おはようございます、
本日のブログはクマガイがお送りします。

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【平成31年度 東京大学学部入学式 祝辞】
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html
(東京大学HPより)

 

 

日本の教育の最高峰、東京大学の入学式での祝辞です。
最近ネットで話題のようです。
祝辞を述べたのは、
東京大学で教鞭をとる
女性学の第一人者、上野千鶴子さんです。

 

 

お忙しい方のために簡単に内容を説明すると

 

 

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公平だと思われている入学試験でさえ公平でない。
そして、社会では公平ではないことが当たり前であり、
女子学生が肩身の狭い思いをしている。
今や女性学も存在するほど。
他にも社会に出れば平等でないことはざらにある。
能力があるのだから、その力を、人々を助けるために使ってほしい。
そもそもがんばったら報われるということが
環境のおかげだったと気づいてほしい。
これからの世界は未知で、正解のない世界である。
そこで生きていける「知」を身につけてほしい。
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この祝辞を読んで、自分としては思っていることがいくつかあります。
自分の考えをありのまま述べてみます。

 

 

①頑張っても報われないことがあるということについて。

それは単純に、自分の力不足ややり方を間違えたということも
大いにありえる話である。
そうではなくて、「裏」があって、あらかじめ決まっているから
結果的に報われないという意味もある。

どちらにしろ、これまで順風満帆にやってこれた人でも
おそらく一度は経験するだろう。

その時にめげずにいられるか、
自分自身のなかで踏ん切りをつけられるかは
かなり重要だと思う。
環境的な面でいえば企業も、個人の頑張りを評価するように
制度を整えたり、見直しを行っているところが増えてきたように感じる。
昔に比べたら整った環境が用意されている。
そのありがたさをどれだけ理解できるのか。
改善していくのは良いが、それによって、
よかった風潮、本来そうであるべき事柄まで変わってしまうのは違うと思う。

どうせ仕組まれているのだからと悲観的になるのではなく
自分の頑張りがどうすれば報われるのかという
プラスな考えで過ごしていきたい。

 

 

②女子学生のおかれている現実について
昔は女性は男性を立て、一歩以上後ろで支えているというのが
定例だったと思うが
最近は女性も自立し、より社会貢献・自己成長できる場面が増えてきている。

とはいえ、やはりどこかで、男性がまだ優位なところは否めない。
キャリア的に女性が働きやすくなる動きがあるのはとても良いと思う。

ただ最近の男性を見ていると
明らかに女性の方がしっかりしていると思えてしまう部分があるため、
ある意味女性が社会進出する理由も
わからなくはない。
就職活動をする段階で、女性も「本当に自分がやりたいことは何か」
きちんと考えて生きていくべきだと思う。
親や先生など、他の人に頼ることもあるだろうが、
最終的な決断をする際に、そういった外部の要因よりも
自分自身の価値観・考えで決めた方がより幸せになれると思う。

 

 

③正解のない世界
これまで社会人を2年やってきて
一遍通りでないことに何度か遭遇してきた。
同じ状況でも人が違えば、考えは違う。
決まった答えがないからこそ自分で選んだ答えを正解にするしかない。
企業への提案をするにしても、
状況をきちんと把握し、こちらができる最善を尽くす必要がある。

 

 

自分でいえば
これまでは言われたことを正確にこなせばよかったのだが
そうではなく、自分自身で考えるステージにきた。

そうはいうものの、自分のチカラだけではどうにもわからないことが
まだたくさんある。
自立しなければならないが、周りをうまく頼りながら過ごしていきたい。

2年の経験で考え方も性格も行動も
少しずつ変わってきた。

自分の欠点がより明確になったし
自分のやったことが評価されるうれしさを感じられるようになったり
前にはなかった考え方ができるようになったり

毎日の密度が濃い。とにかく。

 

 

もし今、学生さんや社会人一年目の方がこのブログを読んでくれているなら
はっきり言いたい。

「社会人は自分の意志がしっかり持てるのであれば
これほど楽しいことはない、と実感できる立場になるから
まずはきちんと自分と向き合うべきだ」

と。

 

 

たまには、自分の考えを評論文風に書いてみるのも悪くないですね。
あくまで私の考えなので
人によっては賛否両論あるでしょうし
年次的にどうしても理解の薄い部分がでてしまいますね・・・

 

 

今年は、自分が今後どうなっていきたいか
具体的に答えを出すための一年にしていきたいです。