これからも前向きに 名大社会長ブログ

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魅力ある同族企業を作っていこう

先週12日はオンラインセミナーを開催。
「魅力ある同族企業にするために大切なこと」のタイトルで1時間のセミナー。
予定通り東海地区の経営者や後継者20名の方に参加頂いた。

6月から開催する「第8回名古屋ファミリービジネス研究会」のPRも兼ねてはいるが、
アンケート結果から参考にして頂けた面は多い。
満足度も高かった。

現在、当日の動画をYouTubeで限定公開しているので、興味のある方は僕まで連絡をください。
URLを送ります。

当日の流れはこんな感じ。

まず最初に僕が15分程、基礎的な講座を行い。、その後、ゲストを招いたトークセッション。
これが響いたようだ。
登壇してもらったのは川畑工業式会社の西社長と株式会社コンテックの掛端取締役。
前週にみっちりと打ち合わせをし、懇親会でも飲みがら熱く語り中身をまとめた。

西社長には昨年も登壇してもらったがアップデート。
センシティブな内容も含むので全披露というわけにはいかないが、突っ込んだ話もしてもらった。
名古屋ファミリービジネス研究会で必須となるジェノグラム(家系図)を基に家族間の影響力を図る。
一見、事業とは関係なさそうだが、実は深く結びついている。

掛端取締役も初めてジェノグラムを作成し、大きな気づきがあったという。
幼少期の祖母との接点が知らず知らずのうちに家業への関わりに繋がった。
意図的ではないと思うが、そんな場面が同族企業には重要。

西社長はまだ58歳と若いが、既に事業承継計画を立て、着実に息子の意識を高めている。
昨今の同族企業は最初から継ぐことが決まっているケースは少なく、
おぼろげな意識の中、後継者となるケースが多い。
そのおぼろげをコントロールするのも経営者の役割。
徐々に意識を持たせる取り組みは十分に参考になったと思う。

僕は予定のない質問をしたり、
司会の株式会社サンコーの櫻山社長を急に巻き込んだりとアドリブを求めた。
登壇者は役者なので、そのツッコミにもうまく答えてくれ、
参加する側が飽きることなく聞くことができたんじゃないかな。
詰め込みすぎた面は否めないが、参考にして頂けたと思う。
少しでもお役に立てたのならありがたい。

せっかくなので登壇者で記念撮影。

自社の新たな取組みのキッカケになればいいし、
名古屋ファミリービジネス研究会に申し込んでくれたらもっと嬉しい。
ちなみに「第8回名古屋ファミリービジネス研究会」の詳細はこちら。

こんな活動を通じて、この地域の企業を盛り上げていきたい。
参加頂いたみなさん、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

今日からスタート!

4月1日の月曜日って、いつ振りだろうか。
随分と久しぶりのような気がする。
新年度の始まりが月曜日だと気持ちもよりスッキリし、いいスタートがきれそうだ。

ちなみに昨日の戸田川緑地公園。
川沿いの桜の開花はまだまだだった。

名大社では今日から2人の新卒が入社。
今頃(朝6時くらい)はかなり緊張しているのではないか。
まだ寝てる??
入社式という大げさなイベントではないが、全員の前で挨拶をしてもらう。
新鮮で爽やかな風が社内に吹きそう。

うちの息子も今日から新社会人。
慣れないスーツを着て、間もなく出社。
昨日まではダラダラと過ごしていたが、今週から規則正しい生活。

今日からスタート!
それは何も新入社員に限ったことではない。
組織として一新される場合も、昇格や転勤・異動の場合も、転職の場合もある。
転職した娘も半年経過し、ようやく慣れたころ。
ここで気持ちも新たに臨んでほしい。

会社は今日から新年度。
先週金曜日に社員総会を行い、一年を振り返った。
僕はあまり役に立っていないが、一人一人の頑張りで無事に年度末を迎えた。
計画通りに終えることができ、ホッとした瞬間。
若手も大いに貢献してくれたし・・・。
ただ安堵した気持ちは土日で終わり。

リセットして迎えた今日。
新年度の方針も発表され期待したいが、どんな一年になるのだろうか。

会社でも個人でも順調に進むことは少ない。
順調そうでも一年あれば必ず何かにぶち当たる。
外部環境に翻弄されることもあれば、自分が原因のこともある。
辛く悔しい思いもするだろう。

