これからも前向きに 名大社会長ブログ

カテゴリ「会社を想う 仕事を思う」の記事一覧:

仕事納め2014

名大社の本年の業務は本日で終了。
明日から1月4日までの9日間、年末年始休暇に入る。
この休暇を使って優雅に旅行にでも出掛けたい気分だが、
賛同してくれる者は誰もおらず、静かに過ごすことになりそうだ(苦笑)。

昨日は営業向けに夕方まで研修を行った。

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5時間ほどみっちり今後の展開に向け、ワークを中心としたスキルアップを行う。
来年、更に羽ばたいてくれることを期待したい。

夕方からは社員総会。この一年の振り返りを行う。
今年の標語は
「変化を求める、変化を受け入れる。そして、変化を愉しむ。」

会社全体としてどんな取り組みを行ってきたのかを検証した。
いくつか新しい試みも行ってきた。常にチャレンジ。
成果が上がるものもあれば、そうではないものもあり、全てが評価できるわけではない。
変化に乏しい取り組みがあるのも事実。

しかし、そこも含め、この一年、どこまで前を向き仕事をしてきたかを
一年の締めくくりとして振り返らなければならない。
賞賛すべき点と苦言を呈すべき点の両面を再度見つめ直す。
この年末にかけて個々人で更に落とし込んでもらいたい。

それでも、トータルで見れば満足できる一年といえるだろう。
一人も欠けることなく、全員が互いに切磋琢磨し同じ方向を向き仕事をする。
それが実現できただけでも有意義な一年だった。
優秀社員表彰はもう少し若手にも対象になって欲しいのが本音だけど・・・。

今日はいくつかの来客があるののの、あとは年賀状を書き、夕方から全員で掃除をするくらい。
現場はギリギリまで追いまくられるから全然落ち着かないと思うが・・・。
ガンバってね(笑)。

個人的な振り返りはこの年末でじっくりと行いたいと思う。
個人は反省すべき点がありすぎだな(苦笑)。

ちょっとだけ早いけど、今年一年お疲れ様でした。

自分の中の5周年

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12月21日。
この日は僕にとって忘れることのできない日。
2009年12月21日に僕は名大社の社長に就任した。
対外的には翌年5月だが、実務と社業に関わる全責任をこの日から負うことになった。
あれから5年。あっという間に時間が流れていった。

その日の日記にはこんなことを書いていた。

本日より名大社の社長になった。昨日付で小野社長が辞任したのに伴い、自分が昇格したわけだ。
しかし、実感は全く沸かない。不安でいっぱいであるが、精神的に参っているわけではない。
いずれ他社や他者がとやかく言うであろう。その経験不足を指摘する者もいるだろう。
いずれにしろ、すでに道は開いてしまったのだ。走るしかないだろう。

当時を振り返ってみると当たり前の話だが、とても夢や希望を語る状況ではなかった。
自分の中に明確なビジョンもなかった。
そこまでの経緯については半年ほど前のブログに書いているので、
気になる方があれば読んでいただければと思うが、とにかく前に進むしかなかった。

あれからもう5年。
このボンクラでも何とかなるものである。
いや、それは正しい表現ではない。
その当時から一緒にやってきた仲間が会社を支えてくれたのだ。
ありがたいことに僕が引き継いだ時からその時のメンバーは誰も辞めていない。
正式に言えば、嘱託や委託社員の方は任期も含め抜けられたが、正社員については誰一人欠けていない。
このことが原動力であり、今の会社を維持する上でとてつもなく大きい。

もし、何名かでも抜けているようであれば、今期までの業績を残すことは難しかっただろう。
一人ひとりの力が会社を支えてくれているのだ。

多分、今日の日のことは、誰も気づかないと思う。
遠い過去のことと記憶されていると思う。
しかし、たった5年しか経っていない。
だが、もう5年にもなるのだ。
今日は僕にとって5周年。

