これからも前向きに 名大社会長ブログ

2012年10月の記事一覧:

「オレ流」のいい話

おれ流1
昨日は僕が加盟する団体のイベント。記念講演は前中日ドラゴンズ監督の落合博満氏。
8年の在任中、4度優勝というドラゴンズ史上最も素晴らしい成績を残した監督。
講演タイトルは「”おれ流”輝ける野球人生」であったが、実際の講演内容はほとんど関係なかった。あまり関係ないだろうとは何となく予想していたからいいけど・・・。ただ予想を遥かに超えた素晴らしい講演であったことはしっかりと言わなければならない。
落合氏は無口で無愛想、サービス精神もない、まさにオレ流一本やりというイメージかもしれないが、それは全く異なる。
時折、笑いを誘い、聴衆の心理状態を把握し、巧みに話を進めるタレントだ。長いと感じるであろう90分を退屈させることなく、何の映像やパワポにも頼らず話を進められた。
ロッテ入団から三冠王を獲得する卑屈な時代からドラゴンズの監督時代、解説や講演を行う現在、そして先日のクライマックスシリーズまで、話の展開はあちこちに広がったが、落合氏の人物像は一貫していた。その生き方がぶれることはない。そこがまさに”オレ流”というべき。
いつの時代かは明らかにされなかったが、子供の学校のPTA会長も務められていたようだ。
その時に一緒に活動していた母親連中を上手くまとめあげたことが、後のドラゴンズ監督としての人材掌握術に繋がったとは驚きである。そこでの学びが監督業として全部生きたわけではないだろうが、落合氏の組織をマネジメントする基礎であり、その後の指導方針には共感する。
以前、ブログにも書いた「采配」に盛り込まれている要素も語られていたが、その手腕はビジネスにおけるリーダーシップに通じる。
どんな言葉を掛け、どんな態度を示せば人が動き、またプレッシャーとするのかを完全に把握している。野球人にありがちな感覚ではなく、理論で動いている。
何より自らの目的は何か、選手の目的は何か、そのために何が最善策なのかが明確なのだ。それは散々非難されたファンサービスについても自らの考えを貫いている。
そんな話を拝聴できただけでも十分価値はあったが、最後に話されたことにも感動を覚えた。
落合氏は退任が決まり、最後にオーナーの下へ挨拶に出向いた時に尋ねたという。「これまで自分がチームを率いて良かったのか?」と。オーナーは「お前で良かった。」と一言、感謝を述べた。
その時、それまで背負っていたものから、初めて解放されたという。気持ちよくユニフォームが脱ぐことができると・・・。
やはりプロだ。
最後の最後まで責任を全うする生き方を感じたラストの言葉だった。

フルマラソンに向けて その11

今週は大袈裟な言い方をすれば、今年の中で一番健全な週。
一度しか飲みに行っていないし、休肝日は2日もある。素晴らしく健康的な一週間。フルマラソンがあと1ヶ月に迫ってきた事と週末に30kmを走る目標を立てた事が、その理由。こんな生活を送っていったら、きっと健康診断もA判定になるだろうに・・・。
昨日は初めて30kmちょいの距離をランニング。とうとう30kmの壁を突破したのだ。強い意志があれば何とかなるものである。
朝6時半近くに家を出て、戻ってきたのが10時前。その間、ほとんど走っていたのだ。
ホームコースの戸田川緑地公園に向かい、一周1キロのコースを何と26周。公園までの往復が4kmちょっとあるので、ほぼ30km走ったことになる。
さすがにこれが退屈。ハーフマラソンの大会に出場すれば、沿道の温かい声援もあれば、初めて見る景色を楽しむことができる。美ジョガーを追いかけながら妄想を膨らませることもできる(笑)。21kmの距離でも飽きることはない。
しかし、同じコースをひたすら走り続けるのは本当につまらない。太陽がどんどん上昇していく変化を感じ取るだけなのだ。
30キロ
全く違うコースを走ろうとも考えたが、今回はそれも止め。自分がどんなペースで走っているのか、しっかりと確かめたかったために・・・。
走ることは退屈だったが、却ってそれは良かったと思う。同じペースを維持できているかが、同じコースを走ることで無理なく確認できる。昨日は1kmを6分10~20秒のペースをずっと維持することができた。
少しタイムが速くなれば抑え、遅いようだと少しスピードを上げる。それを繰り返したため、ほとんどそのタイムからずれることなく、最後まで走る切ることができた。
タイムは3時間8分。途中、水分補給やストレッチのための休息を取ったので、プラス7~8分は余分に見る必要はあるが、僕にとっては決して悪くないタイムだった。
フルとなると更に12kmも走らなければならないが、少しだけ自信が付いたのも事実。
結局今週は
24日(水) 27分48秒
25日(木) 27分32秒
26日(金) 27分42秒
27日(土) 3時間8分7秒
4日間連続のランニングで一週間を終える。
11月はスケジュールが立て込んでいるため、昨日ほどの距離は走れないと思うが、コンスタントには続けていきたい。
フルマラソンまで1ヶ月を切った。気持ちを落とすことなく、残り1ヶ月を過ごしたいものだ。

「プレ★就活祭」を開催するのだ!

