11月2日の昼頃。

一行は、名古屋を出発した。

どうやら、研修旅行という名目で、東三河に行くらしい。

少し、肌寒くなってきた今日この頃。

爽やかな秋空が、一行を暖かく出迎えてくれるようだ…

 

 

バスが走ること2時間ほど。

豊橋市にある、「さわらび会」という医療法人/社会福祉法人の施設に到着した。

 

この施設は、元F1レーサー山本左近氏が代表を務めている。

「さわらび」という名前は、万葉集からとったものであるとのこと。

 

「みんなの力で、みんなの幸せを」という理念には、

幸せとは自立して自由に生き、まわりの人に役立つ働きができるときに感じるもの

という想いが込められている。

敷地内にある施設は、有料老人ホーム、病院、保育園、障がい者支援施設などがあり

それぞれに工夫の感じられる施設であった。

例えば、老人ホーム内の部屋の名前。

「1丁目3番地」というように、敢えて番地になっている。

日常生活により密着した環境で生活してほしいという想いが込められている。

 

また、この施設には、理学療法士はもちろん、臨床心理士、音楽療法士もいる。

これまでその方の生きてきた人生を振り返り、人生の意味を思い出すことを回想法というが

この施設ではリハビリにおいて、回想法を使っており、

ぼーっとしていた方が急に話し始めたりすることがあるという。

そのための洗濯板、懐かしい日本歌曲の楽譜などが置いてあった。

痴呆症など、なってしまうのは仕方ないことなのかもしれないが

本当は、そうならないように予防するべきだと左近氏がおっしゃっていた。

全くその通りだ。

 

 

これからの時代は、人口の減少が大きな課題である。

また、上の世代と下の世代では受けてきた教育も違うため

 

世代間のギャップを感じることも多い。

コミュニケーションの取り方ひとつでも、

SNSが活発な今の環境で育った我々は常に「つながって」おり

本当の意味での「つながり」は薄いように感じる。

 

お互いに寄り添い価値観を理解することが必要なのか…

上の世代からしたら、我々のようなゆとり世代は

理解できない、使えない、役に立たないと思われているかもしれない。

 

 

ただ、人は、「役立たず」と言われるのが一番みじめだと、左近氏がおっしゃっていた。

社会に対して役割をもつこと―それこそが原動力であり、人が幸せでいられることなのだと。

 

 

私はもうすぐ24歳になる。

大人から見れば、まだまだだと思われているだろう。

これから先どうしていきたいかと言われるとわからないが

どのような姿勢で生きていきたいか、と言われたときに

胸を張って、はっきりそれを語れる人でいたいと思っている。

 

 

 

さーて、ここで問題。

キャラに合わないこんな真面目なブログを書いたのはだれでしょうか。

Thinking Time・・・・

 

↑蒲郡のお気に入りショット☆

 

 

はい、クマガイと迷わず答えたあなた、正解です。笑

ちなみにこの施設訪問後、蒲郡の三谷温泉:平野屋さんにて、おいしいお料理をいただき…

※紙勝手に取ったら女将さんに怒られると思って取らずに撮った写真

 

 

楽しい楽しい宴会が繰り広げられました。

 

翌日、希望者はミカン狩りと焼肉を堪能し(みかん畑結構広かったの図)↓

名古屋駅にて各々の場所へ戻っていったとさ。めでたしめでたし。

幹事の近藤さん梅原さん、ありがとうございました。

※情報に偏りがありますので

旅行に関して詳細が気になる方は随時お問い合わせください。笑

 

本日から名大社は通常営業です。

よろしくお願いします!!