これからも前向きに 名大社会長ブログ

居酒屋を極めたのか・・・。

1ヶ月ほど前のブログで居酒屋「大甚」のことに触れた。
居酒屋の頂点であると・・・。これ行かねばならない。

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それが理由ではないが、僕のキャリアカウンセラー仲間で大甚ツアーが何度か組まれていた。

昨晩は僕も参加させてもらった。
数年ぶりの大甚。

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月曜の夜というのに、まだ6時半だというのにお店は満席。
相変わらずの繁盛店である。

置かれている小皿を適当に持ってきてもらい乾杯。
ビールで体を慣らした後は、熱燗を飲まなければならない。

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「賀茂鶴」は美味い。何でも美味いのだが、すいすいとお酒は進んでいく。
若い女性よりもこんな麗しい女性とご一緒するのが似合う(笑)。

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早く頼まなければ品切れ間違いない鍋もお願いする。

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一人前なので小皿なんて面倒なものは置いていない。
時にお兄ちゃんが「いかがですか?」と煮魚も運んでくれたりする。

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ますます日本酒が進むではないか・・・。いいなあ、この感じ。

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トイレだって昭和の香りだ。

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会話も弾み、いい時間を過ごしていると「そろそろよろしいですか?」と声を掛けられる。
9時にはお店は閉店するのだ。僕は大盤振る舞いをして4000円を支払う(笑)。

名古屋を代表する居酒屋を楽しませてもらった。
居酒屋を極めたかといえば、一人飲みではないので言い切れないとは思う。
それでもいい。

月曜からこのような時間を過ごせるのはシアワセなこと。
今日の静岡での飲みも頑張れそうな気がする。

ごちそうさまでした。
写真でごまかし、ちょっと手抜きかな・・・。

沈みゆく大国 アメリカ

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時々、疑問に思うことがある。
アメリカの法人のトップの報酬が30億とか20億とか想像をはるかに超えた金額であったりする。
細々と報酬を頂く側のやっかみがあるのかもしれないが、とても正しい金額だとは思えない。
プロ野球選手のような人気商売で瞬間的な稼ぎであれば理解できないこともないが、
一企業の一社長がとてつもない報酬を得ることには疑問を感じたりする。

いくら全責任を背負うと言ってももらいすぎじゃないだろうか。
きっといざとなったら責任は取らないだろうし(そんなことはないのかな・・・苦笑)。
報酬は企業が得た利益に基づいて算出もされるだろうから、
その会社は一体どれだけの儲けを出しているのだろうか。

資本主義の世界である以上、それを否定するつもりはない。
自分たちが弱ければ淘汰される。それがおかしいとは思わない。
全ては自己責任だと認識はしている。
しかしだ。
ちょっと異常と思えてしまうのは、僕に貪欲さが足りず、
勝負の世界を生き抜いていないからなのか・・・。

本書を読んで、資本主義のひずみを感じるとともに強欲を善とする社会を一層見せつけられた。
全てのことはシンプルであるのがいい。
しかし、より複雑にすることでそこにお金が生まれてくる。
頭のいい人はそこを巧みに操る。
本書に書かれている保険会社や製薬会社はまさにそれだ。

複雑な構造を作り上げることで利益を奪っていく。
金融業界も同様なのかもしれない。
かつて医者は憧れの職業であったが、今や自殺が一番多い職業のようだ。
冷静に考えれば誰にでも異常と思えるのだろう。

そんな世界を見ていると僕はつくづく日本人でいいと思う。
トップが高い報酬を得ることが理想だけれども、
日本人の社長は報酬が少ないと言われる程度がいいのかもしれない。
僕にはそれが本当に正しいかどうかは判断できないがそんなふうに思う。

しかし、そんな幼稚な思考ではこれからの世界は生きられないのかもしれない。
バブル崩壊後のハゲタカではないが、徐々に獲物を狙って襲ってくる輩が現れるだろう。
何が正義かを自分の中で常に問い、生きなければならない。
対岸の火事とは思わないようにしながら・・・。

映画「深夜食堂」

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フォーストシーンを観て、これは昭和の時代を描いてるのかと思ってしまった。
新宿あたりの街並みに「ドン・キホーテ」の店舗が映ったので、
今の時代かと認識したが、映像のテイストは昭和の香りが残っていた。と思う。

僕は原作もドラマ化されたことも知らない。
ファンであれば小林薫演ずるマスターの顔の傷の理由が何なのかを知っているのかもしれないが、
僕は何も分からない。
ジワーッとした人間味溢れる表情の中に過去に背負うものを感じるが定かではない。

