これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「名古屋を知る 街を歩く」の記事一覧:

食べ物のはなし 伏見シリーズ その170

緊急事態宣言が明け、一週間ちょっと。
少しずつ街に活気が出てくるのでしょうか?
たまには住吉町を覗きたくなります。
時々、お邪魔する居酒屋がランチを食べさせてくれるらしく、住吉町に向かいました。

住吉町という町名はありません。
そのエリアは栄3丁目。
会社は栄2丁目なので目と鼻の先。
5分ほど歩き、目的地につきましたが残念ながらお休みでした。

「夜、来い!」ということですね。
来週、お邪魔させて頂きます!

そうなると別のお店を探さねばなりません。
せっかくなら新規開拓をしたいところ。
それも最近、オープンしたお店に入りたいところ。

ありました。ありました。
2月に「伝説のすた丼屋」が名古屋にオープンしたのです。

人気食べ物ブロガーがこの存在を知ったのは10年前。
facebookで友人がアップしたのを見つけたのが初めて。
肉食男子、飢えた野郎どもにはとっておきのお店のようでした。

品川に出張した際、わざわざお邪魔した記憶があります。
この香り、この迫力、そりゃあ、人気は出るでしょう。
それは40代半ばの頃、人気食べ物ブロガーも全然問題はなくペロリと平らげました。

そんなお店が名古屋にオープンしたのです。
お邪魔したのは13時過ぎ。

その時間帯が正解なのか、待つこともなくすんなり入店できました。
自販機を眺めながらも、ここは定番一本勝負。
唐揚げでも生姜丼でもやたらトッピングが乗った丼でもありません。

伝説の一杯 すた丼です。
はい、630円。
まず生卵とみそ汁が運ばれます。

何の変哲もありません。
しばらくするとすた丼が届きました。

いきなり生卵を乗せるのは通ではないかもしれませんが、そこはいいのです。
白身をそぎ落とし、黄身だけを丼にオン。

はい、こちらの完成です。

ニンニクの香りが食欲を増進させるのでしょう。
ワシワシと丼を勢いよくかきこんでいきます。
並盛です。
ちょっと前ならヘッチャラでした。

それがどうでしょう。
かなりガツーンときます。
並盛でも相当お腹に堪えます。

「これはまいった。腹ペコじゃなきゃいかんな・・・」
面白くとも何ともない独り言を呟き、なんとか食べ終えました。
隣を見ると同世代のオジサンが普通に食べています。

「いつからオレはこんなに弱くなってしまったんだ・・・」
少し淋しい気持ちになりカラの丼を眺めます。

ふと、外を見るとかなりのお客さんが並んでいます。
いかにも肉食男子、飢えた野郎連中です。
こいつらのお昼はこれからなのか・・・。

悔しさを募らせ、行列の横をすり抜け会社に戻りました。
ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その169

夜のお店を応援したい気持ちが続きます。
先週は錦三丁目でした。
こちらは名古屋を代表する繁華街ですが、
会社から西に向かった納屋橋もシブくて魅力的です。

数年前に「納屋橋かりんとう」さんを紹介しました。
女性だけで経営するおばんざいを中心とした居酒屋。
名古屋駅でもなく栄でもなくこだわりのあるお客さんが贔屓にしています。

その向かいにある姉妹店「かりんとう はなれ」さんに行ってきました。

本当に本店の向かいにあるお店で通りを挟んでいるだけ。
昨年3月までは夜に前を通っていましたが、賑やかな店内が人気を表していました。
今はどうなんでしょうか・・・。

美味しい料理と日本酒を提供するお店が時短なのは寂しさを感じます。
それもあと少しの我慢だと思いたいですね。
こちらも女性だけで切り盛りされているお店ですし。

以前は夜だけの営業と思いますが、今はランチもやっています。
見方を変えればありがたいですね。
8種類あるランチを眺めながらも直感的に注文します。

井之頭さんのように手を挙げて、
「すいません、鰯フライ定食をお願いします。」
こちらはいわしでもなくイワシでもなく鰯。
魚編に弱いと書かれるのは本望ではないかもしれませんが、
鰯という漢字が人気食べ物ブロガーの気持ちを揺さぶるのです。
それだけでいい鰯が提供されそうです。

