こんにちは!最近の悩みは、老け顔だとよく言われてしまう

新入社員の近藤です!!

今回は、最近読んだ本を紹介させていただきます。

「自分の考えを‘伝える力’の授業」狩野みき著

近藤写真①

新入社員ということもあって、毎日上司にその日の終わり、

お客様とどのようなやりとりをして、お客様に聞かれた事、お客様が何を求めているのかを報告します。

 

一日の報告の際、どうすれば今日起こったことを上司に上手く伝えられるか、

お客様とのやり取りの中で分からなかったことがあれば、その質問をどのように上司に聞けばいいのかを

常日頃考えています。

 

正直、私は自分の意見を「伝える」という行為がとても苦手です。

上司や先輩にもよく「近藤が言っていることはよく分からない・・・」

なんて言われてしまうこともしばしば。

 

また、お客様とのやり取りの中で「最近、建設業界で人材が足りていないみたいだけど何でだと思う?」

なんて、聞かれた際には「えー。そうですねー・・・。」とはっきりと自分の意見や考えを上手く伝えられない事があります。

 

「自分はこう思っているんだけど」と自分の意見を言うところまでは出来ているんですが、

それを相手にどのようにして上手く伝えられるかが、僕の弱点でもあります。

人に何か意見を求められたとき、それが仲の良い友人や家族ならば話は別ですが、

初対面の何歳も上の企業の社長から意見を求められた時は、頭の中で自分の考えがまとまらないまま

言葉として発してしまうので、相手を混乱させてしまいます。

上司に「今日、お客様からこんな問い合わせがありまして・・・。」と、相談する時も

具体的な問い合わせの内容を自分の頭の中で整理出来ていないまま上司に相談しているので、

「こいつは何を言っているんだ??」状態に陥ってしまいます。

 

この本では、「伝える力」が最も不足しているのは日本人だと指摘しています。

僕のように自分の意見が上手く伝えられない人は、

商談の場や、議論の場で自分の意見を伝えるのが怖くなってしまい、

全く自分の考えを言うことのできない人になってしまうとのことです。

 

著者でもある狩野みきさんは、英和辞典の執筆を手がけており、

欧米のビジネスルールにおいても精通している方でもあります。

特に米国のビジネスマンは、議論の場で意見を言わない人間は仕事をしていない者と同様という価値観があるようです。

かなり、耳の痛い話ですが(>_<)

欧米人は、自分がこの場で意見を発したら周りの人がどう思うだろうかというマイナスな考えは持っていません。

常日頃から、自分の意見で議論に貢献する気持ちを持っているとのことです。

 

人それぞれ意見があって、どんな意見でも正解や間違いはありません。

どんどん自分らしい意見を述べる事に、意味があるのです。

 

この意識を持ちながら、後は伝え方の技術をつけていくことです。

この本では、「伝え方の達人」になるためにあらゆる訓練方法が紹介されていました。

 

例えば、朝聞いたニュース、電車の中で見た中吊り広告、目の前にある食べ物をみて

「これどう思う?」と自問します。そして、自分の中で意見がまとまったら、まずは「自分は○○に関してこう思う」という結論を出します。

そして、次に「なぜなら~」という根拠を出します。この訓練を毎日繰り返すことによって相手に意見を求められた際、頭で自分の意見の整理が早くなるとのことです。

毎朝の通勤電車の中でも行っていきたいです!!

 

最後に・・・。

新入社員として、早半年が過ぎました。

あらゆる経験をさせてもらっていますが、学生時代に気づかなかった弱点だったり、改善すべきところを気づくようになってきました。

普段あっという間に過ぎていく一日ですが、自分のこれからの仕事に活かせる本を読むことも大切なだと感じました。

みなさんも、読書の秋のこの季節に何か一冊手にとってみてはいかがでしょうか!!

 

 

明日のブログは名大社のライターとしても活躍中の梅原さんです!