これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その161

2020年も10日を切りました。
毎週毎週食べ物ブログを書いてきましたが、残すところあと1回。
今年もいろんなお店を紹介してきました。

緊急事態宣言が発令された時は食べ物ブログの存続も危ぶまれましたが、
こうして継続ができたことには本当に感謝。
全国30万の読者に改めてお礼を申し上げます。

そうなると伏見シリーズとはいえ、地域を選ばないお店を紹介せねばなりません。
伏見駅から広小路通を名駅方面に数分歩いた場所の「やよい軒 伏見店」さんです。

今や定食屋さんでは一番の人気チェーンといえるのかもしれません。
以前、こちらには長らくドトールコーヒーさんが入っていました。
ドトールさんも流行っていましたが、この辺りはコーヒーショップ激戦区。
スタバのようにリモートワークはやりずらいのかもしれません。
それが理由ではないでしょうが、全国チェーンの別業態がチャンスを窺っていたかも。

先週から名古屋も一気に寒くなってきました。
当然、お昼も体が温まる食が求められます。
健全な名古屋人であれば、最初の選択は味噌煮込みうどん。
代表選手です。

しかし、伏見界隈の味噌煮込みうどんが有名なお店はほぼ紹介しました。
その中で選ぶべきはなんでしょうか?
店外にも期間限定ののぼりが上がっています。

「お~、それがあるか・・・」
しかし、鍋系は初体験なので慎重に攻めねばなりません。

そこで選んだのがこちら。
チゲ定食 890円

「お熱いのでお気をつけて~」
と女性スタッフが運んでくれましたが、それほどでもありません。
まあまあの熱さです。

鍋をクローズアップさせましょう。

鍋の中には豚肉、豆腐、白菜、ネギの具材が煮込まれ、
真ん中に卵がドーンと落とされています。

おまけに唐揚げも2個セット。
相当、満足のいくランチ。
とてもじゃないですが1杯のご飯では足りません。
「安心してください。ご飯はご自由ですよ」
この存在は有難いです。

お替り無料のお店は多数ありますが、
スタッフさんに何度もお願いするのは恥ずかしいこと。
これなら安心してお替りができます。

漬物も自由なので大食い選手には嬉しい存在でしょう。
チゲ鍋も美味しく頂くことができました。

来週の食べ物のはなしは今年の〆。
どんな展開になるのでしょうか。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その160

今年の食べ物のはなしも残りあと3回。
伏見リーズも160回を数えました。
何事もコツコツと積み上げるとそれなりの数字になるものです。
営業諸君、ガンバリタマエ!

単純計算でいえば既に160店を紹介したことになります。
その中には静かに消えていったお店もあれば、
このブログをキッカケに大繁盛への道を歩むお店も・・・。
足掛け4年以上、書き続けているわけですから自身にも感動も覚えます。

200回記念の際は盛大に祝いたいものです。
お祝いしてくれる方をお待ち申し上げます。
どうぞよろしくお願いします。

年内の伏見シリーズはこれが最後かもしれません。
あと2回続くのかもしれません。
それはその時にならないと誰も分かりません。

しかし、今年最後のつもりで贅沢なランチを紹介しましょう。
先週のお店のちょっと先にある「旬彩和食 うえの山」さんに行ってきました。

海の幸をメインにした和食で夜はお寿司を握ってくれます。
日本酒は東北が中心で、見たことも聞いたこともないお酒が並んでいます。
”くどき上手”なんて飲んでみたいですね。
カウンターでしっぽり飲むのもいいですが、それなりに懐を温かくする必要もあるでしょう。

今回はランチですが、落ち着いた席で頂けるのもいいですね。
選んだのはこちら。

五色ちらし 1500円

どうですか?
年末に相応しい丼です。
ネタはなんだったかな?