鰯フライ定食 800円

こちらは先にご飯と味噌汁が出されます。

そしてこちらがテーブルに置かれます。
このプレートだけ見れば完全なおツマミですが、この時は完全なおかずです。

テーブルには3種類のソースも並びます。
それぞれ地域が異なるソースをどう使い分ければいいでしょうか。

鰯フライの姿は想像とは随分違いました。
想像では大ぶりな鰯フライが2枚並べられた状態ですが、こちらは一尾を切っただけ。
鰯フライ定食と呼ぶには寂しさを感じます。

しかし、そこは周りの仲間がフォローしてくれるようです。
小鉢しかり、茶碗蒸ししかり、タルタルソースしかり。
タルタルソースはどうみても手作り。
これだけでもおかずになります。

鰯のボリュームが少なくても十分満足できる食事。
やはり素材にこだわった手作りの料理はおいしいですね。

こんなランチを頂けるだけでも幸せな気分。
ごちそうさまでした。

やはり次回は夜お邪魔したいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その168

解除されそうでされない愛知県の緊急事態宣言。
この判断にやきもきする飲食店は多いかとは思います。
人気食べ物ブロガーの会社も少なからず影響を受けてはいますが、
飲食店はその比ではないでしょう。

早く日常を取り戻してもらいたい。
そう願うばかりです。

たまには飲み屋さん街に近い方向に向かう必要もあります。
会社から栄方面に向かい、錦通沿いにある「鳥勢」さんに行ってきました。

こちらはいわゆる錦三。
錦3丁目になります。

昨年の今頃までは夜も活況で、多くのオジサンやワカモノが闊歩していました。
「鳥勢」さんも昔から有名な鶏料理のお店。

30代の頃はお客さんと一緒にお邪魔したこともしばしば。
遠方のお客さんもかなり喜んでくれました。
いつも満席なイメージ。
名古屋を代表する人気店です。

果たして今、夜はどんな感じでしょうか。
まだ人気店だとは想像しますが、簡単ではないでしょうね・・・。

ビールを飲みながら焼鳥を頬張るイメージを抱きながら、ランチメニューを眺めます。
ここは定番を注文せねばなりません。
もしかしたらこちらの定番は唐揚定食かもしれません。
多くのお客さんが注文していましたし、その見栄えも唸らせるものでした。

誘惑に負けてはいけません。
ここは初志貫徹。
貫く必要があるのです。

「すいません、いろいろ悩みましたが、断固として鳥丼をお願いします!」
「はあ~、かしこまりました。」
スタッフさんの困惑した表情が忘れられません。

鳥丼 900円

これが人気焼鳥店の鳥丼です。
アップにして、この輝きを確かめてください。

この歯ごたえがたまりません。
そして、鳥に絡んだタレがご飯を進ませます。
時に一味唐辛子を、時に山椒をかけます。

「お~、いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなか、やるじゃないか。」
久しぶりの言葉が出てしまいました。
美味しい焼鳥はビールにもご飯にも相性は抜群。

あっという間に鳥丼を平らげ、お店を出ることにしました。
待ち客が多いお店に長居は禁物。
かなりのお客さんが待っていました。

ごちそうさまでした。

ふと錦三丁目の通りを眺めます。
早く日常に戻って欲しいですね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その167

先週のブログでは広小路通りの裏通りを紹介しました。
そこで書いた老舗のBARといえば、この界隈で知らない人がいない「英吉利西屋」さん。

最近でこそお邪魔はしていませんが、20代の頃からよく行ったBAR。
系列店では常連だったこともあります。
20代の頃はボトルキープをしてバーボンのロックをガンガン飲んでました。
二日酔いがヘッチャラな時代もありましたね。