だからいい。
僕の社会人生活は今年で36年目。
いいことも悪いことも経験させてもらった。

いい時期にいい思いも沢山させてもらった。
ただあまり覚えていない。
どちらかと言えば失敗や辛いことの方が記憶に残っている。
きっとそんな人は多い。
それを糧に何とか今も頑張っている。

目の前は大切だが、目の前だけ見てても仕方ない。
かといって先ばかり見てても仕方ない。
じゃあ、どうしろと聞かれると回答に困るが、うまく吸収していくこと。
そのためには多くの経験をすること。
答えなんてないし、作ろうと思えば何とでもなるし。

期待よりも不安の方が大きいかもしれない。
それは会社も個人も同じ。
それでいい。
それが健全。

来月、へこたれたら、その時に「今日からスタート」にすればいい。
今日の気持ちを大切に一年を過ごしていこう。
いつでも今日の気持ちにすればいい。

今日からスタート!

謹賀新年2024

新年あけましておめでとうございます。

2024年も元旦はルーティン。
初日の出を拝むために、朝RUNからスタート。
今年も庄内川から美しい景色を眺めることができた。

そして、これも恒例になりつつある我が家の玄関。
カミさんがこしらえてくれたしめ飾り。

年々豪華になるような気がするが、この華やかな雰囲気に相応しい一年にしたい。

年末年始は割とのんびりした計画。
年末に娘が帰省し、明後日に息子が帰省。
久々に家族で過ごす時間も増える。
今年は休みも長いし・・・。

その分、いろんなことを考える時間も増やせそう。
2024年はどう過ごしていくか。
そこもじっくりと考えたい。

昨年僕が頂いた役職や立場はこれ。

株式会社名大社 取締役会長
株式会社パフ 取締役
ふるさと就職応援ネットワーク 会長
FBAA日本ファミリービジネスアドバイザー協会 執行役員
株式会社ブライトプラネットワークス 顧問
西川塾 幹事長
クラブ愛知 副会長
愛知大学同窓会名古屋支部 副支部長
南山大学 非常勤講師

いつの間にか多くの役割を担うようになった。
中途半端に忙しかったが、逆に一つのことにのめり込むこともなかった。
モーレツに忙しいわけでもなく、あれこれするうちに時間が過ぎていった。

正直なところ、達成感はなかった。
そんな一年。
ありがたいと感じつつも、ちょっと厳しいと思うこともあった。

それは自分を確立できていない証。
今年はそこをはっきりさせたい。
自分がこれからどう役に立てるか、何ができるかを見極めていきたい。

そのためには今の役割を一旦、広げて継続する。
そして、その後、絞り込む。
今すぐ何かを変えるのではなく、じっくりと構えながら向き合っていく。
そんな一年にしたい。

今年も思いもよらぬ事も起きるだろう。
そんな時も動揺することなく、笑顔で対応したい。
コロナも落ち着き、さらにチャレンジもしやすくなる。

きっといい一年。
今年もどうぞよろしくお願いします。

新生・西川塾で楽しく学ぶ

僕が所属する経営者の勉強会グループの一つが西川塾。
今年5月に僕が幹事長となり、西川塾の代表になった。
それを理由に退塾した塾生はゼロ。
(ちょっと安心・・・)

新たな体制になったので数年ぶりに新塾生を迎え入れることにした。
年間5名の増員を目標に掲げ新年度をスタート。
活動は基本的に年6回。
5月、7月に例会を実施し、9月は特別例会を開催した。
特別例会のことはブログにも書いた通り。
「言葉のチカラ」に感動した一日

大成功に終わり、西川塾の強い結束力を多くの方に知って頂いた。
この間、入塾を希望する方と僕が面談し、お互いを理解しあう。
断っておくが僕がエラそうに面接するわけじゃない。
西川俊男塾主は故人のため主体的に学ぶ場を理解してもらう。

11月末現在で新たな入塾生は8名。
当初の計画を大きく上回った。
特別例会の遠藤さんの講演で感銘を受け入塾した方も4名。

30代、40代の若手経営者が増え、活気溢れる場になった。
そんな中、11月21日に例会を実施。
教本である「ロマンへの道」も新たに製本・印刷し、塾生の手元へ。

この教本を使いながら、経営者として大切なことを学んでいく。
先輩塾生は西川塾主から教えて頂いたこと、会社で実践していること。
新塾生は教本を読んで感じたことや取り組んでいること。