気がつけば10月もあと6日間。まだまだ先だと思っていた2014卒学生向けの企画も、そろそろ本格始動しなければならない。先日もいくつかの大学のキャリアセンターにお邪魔したが、3年生向けのガイダンスも積極的に行われている。
だからという訳ではないが、名大社もようやくイベントを開催することとなった。
プレ就活
普段開催するようなクライアントを招いてのイベントではなく、あくまでも就活の準備段階に必要となる大切な要素をギュッと詰め込んだイベント。
ここで登場するのも地元で活躍する就職に関するスペシャリストと学生のみ。
チラシを見て、「おい、山田くん、キミの仲のいいブレーンを巻き込んだだけじゃないの? アンタも出てるし・・・」と言われれば、それまで。
仰る通りで何の言い訳もできない(笑)。
それでも僕の信頼する仲間と一緒に取り組むイベントなので、全く問題はなく期待できる内容になるはず。
当日は3部構成でセミナーと討論会?を実施。
第一部 名古屋就職塾 塾長の堀内裕一朗氏の講演
第二部 就活内定プロデューサー 田中ヒロユキ氏の講演
第三部 堀内氏、田中氏と僕と学生代表とのバトルトーク
    「就活のウソとホント、そして就活より大切なこと」

何とも意味深で怪しげなタイトルだが、そのテーマに沿って、90分間熱く語り合うこととなる。
昨日も学生代表と軽く打合せ。とても真っ直ぐな学生だったので、ただ熱く語るだけでなく、マジメな話もしなきゃいけないな・・・。
この半日間のイベントで、参加する学生が大切なことを気づいてくれれば、うれしい限り。答えは教えるものではなく、自分で見つけ出すものだから・・・。
イベントの詳細はこちら
~プレ★就活祭~
<日時>2012年11月3日(祝) 
    13:20~16:30
<会場>ウインクあいち 9階902号室

当日は完全予約制。予約は名大社Webサイトから。
もちろん入場無料、服装自由。
これをキッカケに、有意義な就職活動を送ってほしい!

リブセンス<生きる意味>

リブセンス<生きる意味> 25歳の最年少上場社長 村上太一の人を幸せにする仕事” style=”border:none;” /></a></td>
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(2012/08/30)
上阪徹

商品詳細を見る

つい先日も東証マザーズから東証一部へと変更したことで話題となったリブセンス。
社長の村上太一氏はなんと僕よりも20歳も若い25歳で、史上最年少の上場企業のトップ。それも自分たちとほぼ同業種になることから驚きは大きいと同時に感動である。優秀な若者は日本にまだまだ多数存在するってことだ。
(自分を棚に上げて偉そうに言ってます・・・・)
本書はその村上氏の半生とリブセンスの創業からの軌跡を描いている。
著者の上阪氏は僕と同じ1966年生まれで、村上氏の生き方や考え方に対して感じる面は共通するだろう。その思考や行動を冷静に受け止めながらも驚嘆は隠せないのだ。やはり自分のような存在とは圧倒的にレベルが違う。
しかし、本書の中で、村上氏は何度も自分は普通だと言っている。
確かにごく普通の家庭でごく普通の教育環境で育っているのかもしれない。だが、やはり明らかに普通ではないと思う。
高校時代からビジネス書やビジネス雑誌を読み漁り、既に起業する意思を固めている。それを前提に大学も選び進学し、大学1年時に起業してるわけだから、普通ではないだろう。
僕は高校時代にはビジネス書なんて読んだこともなければ、書店のビジネス書のコーナーに足を踏み入れたことさえなかった。そもそも、そんなコーナーがあること自体知らなかった(涙)。
それが普通ではないかと思うが、レベルが低すぎるのだろうか・・・。
こんな普通の僕でさえ、もしかしたら普通ではないと思う人もいるかもしれないけど(笑)。
村上氏の素晴らしいところは、地道な作業を繰り返し一歩一歩着実に成長している点と、ベンチャー企業にありがちな時価総額や市場価値を上げて巨万の富を得ようという考えがない点。全てのベンチャー企業がそんな思考でないことは百も承知だが、いい意味で荒々しさがない。
自分より20歳も若い経営者から多くを学ぶのはいかにも情けない話だが、それが実力であるから仕方ない。その熱い想いと目標へのこだわりは見習わなければならない。
「文化となるウェブサービスを作る」
なるほどね・・・。