しっかりメモっておけばよかったですね。
大体は分かりますが、万が一間違えてもいけませんので、こちらのアップでご確認ください。

レモンを絞って頂くのもいいかもしれません。
上品な味わいが体を覆い、幸せな時が運ばれます。
意外かもしれませんが、伏見界隈は美味しい魚を食べさせるお店が多いです。
それもリーズナブルなお店からそれなりのお店まで。
銀座や築地には叶いませんが、十分楽しめることでしょう。

次回は夜にでもお邪魔したいですが、しばらくは我慢かもしれません。
寿司と日本酒、あ~、頭の中でめくるめく世界が広がっていきます。

ごちそうさまでした。
さて、来週はどうなるでしょうか・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その159

伏見に戻ってきました。
気がつけば伏見シリーズも1ヶ月ぶり。
月日の流れの早さを感じます。
それは師走であるのも影響しているのでしょうか。

例年であれば12月は毎日のように宴席があり、ランチは軽め、
もしくは麺類に逃げるケースが多いですが、今年はそうではありません。
健全なお昼を迎えることが多いため、健全なランチに辿り着けます。
人気食べ物ブロガーとしては有難いのかもしれません。

では、果たして、どんなランチが健全で、どんなランチが不健全なのでしょうか?。
年末ですし、波風を立てるのは止めましょう。

会社から北に向かい錦通を越えた場所にある「ブラッセリー グルートン」さんに行ってきました。

こちらのビルは2階も地下も系列店です。
この界隈では知らない人はいないヨシノバー系列。
この6月まで名大社の入るビルの地下にあった「伏見ウヰスキー倶楽部」もそのグループ。

この辺りをブラブラしていると店長に会いそうですが、昼間は寝ているでしょう。
こちらの夜のメインはワイン。
結構お値打ちに飲ませてくれます。

今回はランチです。
メインはオムライスでデミグラス、ホワイト、
デミ&ホワイトと週替りソースを選ぶことができます。
入り口で札を選び、カウンターに着席。

スープを頂きながら、しばし待ちます。
カウンター奥の黒板にはおススメのワインが書かれています。

全く分かりませんが、とりあえず飲みたくなります。
やはり健全な体を持ち合わせているようです。

「お待たせしました。週替りオムライスです。」

週替りオムライス(アラビアータソース) 880円

何も考えずアラビアータソースを選びましたが、こんな感じなんですね。
予想通りといえば予想通りですが、そうではないといってもおかしくはありません。
要はよく分からないということ。

あとでこっそり調べます。
分かりやすく言えばトマトソースの仲間ですね。
簡単すぎますが・・・。

初めて頂く味ですが、パスタでは食べたことがあるような気がします。
卵はトロトロでソースとの相性が良く、ふわっとした感覚でライスが吸い込まれていきます。
普通サイズでしたが男性にはちょっと物足りないかもしれません。

大盛無料は理解していたので、ほんの少し後悔。
次回は正統派大盛りで攻めてみましょう。
優柔不断なので、次回も風変わりな週替りオムライスを注文しそうですが・・・。

2階のBARはすっかりご無沙汰です。
たまには顔を出さないといけませんね。

ごちそうさまでした。

いつかはクラウン・・・

こちらは今週水曜日の中日新聞経済欄。

この記事にはかなり驚かされた。
まさか、クラウンが生産終了になるとは・・・。

車の販売台数とかあまり気にしないし、そもそも自動車に関心が高いわけでもない。
しかし、クラウンがトヨタ自動車を代表する車であることくらい頭に入っているし、
「いつかはクラウン」という言葉もあちらこちらでも聞いていた。

今のクラウンも街で結構見かけるので売れ行きもいいと思っていたが、それは錯覚だったよう。
僕の目についていただけ。
データを見る限り今年は18000台しか売れていない。
ピーク時の1/10程度なのか・・・。

車の免許を大学1年時に取得し、そこからずっと車には乗り続けている。
過去、自分でセダンの車を購入したことはない。
今も自宅はマツダのSUV。
セダンにあまり魅力を感じてこなかったのが、正直なところ。
オッサンくさいくらいの感覚だった。