そんなことをお互いに共有。
海外組もいるためハイブリットで情報交換をしていく。

当然ながら僕が教えることは何もなく、一人の塾生として学びあうだけ。
ベテランも若手も関係なく、互いにいいところは吸収していけばいい。
原理原則に近い「ロマンへの道」に沿った取り組みをしていくのが重要。

終了後はこれも恒例の懇親会。
ここでは楽しくお酒を酌み交わしながら盛り上がる。

みんないい笑顔。

信頼関係が築ける仲間の存在は大きい。
入塾希望する方もまだいるので塾生はもう少し増えそうだが、
これからも全員で塾を盛り上げていければいい。

これからも共に学んでいきましょう。

と新生・西川塾のアピールブログでした(笑)。

感謝、感謝!第7回名古屋ファミリービジネス研究会終了

先週7日(火)は第7回名古屋ファミリービジネス研究会Day6。

今期最後の開催。
回を追うごとに受講者の一体感も増し、
セミナールームは開始前から和やかな雰囲気に包まれていた。

毎年、最終日は成果発表会となり、一人ずつ学んだことをプレゼンしてもらう。
最初の僕の挨拶と旬のネタも短め。
早々に各自のプレゼンへと移っていった。

毎年、タイムマネジメントが難しい。
一人あたり15分を想定しているが、終わらないケースがほとんど。
3サークルモデルから始まり、ジェノグラム、
ブランドアイデンティティ実現に向けた課題設定、
ファミリーとビジネスの境界線と対話、
自社の●年後を考える、事業承継計画の発表と内容は盛りだくさん。

そもそも全てを披露するのは難しく、肝心な要素を話してもらうが、
それでも簡単には終わらない。

また、プレゼンに対して講師や参加者からの質問やツッコミ、アドバイスも熱い。
半年間も付き合うと信頼関係もできているので、いい意味で遠慮がない。
容赦ないツッコミもあったり・・・。
それが却っていい情報共有となり、今後のヒントに繋がる。
今回もそんな話が繰り広げられた。

僕はプレゼンを仕切りながらも自分が学んでいることを実感。
「へ~」「なるほど!」「さすが~」
と心の中で呟きながら、時間は経過していく。

内容をここで明かすわけにはいかない。
守秘義務で守られているため、発表者も他では話せない内容を披露する。
1年前や半年前とは環境が変わるケースも珍しくはない。
歴史ある企業で盤石な体制は築かれていても、
変化のスピードが速いのでそれに対応することも必要。

様々な業種の方の参加なので、肌感覚含め課題も随分と違う。
それをナマの話でお互いに知れるだけでも大きな価値。
毎年のことで申し訳ないが、今年も最後はマキマキで終了。

真剣で濃密な4時間。
そして修了式。

セミナールームでは時間がないので一人のみ。
お疲れ様でした。
そして最後は望年会として会社近くのコンダーハウスで開催。

乾杯後は美味しい料理とお酒でリラックスした時間。
ここでは修了式の続きを行いながら、一人一人から感想を語ってもらう。

嬉しいことに数名が来年の参加も決めてくれ、この会の良さも語ってくれた。
僕も段々と調子に乗ってきて、こんな記念撮影になったり・・・。

まあ、毎年のことか(笑)。
事務局&講師からも総括とメッセージ。

ブランディングの櫻山さん

ファミリーミーティングやガバナンスの丸山さん

事業承継計画、相続対策の鶴田さん

一人一人の言葉もグッとくる。
瞬く間に時間は過ぎ、最後は恒例の名古屋ナモ締めを行い記念撮影。

みなさん、ステキな顔をされている。

こうして第7回名古屋ファミリービジネス研究会も無事に終了。
毎年話している気もするが、今年も素晴らしい会だった。
主催者の自画自賛はいかがかと思うが、本当にそう。
これも皆さんが盛り上げたおかげ。