映画の大半は「めしや」の暖簾を出す深夜食堂で繰り広げられる。
「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」が四季と共にテーマとなり
それぞれのドラマが構成されているが微妙に絡み合っている。
その微妙さがたまらなくいい。

監督は松岡錠司。松岡監督と言えば一宮出身の自主映画あがり。
僕が大学時代に8mmで映画を撮っていた頃のスターでもある。
学園祭の映画上映会では松岡監督の自主作品「三月」「田舎の法則」を上映した記憶がある。
ちょうどぴあフィルムフェスティバルが全盛期で、
ここからメジャーにのし上がろうとする映画野郎がたくさんいた。懐かしい~。

映画を観ながら松岡監督のデビュー作「バタアシ金魚」を思い出した。
その映画の主役は筒井道隆。ヒロインは高岡早紀。
「おいおい、そのまんま映画に出てるじゃないか!」とツッコミを入れたくなった。
当時高校生だった二人も、酔っ払い男と愛人になってしまった(笑)。

ツッコミついでにいえば、のほほ~んとした警官役のオダギリジョーは
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の主役。
なんだ、なんだ、身内ばかりじゃないか・・・。
大林宣彦監督の大林組ではないが、いずれ松岡組なんて呼ばれるのかもしれない。

あらら・・・。作品とは関係ないことばかり書いてしまった。
これでは読んでいる方に全く参考にならない。

僕はこの映画をあまり気分の良くない時に観た。
思うように進まないことにイライラしていたのだ。
しかし、この映画を観た後は、イライラしていた自分がバカバカしくなってきた。
そして、温かく優しい気持ちも芽生えてきた。
そう感じさせてくれるのがこの作品のいいところかもしれない。

上手くまとまったかな・・・(笑)

いよいよ明日開催!第8回エンジニアフェア

本日は先日のブログでも紹介した「みん就フォーラムwith名大社 <就活直前編>」
僕はイベント当日はほとんど役立たずなので見守ることしかできないが、
笑顔で一日を終えれることを期待したい。

そして、明日は「第8回エンジニアフェア」

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最近立ち上げたばかりのイベントと思っていたが、もう8回目になるんですね(笑)。
規模も少しずつ大きくなり、順調に推移している。
やはり継続は力なりだ。
こうやって自分たちが創り上げた企画が育っていくのは嬉しいもの。

同じ求職者向けのイベントでも今日は学生、明日は技術者と使う筋肉は異なる。
かたや元気よくという感じだし、かたやじっくりと落ち着いてという感じだ。
何ともチープな表現(苦笑)。

「同じ会場でブースもそのまま使えていいですね。」と言われそうだが、
現実はそんに甘くないし簡単ではない。
参加社数も違えば、ブースの作りも違う。
ここには口外できないノウハウがあるので詳しくは言えないが(本当に?)、
優しいことではないのは事実なのだ。
ご理解いただきたい。誰も求めてないか・・・(笑)

肝心のエンジニアフェアは会場ギリギリの60社の企業に参加頂く。
東海地区を代表する電動工具メーカーから自動車メーカー、
ショッピングサイト運営会社まで業種は幅広い。
また、技術系の職種も多数あることから経験者はもちろん、
これからスキルアップを目指す方まで対応は可能だ。
来場を予約された方には特典もあるようだが、
僕のブログを読んでいる技術者の方はほとんどいないと思うので、その案内は意味がないかも(笑)。

明日はバレンタインデー。
大切な予定もあるかもしれないが、
それはイベント参加後に回し、有効的な時間活用をしてもらいたい。
大きなお世話ですね。スイマセン・・・。

明日の詳しい案内はこちら
<日時>2015年2月14日(土)
     11:00~17:00(企業との面談は12:00~)
<会場>ウインクあいち 8階展示場
    名古屋駅徒歩すぐ

今日も明日も天気は大丈夫そうなので、GOODな日にしたいですね。

「ロマンへの道」 西川塾主を偲ぶ

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本日14時からウェスティンナゴヤキャッスルで
ユニー株式会社 特別顧問西川俊男氏の「お別れの会」が執り行われる。
西川氏は何度かブログにも書かせてもらっているが、
僕が学んでいる西川塾の塾主であり、最も尊敬する方。