あら不思議!?健康診断結果

先日、受けた健康診断の結果が戻ってきた。結果はC判定と検査結果の厳しい今の病院からすれば、可もなく不可もなく(適切な表現ではないが・・・)といったところだろう。
3年連続、トータルの判定結果は変わらないが、詳細をチェックしていくと改善されている方が多いように思える。
驚いたことに肝機能がA判定と大幅に改善。アルコール摂取量は自慢じゃないが全く減っていないので、この判定結果は不思議だ。
そして、総コレステロール、中性脂肪が検査項目となる脂質も改善。これはここ数か月、厳しいノルマを課しているランニングの効果が大きいだろう。いい傾向である。
しかし、そんなに走っているにも関わらず、不思議なのが体重が増えてることだ。普段、体重計に乗ることがほとんどないため、この診断で体が軽くなっているのを期待していたわけだが、見事に裏切られた。
そして、もう一つ、不思議なこと。
何と身長が1センチ近く、低くなっているのだ。まだ背が低くなる年齢ではないぞ!。これは、もしかしたら走りすぎて、足が擦り減ってしまったのかもしれない。そんははずはないか・・・。
それにしても何とも不思議な結果となった健康診断であった。その時の体調に左右されることもあるとは思うけど・・・。
体調と言えば、先週あたりから風邪をひく社員が多くなっている。
先週頭の段階で一人だけがマスクをしていたのだが、その後、二人となり、三人となり、徐々にマスクマン比率が高くなってきた。
季節の変わり目もあるだろう。朝晩はすっかり涼しくなったが、日中はまだまだ暑い日が続いているので、特に営業は体調管理は難しい。
一年を通して一番営業しやすい時期ではあるが、そこは気を引き締めて仕事に取り組んでもらいたい。
僕が健康体であるのはもちろんだが、全社員がいい状態で過ごせることが何よりも重要。健康にも気を遣いながら、日々、邁進していきたい。
ドラゴンズは残念な結果に終わってしまったけど・・・。

フルマラソンに向けて その10

若干、更新が遅くなったフルマラブログ(誰もこんな言い方してませんが・・・)。大会のブログを除けば、今月まだ2回目である。
その数字の羅列にうんざりする方も多いとは思うが、気にせず今月の記録をざっと・・・。
4日(木) 27分53秒
7日(日) 1時間58分12秒 あざいお市マラソン
9日(火) 27分50秒
10日(水) 28分17秒
13日(土) 31分4秒
14日(日) 1時間5分3秒
15日(月) 28分10秒
17日(水) 28分8秒
19日(金) 28分8秒
21日(日) 2時間41分56秒
今月は5か月ぶりにハーフマラソンの大会に出場。そのためその週は調整で一度軽く走ったのみ。翌週はいつもの通り週4回。本当はもう少し距離を伸ばしたかったが、アルコールの影響もあり(ただの言い訳だな)、28キロ程度。
朝もヒンヤリと走りやすい季節になったので、安定したスピードを維持できるようになってきた。
そして、先週も4回。昨日は初めてLSDに挑戦。自身としては初となる2時間半以上のRUN。
1キロ6分と設定し、少しゆっくり目のペースで走ったのだが、前半はどうしてもその設定タイムより早くなってしまう。逆に15キロを過ぎたあたりからは1キロ6分が維持できなくなり、10秒、20秒と遅くなっていく。安定したペースで走るのは意外と難しい。
フルマラソンを考えた場合、設定タイムをもう10秒~20秒遅くして、同じペースでずっと走れるようにした方がいいかもしれない。
これまでハーフの大会に出た時は本当にゴール地点はフラフラだったが、昨日の走りではそんなことはなかった。足や腕の疲労が溜まっているのは事実だが、心肺機能は比較的ラクだった。確かに2時間42分のランニングは疲れるが、もう少し距離を走ることも問題ないと感じさせてくれた。ただ距離にして25キロくらいなので、本当のしんどさを感じるには経験が足りない。
今週末は30キロのLSDにチャレンジしたい。11月は週末も忙しくなるので、あまり走る時間を確保できないと思うし・・・。
また、何も考えずにひたすら走るだけでは脳がない。
ターザン
久々にTarzanを購入。
ちょっとは最新の情報を身にまとい走ってみたいと思う。そして、そろそろアルコール量も減らしていきたいとも思う。

