ザ・韓国エンターテインメントというような作品。
いかにも韓国映画で、それがどんどんエスカレートする感じ。
一体、どこまでいくのかと勘ぐってしまう。
それは最大の誉め言葉。
残念ながら日本映画でこのジャンルは期待できない。
韓国映画らしさがギュッと詰まった映画。
本作は2025年韓国映画観客動員数第1位。
喜ばしい成績だが、いずれファン・ジョンミンやマ・ドンソクが塗り替えていくだろう。
そうしたら本作も続編ができたりして。
「ベテラン」「犯罪都市」と競い合いながら韓国映画を盛り上げてほしい。
最終的には全部合体するとか。
まあ、それはないか。
それにしても韓国映画の警察ものは面白すぎる。
絶対、絡んでくるのが大物政治家、悪徳刑事、大物のボンクラ息子。
今回は現役大統領が担ぎ出され、大統領選挙に繋がるから恐ろしい。
第三者的な目線では韓国はそんな国と勘ぐるのは当然のこと。
日本の首相が登場した「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」なんて可愛いもの。
フィクションとはいえ裏社会が絶対、存在すると想像させる。
作り手は国家権力にケンカを売っているように思えるが、もはや韓国映画の文化。
抉って、抉って、抉りまくるのだ。
ヤダンというのは麻薬犯罪者から情報を引き出し、
検察や警察に提供して司法取引を操る闇のブローカー。
カン・ハヌルが主役ガンスを演じる。
軽快な中に強さと弱さが介在し、適度な人間味を持つ。
あっちの世界、こっちの世界に翻弄されながらも目的を遂行していく。
裏切りや復讐の連続なので、目的も常に変化していく。
その変化についていくのが大変。
昨日の味方は今日の敵で、また明日には味方になる。
そして最終的には・・・。
そんな感じ。
目まぐるしく動き常にどんでん返しが目の前に迫る。
それがザ・韓国エンターテインメント。
もっと話題になってもいい。
R15+なので過激なシーンもそれなり。
だから夜の時間帯の上映が多いのか。
僕は朝一番に観たけど。
眠気が吹っ飛ぶ作品だった。