5年前の僕は今日の僕を見て、ガッカリしているだろう。
何も成長していないのか・・・。
こんなに愚かなのか・・・。

それでも何とか元気にやっている。それでいいじゃないか。
と自分を慰めるとしよう。
あと5年したら、もう少しマシになっているよ。

多分・・・。

ボーナス

今日は会社の賞与支給日。

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「どうだ!棒とナスでボーナスだ!ガハハッ!」
なんてひんしゅくを買うようなことはしない。
きちっとしたカタチで支給する。当然のことだ(笑)。

今から12~13年ほど前まで賞与は現金支給だった。
支給日当日までいくらもらえるかは分からなかったので、上司から頂いた時は、
まずその厚さを確認し妄想した。
その日に限っては飲みに行くことはなく、まっすぐ家に帰った。
優秀な営業マン時代は鞄を両手で大事そうに抱え、キョロキョロしながら家路に急いだ。

どういう点が査定され評価されているのかは全く分からなかった。
どこまで根拠があるか知る由もなかった。
まあ、それも懐かしい時代。
振り返ってみるとそんな昔でもないんだな・・・。

僕が代表を務めるようになって、査定や評価のポイントを明確にした。
一人ひとり個人面談を行い、その内容を伝え金額を提示した。
当日の楽しみや驚きはなくなったかもしれないが、それも僕にとって大事な仕事。
僕のお金ではないが、立場として僕から渡さなければならない。

原資の考え方や評価のポイントをここで明かすわけにはいかないが(苦笑)、
自分としては健全に公平に行っている。

メンバーと面談し、満足気に席を立つ瞬間が僕にとっては一番の喜びかもしれない。
全員の力で作り上げた原資なので、自分のお金ではない。
もちろん勘違いはしないが、そんな場を提供できることが何よりもシアワセだ。
羨ましいなあ~と思うことも多々あるが(笑)、みんなの笑顔を見れるのはうれしいこと。
いろんな計算をしているんだろうな。

今年の仕事はあと2週間。
やらなければならないことは山のようにあるが、僕の重要な仕事は終えてしまったような気もする。
小さい人間だ・・・。

いい一年を締めくくる、素晴らしい年を迎える。そのための時間が今。
今日は特別に感謝をする日。
今年もあと少し。全員で盛り上げていきましょう。

講師ヤマダは大丈夫なのか・・・。

ありがたい話だが、ちょくちょく講演の依頼を頂く。
今週も某国立大学で業界セミナーの講演とパネルディスカッションのファシリテーター、
愛知県経営者協会でテーマ別研究会「優秀な人材確保」の講演と
グループワークのファシリテーターを務めさせてもらった。

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来月もいくつかの大学で臨時講師と就職ガイダンスでの講師を行う。
全て分野は異なるがこのような機会は貴重だ。自分の勉強にもなる。

人前で話をすることは決して嫌いではない。
数をこなすうちに緊張もしなくなった。
それでも講演で重要なのは事前準備。
同じテーマであればぶっつけ本番で問題ないが、初めて話をする内容だと時間配分も含め、
あれこれ考えなければならない。そこには相当時間をかける。

今回の場合、得意分野ではない領域だったりもするが、
せっかくお声掛けを頂いたこともあり、綿密に調査もする。
そんな事だけ聞くと素晴らしい講師じゃないかと思うかもしれないが、実際は大したことはない(笑)。

途中、かなり脱線する。
話をしている最中はパワポの画面は別として、他の資料は見ないので、
肝心なところを平気で飛ばし、後で戻ったりする。
前半に余計なことを喋ってしまうので、後半がかなり巻きの状態となる。
終了時間をオーバーすることはないが、最後は高速道路を猛スピードで走るようだ(苦笑)。

本業ではないので・・・と言い訳できないわけでもないが、それを言ってはおしまい。
一流、いや二流の講師としても程遠い。
それでも毎年、声を掛けて頂いたり、リップサービスだろうが「また、よろしくお願いします!」と言われるのは素直に嬉しい。

どうすればもっと上手に喋れるだろうかとよく考える。
多くの講演に出掛ける目的は、講演の中味もあるが、講師の話振りや演出を学ぶ点もある。
パクれる部分はパクッたりもする(笑)。上達しようとする意志はあるのだ。
しかし、悲しいかな大概は忘れてしまう。
そもそも能力がないということですね(汗)。