感謝!感謝!
今年もありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

それぞれの旅立ち

今日は10月2日。
昨日が日曜日だったので、今日、内定式を行う企業は多い。
名大社でも夕方から近くのコンダーハウスで内定式と歓迎会を行う。

先月19日より中途社員が入社。
来年4月から2名の新卒学生の入社が決まっており、全員で歓迎会を行う。
僕は大学の授業から駆け付ける。

どうやら挨拶もあるらしい。
社員全員の前で話すのは随分と久しぶり。
その間、いろんなところで挨拶しているので、
腕が上がったところを見せなくちゃいけない(笑)。

中途社員は研修を行い理解をしているが、新卒学生は一度も会ったことがない。
今日、初めて会う。
とても楽しみ。

いずれにせよ、あと半年、充実した学生生活を過ごしてもらい、
4月から元気な姿で入社してもらいたい。

我が家もここにきて大きな変化が起きている。
大学4年の息子は昨日から帰省し、今日は同様に内定式。
無事に志望先から内定を頂いた。

名古屋本社の企業だが、配属先は国内だけでなく海外もあるのでどこかは分からない。
本人もそれに関しては特に希望はないようだ。
4月からはまた別の地で一人暮らしをするのだろうか。

社会人4年目の娘も今月から生活が変わる。
新卒入社で3年半働いた地元企業を退職し、東京の会社へ転職。
職種は同じだが、環境は大きく異なり勤務先は南青山。
今まで制服を着たまま車通勤をしていた身から都会のど真ん中で、
それも南青山なんて、名前を聞いただけで緊張しそうな場所。

本人にとってはキャリアアップになるが、まずは環境に慣れることが大事。
先週までは引越しなどでドタバタと慌ただしい生活。
僕も父親としてそれなりに手伝いもした。

こうして息子も娘も新たな道を歩んでいく。
親としては嬉しい反面、寂しさもあるが、これは誰もが通る道。
こうして一歩ずつ大人になり成長し、自分の世界を築いていく。

少し前の夏休みだが、二人の未来にお祝いもした。
親としてできることは徐々に少なくなっていく。
これも健全な証。
あとは万が一の時のためにデーンと構えておくだけ。
頑張ってくれたまえ。

今日は会長として先生として、そして親として何かと記念な一日。
それそれの旅立ちを見守っていきたいね。

事業承継の知識は常に持っていたいよね

先週5日(火)は第7回名古屋ファミリービジネス研究会Day4。
早いものでもう4回目。
毎年恒例の「効果的な事業承継と事業承継計画の作成」がメインテーマ。

今年も受講者の一体感は素晴らしく、開始前からあれこれの話で盛り上がる。
僕はアイスブレイク的に冒頭の時間に話をさせてもらうが、場を温める必要はほぼない。

今回はいつもよりはマジメな話(だったと思う)。
そして、前回の振り返りとしてDay3講師の丸山さんから改めて大切なポイントを共有。

その流れで取り組んだ課題を受講者に発表してもらう。
会社の内面を露わにするのは勇気がいるが、ここは安心、安全な場。
オープンな姿勢で披露してもらい、自身と照らし合わせ襟を正してもらう。
そんな関係性がありがたい。

いつの間にか定番企画となった西タイム。

今回も西社長にビジネスとファミリーの境界と対話について語って頂いた。
昨年から更にアップデートされているのが素晴らしい。

そしてグロースリンク税理士法人の鶴田幸久代表が登壇。

鶴田さんはこの地区では一番勢いのある税理士法人の代表。
クライアントの評価がその成長に繋がっている。
また、新たに不動産会社もスタートされる。
いやいや、ホントすごいね・・・。

今回も事業承継の課題から、今、行われている税制改革、相続対策、
事業承継税制など幅広く話して頂いた。
このジャンルは得てして難解になりがちだが、鶴田さんの分かりやすい説明で、すっと腹落ちする。

この分野に関しては僕自身も学ばなきゃいけない立場。
会社のこともそうだが、親や子供のこともついて回る。
先延ばしにするのではなく、真剣に考えていかないと・・・。
グループでの情報共有は置かれた状況で異なり、話を聞くだけでも参考になった。

終了後はみなさん楽しみな懇親会。
今回も写真は撮り忘れてしまった(汗)。
事務局の櫻山さんから拝借。

名古屋の老舗洋食店ですね・・・。
懇親会での話題は更に広がっていく。

今回、初めて参加頂いた方からこんな感想を。
「この研究会はお値打ちですよね。値段以上の価値があると思いますよ。」
とても嬉しい言葉を頂いた。
みなさんに感謝!