今はもうありませんが、人気食べ物ブロガーの結婚式の二次会はこちらの分店でした。
名古屋地区ではここで修業をして独立された方も多いと聞きます。
それだけ存在感の大きいBARですね・・・。

そんなBARもしばらく静かな時間を過ごすことになりそうです。
やはり賑やかな夜が待ち遠しい。

今回お邪魔するのは本店ではなく分店。
会社から北に向かい錦通り沿いにある「英吉利西屋錦通店」さんに行ってきました。

こちらではランチ営業をしています。
というより愛知県の時短要請に伴い11:00~20:00までぶっ通しで営業しているようです。
ということは昼飲みOK?
それもBARでガンガンウイスキーをロックで飲むのもOK?

カウンターで何を飲もうか選びたくなります。

妄想は膨らみますが、ここは健全な一日を送りましょう。
4種類のランチから選んだのはこちら。

本格スパイスの効いた特製ポークカレーライス 800円
サラダとスープを頂いてからカレーに挑みます。

BARでひたすら煮込んだカレーはかなり美味しい。
夜もフードメニューが充実しているので、こんなカレーを提供できるのでしょう。
かなりスパイシーですが、ココ壱番屋でスパイスをガンガンかける身としてはちょうどいい辛さ。
最近の寒さも吹き飛ばしてくれます。
あっという間に食べ終えてしまいました。

10年程前、ここのオーナーさんと一度だけこちらでご一緒させて頂きました。
まだお元気なのでしょうか。
いつまでも続いてほしいBARですね。

ごちそうさまでした。
次回は夜お邪魔します。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その166

愛知県の緊急事態宣言は3月7日まで延長されました。
伏見界隈の我慢もしばらく続きます。

日常であればこの通りも夜は賑わいます。
広小路通りから一本奥、御園座の手前といえば多くの方が理解されるでしょう。
老舗のBarもあれば鰻屋さんもあります。
最近、OPENしたお店もありますが比較的古いお店が並びます。

その通りにある「さかなやま本場」さんにお邪魔しました。
由緒正しき老舗ではないですが、ここ数年の新進気鋭でもありません。
15年以上続く魚にこだわったお店です。

ランチも魚が並びます。
分かりやすくナマ、揚げ、焼き、煮るの4種類。
メニューボードの横にある札を持って入店します。

最初に響いたのが白。
そう、「お魚の唐揚げ~香味だれ~」です。
白い札を取ろうとした瞬間、ふとした思いが頭をよぎりました。

先週はあなごの天ぷら、先々週がさばの竜田揚げ。
魚の揚げ物が続きます。
どうしても同じような絵面になってしまいます。

常に新鮮な話題を提供するのが人気食べ物ブロガー。
同じ路線ばかり続けるわけにはいきません。
やはり鮮度を優先し、赤い札を取ることにしました。

テーブルに札を置くのがルールで、
遠くからスタッフさんが「赤で~す!」と声を上げると調理がスタートします。
しばらくすると「おまちどうさまでした!」と運ばれてきます。

海鮮桶盛り御飯 1000円

アップにしてみましょう。

まあまあの迫力です。小うどんの存在感はいつの間にか消えています。
この桶盛りから茶碗によそいます。
これが意外と難しいのです。

中央のネギトロをどの程度まぶすか、
また、しょうゆをどこまで垂らすか腕が試されます。
魚の味を生かすも殺すもこの茶碗にかかっているといっていいでしょう。

人気食べ物ブロガーとしては一杯目は失敗、二杯目以降は成功といったところでしょうか。
かなり食べごたえがあるのは間違いありません。
魚好きにはたまらないでしょう。

こちらはそれだけではありません。
この桶盛りは無理ですが、他の定食はご飯、みそ汁のお替わりは自由。
入り口横にある生たまご、ふりかけも無料です。
大食い選手は卵かけご飯でどれだけいくのでしょうか。
なんと缶コーヒーも自由に持ち帰ることができます。