またか!ソニーショック

ソニー12
金曜の午後から京都で過ごし、昨日の夕方に帰宅。それまで新聞は読めずにいた。ゆっくりと中日新聞を広げると目に飛び込んできた文字。
「ソニー美濃加茂工場閉鎖へ」
少なからずショックを受けた。
日々のニュースでソニーの不振は当然のように理解していたが、身近な存在であった美濃加茂工場が閉鎖される記事は僕にはかなり大きな衝撃。
僕にとって大切なクライアントであり、大変お世話になった会社だったからだ。
元々はソニー美濃加茂という100%出資の単体の企業であったが、その後、製造子会社が統合されソニーイーエムシーエスとなった。主力製品はその時代により変化を辿っているが、最近は携帯電話やデジタルカメラの製造を行ってきた。
僕の認識では美濃加茂工場は製造子会社の中でも比較的堅調だと捉えていただけに、今回のニュースのショックは大きかったのかもしれない。
この美濃加茂工場に初めて訪問したのは、確か入社3年目の頃だと思う。
飛び込みで訪問したわけだが、全く相手にされず、アポイントを取って訪問するも箸にも棒にもかからない時期が随分と続いた。そんな状況もあって、縁遠くなった期間もあったが、継続的に訪問し担当者と人間関係を築くことで、初めての訪問から10年後くらいにようやく取引を頂けたと記憶している。
美濃加茂工場が好調だったことも手伝い、それからはかなりの仕事を頂けるようになり、僕の大きな売上を占めるクライアントにもなった。自分自身の立場が厳しい時に助けても頂いた。自分を育ててくれたお客様と言っても過言ではない。
そんな想いもあり、昨日の新聞記事は非常に残念だった。
その残念さは僕だけの問題ではなく、岐阜県美濃加茂市にとって大きな損失であり、深刻な問題でもあるだろう。この美濃加茂工場が生み出す雇用は、この街の中では相当なボリューム。周辺には派遣会社も多く存在したし、外国人労働者の割合も高かった。地域経済にとって欠くことのできない存在であったのは間違いない。
リストラの一環でソニーの生き残りを考えれば、正当な判断になるのかもしれない。しかし、ロジカルに考えることは難しく、感傷的になるのも事実。僕がお手伝いをさせてもらったことも、今となっては正しいかどうかも疑問だ。いろんな方の顔も浮かんでくるし・・・。
大きな資本の決断がもたらす影響の大きさをまざまざと感じた昨日の新聞であった。

同窓会創立60周年記念事業にて

我が母校である愛知大学は同窓会が創立され本年で60周年。
本年はキャンパスが名古屋駅近く「ささしま」に移転したこともあり、全国総会・記念祭、愛大祭が同時に行われる。関係者の意気込みは凄まじく、かなり大がかりなイベントになるようだ。
大学を卒業して20年くらいは同窓会を含め、そのような催しには全く関わってこなかったが、ここ数年はいろんな絡みがあり、お付合いをさせて頂くようになった。
いざ関わるようになると、不思議なもので積極的にサポートしたい気持ちが湧いてくる。
(コアなメンバーから見れば、役に立っていないのと同じですが・・・)
行われるのは来月11月10(土)・11(日)日の2日間。
OBである中日ドラゴンズの守護神、岩瀬投手のトークショーをはじめ(昨日のCSは最後締めましたね)、音楽ライブ、寄席や演劇、クルマが当たる抽選会もあったりとイベントがてんこ盛り。通常の学園祭を何倍もパワーアップした感じだ。
そんなイベントが行われる中で、僕もこっそりと(そうでもないか)協力することになっている。
60周年
後援会関連プログラムで、講演をさせてもらうのだ。
対象となるのは、在校生の親御さんと現役3年生。2部構成で組まれており、1部は「就職環境の実態」をテーマにした基調講演、2部は企業人事担当と内定学生、大学キャリア担当とのパネルディスカッション。ここではコーディネーター役を務めさせてもらう。
事務局の話では1000名を超える参加者があるとのこと。
スゴイ!これまで経験した講演では最大規模だ。大丈夫かな・・(笑)。
全体的なストーリーはイメージできているが、詳細はこれから練っていかねばならない。
会社のため、自分のため、そして、何より参加頂く親御さんや学生、ご縁を頂いた大学のために、中味があり伝わる話をしなければならない。相当なプレッシャーにはなるが、これも素晴らしい機会。
大舞台に恥じないよう、万全の準備をして臨みたい。