奇しくも21年前の今日、同じホテルで僕は結婚式を挙げた。
そこに意味はないだろうが、自分自身としては意味深いものとして理解したい。

僕が西川塾に入塾したのは2年前。
この2014年度は一つの班の班長を務めさせてもらった。
そのおかげもあって西川塾主との接点が増え、直接、会話する機会が多くなった。
常に叱咤激励を受けていた。「山田君は優秀だ。」とありがたいお言葉も頂いた。
それを鵜呑みにするわけにはいかないが、少しばかり認めて頂いたような気がして嬉しくもあった。

最後にお会いしたのが昨年12月。
いつもと変わらないお元気な姿だった。
誰もが信じられないことだが、その半月後、逝去された。
享年91歳という年齢を考えれば不思議ではないのかもしれないが、
その事実を受け入れるには時間を要した。

先週末に改めて西川塾主から頂いたDVD「ロマンへの道」を拝見した。

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映像の中で語られるひとつひとつの言葉を噛みしめながら観ていた。
人として、経営者として、大切なことが集約されている。
西川塾主が好きな3つの言葉。
「出会いは人生の宝」
「今日からスタート」
「人生の三感王」
それぞれに深い意味がある。
再度、自分の中に焼き付けなければならない。

DVDの最後には塾主の命が続く限りやらなければならない「3つの責任」があると残されている。
1.伝える責任
2.育てる責任
3.共生の責任

ご自身が経験されてきたことや学んだことを伝え、次代の経営者を育てていく。
それが大きな責任ということ。
西川塾主からみれば、僕らはまだまだ半人前。
「明日の日本を作っていく経営者になれ」と仰られていた。遥か彼方遠い道のり。

しかし、塾主の責任を受け継がなければならないのが僕らの責任。
本日の「お別れの会」で僕らが果たすべき責任を報告せねばならない。
塾主を偲ぶのはまだ早いのかもしれないと思いながら・・・。

人事制度エキスパートからの学び

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先週水曜日はグロービス名古屋新春セミナーに参加。
カゴメ株式会社の執行役員有沢正人氏による講演
「グローバルで勝ち続けるための人事制度の構築」を拝聴した。

有沢氏はりそな銀行出身でHOYA、AIU保険を経て現在はカゴメの人事部門を任されている。
この経歴だけ読むと非常に堅そうな人物をイメージされるかもしれないが、そうではない。
ざっくばらんな方で趣味の話をさせればそれだけで講演が終わってしまいそうだ。
ちなみに趣味はドラマ鑑賞、アニメ鑑賞(他にもあるが・・・)。
ちょっと首を傾げてしまいそうになるが(笑)、
これにも人事ならではの理由があり、大いに納得した。

現在のカゴメの海外比率は10%程度。
それを将来的には30~40%にまで持っていきたいという。
そのためには海外の現地法人を含め人事制度の改革が必要。
グローバル人事制度を構築するために有沢氏が3年前カゴメに招かれたとのこと。
プロパー主体の企業がいきなり人事部門の責任者に登用されるのはトップの覚悟の表れ。
社長が自社の人事制度に危機感を持たれていたようだ。

今回のテーマはグローバル人事の話なので、ローカルに生きる自分たちにとっては無縁の世界。
しかし、知っているのと知らないでは大きく違う。
その制度を取り入れる必要はなくても、
今、先端の企業がどんな取り組みをしようとしているかは理解した方がいい。
そんな意味では今回の講演は大きな学び。

詳細は割愛するが(すいません)、有沢氏が描くトップの理想的な在り方もとても参考になった。
”人事は経営”という言葉も印象的であった。

うちのような小さな会社は社長も人事の責任者も同じ。
小さな組織が故に人事の重要性は僕自身が理解している。
但し、正しい人事制度を組んでいるかは別問題(苦笑)。
自分では正しいと思っていても、それが本当かどうかはわからない。
だからこそ、このようなテーマを聞く必要はあるのだろう。

組織がいくらグローバルになろうとも大切なのはシンプルな制度。
そして、人とのコミュニケーション。
徹底的に話し合うこと、もしくは飲んで語り合うことでお互い納得し合える。
共通の価値観が生まれるのだ。

素晴らしい制度を作ってもそこに魂を注入しないと機能しない。
それを有沢氏は自らの行動で証明されている。
机上だけでは進まないようだ。
そんな話を伺って少しだけ安心した。
僕ができることと言えば、飲んで語り合うことくらいだから・・・(笑)。