だが、どうすれば上手く喋れるか・・・。
いつも辿り着く結論はひとつ。お酒を飲んで、喋ること。
そうすれば、いつもの倍、いや5倍くらいは面白く話ができるのではないか。
と、とてつもなくどうしようもないことを真剣に考えたりもする。

講師ヤマダは大丈夫か・・・。
来月も頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
大丈夫、お酒は飲みません・・・。

伝承される花王Way

先日のFBAAの総会では元花王株式会社取締役の中川俊一氏の講演。
テーマは「創業者の経営理念の伝承と熟成及びWayマネジメントのあり方~花王の事例から~」

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誰もが知る花王の120年継承される理念について興味深く話された。
花王の前身となる「長瀬商店」の創業は1887年。
なんと岐阜県出身者である長瀬富郎氏が高級化粧石けんの製造からスタートさせた。

すでにその時に現在の花王Wayの原点となる理念は形作られていた。
「天祐は常に道を正して待つべし」
その後、時代の変遷と共に具体化されたり、表現が変わったりと進化はしているが、
基本理念は変わらない。

今やファミリービジネスとはいえない存在のグローバル企業花王だが、
その創業の理念は脈々と続いている事となる。
120年を超える歴史の中で全てが順調であったわけではない。戦後、経営危機を迎えた時期もある。
創業者の理念を大切にしながらも、所有と経営を分離させ、同族経営から脱皮させている。
分離した経営状況でも創業家をリスペクトする文化は残り、その時々に社史を編纂している。

今回紹介された分だけ見ても、7回の社史を作られているという。

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これだけでも感動しまうのだが、直近に作成された花王120年史がお金の投入の仕方といいまた壮大だ。
それだけ歴史を大切にしている企業といえる。
それをどの時代の経営者も軽んじることなく敬う姿は、日本企業の理想ではないだろうか。

壁に何となく掲げてある経営理念とは大きく異なり、
全従業員にも浸透させる取り組みも話を伺うだけで企業の重さを感じてしまう。
会社が国内に留まらず海外にも展開する中でその理念を伝えるのは難易度が高い。

訳せる言葉は英語化し、訳しにくい言葉は日本語そのままで浸透させるのも素晴らしいこと。
年間数億円を投じ維持している花王ミュージアム・資料館の存在も驚くばかり。

今回の話を伺って、改めて自社でも社史を作るべきと認識した。
花王の例でいえば、一度、作っておしまいというわけではなく、
その都度その都度、作成することでより歴史を学び全社に浸透させていく。

名大社でいえば創業50年が節目となるだろう。
あと5年後じゃないか・・・。
絵空事ではなく、具体的に進める算段をしなければならない。
僕の仕事も増えそうだ(笑)。

ブログでは伝わらない面も多いかとは思うが、今回も勉強になりました。
ありがとうございました。

慌ただしくもシアワセな1週間

今週は何かと慌ただしい。
昨日の祝日は快晴。久屋大通公園で開催されているワールドフード・ふれ愛フェスタに参加。
(顔を出しただけど・・・苦笑)
昼前からケバブを食べながら、ベルギービールを飲んでしまった。
メインステージのイベントも盛り上がっていた。
休日の栄も久しぶり。

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仕事は今日からスタート。今日は重要なのは早朝幹部会議くらい。
あとは数件の来客があるぐらいで、それほど忙しいわけではない。
明日からが結構目まぐるしい。

明日の水曜日は愛知県経営者協会から依頼を受けた講演がある。
「H28卒に向け、押えておきたい採用現場の動向」というテーマで
地元企業の人事担当者向けに話をしなければならない。
採用コンサル会社のパフさんとの共同だが、僕の持ち時間は90分。

昨年に引き続きオファーを頂いた。
有難いことに80社程の企業の方に参加いただく。
15卒新卒環境の総括、16年卒採用に向けた備え、中小企業の採用戦略と話すべきことは多い。

何を中心に話すべきかと悩みながら資料を作っていたら、パワポだけで99枚になってしまった。
全くをもって愚かだ。
中味は大したことないが、一つ一つ話していたら、
10時間ぐらいかかってしまうので(苦笑)、適当に抜粋して話すしかないだろう。