食べ方次第で最強のコスパになるのは間違いありません。
ここは紳士な食べ物ブロガー。
無料サービスは遠慮して、そこそこのコスパに留めておきました。

それでも十分満たされます。
ごちそうさまでした。
早く夜の賑わいも欲しいですね。

ドラッグストア通りというべきか

今年に入って一度も地下鉄に乗っていない。
昨年もあまり使わなかったが、今年はゼロ。
会社から名古屋駅までも徒歩。その反対もそう。

1.7kmで徒歩20分。
地下鉄での移動とさほど変わらない。

今月は金山で用事があったが、それも徒歩。
さすがに35分掛かったので、断然地下鉄の方が早いが、
時間的余裕があればこちらの方が健康的にもいい。
密も回避できるし・・・。

普段、名古屋駅~会社(伏見)までは広小路通りを歩く。
最近、そこで改めて気づきがあった。
なにかといえばドラッグストアの多さ。

僕は密かにドラッグストア通りと呼んでいる。
せっかくなので名古屋駅からカウントしてみよう。

マツモトキヨシ

スギ薬局

ツルハドラッグ

スギ薬局

スギ薬局

マツモトキヨシ

ドラッグユタカ

スギ薬局

1.7kmで8店舗。
会社のビルの向かいにあるのがスギ薬局でここを終点とするならば、なんとスギ薬局だけで4店舗。
ドラッグストア通りというよりもスギ薬局通り。

それも2番目に登場するスギ薬局は今月オープンしたばかり。

3番目のスギ薬局までは50mほどしか離れていない。

一体、どんな戦略なんだろう。

ドラッグストアが過酷なシェア争いをしているのはよく知っている。
合併も積極的に行われ業界再編も進んでいる。
スギ薬局の本拠地は愛知県なので、攻撃が最大の防御であるのは分かるが多すぎじゃね?
通りの中に入ればまた存在するし・・・。

ちなみにコンビニを数えてみると7店舗。
コンビニより多いのだ・・・。
そのうち4店舗がファミマだが、元サークルKもあるのでやむを得ない。

それが理由かどうか分からないが、最近こんな看板が・・・。

会社と伏見駅の中間にあるドラッグユタカが1月末で閉店。
本社は大垣市にあり、20年ほど前、僕はこちらの採用のお手伝いもした。
時代は流れていくわけね。

と思っていたら、ツルハドラッグも知らぬ間に閉店していた。
スギ薬局の挟み撃ちにあったのかな・・・。
厳しい世界。

といいつつ、この付近のドラッグストアの競合は間違いなくコンビニ。
お昼はOLさんが並んでいるし。

時々、街を眺めながら歩く必要はある。
それで一番、時代を感じるかもしれない。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その165

基本的に人気食べ物ブロガーは伏見~名古屋は徒歩です。
会社から名古屋駅に戻るルートも道のりが決まっています。
大通りを通るのではなく、あえてこじんまりとしたお店が並ぶ小路を抜けます。
広小路通から納屋橋を抜け江川線の手前にある小さな通りがそのルート。

そこには名古屋を代表するラーメン店江南さんの旧本店など侮れないお店が並びます。
こちらのお店の前も夜通り抜けるわけですが、
その醸し出す雰囲気がいつも気になっていました。
穏やかに一人飲みするにも、寂しく食事するのも似合う心地よさが伝わってきます。

「食楽ながたや」さんに行ってきました。

コロナ禍でも人気食べ物ブロガーの嗅覚は鋭く反応します。
こちらは柳橋市場で60年続いた老舗食堂。

数多くの仕入れ人や料理人の厳しい舌に応えてきたのです。
13年前にこちらに移転してきました。
ワイワイ騒ぐのも一人で静かに晩飯を食らうのも似合うお店です。
今の時期は静かに一人でですね。

日替わり定食は「アジの開き」といかにも市場にマッチしており、
心が揺さぶられますが、ここは一番の自信作にチャレンジです。
そう、昔からあなごの天ぷらが自信作のようです。