クライマックスFINAL

昨晩は8時半頃、帰宅すると家族はクライマックスシリーズをTVで観戦。何とドラゴンズが2対1で勝っているではないか。思わずおおっ~と歓声を上げてしまった。
実は先日のファーストステージの第3戦の途中で、僕はドラゴンズの勝利を諦めていた。スワローズに1対2で負けており、一向に打つ気配なし。相変わらず得点できない状況が続いていたのが理由。残塁も多かった。
奇跡的なブランコの満塁ホームランで勝利したわけだが、ファイナルステージは甘くはない。いくら直接対決はイーブンでもダントツ優勝のジャイアンツに易々と勝てるはずはない。
とあまり期待せずにいたのだが、7回終了時も得点差は変わらず。
田島も浅尾も好投し、緊張感のある試合は続く。そして最終回。
バッターは日本シリーズ、クライマックスシリーズ60打席ヒットゼロという信じられない成績を持つ谷繁。さすがに不名誉な記録を続けるわけにもいかないのか、61打席目にしてヒット。それもタイムリー。3対1となった。
ドラゴンズで2点差と言えば、ほぼコールドゲームで勝つようなもの(ちょっと大げさすぎるか・・・)。余程の事がない限り、逆転は許さない。
クローザーは山井。今、もっとも信頼できるリリーフは山井と思っているのは僕だけではないはず。シーズン終盤もきっちりと役割を果たしていた。
そういえば、山井投手を2年前のたまたま通りかかったトークショーで見たことがあった。マウンドでは寡黙で控え目だが、トークショーは関西弁で陽気にしゃべる兄ちゃん。抱いていたイメージとかなり印象は違っていた。
クライマックス
そのギャップがいいかはともかく、初戦の9回をきっちりと抑え見事勝利。アドバンテージのあるジャイアンツに五分とした。
エースの吉見も暴れ馬の中田もいないファイナル。それでも二番手、三番手の先発は好投するし、昨年MVPの浅尾も帰ってきた。
昨日の試合もドラゴンズらしい勝ち方。もしかしたら、もしかするかもしれない。期待するにはまだ早いが、楽しみが増えたのは確か。
栗山監督のように気の利いたことは言えない高木監督だろうが、選手を鼓舞し、残りの試合を全力で臨んでもらいたい。

「親子で勝つ就活」を読む

親子で勝つ就活 わが子が内定を勝ち取るための80のポイント 親子で勝つ就活 わが子が内定を勝ち取るための80のポイント
(2012/09/26)
田宮 寛之

商品詳細を見る

著者の田宮氏とは何度か同業者の集まりの中で話をさせて頂く機会があった。それが理由ではないが、本書もありがたいことにわざわざ送って頂いた。
せっかくなら、サイン入りで送ってもらえると更にうれしかったけど・・・
(スイマセン)。
本書は新たな知識を得るというよりも、自分が考える親の関わり方と照らし合わせ読ませてもらった。そのほとんどは僕が思うことと同じ。納得する面が多かった。そんな表現をすると自分が同レベルのようだが、それは田宮氏にあまりにも失礼。
僕が漠然と考えていることをしっかりと言語化され、それに根拠あるデータが加えられたり、更に有益な情報が盛り込まれているのが本書の内容。決して同じではない。
特に本書では、そのポイントを80項目に分け掲載されているので、かなりわかりやすい。親向けであるのは間違いないが、当事者である就活生にもかなり受け止めやすいのではないだろうか。客観的な物事の捉え方もできるだろうし・・・。
僕が注意してチェックしている面もあるが、ここ最近親向けの就活本が多い。
僕のブログだけでも
ウチの子 内定まだなんです
大学キャリアセンターのぶっちゃけ話
就職に強い大学・学部
親は知らない就活の鉄則
と取り上げている。読んだのは、もっと多いかも・・・。
就職活動を行う子供よりも親の問題として捉えられることが多いのだろう。それは親が子供にアドバイスするというより、第三者が親にアドバイスをする意味でも・・・。就職問題に限らず、子育て全般の問題として考えるべきなのかもしれない。
僕も来月は親御さん向けに講演を行う機会を頂いた。何を話すべきかはこれから吟味していくが、本書も参考にさせてもらいながら、その関係性についてじっくりと考えたい。