講演終了後は東京へ移動。
なぜか大村愛知県知事の勉強会に参加するのだ。どんな勉強をするのかはよく知らない(汗)。
その日から金曜まで東京で過ごすことになる。

木曜日は午前中に営業の代わりにクライアントに訪問。
午後は日経トップリーダーのセミナーに参加。
「これからの中小企業の”人づくり”」として、イエローハット創業者の鍵山氏や
堀場製作所最高顧問の堀場氏の話を伺う。
実績のある経営者から少しでも学びを得たい。

夜は愚か者が集まる伝説のお店に集合し飲み会。
ここについては割愛(笑)。

金曜日の朝はきっと二日酔いだろう。そんなことはないかな・・・。
この日はFBAAファミリービジネスアドバイザーの資格認定証授与式がある。
授与式だけでなく、総会、講演会、懇親会と日本ファミリービジネスアドバイザー協会の
プログラムがてんこ盛りなのだが、こちらに参加させて頂く。
この会でようやくひとつの区切りとなりそうだ。
多分、最終の新幹線で帰省することになるな。大丈夫か?

あとは週末の日曜日にいびがわマラソンを迎えるのみ。
そんなこんなで慌ただしい1週間となりそうだ。
それでも新しい出会いや刺激もあり、充実した毎日が送れそう。これは実にシアワセなこと。

そうゆうわけで会社にはほとんどいませんが、会社のみなさん、どうぞよろしく!
かなり寒くなってきましたが、まずは今日、気持ちよく過ごしてしていきましょう~。

リーダーとしてどう向き合っていくのか

先週末、比較的時間があったので、ビジネス誌を集中的に読んだ。

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この2誌の特集に共通点が特にあるわけでもないが、
僕自身は会社と自分の事をオーバーラップさせながら読んでいた。

自分自身のリーダーシップの在り方について、よく考えることがある。
今のやり方が間違っていないかと考えるのだ。
以前の会社は完全なトップダウン経営だった。

僕の代に代わり徐々にボトムアップ型に移行し、今や完全なボトムアップ。
方向性やビジョンは示すものの、ほとんど現場任せといっていい。
時々、自分は仕事をしていないんじゃないかとジレンマに陥ることもある。

しかし、主体的な組織を作り、任された側が責任感を持って仕事に臨んだ方が
ヤリガイも生まれるだろうし、達成感も味わえるだろう。
うちのようなちっぽけな組織でもそのことは言えるし、
それで会社が上手く機能すれば何もいうことはない。
でも、それが正しいリーダーシップなのかと考えることも多い。

最近では若手と飲みに行っても、愚痴の聞き役に回り、
「デスクの言うことをよく聞いてやれば大丈夫~。心配するな。」と励ます程度。
熱いリーダー像から遠ざかっていて、サボっているような気がしないわけでもない(苦笑)。

だが、都合のいい解釈をすれば今回の「日経トップリーダー」の特集はそれを肯定するものだ。

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いかに社内に分身をつくるかで、今後の会社の成長は変わってくる。
リーダーシップを共有することが、新しいリーダーを育てる。
特に平常時においては積極的にそうすべきだ。

グロービスの堀代表が言われるように「何もしないリーダー」が理想なのかもしれない。
いざという時に責任を持って判断を下していけばいい。
僕がリーダーとしての資質があるかどうかは今でも疑問だが(笑)、
周りのメンバーを信じて仕事を任せることが大きな使命でもある。

一人ひとりが高い意識で全員社長経営となれば、強い組織は維持されるのだ。
更迭や急死がない限り(ないことを願いたい・・・笑)、当面、僕が会社を任されていくだろうが、
この繰り返しが次の経営者を養成していくことに繋がるのだろう。

それは「東洋経済」の特集を読んでも感じた事だった。

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本特集は同族企業の存続について書かれたもので、
僕はファミリービジネスアドバイザーとして勉強のつもりで読んだのだが、
どのようにして会社を引き継いでいくかも考えさせられた。

僕の最大の役割としては会社を潰さず、健全な状態でバトンタッチをすること。
そのためには会社の資産価値も企業価値も万全ににておかねばならない。
生え抜きの社員がトップを任せて欲しいという環境を作ることが重要な仕事。

