまっすぐ裁断してまっすぐ縫えば出来上がり、仕立て直すこともでき、サイズ調整もでき。
ちゃんと着付けていればトイレも楽だし、崩れることもない。(私は袴を履いていてもトイレに行けます…)
帯や小物でアレンジも楽しめる。懐と袖にはそこそこ物も入れられる。
難点は、現代だと洗濯にお金がかかるところでしょうか。
いや、そもそもモノが高いところか…。
幸い、母や祖母の着物があるので、もっと着たい!…と思うんですが、実際着物を着て行く先は無いんですよね…。

たたむとぺったんこになるところも、着物はすごい。
 
畳み方は一見めんどくさそうですが、折り目縫い目に合わせて畳んでいくだけなので、よっぽど間違いません。
ぺたんこにできて、他の着物重ねてもあまりかさばらずにしまえた時は、なんだかすっきり。

これからもコンスタントに着物を着る機会をもちたいな〜と思いながら、干して綺麗に畳んでおきました!