それが歳をとってきたせいだろうか、立場が変わってきたせいだろうか。
ここ最近は段々とセダンの車もカッコよく思えてきた。
全く興味になかったクラウンも現行の前のモデルからはカッコいいと思い始めてきた。
トヨタがクラウンのターゲット層を下げてきた背景もあるだろう。

名古屋は車文化。
僕もオフィシャルでいろんな場所に車で出掛けることは多い。
人によってはどんな車に乗っているかを気にされる。
どうでもいいと思いつつ、やはり気にしてしまう弱い自分も・・・。

立派な車=立派な会社には到底ならないが、そんな意識も少なからずあるのだろう。
それが理由ではないが、僕が社用車で使わせてもらっているのが前のモデルのクラウン。
先日、車検を通したので既に5年経過しているが、すこぶる快調。
乗り心地もいい。

クラウンに乗っていて、生意気と思われることもなければ、バカにされることもない。
経営者仲間には見たことないような高級車に乗っている方も多いが、僕にはクラウンは十分。
それ以上の車は僕の器がついていかない。
クラウンでも勿体ないという話もあるが・・・。

ありがたいことに「いつかはクラウン」という立場になれたわけだ。
そんなこともあり、今回のニュースは寂しかったり・・・。
クラウンユーザーは今後、レクサスか高級外車に向かってしまうのかな。

トヨタ自身もポジションを変化させながら、新たなブランドを築いていく。
カローラなんて全然見ないし・・・。
いや、見てないだけ?

どんなものでもそうだが、時代の流れを掴むことは大切。
こだわることがプロダクトアウトの発想から脱皮できない証でもある。
クラウンの生産終了は寂しいニュースと捉えるのではなく、次の時代への期待と理解すべきだろうね。

僕は当分の間、お付き合いをさせてもらいますが・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その158

無事に健康診断を終えることができました。
恐ろしい診断結果が出るかもしれませんが、今は何も分かりません。
健康診断の前日2日間は一滴のアルコールも入れず食事も少なめでしたが、
体重は何一つ改善されていませんでした。

どうやら普段の生活が大切のようです。
もしくはもっと激しい走り込みが必要なようです。

何はともあれ一区切りなので、ここはお腹一杯食べたいところ。
ご飯大盛もしくはご飯お替りなんて安易な方法は選びません。
人気食べ物ブロガーらしく読者も満足するお腹一杯をお見せするのです。

三蔵通に入り住吉町手前にある「金盛園 」さんに行ってきました。

いわゆる大陸系の中華料理屋さん。
大体のお店はラーメン(醤油、台湾、豚骨、塩など)+ご飯もの
(炒飯、天津飯、中華飯、麻婆飯など)のセットメニューが売りです。

若い頃は喜んでそんなセットメニューを注文しましたが、そんな安易な選択はしません。
ただこちらのお店はそんなセットメニューに留まりません。
値段は上がりますが、酸辣湯麺、四川風焼きそばや
唐揚丼、マーボーナス飯等のセットメニューもあるのです。
もちろん他の定食も揃っています。
残念ながら全てを紹介することできません。

さて、ここは何を選ぶべきでしょうか。
迷った挙句、決めたのはこれです。

「すいません、日替わりランチをお願いします。ラーメンは台湾で・・・」
あちらこちらから、ため息が漏れてきました。
まあ、いいじゃないですか。

日替わりランチ 750円

まず運ばれたのがこちら。
奥にあるのは台湾冷奴。
台湾攻撃です。

そして、しばらくしてこちらが登場。
四川風イカ炒め。

辛いもの好きには堪らないメニューですが、それほど辛いわけではありません。
ほどよい辛さです。
具材もしっかりとしています。

台湾ラーメンもスープの如く平らげ、気がつけばお腹一杯。
こんな選択もいいでしょう。
お値打ちだと感じたのは人気食べ物ブロガーだけでしょうか。

名古屋には台湾ラーメンをメインにこの類の中華は多いです。
その中では上手く差別化が出来ているんじゃないでしょうか。
激戦地区ではありますが、頑張って欲しいですね。

ごちそうさまでした。

眺めで仕事への気持ちが変わる?