ありがとうございました。

初開催!みん就フォーラムwith名大社 <就活直前編>

今週は立て続けにイベントを行う。
13日(金)は楽天が運営する「みんなの就職活動日記」とのコラボイベント
みん就フォーラムwith名大社 <就活直前編>を開催。

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楽天さんと名大社が初めて手を組んでイベントを行うのだ。
2月に入りマスコミ報道でも16卒の就職戦線についてのニュースが多くなってきた。
当初はのんびり構えていた就活生もようやくエンジンがかかってきた。
ただ何から手を付けていいかわからない学生も多いと思う。
また、1~2年生は就職なんて遠い先の問題だけど、ちょっと不安と感じている学生も多いだろう。

そんな学生さんには、ぜひこのイベントを活用してもらいたい。
「企業で得られる“キャリア”とはどんなものか」
「どの業界でどんな仕事ができるか」
そんな事が参加企業の担当者の方からの直接的な話で理解できる。
業界や職種のイメージも沸くと思う。

そのため名大社としては珍しく全国区の企業の参加が多い(笑)。
地元を知るには全国との違いを理解しておくのも重要。
各業界を代表する企業の話をダイレクトに聞きながら、
少しでもイメージを膨らませてもらい、3月からのスタートに繋げて欲しい。

参加頂く企業はこんな感じ。

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東京メトロさんなんて名大社だけのイベントなら考えられないですね(笑)。
そんな機会もたまにはいいだろう。
当日はブースエリアと講演エリアに分けてイベントを実施。
講演エリアは事前予約が必要となる。イベントも予約をして参加頂くのがスムーズだ。

イベントの詳細はこちら
<日時>2015年2月13日(金)
     11:00~18:00(受付開始10:30~)
<会場>ウインクあいち 8階展示場
    名古屋駅徒歩すぐ
※入退場自由、服装自由

そして、このイベント翌日の土曜日はエンジニアフェアを開催。
その宣伝はまた改めて(笑)。

今週も名大社はバタバタ状態で仕事をさせてもらう。
まあ、祝日もあるからいいじゃないか。
そんなわけで今週も張り切って行きましょう。

ブログは社員教育になるのか・・・。

「名大社スタッフブログ」をスタートして早や5ヵ月。
ありがたいことにあちこちの方からお褒めのお言葉を頂いたりする。
当初は否定的だったメンバーもそれなりに前向きに捉え面白おかしく表現している。
このブログを通して僕自身が初めて知ることもあり、それも新鮮。

何よりも嬉しいのは少なからず一人ひとりの視野が広がっていること。
たかが知れてると言われてしまえばそれまでだが、どんなネタでどんなことを書こうか
とアイデアをひねり出す行為は普段の生活にもプラスになっているはず。
それだけでもこのブログが社員教育になっているのではと愚かな僕は感じてしまう。

それはそれでいい。
しかし、多少慣れてきたことも理由かもしれないが、最初の緊張感がなくなっているのも事実。
今週はルールが守られず掲載を取りやめた日があった。
若手のメンバーがルールを破ったため、僕が掲載を中止にした。

ブログ自体はしっかりと書かれていて面白い内容である。
ルールも些細と言ってしまえばそれまでで、わめき立てるような大きな問題ではない。

だが、大切なのは問題の大小ではなく、またルールの大小でもない。
約束を守ったか、守らなかったかが一番大切なことである。
たかがブログで業務には一切支障をきたすことはない。
だからそこ注意しなければならないし、理解してもらわないといけない。

小さなミスを受け流しておくのは難しくない。
一言注意するだけでいいかもしれない。
アポの時間が2~3分遅くなろうが、寛大な方は何も言わないだろう。

しかし、そこに甘えが生じてしまうと気づいた時には手遅れになると僕は考える。
大きな問題を起こした時に叱責していては、
本人にとっても会社にとっても取り返しのつかない場合も考えられる。
一番小さいところで認識しておくのが重要なのだ。

本人は「なぜあのくらいのことであんな叱られ方をしなきゃいけないんだ・・・」
と思うかもしれないが、そこが大切なのだと気づいて欲しい。
そのために準備という時間があることに気づいて欲しい。

これもいい機会。
となると、そんな機会を与えてくれたブログは社員教育のいい場なのかもしれない。
そんな事をふと思ったりしてみた。

「就活」の社会史ー大学は出たけれど・・・

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就職関連本は毎年当たり前のように発行されているが、
このような就職戦線の歴史を時系列にまとめた書籍は初めてではないだろうか。
職業柄、この類の書籍は読むようにしているが、
本書は自分自身の知識をつける意味においても価値があった。