そのために努力をし成長させるわけだが、それがプラスばかりとは言い切れない。
会社の価値が上がり過ぎれば、引き継ぐ者が株式を含め負担が大きくなり個人の領域を超えてしまう。
オーナーと経営は別々という考え方もあるだろうが、
中小企業の場合は一体型の方が上手くいくであろう。
まだまだ先の問題ではあるが、僕自身も事業継承は常に睨んでおかねばならない。
(火だるま状態でのバトンタッチはしないつもりです・・・。)

と、この2誌を読みながら、しんみりと考えてしまった。

では、その他に社長の仕事は何なのか?
その答えも無限にあると思うのだが、自分を正当化させるために言えば、
今週は今日から金曜まで毎日、夜の予定が入っている。
う~む、多忙。それが社長の仕事?

結局、自分の行動を正当化させたいだけなのか・・・。
その答えは出せないままです。
すみません(苦笑)。

もう半期が終わってしまうのか・・・。

昨日は半期に一度の幹部研修会。
本来であれば休日だが、役職者が全員出社して、上期の振り返りと下期の展望について語り合う。

あと数日、残ってはいるが、もうこれで半期が終了するわけだ。
早い。
つい先日、新入社員を迎えたばかりと思っていたが、もう半年経過したわけだ。早い。

僕は一体何をやっていたのだろう?
半分くらいは飲んでいたんじゃないかという話もあるが(笑)、
こうして無事終了できるのは何より。
おかげさまで当初描いた通り、売上も利益も確保することができた。
改めて全員の力に感謝せねばならない。

といいつつも、昨日の研修会はシャンシャンと陽気に進めるものではない。
できるだけチームや個人の抱える課題を浮き彫りにし、その改善策を迫っていく。
そこはお互いに気を遣うことなく、本音で話さなければならない。
体裁を整えるとか、ご機嫌を取るような議論をしていては決していい会社にはならない。
ぶつけ合わなければならないのだ。

怒鳴ってしまったことに対しては少々反省もするが(苦笑)、そんなことも時には大切。
それがお互い向き合って仕事をすることだ。
そんな意味では、いい時間を共有できたのではないだろうか。
結局、時間が足りず議論したい内容は持ち越しになってしまったけど・・・。
次回は朝からみっちりやるしかないかな(笑)。

研修会終了後は気分を一新し懇親会。
今回は国際センタービルにある東天紅で飲みながら語り合う。

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名古屋駅の夜景を眺めながら(写真は美しくないが)、優雅な時間を過ごす。
若手のメンバーには申し訳ないが、役職者でちょっと贅沢をさせてもらった。

この場では怒鳴ったりはせず(笑)、楽しい時間を共有。
2年に一度行う社員旅行をどこにしようかなど、随分先のどうでもいいような話題で盛り上がる。
また沖縄がいいとか、北海道とか、いやグアムだとか・・・。

その繰り返しで一体感は更に強くなっていくのだろう。
この半期、一人のメンバーも欠けることなく、仕事を遂行することができた。
フ~と息を抜く時間はほんの僅か。来週からは下期がスタートする。

昨日はお疲れさまでした。
また、全員の力で下期も会社を盛り上げていきましょう~。

久米日産元社長を静かに偲ぶ

昨日の新聞各社は元日産自動車社長 久米豊氏の死去を報じていた。
「シーマ現象」であるとか「日産の光と影」であるかと
様々な表現で社長時代のことが書かれていた。
いわゆるバブル時代で、僕も駆け出しの社会人として走り回っていた頃である。

当たり前の話だが、僕と久米元社長は面識はない。
(語るまでもないですね・・・)

ただ、その頃の仕事を通して、僕は僕なりに久米元社長に印象を持っていたのだ。
バブル時代は超売り手市場。
今年の売り手とは比べ物にならないくらいに、企業側の採用活動は積極的だった。