2週間ほど前だろうか。
会社から外を眺めてみるといきなり飛び込んできた光景。

一瞬、目を疑った。
「えっ、これ何?」
明らかに五重塔にみえる。
方角は東。

「もしかして日泰寺?」
いやいやそんなはずはない。
かりに日泰寺であったとしてもこんなタワーマンションより高い塔を建てるわけがない。

「えっ、新興宗教?」と思ったが、そんなわけもない。
まあまあ同じように感じた人は多いよう。
僕の友人も含めて(笑)。

実際はNTTコミュニケーションズ名古屋栄ビルの上に建てられた通信用の鉄塔。
本来は赤と白に塗られているのだが、その作業のために覆いが掛けられているとのこと。
ビックリするじゃないか・・・。

これも瞬間的な話題。
ブログネタ不足をカバーするほどにはならないが、たまにはこんな投稿もいいだろう。

名大社が入居する名古屋広小路ビルヂングは18階建て。
うちは16階にオフィスを構える。

こちらに移転する前に伏見周辺のいくつかのビルを視察。
諸々の条件でこちらを選んだのだが、ひとつの理由はビルからの眺め。
当時はこの場所からTV塔が見ることができた。
夜はライトアップされ、なかなか美しい景色。

うちのメンバーが残業になってもその景色でモチベーションは維持できると勝手に想像していた。
ところがどっこい。
いざ移転するとTV塔の方角には三菱UFJ銀行のビルが建て始められていた。

「あれっ、TV塔が見えないぞ・・・」
この場所を選んだ意味がないじゃないかと小さく落胆。
このことは誰にも言えず、時が流れていった。

斜め前にそびえ立つ広小路クロスタワー。
このビルの後方にTV塔があり、すっぽり隠れている。
ビルからビルを眺めても何の面白味もない・・・。
もっと高層ビルなら違う景色を楽しめるんだろうけど。

人は眺める景色によって仕事への向き合い方や気持ちも変わるだろうか。
そういえば先日お邪魔した国宝の犬山城。

天守は現存する日本最古の様式。
ここからの眺めも格別。
北を眺めれば木曽川。

東を眺めれば成田山や日本モンキーパーク。
当時は関係ないけどね(笑)。

城主の成瀬家は何を思ったのだろう。
江戸の平和を願ったのか、木曽川の鵜飼を眺めていたのか。
(当時やってたのかな?)
眺める景色で気持ちも変わっていくのだろう。

仕事にはどう影響するのか。
普段はカーテンが掛かっているので、外の景色は分からないが、
ふとそんなどうでもいいことを思ってみた。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その157

人気食べ物ブロガーは情報を発信するだけではありません。
そのためのインプットも重要。
常にアンテナを高くする必要もあります。

インスタあたりをチェックし、それらしいお店を探すことにも余念がありません。
最近、ちょくちょくアップされる気になるお店をみつけました。
会社から西に向かい御園座を過ぎ、
南に向かい三蔵通を越えた先にある「ひびの食堂」さんです。