あなごの天ぷら定食 890円

先週と同じ香りのする定食ですが、これが正しい日本の昼食なのです。
あなごも大きくしてみましょう。

サクサクっと一瞬でなくなるあなごの天ぷら。
これをシアワセといわず、何をシアワセといえばいいのでしょうか。

「お~、うまい、うまい」
と独り言を呟きながら食すので、気がつけばあなごばかりがなくなります。
ご飯とバランスよく食べなきゃいけないですが簡単ではありません。
メインのあなごがなくなってしまいました。

最終的には寂しげなたくあんでご飯をかきこみます。
気づけばキレイにすべてがなくなっていました。
一件落着です。

狭い路地の目立たないお店はゲキ混みしなくていいかもしれません。
165回を数える人気食べ物ブロガーでも知らないお店はまだまだ多いようです。
これからも頑張っていきます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その164

当たり前のように伏見シリーズを続け164回。
よ~く考えると伏見といいながら、伏見という町名はありません。

名大社は栄2丁目。
ちょっと北に向かえば錦2丁目。
伏見駅周辺は伏見通りはあっても伏見●丁目はありません。

まあ、これは歴史的背景でしょうね・・・。
食べ物ブログはそこを掘り下げる場所ではないので、これくらいにしておきましょう。

さて、では一体、どこまでが伏見シリーズに該当するのでしょうか。
その定義も難しいです。
錦3丁目は栄シリーズにすべきという声も聞こえそうですが、決めるのは人気食べ物ブロガー。
そのあたりは曖昧でいいのです。

そんな点でいえば、今回のお店もギリギリでしょう。
錦通りを名古屋方面に向かい、堀川と江川線の中間にある「コビトカバ」さんに行ってきました。

会社からは徒歩10分は掛かりますので、ギリギリのエリアです。
以前から気になるお店でたまに前を通るといつも満席状態。
ピークをずらしたタイミングでしか利用したことはありません。
この日は午後からの予定に合わせ、お邪魔することができました。

入店は11時40分。
すでにいっぱいでしたが、何とかカウンターに座ることができました。
カウンターの上にはこんな置物が・・・。

店名の由来を聞く余裕はありません。

お客さんもほぼ常連さんで、スタッフさんとの親しげな会話が聞こえてきます。
いくつかあるランチの中でモーレツに食べたくなったメニューを注文しました。

さばの竜田揚げ 850円

美味しい小鉢は3点。
ご飯は白飯か混ぜご飯か選べます。
この日の青じそご飯をチョイスしました。

揚げたての竜田揚げにご飯が進みます。
人気店である理由はよく分かります。
すべてが美味しい。
この手作り感が素晴らしいのです。

そして、気になったのが、ハンバーグホイル包み。
左隣の女性が注文しました。
右隣の男性は食べ終わっています。

そして、入れ替わるように入ってきた常連さんが声を掛けます。
「ハンバーグホイル包みある?」
「ごめ~ん、さっきで終わっちゃった。」
「あ~、残念・・・」

その時刻、11時50分。
12時前の段階で売り切れになっています。

どんなハンバーグか気になります。
さりげなく隣の女性を見ても、肝心のハンバーグはアルミホイルに囲われわかりません。
「そんなに凄いのか・・・」
妄想だけが膨らみます。

ここは諦めが肝心。
次回に拝めることを祈り、お店を出ました。
ちょっと小さな「完売しました」プレートがさらに気持ちを揺らがせます。

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その163

愛知県も緊急事態宣言発令の要請をしました。
時間短縮の延長は避けられず伏見界隈の飲食店も少なからず影響は受けるでしょう。
人気食べ物ブロガーとして夜にお邪魔できないのは寂しい限りですが、
その分、お昼に貢献したいと気持ちは強まるばかりです。

それは食事だけではありません。
たまには一人で考え事をする場所も必要となります。
そんな時に気軽に入れるカフェの存在はありがたいもの。
会社から南西に向かい徒歩2分の場所にある「カフェ ダフネ 」さんに行ってきました。

