こんにちは。水谷です。

先日見た、プロフェッショナル 仕事の流儀。

サンフレッチェ広島の森保監督について取りあげていました。

 

過去4シーズンで3度のリーグ制覇。

正直、そんなに強かったかな?という印象です。

安定した成績を残しているのなぜか?

誰が出ても同じようなサッカーと展開している(気がするのは私だけ)のはなぜか?

といったことを知りたいと思いながら番組を見ていくことに。

 

プロサッカー監督の仕事とは、シーズンを勝ち抜くために戦術を練り、選手起用を考えること。

豊富な資金力を持っているチームでないために、選手の育成も重要な役割となる。

 

選手起用に関しては最も頭を悩ますそうだ。

森保監督は、練習でいいパーフォーマンスをした者が試合に起用される原則を守っている。

そこには、年齢・実績は関係ない。練習はかなり激しい。

 

試合の経験を平等に与えることはできないが、練習を通じて間違いなく成長できるように、

次の道につながっていくようにしていきたいと思っているそうだ。

 

そのような考え方なので、選手起用に頭を悩ませる。

采配に関しては、選手を一つのコマとして扱うが、選手全員に「心」がある。

「心」を預かっていることを忘れてはいけないと肝に銘じている。

 

現役時代、日本代表まで上り詰めた森保監督であったが、さまざまな敗北を味わってきたからこそ

大切にしている信念がある。

 

逆境でこそ、「自分の基本」に立ち返れ。

 

逆境に陥ったら、いったん「自分の基本」に立ち返り、もう一度挑戦することを求める。

自然体を取り戻し、自分の強みを思い起こすように促している。

このことは、自分自身も同じだと感じた。

仕事でうまくいかないとき、むしろうまくいかない時の方が多いが、

自分の基本に立ち返り、今できるから始めてみると結果が良かったこともあったからだ。

 

映像を見る限り、森保監督の信念がチームによく浸透しているように感じた。

毎年主力選手の移籍。

今年は、シーズン途中での移籍、負傷者の続出、オリンピックへ選手を派遣といったこともあったが、

残りのメンバーで対応し、安定した成績を残している要因の一つではないか。

 

森保監督自身ぶれた素振りを全く見せない。

その姿勢が監督と選手の信頼関係を育み、チームを良い方向に導いてるのではないか。

番組を通じて私が感じたことです。

 

逆境に立たされたとき、自分の思い通りにならないときも、「自分の基本」に立ち返り、

基本に忠実に、地味にやり続けること。

森保監督自ら実践し、選手にも求め続けている。

組織として機能していることが近年の好成績の要因だと感じた。

 

 

やはりグランパスとは違うのかな・・・