どーも^ ^二村です。
夏!近づいてきましたね〜
梅雨が明けたら夏本番です。
いや〜ビールが美味い季節( ´ ▽ ` )ノ
冷やっこい小麦色の喉ごしを思うと、
日中の熱いアスファルトとの格闘も乗り切れそうです。

 

熱いと言えば…
先日サッカー女子ワールドカップの初戦を見事勝利で飾った
なでしこジャパン

[写真]=Getty Images

[写真]=Getty Images

体格とパワーで大きく上回るスイスに対して、
チーム一丸となって文字通り体を張り、
虎の子1点を守りきりました。

6大会連続で代表通算200試合目の出場となった澤選手や、
こちらもスゴイ150試合目でミレニアムゴールを決めた宮間選手など
中心選手に注目されがちですが、
佐々木監督の言うように、試合に出ずとも気持ちを一つに戦ったベンチメンバーや
選手のサポートに全力を尽くしたチームスタッフも含め
チームの総合力』の勝利だったと思います。

 

ノリさんまたはノリちゃん(選手達からの呼び名)の
チームマネジメントを見ていると先日高井さんのブログであった
あったかい組織』に繋がってくる気がします。

 

上から目線ではなく、横から目線。

以前読んだ記事にこんな言葉がありました。

ノリさんは選手の自主性を重んじるために、日頃から選手の意見をよく聞くそうです。

レギュラーとサブを平等に扱い、練習内容にも選手の意見を積極的に取り入れます。
前回大会の決勝アメリカ戦、勝ち越しゴールを決められ劣勢に立たされた際に、
まだサブメンバーだった川澄選手が自分からポジションチェンジをノリさんに
申し出て局面を打開し、優勝につながる足がかりとなったこともありました。
そんなヒリヒリする場面でも監督に頼るだけでなく、自らの考えを持って
躊躇をせずに監督に意見する。
選手の自主性も素晴らしいですが、それを引き出すノリさんの力は
やはりすごいと思います。
絶妙?なオヤジギャグも含めて、
監督と選手の距離が良い意味で近く、互いに共感できるからこそ
あったかい組織となっていく。そんな気がします。

 

少し前になりますが、箱根駅伝で初優勝を飾った
青山学院大学駅伝部もあったかい組織の象徴ではないでしょうか。

(日刊スポーツ/アフロ)

(日刊スポーツ/アフロ)

監督の原さんは『ワクワク大作戦』とスローガンを掲げ、
選手の自主性を重んじた指導に力を入れてきました。
※前年覇者の東洋大のスローガンは「1秒を削り出せ」
※駒沢大学は「原点と結束」
どれだけ異質なスローガンだったか分かります(笑)

選手も「何だこのふざけたスローガンは」と呆れることなく、
自らのなりたい姿、目指すべき目標を自ら設定し、
練習に打ち込んできたと言います。
この自主性を引き出すことこそ原さんの狙いだったのではないでしょうか。
自ら考え、宣言することで、
押し付けれれるだけでは決して到達できないゴールに辿り着くことができる。

あったかい組織とは「自らがやる」という
個人の集合体であるように思えてなりません。
リーダーはそれを引き出す役目ではないかと。

 

それを実感したことがつい最近ありました。
日頃からお世話になっている、とあるクライアントの
新卒向け会社説明会に参加した時のことです。

採用業務に携わるのは今年が初めてという担当者は、
半ば無茶振りにも思えるその役目にも真剣に向き合い準備してきました。
当日は社長や専務、所属部長などお偉い方々も出席していましたが、
私自身印象に残ったのは今年4月に入社したばかりの新人さんたちによる
プレゼンテーションでした。

 

社長を目の前にして、
「私たちは最初この会社に入ろうとは、少しも思っていませんでした」
といういきなりのカミングアウト。
思わず吹き出す社長(*_*)

その後も新入社員ならではの飾らない言葉が次々と…。
そんな光景にヒヤヒヤしていると、社長からヤジが飛びます!
若干硬かった学生達もそのやり取りを見て少しほぐれたのか、
良い顔をして聞いていました。

image

 

説明会終了後、
大役を務めた新人さんたちに話を伺うと、
「去年自分たちが説明会に参加した時、先輩社員と社長の掛け合いを見て
あ〜良い会社だなと思ったんですよね。」
その言葉を聞いた時、ただやらされているんじゃなく、
どうしたら自社の良さが伝わるかをしっかり考えて準備していることに気づきました。

(実は翌日、別の場所でその説明会に参加していた女子学生にたまたま会えたんです。
その時、「昨日の説明会は会社のあったかい雰囲気が伝わってきてなんか楽しかったです!」
って言っていました。ちゃんと御社の良さが伝わってますよ^ ^)

 
リーダーがメンバーを信じて仕事を任せる。
それにメンバーが主体的に取り組んで応える。

 

あったかい組織の作り方には、
この作業が必要じゃないかと思いました。

偉そうに言っても自分自身まだまだ未熟ものです。
もっと会社をあったかく、そしてお付き合いいただく企業さんの
あったかさも伝えられる存在を目指します!

なんかホッカイロのキャッチコピーみたいですね(^^)