ランチ時には行列のできる人気店。
たまにはこの手のお店も攻めなければなりません。

ランチは丼物。
ここは定番海鮮丼を注文すべきでしょう。
毎日、店主が日比野市場で新鮮な魚を仕入れているようです。
そのため海鮮丼のネタも日々変わります。

この日はブリ、カンパチ、コショウダイ、カワハギ、カツオ、生しらすです。
この看板を見ただけで「なかなか、やるじゃないか!」と思わず言葉が出てしまいます。

また、こちらのお店は酢飯の量も海鮮の量も選べます。

海鮮の増量は有料ですがかなりお値打ち。
酢飯は大盛同一価格でいきたいところ。
しかし、ここは我慢。
正直、やせ我慢です。

紳士らしく並盛を注文しました。
海鮮丼 990円

見事に海鮮が並びます。
別に1000円でも十分だとは思いますが、店主のささやかな気持ちなんでしょうか。

こちらのあら汁も魚のあらをふんだんに使っています。
素直に美味しいです。
こちらはお替りすればよかったと後で後悔しました。

どんな食べ方がいいのか、こだわる必要はないでしょう。
好きな具材からワシワシと頂けばいいのです。

「いいんダナ、これが・・・」
このダナの使い方が正しいのかは分かりませんが、
美味しいものを食べた時に、ダナを使うのが最近の流行りのようです。

「なかなか、やるんダナ」
ちょっと気の抜けた表現になってしまいましたが、6種類の海鮮丼を堪能しました。

外にはお客さんが並んでいます。
ここはのんびりするのではなく、食べ終わったらサクッとお店を出る。
これも人気店のマナーですね。

ごちそうさまでした。
次回は酢飯大盛、海鮮増量にチャレンジします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その156

過ごしやすい季節になってきました。
一年を通じて外をブラブラするには一番いい季節といえるのではないでしょうか。

最近、社内が多い人気食べ物ブロガーとしては昼食はちょっと遠出をしたいものです。
しかし、あまり遠いと1時間で戻ってくることができないので、そこは考えもの。
時間のやりくりも考えねばなりません。

心配はご無用。
早食いを得意とする人気食べ物ブロガーは食事時間は10分もあれば十分。
注文から提供までが5分程度で済めば、15分で完結するわけです。
そうなると余裕をみても往復40分は確保できます。

ここは散歩気分で出掛けるべきではないでしょうか。
会社から広小路通りを名古屋駅方面に向かいます。
名古屋観光ホテルを通り、ATビルを越えた先にある「いちご伏見ビル」に入ります。

なんとも可愛らしいビル名。
ここは誰がどんな理由で名付けたのでしょうか。
一度聞いてみたいですね。

こちらのビルは地下が食堂街。
地下の中央に構える「味一」さんに行ってきました。

こちらは魚をメインにした大衆居酒屋。
このように店内所狭しとメニューが貼り出されています。

美味しそうな刺身メニューが並びますが、ここは敢えて豚キムチ鍋。
そんな注文をしたら叱られるでしょうか。
それは夜の部ですね・・・。

そうではありません。
ランチメニューは4種類。
ここはお店の特徴が理解できるランチを注文せねばなりません。

ねぎとろサーモン丼 700円

今回は写真一点勝負。
他にも味噌汁、日替わり小鉢2点が並びますが、ここは写さず丼のみ。
見た目だけでも新鮮さは伝わってきます。

この手の丼は刺身を醤油につけて食べるか、醤油を丼にかけるかどちらか。
人気食べ物ブロガーは後者。
わさびを醤油に溶かし丼にかけ、一気に頂きます。
丼物に上品さは必要なく豪快に食せねばなりません。
ねぎとろとサーモンのシンクロは意外とマッチし美味しく頂きました。

注文から食べ終わりまで12分。
お店までの往復時間は20分少々。
これでもトータル35分掛かりません。
まだまだ余裕。

「もっと遠出もできるじゃないか・・・」
ひとり呟きながら会社に戻るのでした。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その155

そろそろカツカレーシリーズにも飽きてきたかと思います。
人気食べ物ブロガーがカツを追っかけているうちに伏見周辺も変化が見られました。
そろそろそちらにも目を向けなければなりません。
気づけば新しいお店がオープンしていることもあるのです。

人気店がひしめく伏見ダイヤパレス。
こちらのビルには馴染みのお店もあり、頻繁に顔を出します。
最近はインスタグラマーとしても活躍する身。

こちらのビルのお店の大将がフォローもしてくれます。
それはとてもありがたいことですが、他店をアップし、
「いいね!」を押されるとなんだか神妙な気持ちになったり・・・。