僕は持ち前のロジカルで情熱的なプレゼン能力で(ウソです)、
いや、たまたま運がよく日産販売社グループ全体の採用活動のお手伝いをさせてもらっていた。

何故か入社1年目から飛び込みに近いカタチで仕事を頂き、7~8年間、
グループ全体の採用活動に携わせて頂いた。ステージアも買ったけどね(笑)。

最初の頃は「熱血業界宣言」だった。
柳葉敏郎さんが日産のディーラーの営業マンで活躍する話だったと思う。
それをリクルーティングに繋げ、PRしていた。

その後は、オリックス時代のイチロー選手を使い、
学生向けにグループ全体の広報を行った。

僕は東海地区全体や岐阜県のグループのための
合同説明会やちょっとしたイベントを仕掛け、学生動員を図っていた。
今はなき日産ギャラリーでイベントを打ったこともあった。
トヨタ傘下にあるエリアなので苦戦もしたが、面白い仕事だった。

その当時は日産本体が販売会社を支援するスタイルもあり、
本社の担当の方とご一緒させていただいた。

一度だけ本社の人事担当役員(違ったかな?)の方と挨拶をさせて頂いた。
まだ2年目のハナタレだったこともあり、
その醸し出されるオーラにガチガチに緊張していた覚えがある。

今回の久米氏の死去の報道を拝見し、失礼ながら懐かしくその当時の頃を思い出した。
確かBe-1なんていうポップなクルマもあったな・・・。

そんな日産販売会社グループとの仕事は僕のキャリアを形成する上でも、
いい経験であった。
そんなひとつひとつが今の自分を形作っているんだよな。ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。

転職フェアも、インターンシップも、無事終了!

昨日、一昨日は転職フェア。
おかげさまで多くの方に来場頂き、満足のいくイベントを行うことができた。
新しい試みもプラスに働いた。懸命に取り組んできたメンバーは報われたことだろう。

僕は初日は4時間程度しか会場におらず、昨日は一日中、会場内にいたも関わらず、
ほとんど何もしなかった。
そんなことを言えば、いつもは何かやっているように思われるかもしれないが、
ヘラヘラしているだけで全然変わらないのだけれど(笑)。

そして、2週間行ったインターンシップも終了。
4名の学生くんも昨日が最後の就業体験になった。最終日は律儀にお菓子を持参してくれた。

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イベント会場にいるスタッフだけでなく、社内のメンバーにも用意してくれたのだ。
なんという嬉しい気遣い。最近の若者は言われたことしかできないというのはウソだね。

休憩時間に4名の学生のこの2週間の事を聞いてみた。
前回のブログの事があるので、僕には慎重に言葉を選んでいるようには思えるが(笑)、
この期間で感じたことを素直に話してくれた。

共通するのが、この2週間があっという間で、とても有意義であったということ。
緊張の連続だったが、充実した毎日を過ごしたようだ。

インターンシップに来る前と終了する時には職業意識も変わった。
以前は業界や職種に偏った見方があったが、営業同行したり、
その営業先で多くの人事担当に触れ合うことでその価値観は変わってきたようだ。
真面目な話をされる時もあれば、からかわれる時もあったりと状況は様々だが、
それも本人たちにとってはいい機会。

異口同音に言っていたのは、有名企業が会社選びの重要なポイントと考えていたことの誤り。
いろんな会社(それも自分の知らない会社)と直接接して、
知らない会社でも魅力ある会社は沢山あるということ。

僕らには当たり前に思えることも学生にしてみれば新鮮で、
それがリアルに感じれたことの影響は大きい。
世間の評価が高いから自分にとってのいい会社ではなく、
自分の目で確かめた会社が自分に合う会社であることを認識したようだ。

たった2週間で吸収することは限られているとは思うが、
そんなことを感じ自分自身の中に落とし込めたのは彼らの成長だろう。
多くの気づきを与えられたのなら、こちら側としては満足。

うちの若手連中ともかなり仲良くなったようだし(それはいいことか・・・笑)。
少しでもこれからの学生生活、また今後迎える就職活動に役立ててほしい。

最後に担当の名大社女子と共に記念撮影。いい笑顔。

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僕も一緒に撮ったのだが、あまりにもお疲れモードが出ていたので、掲載拒否に・・・(笑)。

これからも懸命にもがきたまえ(笑)。
困ったらいつでも遊びに来なさい。