モンブランホテルの1階にあり、2階は以前紹介した「割烹かみのほ」さん。
このあたりは食べるのにほんと困りません。
早く元通りになってもらいたいですね。

一人で考え事をするにも腹は減ります。
ついでにランチも頂いてしまいます。

こちらのランチはパスタ、オムライス、キーマカレー、ビーフカレーと分かりやすいラインナップ。
値段も全て900円でサラダと飲み物がセット。
オムライス以外は大盛無料とよく考えるとお値打ちです。

はいこちら、あんかけパスタ。

日替わりで具材が変わり、この日はロングソーセージ。
あんかけスパにはなぜかソーセージがマッチします。
どんなあんかけスパのお店にも必ずあります。

そして、こちらはオムライス。

ソースはケチャップソースかあんかけか選ぶことができます。
名古屋人は迷うことなくあんかけソースを選ぶでしょう。

あえて大盛にはせず、腹八分目に留めておきます。
新年ですから尚更です。
どれも平均以上のクオリティ。
美味しく頂きました。

そして、仕上げはコーヒー。

ここはコーヒー豆焙煎加工製造のダフネコーヒーさんの直営店。
名古屋ではコメダ珈琲さんが有名ですが、こちらも名古屋を代表するコーヒー屋さん。

今から30年ほど前、名大社でダフネコーヒーさんのCMも作りました。
懐かしい思い出です。
深夜の番組で流れてましたね。

個人的にはコーヒーはダフネコーヒーさんの方が好みですね・・・。
ごちそうさまでした。
頭もスッキリし、午後からの仕事も集中できそうです。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その162

2021年、最初の水曜日。
今年も欠かさず食べ物ブログを提供していきます。
これが全国30万の読者を抱える人気食べ物ブロガーの使命。

この1年もどうぞよろしくお願いします。

この年末年始にかけて、世の中が更にざわついてきました。
東京都の飲食店には午後8時までの営業要請が出されるとのこと。
一向に感染拡大が収まらない現状にやむを得ない面はありますが、
飲食店さんも事業を継続しなければなりません。

それは東京であろうと名古屋であろうと同じこと。
厳しい環境ながら少しでも元気になってもらいたいもの。
できることは限られていますが、お役に立てるよう精一杯の活動をしていきます。

ご安心ください。
人気食べ物ブロガーは基本的に一人での行動。
会話はあくまでも独り言。
誰もいないところでブツブツ呟いているだけです。

今回は年明け一発目。
景気よくスタートさせるべきでしょう。
しかし、一人で食事をするのにコース料理は時間を持て余します。
また、お店のスタッフから寂しい人と思われそうです。
それは本望ではありません。

となれば、一人に相応しい食事。
かつ、正月らしい食事。

伏見駅から御園座方面に向かった場所にある「とんかつ&バル かつまさ」さんに行ってきました。


ドーンと厚切りのとんかつを食したいところですが、
まあまあここはノーマルで攻めましょう。
でも、そこは名古屋らしく攻めましょう。

みそかつランチ 1000円

濃厚なみそダレがとんかつを覆います。
これぞ名古屋を代表する赤みそ。
この少し甘めの濃さがやみつきになるのです。

アップにしても黒いソースにしか見えないかもしれません。
しかし、これが名古屋人が喜ぶ味。
たまらなくご飯が進みます。

そうはいっても3切れほど食べた時に味の変化を求めます。
そんな時の強い味方がこちら。

大きめのサイズのからし。
これがとてもありがたいのです。
まずはお皿にからしを絞り出し、そこから箸で思い切りすくい、かつに力強く塗りたくります。
かつが黄色に染まるくらい力強く。

みその甘さとからしの辛さが絶妙はハーモニーを生み出します。
これぞ正統派の食べ方だと大きな声で主張したくなります。
ただ、それは禁物。
気持ちを抑えつつ静かに頂きます。

ご飯のお替りをしたかったですが、キャベツだけに留めておきました。
こんな食事ができるのも営業しているお店があるからこそ。

ごちそうさまでした。
今年もコロナに負けず美味しい食事をしていきましょう。