ここはどちらのお店を贔屓にすることなく、公平に接しなければなりません。
地下1階に先月新たなお店がオープンしました。

「鶏そば 啜る 伏見はなれ」さんです。

本店は丸の内にあり行列店のようですが、その存在は知りませんでした。
ラーメンは2種類しかありません。
基本メニューにトッピングのみで勝負をしています。
その潔さが気持ちいいです。
その気持ちよさに応えるために、2種類のラーメンを食べるべきでしょう。

鶏そば 850円

こちらが看板メニューといえるでしょう。
コラーゲンたっぷりの鶏白湯スープ。

そしてもう1種類。
鶏中華そば 850円

こちらは鶏清湯スープとはまぐりの出汁とのダブルスープ。
どちらも麺は自家製で讃岐うどんに使用する小麦粉を使っています。

そして、こちらの自慢はレアチャーシュー。
国産豚の肩ロースを真空低温調理法で長時間過熱しています。

なんだか解説を読み上げているだけのようですね。
たまにはいいでしょう(笑)。

ランチタイムにはライスがサービスになりますが、ここは必要ありません。
ひたすら麺を啜り、ボリュームのあるメンマを頂き、レアチャーシューを楽しむだけ。
レアチャーシューはスープにしばらく浸して食べるのもオツですね。

多くの若者は鶏そばの方を好むでしょうが、
54歳の人気食べ物ブロガーは鶏中華そばの方が合いますね。
どちらも美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。
こちらのビルの競争も激しいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その154

伏見シリーズがカツに侵されつつあります。
もしくはカレーに侵されつつあります。

「いかん、いかん、人気食べ物ブロガーとして新たな分野を開拓せねば・・・」
使命感とは裏腹に頭の中がカツとカレーに占領されて、
抗いながらも自分では制御できない状況に陥っています。

新しくできたラーメン屋さんも通好みの和食屋さんも紹介したいのですが、
体はあらぬ方向を目指し、パソコンを打つ指は勝手にキーボードを操作します。
う~ん、どうなっているんだ・・・。

会社から北に向かい長者町に入るあたりにある「しまなみ」さんに行ってきました。

店名だけ見れば美味しい魚を食べさせてくれる和食店のように思えます。
しかし、実際はうどん屋さん。
それもカレーうどんが自慢のうどん屋さんです。

自慢のカレーうどんが並びます。
メンチカツカレーうどん、エビカレーうどん、チーズうどん・・・。

いつもの人気食べ物ブロガーなら、
「さて、どうするかな?悩みどころだな?」
と時間を要しますが、この日が迷うことなく、なんのためらいもなく
「カツカレーうどんをお願いします!」
と選手宣誓に近い言葉で注文します。

こちらは前払いのセルフサービス。
多くのお客さんがお値打ちなセットメニューを注文しますが、ここは単品勝負。

カツカレーうどん 690円

セルフサービスのお店らしく値段はお値打ち。
揚げたてのカツが丼の中央で存在感を示しています。

「今日も結局カツカレーか・・・」
なんて分かり切ったセリフは吐くことなく、豪快に食べ始めます。
一般的にうどん屋さんのカレーうどんはどろっとした餡でオレンジ系よりもイエロー系。
そちらのカレーうどんもいいですが、こちらの類の方が好みです。

そして、しっかりと辛い。
程よい辛さが程よい汗を促します。
肝心のカツもこんな感じ。

勝手な感想ですが、ココ壱番屋のカツカレーのカツに似ています。
共感する方はいるでしょうか(笑)。
箸が進むうちに白飯が恋しくなりますが、ここは我慢。
カツカレーうどん単品でしっかりお腹は満たされます。

とても美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。

そろそろカツカレーの呪縛から放たれる時でしょうか・・・。