そして、今回、ようやく名古屋ナモ締めを披露。
きっとこれを待ち望んでいたのだろう。
こうしてDay4もいい雰囲気の中で終了。
それが理由ではないが、二次会に流れていったメンバーも多かった(笑)。

残すところこの研究会もあと2回。
この流れを大切にしながら学んでいきましょう。

お疲れ様でした。

NFBday3 ファミリーの関係性を高めよう!

先週1日(火)は第7回名古屋ファミリービジネス研究会Day3。
慌ただしい月初であるが今回も受講者の方には意欲的に参加頂いた。
すでに受講者はいい仲間となり、開始前から和やかな空気が流れる。

今回は家族をテーマにしているためオブザーバー参加もOKで、
ご子息、奥さん、親族外承継者にも出席してもらった。

いつものようにアイスブレイク的に僕の話からスタート。

旬のネタとしてはビックモーター。
親子関係を深堀したかったが、まだ情報がないので、そこから派生した話題。

その後は恒例の西タイム。
といっても関係者しか分からない(笑)。

前回の続きで「ジェノグラム(家系図)」について熱く語ってもらった。
本当に定番の持ち枠になりそう。

メインテーマ「ファミリーの関係性と対話の進め方~ファミリーミーティングのススメ」。
今年も担当は株式会社フェリタスジャパン代表の丸山祥子さん。

彼女はファミリービジネス専門のファシリテーター。
ファミリーの帽子、ビジネスの帽子、どっちの帽子を被っている?
という分かりやすい投げかけからスタート。

同族企業の場合、父親や奥さんはじめ親族が経営に絡むケースが多い。
その際に起きる問題を自らのケース事例にしながら説明。
家族が会社に関わらない僕でも会社と家族におけるコミュニケーションはずいぶんと異なる。

会社でできていても家族でできていないことは多い。
「伝える力」も「聴く力」を弱い。
分かっているつもりになっているんだよね。
すみません・・・。

それが会社でも家庭でも合わす顔が一緒だとコミュニケーションはより難しい。
健全な境界を考えなきゃいけない。
ハッとさせられた経営者は多い。

また、本人ができていると思っても、相手はできていないと思っている。
今回、オブザーバー参加頂いたことでより露わになった。
会場内では大ウケだったが、当事者は辛かったかも・・・。
改めてファミリーミーティングの重要性を感じることとなった。

これが前半のセッション。
後半はゲストを招いてのセッション。

今年は株式会社ナカムラの中村社長、中村専務、グループ会社の富岡社長の登壇。
父親、息子、娘婿というこれまでにないケース。
ナカムラさんは元々菓子卸売業。
少子高齢化が進む社会では市場が小さくなることは容易に想像できる。

その中で2代目の中村社長がどう会社を変えていったのか、
そして、3代目となる中村専務との関り、
息子婿の富岡社長との関係性をトークセッションで披露頂いた。

メイン事業の「まいあめ」はメディアにも取り上げられ、今やマーケティング会社へと大きく変わった。
詳細を伝えることはできないが、その取り組みや各自の役割や意識はとても参考になる内容。
今回も満足度の高い講座となった。

終了後はいつものように懇親会。
ゲストも講師も交じり、ほぼ全員が参加し大いに盛り上がった。
写真を撮るのはすっかり忘れてしまった。

これで第7回名古屋ファミリービジネス研究会も半分が終了。
いい雰囲気の中で後半戦を迎えることができる。
これからも充実した学びの場を作っていきましょう。

お疲れ様でした。

Fネットは北海道で盛り上がる

先週14日(金)はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の総会&例会。
全就研全国大会が重なるため、今回は北海道の株式会社HBNさんでの開催。

偶然にも5年前もほぼ同じ日付。
このブログで思い出したが、ここから僕のFネット会長が始まった。
2020年からはコロナで例会がオンライン中心となり、
最近はハイブリットで開催するもののオンライン参加が多かった。

しかし、今回はこれまでと大きく違った。
北海道開催が魅力的なのか、翌日のゴルフコンペが目的なのか全国から18社が集合。
久々に大人数が集まる総会&例会。
僕は不思議な感覚だが、この場で「はじめまして!」という挨拶も交わされたり(笑)。