すぐに忘れないようにしなければなりませんね。
えっ、ムリって?。頑張ります・・・(笑)。

僕の就職活動時期も含め、この「就活」に携わって27年。
当時はバブル絶頂期。僕は能力的にその恩恵を受けたわけでもないが(笑)、
友人の中には就職活動を通して、結構おいしい思いをした連中もいた。
映画「就職戦線異常なし」ほど過激ではないものの、それなりの厚遇を受けていた。

名大社に入社し、新卒採用の支援をするようになったため、
それ以降の就職戦線は手に取るように分かる。
バブル崩壊後の氷河期、ITバブル、そして崩壊。
愛知万博時期における東海地区の盛り上がり、今から思い出してもゾッとするリーマンショック。

その年々をリアルに生きていたので、主観的な見方で言えば著者よりも詳しく語れるかもしれない。
新卒採用の事業は僕が最も好きな仕事だった。
成績も抜群だった(笑)。
客観的な分析ができていないので、実際は簡単に語れないのは承知しているが・・・。

そんな点からすれば、バブル以前の就職戦線は読んでいて参考になり、新鮮に感じた面が多かった。
昨今の就職戦線を悲観的に捉えるニュースが多かったりするが、
本書を読む限り、就職戦線はどんな時代でも問題を抱え悲観的だ。
もちろん好景気で楽勝の時代もあるだろうが、それは瞬間的なことだったりする。
大卒が希少価値だった頃は、営業という仕事は新卒者が就くべき職種ではなかった。
今からでは考えられない。

採用の現場についても今からは考えられないことは多い。
昭和29年当時の日経連の調査では
「各会社が採用に当たり重点を置くのは、①人物②健康③思想、信念、学識、職見④性格、素質
⑤学業成績⑥身元、家庭⑦言語態度などが、大体の順位になっている」という。
今の時代であれば完全にアウトの項目も多い。
それが当たり前の時代。
単純に比較をするわけにはいかないが、今の時代の方がよほどいいのかもしれない。

どんな時代でも企業と学生では、企業が強く学生が弱い立場にある。
(ほんの一部はそうでもないが・・)
それは縁故、コネが強かった時代から変わることはない。
新卒一括採用の是非が問われることもあるが、現実の日本社会でなくなることは考えにくい。
新卒採用の事業を今後も継続するとすれば、時代に適した場を自分たちで作っていくしかない。
どんな環境となろうとも・・・。

この分野の歴史も知っておかねばならない。
勉強になった1冊だった。

食べ物のはなし 味噌煮込みうどん(2回目)

まだまだ寒い季節が続きます。お昼も熱い食べ物が食べたくなります。
そうです。味噌煮込みうどんです。
圧倒的に二日酔いの日に食べる比率が高いのですが、この日はそうではありませんでした。
健全なお昼を迎えていたのです。
モーレツに腹ペコでもありません。

ぶらっと立ち寄った丸の内2丁目にある「七五八庵」です。
二度目の登場になります。
行動範囲の狭さがそろそろバレてくる頃でしょうか(笑)。

味噌煮込みうどん+いなりずし ¥900→¥850

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単品でもよかったのですが、ランチはセットになっているので卑しさ丸出しでお願いしてしまいました。
それに7と5と8のつく日は50円引きになります。

味噌煮込みうどんには白いご飯が一番合うと豪語したい気分です。
いつも必ずそうしています。
しかし、この日は気分を変えていなりずしをお願いしました。
理由は分かりません。多分、腹ペコじゃなかったので、少しつまみたい気分だったのでしょう。

注文してから少し後悔しました。期間限定でこんな味噌煮込みもあるではないですか・・・。

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「おっと、これは気になるなあ~」と思わずつぶやいてしまいましたが、
値段をみて「うんうん、今日はこれでよし!もっと余裕のある時にしよ。」
と勝手に納得してしまいました。
これが一人メシの醍醐味ですね(笑)。

こちらにお邪魔するといつも悩みます。
一味がいいのか、七味がいいのかと。
間違ってもコショーはかけません(笑)。

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七味の方がいろんな味が楽しめるようでお得感があり、
そちらをついつい大量に振りかけてしまいますが、それは素人の行動なんでしょうか?
唐辛子の達人がいたらぜひ教えて頂きたいと思います。

このまま味噌シリーズが続くともう一回くらい味噌煮込みうどんを登場しそうな予感がします。
それは食べ物のはなし的にはいいのでしょうか・・・。

ごちそうさまでした。
次回も何とか味噌で頑張ります(笑)。