まずは総会で15期を振り返る。
新たな幹事グループとなり1年。
いろんな企画を立ててきた。
概ね好評といえるだろう。

Fネットの幹事は1期2年なので、16期も同じ体制。
僕も会長として少なくともあと1年は務めることとなる。
幹事も積極的に動くメンバーが会を引っ張ってくれるので、
研修を含め加盟会社にとってプラスに働く。

やはりリアル中心の例会は盛り上がる。
初めて会う方、久々に会う方もあったが、
すぐ打ち解け、なんでも言い合える関係性がFネットの良さ。

総会終了後は、企画ものもあったが各社の近況報告がメイン。
オンラインだと一方通行的な要素も強かったが、
リアルだとその場で意見の応酬が始まる。
各社の取組みは大変参考になる。
タイムマネジメントが重要だが、あーでもない、こーでもない話も貴重だったり・・・。

会社都合で15期で退会する加盟企業もあり寂しい報告もあったが、
全体的にみれば加盟会社も増え、一体感も増したいい団体。
もっと盛り上げていきたいね。

そして、すすきので行われた懇親会。
これが目的の参加者もいるかもしれない。

サッポロクラシックで乾杯。
美味しい海鮮を頂きながら、あちこちで会話が盛り上がる。
盛り上がりすぎて写真は撮り忘れた(汗)。

最後はナモ締めでなく、
(他のお客さんもあったので・・・)
一本締め。
いい流れで北海道の一日を終えることができた。

その後の行動は僕の把握するところではない。
ステキな時間を過ごしたのだろう。

今期もFネットを盛り上げていきましょう。
よろしくお願いします。

57歳も頑張るのだ!

昨日、57歳の誕生日を迎えた。
多くの方からお祝いのメッセージを頂いた。
ありがたいと思うと同時にもうこんな年なのか・・・と考えてしまう。

あと数年すれば還暦。
自分のイメージでは到底追いつかない。
果たして大丈夫だろうかと心配になるが、そんなことを考えても仕方がない。
自分のやれることに向き合っていくだけ。

昨年5月末に社長を退任し、6月より会長に就任。
代表権は外した。
少しはのんびりできるかと思ったが、意外とそうではない。

次から次へのいろんなものが降り掛かってきた。
会社の仕事ではない。
それ以外の仕事。
仕事といえるかどうかは分からない面もあるが、あちこちから依頼が来た。

それはむしろ感謝すべきこと。
きっとヒマだ!というのが大方の理由だと思うが、
信用のない人にはどんなくだらないことでも依頼はない。
一定の信頼を頂けている証。
実際はそうじゃないかもしれないが、そう信じて答えるだけ。

その結果、のんびりする時間はなく、以前のように時間に追われている。
スケジュール管理をして休みも取るが、それは限られている。
平日の日中に空いている時間はあるが、夜はまだまだ忙しい。

こうして一年が過ぎていった。
現在、僕の名刺入れには6種類の名刺が入っている。

名大社取締役会長
日本ファミリービジネスアドバイザー協会執行役員
パフ取締役
ふるさと就職応援ネットワーク会長
愛知大学 クラブ愛知副会長
ブライトプラネットワークス顧問

どうやら肩書だけは立派。
リンクを貼っておくので興味がある人は見てほしい。
優先順位は名大社が当然ながら一番だが、その流れで他の業務に関わることも多い。
周りからみれば、よほどヒマな人だと思われているのかな。

この5月から西川塾の幹事長にも就任した。

西川俊男氏が逝去されてから8年が経過するが、塾生の活動は継続。
今年度は新体制で臨むこととし、新塾生も増やすことになった。
5月9日には総会が行われ、新たな方向性も示した。
ここにきて責任者とは・・・。
全員で会を盛り上げるわけだが、使命は果たさないと。

先週金曜はふるさと就職応援ネットワーク5月例会。
7月で期は変わるが、1期2年なので少なくともあと一年は会長。

今回の例会は全就研の来田会長と「ゆるい職場」の古屋氏を招いた。
とても有意義で学びの多い会
学生や若者を育てていくことも大事な使命と再確認できた。
6月からは大学の授業もスタートするし・・・。

娘、息子から誕生日プレゼントも届いた。
とっても嬉しい。

よ~く父親のことを理解している。
飲みすぎるなといいながらクラフトビールを送ってくるとは・・・。
センスもいいね。

そんな状況で迎えた57歳。
まだまだのんびりはできない。
頑張るしかないね。

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました!